まだ山には行ってません。
ゾロのことだからもしかしたら迷い込んでいる可能性も大有りです。
そう考えたルフィは、山を探してみることにしました。
山には一応人の通れる道があります。それに沿ってルフィは進んで行くことにしました。
「あれ・・・?」
少し登ったところで足を止めたのは、
道から外れた林の中に見慣れた黒い布を見つけたからです。
木の枝を除け、生い茂る下草を踏み分けてルフィはようやくその布にたどり着きました。
手にとって見れば、それはやはりゾロの黒い手ぬぐいでした。
状況から考えて、ここを通り抜けようとした時に木に引っかかってしまったのでしょう。
でも何故こんなに道から外れたところを歩いていたのかと言うことは
この際考えずにいたほうが良さそうです。
さあルフィ、次はどうする?
とりあえず町へ戻ってみるか