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400話 「解放の鍵」
400話です。すごいですね~。
それだけ続くのもすごいけど、その間ずっとWJのトップを走り続けるパワーに脱帽です。
私はもう30年近いWJ読者でして(ひー)、数多の作品を見てきました。
後に名作といわれる作品でも、途中で中だるみというか作者様が疲れているのが明らかに見える連載もたくさんありました。
週刊連載というのはそれだけハードなんだと思います。
でも多少の欲目にしろ、ワンピにはそれが見られないんですよ。
尾田っちがこの世界を好きでたまらなくて、そして次はどんな仕掛けで我々読者をあっといわせてやろうかと、
楽しそうに企んでいるのが常に伝わってきます。
最終回はもう決まってるそうだけど、それまできっとたくさんのわくわくと夢と妄想を(おい)私らに見せてくれるのでしょうねv
扉絵。
あらら、BW全員集合。
いいんでしょうか。クロコダイルが世に出ちゃうんですか?
巻末のコメント。「まー誰も気付いてまい」ってみんな気付いてますよ、尾田っち(笑)。
ではいよいよの本編。
麦わら海賊団を乗せてロケットマンの大ジャンプ。
「トムズ・ワーカーズ総出で海賊小僧に手ェ貸しちまってるよ…!!」
ロジャーに力を貸したことをドンと誇りに思っている、
ココロばーちゃんの脳裏にはそう言っていたトムさんの姿が浮かびます。
ロジャーもこんなバカ野郎だったそうで。
処刑時の姿しか知らないのでもう少し落ち着いたイメージでしたが、
さすがDの一族。ルフィと同じDNAなんでしょうかね。
ついにルフィたちが乗り込んできたのを見て、慌てて逃げるスパンダム。
キーとなるロビンも一緒に連れて行きます。あと護衛としてルッチも。
ロビンは海楼石の手枷のため、能力を出せずされるがままです。
ハナハナの力なら、CP9全員は無理にしろある程度まではギッタギタにできそうだから非常に残念です。
そして、スパンダのペットかと思ってた象のファンクフリードはなんとびっくり剣でした。
えっとこれは「ゾウゾウの実を食べた剣」てことなんですか?
剣でも銃でも食べられる悪魔の実。あまり深く追求はしないことにします。
なんだ、カクが食べたのがゾウゾウの実かと思ってたのにな。鼻繋がりで。(以前の感想参照)
猛スピードで飛び込んだロケットマンはボロボロです。
生存者はいるんでしょうか(笑)。
フランキー、おろおろしちゃってます。ババー、頼むから死ぬなァ~~~ってのが可愛いですねv
文句いいつつも、「お陰で助かったがよ…!!」
ぼそっとだけどちゃんとお礼言うところがまた奴らしいです。
さ、そしてルフィも無事立ち上がりました。(当たり前)
「おめェらさっさと立ち上がれ、こんなもん平気だろうが」
そんな無茶言う船長に
「無事でいられるわけ…あるかァーっ!!!!」
と全員怒りでツッこみまくり。
はい、無事でした。
「お前らもたいがいオカしいからな 一応言っとくけども」
冷静なフランキーのツッこみがきいています。
あんたもたいがいオカしいけどね。このチームの一員になれるくらいには。
そしてロビンの元へ突っ走ろうとする船長ですが、そこへチャパパ(名前なんだっけ)が現れ、
今回のバトルのルール説明をしてくれます(笑)。
ロビンにかけられた海楼石の手錠を解くための鍵。
ルフィたちはまずそれを手に入れないといけなくなりました。
永遠に外れないとか言ってますが、そのうちゾロが斬れるようになる気もします。今はまだちょっと厳しいかな、あう。
それでもなお突っ走ろうとするルフィを慌てて止めるゾロ。
「もうちょっとだけだ!!」
焦らしプレイではありません(誰もそんなこと聞いてません)。
どうせ話を聞いてるわけもないし、おそらく止めとく必要はなかったんですが、
ゾロがルフィのあんなとこにまで触れてしまってる図は、こっそりとトキメキを誘ってくれます。
あんなとこっても口の中です、念のため。(それでも燃える…)
各自の動きを確認しあう麦わらチームですが、さすがサンジ、船長をよく知っています。
「ルフィだけでも先に行かせよう。お前はとにかくハト男をブッ飛ばせ!!」
船長はそれだけで充分です。
そして彼らは手錠の鍵を5本手に入れること。
「ロビン君が門をくぐれば全て終わる」とそげキング。かっこいいぞー。
「敗けは時間のロス」とゾロ。
「全員死んでも勝て!!!」
出ました、「死んでも」。
決して死んでもいいわけじゃない。
命を粗末にするんじゃなくて、命をかける覚悟をすること。
このチームのみんなの思いはいつも同じです。
ロビンを追いかけるルフィ。
隠し扉でもあるのかしら。簡単にたどり着けないようなことスパンダが言ってます。きー、悔しい!
まあでもルフィなら絶対なんとかしてくれるから、大丈夫!
コーラ補給の途中でチャパパと遭遇してしまったフランキー兄貴。
ヤバイです、ピンチです。
そげキングさまは、えっとイヌイヌはジャブラでしたっけ。
無造作に鍵を放り出し寝ているところを発見。
でもこれって、絶対ラッキーじゃないと思う。
ナミはクマドリ。
ちょっと意外でしたね。女同士でカリファかな、なんて気もしてたんで。
うるさい…、って同感です。イヤだろうな。
豪奢な部屋に到着したサンジは、あららららら、唯一の弱点だと思ってたカリファが相手です。
振り向いた顔は緩みっぱなし、何の面影もありません。(辛うじて前髪と眉毛でサンジだと…)
これは苦戦するだろうな。大丈夫か、プリンス。
こうなるとカリファが食べた悪魔の実が気になりますね。あの美貌を損なうような能力だったら、
何とかなるかな…って思ったんですが、サンジはレディーであることが重要なんだから、性別変えなきゃダメじゃん…orz
そして。
はいはいはい、叫びたかったのをずっと我慢してた私を褒めて。
ゾロ、カッコいい―――――っっ!!!
ゾロの相手はカク。
これはほとんどの方が予想していた通りでしたね。
「血を吸いてェと唸るもんで」
うおおおおおおおーっ!!!(うるさい)
初めてこの漫画を見た人は、絶対どっちが主人公側のキャラか間違えるだろうと確信できるほどの悪人顔です。
カクのほうが、いい人に見えます。
セリフだって、普通の少年漫画では主人公の相棒が発するような代物じゃありません。
それなのになんだってあんなにカッコいいんだ、ゾロ!?
次回は巻頭カラーなんですね。
ねえねえ、ゾロVSカクかな!?
それともこの高ぶりをあっさりスルーされてしまうのかな!?
一週間が待ち遠しくてたまりません。そこらで倒れてたら起こしてください。
追記。
そういえば、チョッパーはどうしたんでしょう?
彼がキーパーソンになるのか!?
フランキーのフォローに回ったりするのもありかもね。
2006/02/20
401話 「海賊 VS CP9」
今週はワンピース祭りですね、WJ。
表紙はカラクリ城。そしてカラーが続く続く。
特集ページで見た限りではチョッパー王国に似た印象を受けます。
去年よりぐんと大衆向け(?)に作られているのかもしれませんね。
それが良いのか悪いのかは見てみないとなんとも言えませんが。
90分程度で、こんなにも面白くて重くて深いワンピースの世界全てを描くのは難しいとは思いますが、
とりあえず今年も楽しみに見に行きます。
扉絵。
尾田っち、いつもいつも本当にありがとう!!
このゾロル(&サンウソ)なカラーだけでどんぶり飯5杯は軽くいけます。もぐもぐ。
巨大なマンモス(=肉?)を目の前に笑顔全開の船長。嬉しそうvv
そして何、何、その指先が指すものは!?
ああ、やっぱりいましたよ、緑の剣士。
こちらは胸元全開、乳首が…いやいやごほごほ…。
なんか怒ってますよ。でもちゃんと刀抜いてます。
これは船長に「いっけー、ゾロv」(なぜかハートをつける)とか命令されて
「…ったく、どうしておまえはいつもいつもそう…」などと文句をいいながら、
なんの躊躇いもなく従っちゃうお馴染みのパターンですねv
なんかもう完成されちゃってますよ、この2人。
全国の少年少女が読む良い子の週刊少年ジャンプ、その巻頭をこれだけ堂々と飾ったということは、もう
公式認定を受けたと認識していいんですね。
ありがとうございました。深々…。
サンジとウソップもいいな~。だばだば泣くウソと迷惑そうな顔しながらもきっとちゃんと面倒見ちゃうんだろうなと思われるサンジ。
ウェイバーの女性陣もチョッパーもみんないい味出してます。
だから尾田っちのカラーは好きv
本編はいる前に力尽きそうな勢いで書いちゃった…。はあはあ。
では本編感想を。
まずはルフィ。
やっぱりロビンとは行き違いになってしまったんですね。
スパンダの言葉もあるし、隠し扉とか迷路とかトラップがありそうでそう簡単には会えないような気がします。
まあ、そのうちそんなの全部吹っ飛ばしちゃうんでしょうけど。
そして、さあさあお待ちかねの(←私が)ゾロVSカク!
一人暮らしの金持ち男の家に、刀をいっぱい下げた強盗が押し入った図ではありません。
「敗られる前に渡すか?」
「あの時より数段強ェんで…気ィつけろよ」
だから強盗じゃないんですって。
でもどっちが主人公側なのか見誤りそうな悪人顔の誰かさんです。
対するカクは口調は穏やかに、けれど激しい気が紙面からひしひしと伝わってきます。
カクは剣術使いなんですね。
しかも「悪いが、四刀」ときました。二刀流に両足が加わるんですね。
それに対し、「問題ねェよ、全身武器だもんなァ そういや…」とゾロ。
ええ、問題はありません。ゾロだってときには四刀流になるらしいですから(ルフィ談)。
いろんな角度から2人の戦いが描かれます。
スピードと力に溢れた凄まじい対峙です。尾田っちの気合も入りまくりv
とは言え勝負は五分五分。
カクはまだ楽しむ余裕すらあります。けれどゾロに楽しむ時間はありません。
ロビンのこととかいろんなもの背負ってますからね。
五分五分と書きましたが、現段階では若干カクの方が押し気味でしょうか。
「こうも斬撃を自在に…」なんて息切らしてますよ、剣豪。(はらはら)
最もまだ黒手ぬぐいしてませんから、ゾロは本気モードじゃありません。
ここからが本番ですってば。でも最近本気出すの遅いよな…(ぼそ)
そしてついにカクの新しい能力…ってとこで場面は変わり、一転そげキング様へ。
さすがヒーロー、やってくれます。緊迫してる場面なのに、笑っちゃいましたよ。
特に「静けさと最もかけ離れた鳥がなぜここに!?」の一言にもうダメ(大笑)。
結局ラッキーキングにはなれませんでした、そげキング。
相手はジャブラ。能力者だし、圧倒的に強いし、しかも格下にも容赦ない性格だから隙がない。
「おれはロビンを助けに来たんだ!!」と嬉しいセリフを吐いて頑張ろうとしてくれてるウソ…いやそげキングですが、
大ピンチです。ああ一体どう切り抜けるんだ…!?
とドキドキしたところに、天井から降ってきました。
キリンとゾロが。
キリン…。
すごいですねー、悪魔の実。なんでもありですね。
ゾウゾウの実までは予想したんですが、キリキリの実(かな?)までは考え付かなかったですねー。
それにしてもあのキリン、大きすぎません?それだけで卑怯ですよ。
ちっ、しょうがない足折ってやれ、ゾロ!(ひどい…)
ともあれ、緊迫したゾロVSカクという対戦は
「何だ…ここは動物園かァ――!!?」
という方向をどこか間違った剣豪のツッコミ(方向音痴だからね…←上手い♪)によって、
新たな局面を迎えるのでした。
新た過ぎるわ…というゾロファンのぼそりとした呟きがあちこちで聞こえているような気もしますが
、まあ、そげキングがとりあえず危機を脱したのでいいとしましょうか。
400回突破記念、海賊VSCP9という大決戦の幕開け。
そんな今週号を、ほのぼのとしたセリフで締めくくってくれた剣豪(苦笑)。
ええ、そんなゾロも愛しいです。もちろんですとも。
2006/02/28
402話 「2番の手錠」
参りました、神様
やはり尾田神は我々下々の遥か高みにおられます。
その高みで、きっと毎週「ふふふっ」とか笑いながら楽しそうにワンピを描いているのに違いありません。
先々週ゾロVSカクの予感に、アラバスタでの対MR.1戦に近い、ゾロがさらに強くなっちゃうような展開をえがいてわくわくしてました。
けれど、先週でキリンのカクごとウソップとジャブラの部屋に落っこちたので、じゃあこのまま2VS2の乱戦になるんだろう、
でもやはりゾロの戦力によるところは大きいからウソップの成長がありつつも、主力はゾロで…なんて思ってました。
(どうしてもゾロに焦点がいってしまうのは生暖かい目で見守ってやってください)
しかーし。
自分の予想の浅さをつくづく反省しました。
いや、まさかね、こんな手錠プレイになるとは(プレイって…)思いませんでしたから(笑)。
しかも、ゾロとウソップという絶妙の組み合わせ。
ちょっとした手元の狂いとか事故とかによって、2人が海楼石の手錠で繋がってしまいました。
これがルフィやましてサンジだったりしたら、
狂喜乱舞したり、えーっと非難したり、いろんな声が渦巻いて大変なことになってたと思います。とある一部の世界がね。
でも相手がウソップでは、誰も文句のつけようがありません。(ですよね?)
「ムチャ言うな、こんな状態で戦えるか!!!」
そうなんです、かなりのハンデです。
ってか右腕が振り回せないんだから三刀流の剣士としてはまさに手も足もでません。
外すには鍵が必要なんですが、それも誰の持つ鍵かわからないという、もう何がなんだかややこしいことになってきました。
古い話ですが、アーロン戦でも普通に1対1の個人戦にもっていきようもあったのに、ルフィを海に沈めるというややこしい展開を見せてくれた尾田っちです。
今回それがさらにグレードアップされました。
室内なのに見事にガーデニング(ていうのか、あれ?)された庭の中を、キリンとオオカミに追いかけられて走り回る手錠の2人。
気分はわくわく動物ランド(意味不明)。
チョッパーがそんな2人を見て「何だ!?楽しそう!!」と思わず言ってしまったのも無理ないってもんです。
とにかくチョッパーに鍵を探してもらうことを託し…えっと、このまま逃げ続けるのかな、あの人たちは?
お前がおれ達の希望だと言われ照れてるチョッパーですが、そんな場合じゃありません。
とりあえず一番早く鍵を手に入れそうなのはサンジだと目星をつけ、サンジの匂いを追っていきます。
それが正しい判断か否かはまさしく神のみぞ知る、でございます。
一方、ロビンを追って正義の門を目指すルフィ。
その眼前には行く手を阻む大渦。
「時間がねェんだ なんかやってみよう!!!」
ちょっと待て――っ!!
その姿勢はまさにルフィらしくて大好きなんですが、まさかあのちっこい船で漕ぎ出すつもりじゃないでしょうね!?
水ですよ!!渦巻いてますよ!!
なんだかすっごくヤバイですよ!!
大丈夫かしら、船長…はらはら。
そのころのみんなですが、まずナミ。
クマドリに全く歯が立ちません。
元々彼女は戦闘要員じゃないんだもの、仕方ないです。
いつもは後方に控えてるナミですが、今回はロビンのことで火が点いちゃったのかな、かなり積極的に戦闘に参加してますよね。
パーフェクト・クリマタクトの威力がまだきちんと発揮されてませんから、その辺から突破口が開けそうな気もしますが、
ちょっと危ない展開です。やっぱりはらはら。
続いてフランキー。
今のとこは優勢ですが、燃料不足は時間の問題です。これまたはらはら。
そして、今回かなり問題のあるサンジ。(ファンの方すみません)
「”恋の罠”という名の高潮におれは飲み込まれちまう所だった・・・!!危なかった!!」
全くね(笑)。でもちゃんと3杯飲んだんだ、お茶。
「うるさい魔女め」だの「鍵をよこせ」だの、サンジくんがレディに対して発する言葉としては大変珍しいですが、
それだけロビンを傷つけたCP9を許せないんでしょう、それは本当だと思います。
自分でも頑張ってるんだと思います。
でも相手が悪すぎるわいな。
ほらほらまたすぐにノせられちゃった(苦笑)。
「おれのバカ野郎ゥ!!」って一応自覚はあるらしいです。
でも自分でもどうしようもないんだろうね。これはもうラブコックの本能か血か。
そしてこれこそ突破口はあるのか…?(もうすぐここに来るはずのチョッパーになんとかしてもらうとか?)
なんにしてもはらはら、そしてわくわくv(こら)
語り忘れてました、ウシウシの実、モデル「麒麟(ジラフ)」。
なるほど、キリキリの実じゃなかったんだ、語呂悪すぎるもんな。
分類上の話をしますと、ウシとキリンはどちらも偶蹄目(蹄が偶数に分かれている)の仲間であり、
その中のウシ科やキリン科として分類されています。(ちなみに偶蹄目にはシカ科もありトナカイはその中のトナカイ属)
だからそう見ると、ウシウシの実のウシウシというのは単なる牛というだけではなく偶蹄目全般としての意味があるようです。
そこまで厳密に見ないでもいいとは思いますが。
調べたらカバやヤギ、ラクダやイノシシもこの仲間でした。モデル「ラクダ」…あまり強そうじゃありません。
よだれ攻撃とかしてきたら嫌だな。
話がそれて失礼しました。
オオカミとキリン、野生の王国に囲まれてぺたんと座り込みながらCP9てのはそういう集団なのかと考えるゾロが大変可愛いかったですvv
いや、何してても素敵なんですがv
そして「2対2の雰囲気でほぼあいつ(ゾロ)に倒してもらおう」なんてちゃっかり考えてるそげ様もらしくて大変よろしいv
まあ、とりあえずは時間がありません。動物好きらしいゾロですが、敵は敵。斬らしてもらうと刀を構えかけたとこで、ついにカクの
人獣型への変型が…!
かっこ悪っ!!!
私じゃありません、言ったのはゾロです。
思わず口をついて出ちゃったようですね。本人も「何て浅いセリフを吐くんだ、おれは!!」とすぐさま反省しています。
心を乱すな、とか言ってますが乱れるでしょう、アレは。
チョッパーの人獣型なんてトナカイの面影はないくらいラブリーなのに、中途半端にキリンになってます。
首は長いし、ごついし、鼻は四角いし(元からか)。でも目はキリンそのものの可愛さがあります。
最初カクの目を見たときに必要以上に可愛らしいと思ったんですよねー。これはキリンの能力への伏線だったんですね。
ジャブラに爆笑され、ゾロからもダメだしされ、ウソップにまで可笑しいと指摘されても、なおかつ
「わしはキリン気にいっとるんじゃ!キリン大好きじゃ」と言い張るカクの意地っ張り具合がこれまたなんとも。
結構プライドの高い人なのかもしれません。
てか、キリン大好きでいないと悲しいよね。一生キリン人間なんだもの。
なににしても手錠コンビの行く末が気になります。はい。
2006/03/07
403話 「Mr.騎士道」
扉絵連載。
クロコダイルは脱走拒否。
うん、あんまりあっさりと元部下達とつるんで行動されちゃっても困るもの。
ミスGWやボンちゃんの話は面白かったけど、脱走云々になって、正直う~んと思ってました。でもその辺は、
どうにか上手く調整つけてくれそうで、さすが尾田っちです。
あちこちのサイト様の日記でネタバレを拝見してしまい、
どうやら今回はそれはもう可愛らしいちびルフィの話だと勝手に予想してました。
ところがどっこい、蓋を開ければメインはサンジくん。
そういえば私が拝見したのは、船長スキーの皆様のサイトだったなと今になって気付きました(苦笑)。
頼むぞ!!サンジ!!
とハシラのあおりにはありますが、たぶん無理…と呟くしかない状況です。
「わかってら んな事ァ!!」
「女だろうと手加減しねェぞ!!」
「痛ェ目見る前に~鍵を渡せ!!」
ますます言葉はヒートアップ、サンジがここまで言うのはホントに珍しいと思います。
だけど、それだけに却って強がりにも聞こえてしまうのですよ。残念ながら。
もちろんカリファにもその辺は見抜かれていました。
サンジの身体能力はさすがなもので、力は互角、というか(速い…!!)と六式使いにそこまで思わせてます。
さすがジジィ直伝の蹴り技、その威力はすごいんです。当たってればね。
「一発入った」だの「今おまえを踏み潰した」だの言っても、絶対カリファには当てません。
それは女性に対するサンジの優しさかと思いました、でも彼の中の騎士道はそんな生易しいものではなかったようです。
サンジについては順に語ることにしまして、ここで場面は変わってナミVSクマドリ。
ああ、もう鬱陶しい相手だな、こいつ。
髪を操る能力で(悪魔の実とは無関係?)、締め付けてきます。
その危機を救ったのはチョッパーv
あれ、サンジのとこへ向かったはずじゃあなんてツッコミはそっとしまっておきましょう。きっと途中でナミのピンチを見かけて
駆けつけてきたんです。えらいぞ、チョッパー。
そして逃げる2人。
自分と相手の力量をちゃんと測っているからです。
もちろん鍵もきちんとスっていました。この辺がさすがナミです。
自分のできること、すべきことを絶対見誤りません。ナミのこういうところって好きです。
だからこそこのチームに自分の存在理由を見つけられてるんだと思います。
ウソップやサンジもちょっと見習ってください。
さて、その鍵は残念ながら3番。ゾロウソコンビの鍵じゃありませんでした。
おいおい大丈夫か、あの2人…。
そんなナミとチョッパーのところにサンジが落ちてきます。
最近のワンピは上からよくいろんな物が落ちてきますね。
ところがこのサンジ、少し変。
なんていうか、尾田っちの3Pパラレルに出てきそうな変な体型してます。
チョッパーに言わせると「ガラスの人形みたいで全身つやつや」
カリファって一体どんな能力なんでしょうね。てっきりゾオン系の能力かと思ってたんですが、違うのかな?
鍵を取れなかったと謝るサンジを叱るナミさんがカッコいい。
「死にてェとは思わねェ…ただ女は蹴ったらいかんもんだと叩き込まれて育った、だから…
…たとえ死んでもおれは女は蹴らん…!!!!」
ゼフったらなんちゅう教育を…。意外に紳士なんですね、あのじいさんも。
まあゼフはさておき、サンジの宣言にチョッパーは「おお」とぞくぞくしてますが、ナミは一言「ばかね…(ため息)」です。
私もナミさんに同感ですね。
サンジの騎士道はある意味カッコいい。
自分の命を犠牲にしてもポリシーを守る、その姿は誠実で真っ直ぐなまさしく騎士。
でもね、今は海賊なんですよ。
サンジのことを大切に思う仲間たちがいて、今はサンジ自身にもやらなくちゃいけないこと(ロビンを救う)があるんです。
サンジの生き様は綺麗だけど、見ていて少しだけイライラします。
それは彼が全く自分を大事にしないから。(それがサンジなんだけどね)
いろんなものを掬いあげようとするサンジが唯一拘らないのが自分の命、ってのがあまりにも腹立たしいのです。
「逃げ出すことも騎士道に反するのなら…せめてそっちは捨てなさいよ!!
ムダに死ぬことは話が別よ!!」
ナミの言葉は届いたでしょうか。
これで彼が少しでも変わってくれると嬉しい…というか安心です。
「あの女は私に任せて!!容赦しない」
「それとあんたの騎士道…少し見直したわ」
いよっ、男だね、ナミさん!(カッコいい!)
そして惚れ直したと聞きなおすとっても「らしい」サンジも、そうは言ってねェとツッコミ入れるブラックなチョッパーも、
どっちにも笑っちゃったv
ついにナミVS カリファ。
紆余曲折はありましたが、どうやら最初の予想通りになりました。
能力値で言ったら、何とかなりそうなカードです。
そしてチョッパー対クマドリかな。
サンジはリタイヤ?(おいおい)
一方、そのころの船長。
溺れてるよ!!!
ボートで漕ぎ出すなんて、あんたなんつー無茶を…。
先週予想はしてたけど、まさかホントにやるとは思ってませんでした。
危ないっすよ、ここでワンピが最終回になるとこだったじゃないの。
チムニーに助けられ、しかも正義の門への道も教えてもらいました。
意外にあっさり見つかったなという感じです。もう少し探し回るかと思ったのに。
目の前には硬い大きな扉。
そして船長は、口に指を入れ…おおおおお、このポーズはギア3!!!???
扉は見事に開きましたが、そこに現れたのはパラレルで見慣れた2頭身ルフィ!!!
チビになってますよ!!??
えええええええ、なんでー!!??
ギア3の後遺症なの!!??
どんな理由があって、縮んじゃったんですか!!??
どんどんファンタジーになって行きます、ワンピース。
船長の体がこれではきっと困ると思いますよ、ゾロとかが。(何でだ)
2006/03/14
404話 「フランキーVSフクロウ」
すっかりUPが遅れました。
フランキー兄キの対戦は面白いと思うものの、イマイチ燃えていない自分が正直すぎて涙が出そうです。
「ルフィちっちゃ!!」という可愛いハシラのあおり通り、萌え死にそうなちっちゃい船長が走っていきます。
ててててて
ととととと
たたたたた
どどどどど
どんっ!!
効果音の変化と共に、体も徐々に大きくなって・・・。
どんっときました、どんっと。
真夏の世の夢、ちっちゃいルフィは儚くも淡い幻となって、我々の前から消え去っていったのでした。
ギア3が発動したらまたお目にかかれる気もしますけれど。
扉の壊された音に脅えるスパンダム。
何者かの追ってくる気配をいっそ楽しんでにやりと笑うルッチ。
チムニーたちにつけられていたのは気付いていたんですが、放っておいた理由を「指令が出ませんでしたので」ときたもんだ。
とことんスパンダを馬鹿にしきっているのか、麦わらと戦いたくて仕方ないのか、
どちらにしろ相変わらずルッチはルッチです。(褒めてないから)
ぎゃあこぇぇぇぇぇ
脅えてろ、スパンダ。
麦わらチームとCP9ですが、まずはアニキからのようです。
もみあげカッターなど「やっぱりアンタ改造しすぎ」とつっこみたいアニキVS
指銃の速度で撃ち抜く超重量「拳」、「獣厳(ジュゴン)」のフクロウ。
(技名もわくわく動物ランドなんだ)
激しくもハードな打ち合いですが、どこか同レベル同士の微笑ましい対戦にも見えます。
燃料の切れかけたアニキですが、幸いにも壁を破って給仕室にこられました。
そこへクマドリとチョッパーも同じく乱入してきます。
うるさいクマドリをなんとか冷蔵庫へ閉じ込めたチョッパーですが、フランキーはその冷蔵庫に用があったのでした。
そしてお互いゴリラの能力者とチンピラ呼ばわりです。気持ちは完全すれ違い。
チョッパーはまだ「ルフィと一緒で許してないんだからな」と、
フランキーに向かって怒るのですが、今は手を組むしかないと判断。
フランキーに協力して、冷蔵庫を一瞬だけ開けてコーラを取り出すことに挑戦します。
「コーラで強くなるバカがどこにいるんだ!?」と、今回も少々ブラックが入っている気がするチョッパーです。
最も目的のコーラはなかなか取り出せません。
野菜ジュースだのお茶だの。
なるほど、中に入れる飲み物で反応が変わるのですね。
面白すぎるぞ、アニキ。(メモメモ)
さすが、医者であるチョッパーは興味津々です。
アニキが仲間になったらこっそりと実験を企みそうだ・・・という妄想はいかがでしょうか。
医師・チョッパーの「他の飲み物だと一体どうなるんだろう」的な顔(図星)に笑いました。
多少(?)の行き違いはあったものの、無事コーラを入手したアニキ。
ストロングハンマー一発でフクロウを撃沈。
これにはチョッパーもすげぇぇぇとびっくりです。
これで勝負ついたのかな?
いやCP9だもの、そんなに甘くないよね・・・。
次週は巻頭カラーvv
予告にはゾロ&ウソップが危ないとかなんとか・・・。
はい、すでにしっかり煽られています。
これでウソ予告だったら怒るよ。もう。
2006/03/24
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