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9/11 244話 「秘めた絆!アイスバーグとフランキー」




タイトルからしていきなりど真ん中。最近アイフラ気味な身にはたまりません。
直球ストレートを投げ込んできたアニメスタッフ様には脱帽です。
そんなアイフラは後ほど語るとして。

て、手ーーーーーーーーっ!!
め、目ーーーーーーーーっ!!
あしっ!!
ひじっ!!!!
ゆびーーーーーーーーっ!!!!!

失礼しました(ぜいぜい)。
船大工をのしていく、あのゾロの姿はレッドカードものだと思います。
流れるような体裁きです。
船大工の一人に峰打ちをくらわせると、次の獲物に視線を走らせ、ざっと右足を踏みしめて体重移動。 そして肘うちをお見舞いしたあとは、しなやかな指先でくるくると刀を回して鞘におさめます。
時々アニメでは描かれるのですが、ゾロの指は「しなやか」という形容詞がよく似合う細さです。
筋肉質で胸板も厚く、いっそ「ごつい」とも言えるゾロにあの指。
剣を扱う職業のくせに、ちっとも擦れていない清々しさが彼の指にはありました。
何度も何度もそこだけスロー再生です。 (そろそろ誰か止めてください…)


実は今朝、「Z−ムイン朝」の羽鳥アナが思っていたよりも細くて長い指をしているのを見ました。
結構ドキドキしました。ひょっとして私は指フェチなのかもしれないと、この年になって新たな発見です。
指のことはともかくも、最後はリスだのハムスターだの散々ゾロスキーさんたちの心を振るわせたあの表情でしめくくり。
ゾロ、最高ですvvv


そのくせ、直後に見事な方向音痴っぷりが描かれています。
もう方向音痴とか言うのも申し訳ないくらいです。
ゾロがああして迷子になるのは、強くてカッコいいんだけどこいつはこんな欠点もあるんだよという尾田っちのバランスだと思うんですよ。 その方がキャラとして親しみももてますしね。(偉そうですみません…)
でも、アニメでは常軌を逸してます。
数週前にも、すぐ前のルフィとナミが曲がったのに迷いもせず(いやある意味迷ってるんだけど)、直進しました。
ゾロにとっては道なんかどうでもいい、とにかくどっかに行ければそれでいいのかな、とも思うのですが、 結構ゾロは「この道でいいのか?」というセリフを口にしてサンジやナミに「おまえが言うな」と怒られてます。
ちゃんとした道を行くことには、彼なりに神経を使っているようです。
ただ、彼の方向感覚が絶望的に皆無だと言うことははっきりしてます。
その辺は本人も自覚しているようで、一応誰かについては行くんですが、それでもどこかでふっと周りが見えなくなるんでしょうか。
うちの次女は幼い頃、突然ふっといなくなることがありました。
あわてて探すと決まって途中のおもちゃ売場で楽しそうにおもちゃを見てました。 なんで親についてこないんだろうと思うのですが、もう自分の好きなものが目に入ったらアウトのようです。
ゾロ、あなたは途中で何を見るんですか?



ゾロ語り長いよ、私。





さて。
ルフィが巨大ホッチキス(なんていったらいいか分からないので)から抜け出すシーンがアニメで描かれていました。
ここの船長はものすごく可愛かったですvv
ぱちんと抜けてびよんびよんと揺れて。
特に下半身を抜くときなんか、あのままズボンが抜けるんじゃないかと、おばちゃんはご飯食べながら密かにドキドキしちゃいましたよ。 ああ、無事でよかった…。
そして、「ゴムだから」。そう言って笑う船長。ああ、いい顔していたなあ…vv


ココロさんがお酒を飲みだしたのは、やっぱりあの事件以来のようですね。
「ン十年じゃないね、8年か…」
じわっとくる深いセリフです。
そして、アイスの回想もちらほら見え隠れして、トムズの過去が少しずつ描かれています。
うわ、若アイスだ!髪が青いよ(今でもだ)!ぴちぴちした背中だよ!
そんな興奮とトキメキはとりあえず家族の前では封印していますが、ヤバイです。若アイスは(笑)。


脈を取られるアイスの鼓動の早さ。
あの再会した夜のフランキーのことを思い出すだけでそんなにドキドキするんだろうかと、見ているこっちもドキドキしてきます。
何気でフランキーってば可愛くなかったですか。声とか。
アイスの前ではあんなに可愛い姿をみせるのか、フランキー!?


では、最後の盛り上がりに行きましょう。
ナミに扉を斬れと言われ、オレに命令すんなと怒るゾロ。
船長の「斬れ。じゃま」に、「ああ」とあんなに素直に従った人と同一人物とは思えません。
ゾロが斬るものは、自分がそう思うものと船長が命じたもの。
それ以外は斬りません。その辺徹底してます。
わかりやすい人です。


そして、ようやく全員が一つの部屋に集まりました。
ロビンを見つけ、叫ぶルフィ。
同じく心配していたんだと呼びかけるチョッパー。
パウリーは目の前の信じられない状況に声も出ません。
ナミもこの部屋の異様な空気に、とんでもない事態だと察知します。


ところが、困ったもんです。
ロビンが叫びます、「ルフィ!」と。
その声を聞いて、「ルフィ!!??」と即座に反応しちゃった人が一名。
先日、某様が仰っていたのですが、正面にロビンがいるのに、ゾロは左しか向いてません。
全くその通りです。
ルフィが今まで何をしていたか、それが一番の重要事項のようです。
こんなゾロルっぷりを公共の電波で見られるのが嬉しくてしょうがないです。
それきり、ゾロの意識はもうこの部屋の状況からは離れてしまいました。
ああ、そうか。こうして彼は目の前を歩いてる人からもはぐれるんだ。
図らずもここにきて、先ほどの迷子論に説明がつきました。ちゃんちゃん。
(自分でも繋がるとは思っていませんでした)。


アイキャッチ。
今回はゾロとナミでしたね。
いきなりののどちんこ。(これって伏せたほうがいいのか?)
ゾロの曲調とまるであってない寝惚けた映像。
もう少し良い顔はなかったものか、しばらくこれを見せられるのか、うん、まあいいけどさ。

2005/09/13




9/18 245話 「帰って来いロビン!CP9との対決!」




オープニング前に前回のあらすじを流すのがもう定着しましたね。
多少の時間稼ぎは今の状況では仕方ないところです。
ただ、いきなりゾロの「ルフィ!!??」をやられてしまうと、 思わずご飯をふきだしそうになります。


それはさておき、衝撃の事実を目にして緊迫した場面が続きます。
…なんですけどね、
ところどころで笑いを誘われて、微妙にその空気に集中できません。
絵の描けない私なので、演出がどうとかアングルがどうとか細かいことは分からないんですが、
例えば
・ハットリ太すぎ
・パウリーの回想のカリファの歩き方がなんか変(ガニ股っぽい)
・チョッパーの顔がくまみたいだ
・鉄塊や紙絵の動きが、敢えて言うなら「滑稽」
なんてとこなんですが、どんなもんでしょうね?
(後でアニワン感想をはしごしてきます)


あと、私としては結構楽しみにしていたカクVSゾロなんですが、意外にあっさりしていたな〜と思いました。
せっかくですから打ち合うとこなんか、もう少し魅せて欲しかったですね。
なんとなく一本調子な気がしてしまったのが残念。


文句ばかり書いてしまいましたが、ロビンの表情は良かったですv
厳しいのだけど、どこか哀しげ。
ジャンプでこの先の展開を知っているからでもありますが、でもいっぱいいっぱいで頑張っているロビンだったんじゃないでしょうか。
でもあんな上の階からすとんと落ちるから、うちの子供たちがそろって「うおっ!」と声を上げて心配してましたよ。


今回の新アイキャッチはチョッパーでした。
桜がいい感じです。
あと2人はいつ出るんだろう?
サンジは活躍を見て追々…かな。これまでの皆を見てるとなんとなくどんな映像か想像つきますが。
でもウソップはどうするんだろう。
今は完全に麦わらの一味を抜けてるんですから、ここで入れちゃったら「な〜んだ、やっぱり戻ってくるんじゃないか」てことになります。
まあロビンもいましたから、開き直って入れちゃってもいいんでしょうけど、今のような展開で、ウソップのくだけたアイキャッチを 使うと白々しくないですかね?
ウソップを出すなら来週辺りいいですね。スタッフの方々がどう判断するのか楽しみです。

2005/09/20




10/23 246話 「麦わら海賊団全滅?モデル豹(レオパルド)の脅威!」




久々のアニワンです。一月ぶりくらい?
かなり記憶が怪しくなっていたので、本編前のW7編おさらいが助かりました。
それにしても、 一番最初の楽しそうなルフィとウソップの姿が今見るととても切ないです。


さて、本編はルッチがネコネコの豹(変な言い方)になったところからです。
なんかすごい。
ごつくなるのはいいのですが、上が大きくなりすぎて大変バランスの悪い体型です。鼻がコアラのマーチみたいだと思いました。
あんまり面白かったので、つい一旦停止してルッチの姿を落書きしてしまいました。
文字書きの私にそんな衝動を起こさせるとは、恐るべしルッチ。


くやしいけれど、今のルフィたちはそんなルッチに勝てません(迷いがあるからね)。
ルフィはあの爪でお腹を貫かれました。
今ぴんぴんしているので、すっかり忘れていましたが、思いっきり穴開いてます。
そういえばまだ数時間しか経ってないはずです。肉食ったとはいえ、大丈夫なんでしょうかと心配になります。


「ルフィ!!!!」
ゾロがものすごい表情で叫んでました。
そこまで目をひん剥かなくても良いんじゃないかと思うくらいです。
自分だっていっぱいいっぱいの状況ですが、そんなのに構うゾロじゃありません。
全てのベクトルはルフィに向いています。
だいたいルッチのヤツめ、ルフィの血をぺろりといっちゃってます。
今回はルッチがエロいというお声をいただいていましたが、確かにとんでもないエロオヤジでした。(いや違うから)
ゾロにはぜひともぶった切って欲しかったのですが、鉄塊には敵いません。
鉄は斬れないのね…(泣)。


ルフィは飛ばされ、ゾロもそれに続きます。
原作では今ひとつはっきりしませんでしたが、アニメでははっきり海に落ちたことが分かります。
どんどん沈んでいってますよ〜〜〜。(あわあわ)
あんな深いとこまで沈んで、それでもなんとか這い上がってくるのです。
そして建物の屋根に上り再び戦いの場に戻ろうとする。
すごいです、さすがゾロです。
どんな傷を追おうと、その精神は負けません。
ゾロスキーとしては心から感動します。
ただ、それでどうやって煙突にはまったんだと首を傾げたくはなりますが。


一方のフランキーとウソップはいい感じにぼけとツッコミです。
なんかフランキーのああいうとこはお馬鹿で憎めません。
あの鼻も泣いたら赤くなるんだと、その発見に我ながら驚きました。


ED。
なんでここであんな切ないEDにしてくれちゃうんでしょうかねー。
メリーでのいろんな思い出が、見ているこちらにも蘇ってきて胸がいっぱいになります。


あ、そうそう、アイキャッチ。
今回はお待ちかねのサンジ&ウソでしたね。
いきなりのぐる眉アップに笑ってしまいました。
ああ、でもなんだかサンジくんらしくていいv
ウソップもいい表情ですね。久しぶりにあんな顔見たように思います。

2005/10/28




10/30 247話 「海からも愛された男!ウソップの涙!」



原作では結構やられた回です。
尾田っちに泣かされました。
先の展開が分かっているアニメなら大丈夫だろうと思っていたんですが、でもやっぱりキました。
クラバウターマンが「大丈夫…」と言った瞬間に、じわー…。


クラバウターマンの設定は原作でも少しだけ唐突な気がしました。
最近はファンタジー的設定も珍しくなくなってきましたが、結構現実的だったワンピに いきなり曖昧な世界観が登場したので。
でも、細かいことはいいやと思います。
ウソップとメリーの絆も深いけれど、メリーは皆のことだって同じくらい好き。
そんなメリーの気持ちはやっぱり分かるから。


そんなじーんとくる話ですが、あれ?と思ったのがクラバウターマンが意外にごつかったこと。
私はもっと小柄で子供みたいなイメージを持っていたんですが、空島の回想シーンで船を直してるクラバウが 足をふんと広げて、片手でハンマー振り下ろしてます。
その姿がやけにごつくてびっくりしました。
いえ、別に本筋とは何も関係ありませんけれど。


海から上がったウソップの靴からぐしょりと水が噴き出します。
すごくリアルで細かいな〜と思いました。
リアルすぎてその感触が想像できてしまい気持ち悪かったんですけども、 そのぐしょぐしょとした気持ち悪さが、ある意味ウソップの今の心情なのかもしれませんね。


フランキーの顎の割れ方につい目がいってしまうとか(必要以上にすごくない?)、
丁寧に呼び鈴を鳴らすルッチたちにドアドアの実の能力は?とツッコミ入れたくなるとか、いろいろありますが まあ細かいことはいいや、です。はい。

2005/11/11




11/06 248話 「フランキーの過去!海列車が走った日!」



実はこの回は2回見返したのです。合計3回見たことになります。
そのくせ気が付けば感想を書いていません。
いつもならこの辺が…とかツっこみどころをあれこれ考えながら、ところどころ1.5倍速にしたりして みるのですが、今回はそれができませんでした。
というか、そんなことが考え付きませんでした。
そんな海列車の走った回です。


子フラがとんでもなく可愛い生き物で、見ていてヤバイと思いました。私が。
声は野田順子さん。たしぎの人ですね。
私的にはデジモンのブイモンなんですが。
あれこれ考えない元気いっぱいの無邪気な声。ヤバイって、これ(私が)。
EDのテロップでアイスと入れ替わっていたように思うのですが、気のせい?
アイスの声は野田さんじゃないと思うぞ…。


ンマーが若干高い気もしますが、それはそれで青くてよろしい。(何様だ)
トムさんも私としてはイメージに合ってていいと思いましたv


あの10年の歳月を、アニメではどんな風に見せてくれるのかと思っていましたが、良かったです。
淡々と、でも深く。
どうしてもここは魅入ってしまいますね。
ラストが999だという感想をお見かけしましたが、確かに(笑)。
万感の思いを胸に、こうして少年は大人になったわけですね。
気が付けばつるつるだった足にもスネ毛がいっぱいでした。


そしてそんな大人になった彼らをまぶしく見つめるハナ垂れ少年たち。
良かったなあパウリー、いい男になって。…しみじみ。
ところで群衆の中にパンダマンを発見しました! さすが3回見ただけのことはあります。

2005/11/11




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