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2/6 220話「失った?奪われた?おまえはだれだ?」




あらゆる意味でドキドキさせてくれるアニメオリジナル編のスタートです。


みんな寝静まった静かな夜(ロビンだけは起きてます)。
タツノオトシゴの笛を持った謎の少年がメリー号に近づいてきます。その不穏な気配を感じたのでしょうか、 見張り番のゾロは立ち上がり辺りを見回します。
大剣豪を目指すゾロ、さすが気配に敏感です。
辺りを見回し…頭を掻いて…大欠伸……
…って寝るんかい、あんた!?(感心してた私の立場は一体…)


ロビンを除いてみんな見事に記憶を失くしてます。
ルフィに会う以前に戻ると聞いてたので、じゃあルフィはどの時点まで戻るんだろうと思ってたんですが、 海に出てすぐに巻き込まれた大渦巻のとこでした。
これまた中途半端な…。
とにかく今までの冒険全部ってことなんですね(コビーは忘れちゃったのか)。
でもシャンクスは覚えてるんだから、ヤソップのことも思い出してあげれば良いのに。


記憶を失くしてもルフィは全く変わりませんが、ウソとチョッパーは怯え、ナミは嫌悪を顕わにし、 サンジとゾロは見事にトゲトゲしています。


バラティエのキッツイ副料理長に戻ったサンジは目つきは悪いですが、 それでもメシを作ってやるという彼らしい優しさがあります。
でもゾロにいたっては「ナイフみたいに尖っては触れるもの皆傷付けた」って感じです。
取り付く島もありません。
とにかく人と群れるのは嫌いな一匹狼の賞金稼ぎだったことがよく分かります。
刀に手をかけた悪人面がたまりませんv (←ゾロ馬鹿)
こうしてみると今はホントに角が取れて丸くなったと思います。
ルフィとの出会いがこんなにも彼を変えてしまったんですね〜。すごいですね〜。ぞっこんなんですね〜。


「人に名を聞くときはまず名乗れ」と凶悪な目つきの怪しい腹巻男に言われ、 あっさり「おれはルフィ、よろしく♪」と答えちゃうルフィの可愛さ。
この段階では確かウソやサンジには名乗ってませんよね?さては一目見てゾロを気に入ったのか?と妄想に走る女がここに一人。


そして謎の腹巻男は「さあな、なぜここにいるのかさっぱりわからねえ」と言います。
隣にいた旦那が「そんなのいつもだろ」とツッコミを入れました。ナイス旦那!(思わず吹き出しちゃったよ)


一匹狼の賞金稼ぎはこの船にいても意味が無さそうとさっさと判断し、皆がナミに気を取られた隙にすたすたと去って行きます。
飛び込んだ水音にルフィが気付くのですが、ゾロはその前にTVに映ってない船の端っこで、腕からわざわざ黒手ぬぐいを外し、 それで3本の刀を頭に結びつけると言う作業をしているようです。
その光景を想像すると涙がでそうです。
最近は平気で帯刀したまま海に飛び込んでいますが、昔はこうやって旅をしてたんですね。
さすが一匹狼です。自分でしっかり考えて行動してます。ずっと人に頼らず生きてるだけのことはあります。
ああ何が言いたいんだ私は。(あまりの衝撃に文がへろへろになってます。お許しください)


それより自分の刀が変わってることくらい気付いてください!!(商売道具だろうが)


来週はナミが中心のお話なんでしょうか?
こうして一週ずつそれぞれの回想を中心にしたら計7週間、うーん結構本編に戻るまでの時間を稼げます。
ただうちの子たちはこんな話は嫌だと言いました。
みんなバラバラで楽しくないんだって。
ルフィ海賊団は一緒に楽しく冒険しているのが一番イイらしい。…子供は正直です。


絵がシンプルなのはいいのですが、ロビンの髪がばさばさしてて嫌でした。
すごく貧乏くさく見えます。そんなロビンはちょっと悲しいです。

2005/02/10




2/13 221話 「笛を抱いた少年とロビンの推理!」




今までの冒険の記憶を奪われたルフィ海賊団。
ゾロとナミは船を下りていきました(ええゾロは例の格好で(涙))。
残った面々も何ともしっくりいきません。
でも彼らは船に残った分、少しずつ戻ってるように思うのですよ。
何ていうのかな、ルフィの空気?彼の持つあっけらかんとしたものに触れてるうちに、あれ?って思い始めてるような。
特にサンジがキてますね。
ほらほら、前に私が日記で言ったじゃありませんか、体で思い出すって奴ですよ♪
調味料の配置がしっくりくる、ルフィを蹴った感触を覚えてる、見上げてくるルフィの笑顔におやと思う(ちょっとサンル視点気味です)。
サンジは場数踏んでる分こういう状況にも肝が据わってるんだと思いますが、 どうやらルフィといることに違和感感じなくなってきてますよ。
さあさあ剣豪、船降りてる場合じゃありませんよ、ほほほのほ。


ナミたちが上陸した謎の少年のいる島は、新聞を奪い合う人で溢れています。
このあとの展開からわかるんですが、全員自分が誰かも忘れてて、少しでも情報を欲しがっているみたいです。
その頃ゾロは森で迷っていました。でも別に珍しいことじゃありません。
「さあな、何でここにいるのかさっぱりわからねえ」とでも言えばいいと思います。
今日の話に視聴者全員が(ウソップ、ゾロにも迷子札作ってやれ)と心から思ったことでしょう。


今回はゾロとナミの回想でした。
それぞれ見覚えのない刀と刺青に戸惑っています。
戸惑いながらも、やはりルフィたちが信じられない2人にどうなることかとドキドキします。
ベルメールさんの回想にはやっぱりじわっときました。
何度見てもヤバイです、この辺は…。
そんな私に旦那が隣から囁きます。
「なあなあ、この間エンタの神様にベルメールさんみたいな髪型したのが出てなかったっけ?」
・・・・・・確かにいたわ、魔邪とか言う名前の女性芸人。
いたけど、あんたのおかげで名シーンぶち壊し(怒)。


ルフィの記憶が戻りましたね。
意外に早かったし、あっさり戻ったなあ。
笛をへこませればいいんですか?それともあの子にごめんなさいと謝らせれば?
そしてルフィはみんなをもう一度仲間にするために動くんですね。
もう一度出会いを繰り返す・・・いやん、素敵な言葉vv


蛇足ですが「キャッツアイ」の最終回がそうでした。
(知らない方はスルーしてね)
主人公の瞳は脳膜炎で記憶を全部失ってしまうのです。もちろん恋人だった俊夫のことも。
再会した俊夫はショックを受けながらも「だってもう一度瞳と恋ができる」と言って笑うんです。幸せそうに。
ちょびっとそのシーンを思い出しましたよ。
ゾロももう一度ルフィと出会って恋に落ちてください(←妄想爆走中)。


次週はWJによると少年がゾロを煽るそうな。
世界一を目指すゾロにとってルフィは良い相手だと。
もちろん「戦う」ことがですよ(いや改めて言わなくても)。
いけいけゾロ〜v
来週は家族と見るのはヤバイかもしれない、困った困った。

2005/02/15




2/20 222話 「いざ記憶を奪還せよ!海賊団島へ上陸」




昨日の日記は興奮しすぎててすみません。さすがに少し落ち着きました。


記憶の戻ったルフィ。戻る前とちっとも変わりませんが、それでこそルフィです。
そんなルフィに引きづられるように何だかんだ言いつつ行動を共にし始める他のメンバー。
やっぱりルフィの魅力にKOされてます。


それなのに、ただ一人別行動をとってる人がいます。
ええあの剣士さんですよ。 結局町へ行くのは諦めたようです。森の中で一人剣を振ってます。大きな魚を捕まえて丸焼きにして食ってます。
さすがゾロ。サバイバルなら任せてください。
却って町へ行くよりもずっとまともに生きていけそうな気がするのは私だけでしょうか。


記憶を失くして「魔獣」と呼ばれていた海賊狩りに戻ってしまった今のゾロは目茶苦茶殺気立っています。
ちょっとした気配にそれこそ殺しかねない勢いで反応します。
うっかり後ろに立ったら唐竹割りにされそうです。
そのくせあの少年に「腹へってるなら勝手に食え」などと優しい言葉もかけます。
そういやゾロが磔になってたのはリカちゃんを助けたからでした。昔から子供には甘いんだろうかともちらっと思いました。


そんな「魔獣」にルフィがいかに強い男かと説いて、2人を戦わせようと煽る少年。
いけいけ〜、煽れ煽れ〜!内心で叫んでいたことは家族には秘密です。
謎の光に包まれて体が痺れたゾロ。世界最強を目指す剣士のくせに不覚もいいところです。
これで万一操られてルフィと戦ったなんて展開になったとしたら目も当てられません。


次週予告
サンジ「クソ剣士の様子が変だ」
ルフィ「そっか?いつもこーだぞ」
「次週『牙をむくゾロ!立ちはだかった野獣』、海賊王にオレはなる!」
ときたもんだ。
野獣ですか。魔獣と呼んではもらえないんですね。
本能のままに襲い掛かってくるような呼ばれ方です。ルフィの前では「いつも」そうなのか、ゾロ!?


でもえらいそそられるタイトルに胸がときめきました。
WJによるとルフィはみんなを先に行かせて一人でゾロと対峙するそうです。
ヤバイです、多分家族と見る私が。


ルフィのセリフ。
「ゾロは剣士、ナミは航海士、2人とも必要な仲間なんだ!」
これに「お母さん、航海士は要るけど剣士っていてもいなくてもええやんなあ?」とツッコんだ次女。
ダメだよ、そこは黙って聞き流さなきゃ。
戦闘員て言われなかっただけマシかなあと、私だって思ったけどさ。副船長とはやっぱり言われないんだね(涙)。


今週の我が家のダントツ人気は、男部屋でみんなが寝てるとき(今週はウソップ・サンジ・チョッパーの過去話でしたね)、 ソファで毛布に包まっているまるまるチョッパーvvv
すっっっごく可愛かったよ――vvv

2005/02/21






2/27 223話 「牙をむくゾロ!立ちはだかった野獣」




相変わらず日記で騒いでましたが、一日経ち、ちょっと落ち着いて感想を。


記憶を奪った犯人の正体は、少年ではなくあのタツノオトシゴの方でした。
記憶を栄養とする、まあグランドラインの怪物ってとこですね。
サンジがぼこぼこに蹴り飛ばして、みんなの記憶が戻るのですが、何だか簡単に戻ったなあ・・・というのが第一の感想でした。
見ていてやったぁーという感動がないのは、やっぱりそれまでの書き方があっさりしてたせいでは?と思います。
ちょっと偉そうですけども。


記憶を失くして今までの彼らの「絆」は断ち切られたわけです。
ナミは疑うし、ウソップは怯えるし、ゾロは離脱する。それは当たり前の反応。
でも例えば、いろんなエピソードで、仲間の絆をもう一度一つ一つ取り戻していくような展開だったら面白かったかなと思うんですよ。
そんな中で彼らが改めてルフィという人間に惹き付けられていく、みたいだったらな〜なんて。


笛蹴ってぼわん、あ、戻ったぞー♪
・・・これは私的にはちと物足りない展開です。
スタッフの方々には申し訳ないですが、この程度じゃあ別にこんなオリジナルエピソード要らないのでは?とも思えてしまいます。


ところで。
元に戻っても、記憶を失くしてた間のことは覚えてるみたいですね。
もしそうだとしたらちょっと辛くないですか?
ナミは散々疑って、サンジたちを煽ってルフィを捨てて逃げようとした。
ウソップもルフィを裏切ってナミに同調した。
もちろんルフィのことを知らないんだから仕方ないんだけど、 本当の彼らならそんな自分を許せないんじゃなかろうか、と余計なことを心配してしまいます。
そしてもちろんルフィに刀傷をつけた誰かさんもね。


そうそう、ナミの誘いにサンジは乗りませんでしたね。
女性を大事にするサンジくんですが、譲れないとこは譲りません。
DBFを受けた時もナミではなくルフィやゾロの側に立ちました。
そういうとこがまた彼の素敵なとこなんだと思います。
もうちょっと優しく別れてくれると嬉しかったけども。潔すぎてちょっぴり悲しかった・・・。


ではでは。
船長さんに斬りかかってしまった、すっかり操られてる「野獣」の話に移りましょう。
はぐれたウソとチョッパーのところに現れた野獣さん。
でも操られているせいで、船にいたときと雰囲気が変わってしまいました。
2人には目もくれず、立ち去ろうとするゾロをみてチョッパーは「おまえみんながいるとこわかるのかー!?」と慌てて追いかけます。
チョッパー完全に記憶を失くしてます。正気なら分かるはずです。そんなの絶対にこの人にする質問じゃ無いってことが。


今のゾロは完全に操られてます。
我が家でも一斉にどよめきが上がりました。
ゾロが人を案内している!
ゾロが先にたって歩いている!
ゾロが目的地に着いた!!   ・・・と。


そしていよいよルフィとゾロの戦いが始まります。
ルフィはここはオレが止めると、皆を先に行かせます。
一瞬躊躇うみんなですが、いろんな意味で他人が手を出せる雰囲気じゃありません。
ロビン曰く「仲間だから。相手の力を認めているから、全力でなくては止められないと知っている」のだそうです。


呪われた何とかで、散々煽られながら、結局見ることの叶わなかったルフィVSゾロ。
でもここでゾロルラーとして重要なのは、これが「真剣勝負」じゃないことです。
このゾロは真剣なゾロじゃありません。
あくまでも操られて自分の意志を失くしたゾロです。
容赦がない分、正気のゾロより強いのかもしれない。でもこうして心を失くしたゾロでは、真の強さは出せないでしょうね。
追い込まれても負けない強さ、決して折れない心の強さ。
ワンピ読者ならこれでもかと言うほど見せ付けられたそれがゾロの強さです。
そしてもちろんルフィもそれは知っている。
だからこの戦いは、ウィスキーピークでの2人の真剣勝負とは違ってます。
ルフィはゾロがおかしいことに気付いていて、彼ならではの大きさでゾロの狂気(野性の本能か?)を受け止めてるような気がします。
やっぱりゾロは船長には敵いませんね。


あらら・・・奥義・三千世界出しましたよ、この人。
何となくあの技は「特別」だと思ってただけに、こんな簡単に出されちゃうとがっかりします。それだけルフィが特別だってことか?
それでもうーんと思います。個人的な感情ですが、やっぱりこんなとこで使って欲しくなかったなあ。


その後2人はどうなったんでしょう?
まだ刀を咥えた野獣モードのまま、ゾロだけ一人で記憶の戻ったみんなのところへ現れます。
ルフィがどうなったのか、分からないままにして、視聴者をやきもきさせようというスタッフの意図がはっきりと伝わります。
そしてもちろん私もその意図に乗っかっちゃってます。
おーい、ルフィはどうしたんだよぉぉぉ。
TVに写らなかった場面で何が起こったのか気になって仕方ないじゃんかぁぁぁ。
これで実はゾロの記憶は戻ってました、なんてことになってたら笑っちゃうよ、私は。
でもそれってやっぱり体がルフィを覚えてたってことなのかな。(あわわ、変な意味じゃありませんよー)


TVをみながら末っ子が言いました。
「お母さん、ルフィはゾロと最初からずっと一緒だったからゾロのことはルフィが一番よく知っているんだよね。 だから一緒にいれば大丈夫だよね」
うぉい!子供のくせになに言ってんだ、あんた!?
と焦りながら、いやこれは普通のワンピ好きな子どもの意見だと慌てて平静を保ちました。
そうかあ、子供の目から見てもゾロとルフィの間にあるものってわかるんだ・・・vv


来週はタツノオトシゴの奥の手が出るそうです。
シャンクスやベルメールさんやヒルルクがいたので、記憶の中の大事なものを逆手に取ろうってやつですかね。
多分効かないんだろうけど。

2005/02/28




3/6 224話 「本性を現した記憶泥棒の最後の逆襲!」




長いタイトルだな…と思います。
それはさておき、記憶喪失編もいよいよ大詰め。
3本刀を構えた本気モードのゾロが、記憶を取り戻した皆の元にやってきます。
まだ操られてるのか否か、ゾロはこの後「野獣」として仲間たちに襲い掛かるのだろうか、 もったいぶらせて、TVの前のいたいけな子供たちをはらはらさせようという東Aさんの、大人気ない演出が続きます。
そこにレディを守ろうとするサンジが蹴りを一発。
ゾロは刀でなく肩で受けました。
衝撃がゾロの体を伝わり、地面にものすごいヒビが走ります。改めて驚きです。サンジの蹴りの威力とゾロの頑丈さに。
つまりゾロは正気に戻っていたってことですね。


操られた自分に気付いてその怒りモードのままルフィを置いて(そうなのか!?)一人やってきちゃったようです。
よく一人で来られたな、と思いましたが、今回の場合あらかじめ目的地があってそこに向かったのではなく、 怒りの本能のままにタツノオトシゴの気配を探し当てたので、ちゃんと到着できたのでしょう。
そういうことにしときましょう。


後からルフィもやってきます。
前を肌蹴て胸に傷付けてよろよろしています。見ようによっては何があったんだと誤解したくなります(私はとっくにしてます)。
そしてゾロサンコンビを見つけて
「ゾ―――――ロ―――――(はあと)」


他の皆もいますがどうやらゾロしか目に入ってないようです。ゾロルラーとしては嬉しいことです♪
以前の「後はオレとゾロv」を髣髴とさせるような甘えた声でゾロに向かって飛び込んでいくんですから、 今夜の鯵の塩焼きを突っつく手も固まるってもんです。
こういうときに「おかわり」とかいわないでくれ、旦那(恨)。
そしてゾロ&ルフィ&サンジはごちゃごちゃのまま飛んで行き岩に激突。
このやろうとばかりにお約束で一発入れたゾロはぐったりしたルフィを小脇に抱えて立ち上がるのでした。


そのあとのサンジとゾロのやり取りは日記で触れましたので、ここには書かないことにします。
私にだって酒飲み放題でもして忘れたいことがあるのです。
原作でやってくれたなら、素直に笑えたでしょう。
でも違う、あれは違う…と思う。
ごめんなさい、だって涙が出ちゃう、女の子だもん…(←かなり混乱してます、お許しください)。


ゾロったらルフィでサンジを殴ってますよ。
もう感覚的には自分の一部ですか?
そんなことしていいんですか?
前回のバッテン傷と合わせて、土下座もんじゃないんですか?
(ルフィは拘らないだろうけど、きっとゾロが自分を許せないと思うんで)



タツノオトシゴの奥の手。
それは懐かしい人の残像を見せて、ふっと油断した心の隙をついて再び記憶を奪うと言うものでした。
ありがちな手です。
でもゼフを見た時のサンジの表情が何とも言えませんでした。
ふっとチビナスに戻るんですよ。しかもゼフはバラティエの料理長じゃなくて、あの孤島にいたときのまだ海賊だった頃の姿。
あれがサンジにとってのゼフなんだな…と思いました。


結局今度はロビンも全員記憶を奪われちゃうんですが、 ルフィがルフィだったために、タツノオトシゴを倒してめでたしめでたし。(ぞんざいな説明だ…)
そして。
「よぉ風邪ひくぞ」
サンジが水中にいるゾロに手を差し伸べます。


はあ〜〜〜???
これは違う、違うぞ―――!
サンジがレディ以外にこんなことするかぁ―!
10歩譲ってチョッパーにはするとしましょう、でもゾロですよ、ゾロ。
それはない、水平線の向こうまで譲っても絶対にない。
それでなくてはサンジでもゾロでもないです、私はそう思います。


結局何だかなあ、で終わった記憶喪失編。
もっと上手く膨らませようもあったと思うんですが、どうも中途半端に終わった印象が強いです。
で、何だったの?と言う思いだけが残ったのが残念でした。


ロビンには懐かしく思う人がいない。
恐らくあるのは忌まわしい記憶だけ。
いっそ記憶を失くした方がいいのかもしれない。
そんな前振りを感じましたが、原作でもはっきりしてないんだから、あまり中途半端に出さない方がいいのでは?
でも「ロビン〜」と心配げに見上げるチョッパーと、 そんなチョッパーを気遣ってにっこり微笑むロビンのやり取りに心が癒されました。
こんな笑顔ができるようになったんだね、ロビン…。


来週はいよいよヒエヒエの実か…
って、えっまたオリジナル!?
何でオヤビンなの??? またアフロ???
同じこと繰り返してもなあ…。


今回ちょっと辛口感想で失礼しました。

2005/03/07

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