「せっかくだから入りましょうか?」
ガラス細工に見惚れたルフィをロビンが促しましたが
「いや、いいや」
ルフィは首を振って断りました。
それにしてもゾロはどこに行ったかなあ、と思います。
この島には海軍もいるみたいですが、ゾロなら大丈夫でしょう。
それよりゾロのことだからどっかに迷い込んでるかもしれません。
そっちのほうが心配です。
ルフィはロビンと一緒に町を歩いていましたが、
不意に辺りにざわっと不穏な気配が漂いました。
「ん?何だ何だ??」
「あら、困ったわね、船長さん」
ルフィはきょろきょろと辺りを見回し、ロビンはさっと顔を引き締めます。
「どうした?」
「見つかっちゃったみたい」
いつの間にか2人はぐるりと海軍の兵に取り囲まれていました。
「おまえは麦わらのルフィだな!・・・それにそっちは・・・ニコ・ロビン!?」
剣を構えた兵士たちがじわりじわりと2人との距離を縮めてきます。
「どうする、ルフィ?」
船長さん、とではなく名前を呼んで、ロビンがルフィを振り返りました。
「決まってんだろ」
その通り、方法は一つです。
「逃げるぞ、ロビン!!!」
言うが早いか、2人は海軍兵の間をくぐって猛ダッシュ。
「あっ、待てっ、麦わら!!!」
後ろからは海軍の団体さんが追いかけてきます。
やれやれ厄介なことになってしまいました。
残念ですが、ゾロを探すどころではありません。
今回は諦めましょう。それにしてもこの海軍兵・・・どうしましょうね。
BAD END
残念でした、ゾロには会えずにお終いです。
ちょっとルロビ寄りのストーリーでしたが、デート(?)は楽しめましたか?
でもそれより今は頑張って海軍から逃げ切ることを考えましょう。