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446話 「ドクトル・ホグバック」
ジャンプ表紙の懐かしい顔が嬉しいです。
そう、アラバスタ編ではまだメリーと一緒に旅していたんだよね・・・。(しばし感傷に浸る)
さて、扉絵は男性陣の揃い踏み。
内容が男性向けのサービス満載だったから(笑)、バランスとってこっちは女性ファンへのサービスにしたのかな?
今回のテーマはバイキング。尾田っち、バイキングって好きそうです。
それにしても、中央を陣取る船長のかっこいいこと!!!(ばんばん)
娘たちに言わせると「えー、肉食ってるじゃん」らしいですが、その咥えた肉がまたいいんだってば。
ちょい悪そげなオトコの顔してるのがいいなぁvv
しかも「コイツには指一本触らせねェ」とばかりに後ろに控える某剣士がこれまた良い顔してるんだvv
最初フランキーをウソップの乗り物と認識していたために、「えー、フランキーってばまだイラストの仲間に入れてもらえないの?可哀相に」と、
ファンにあるまじき感想を持った私をお許しください。(だってセイウチと同じ色してんだもん)
では本編に。
ゾンビに追われ、已む無く屋敷に行く羽目になった非戦闘員トリオ。
いきなり番町皿屋敷シチュエーションで出迎えてくれたのは(ただし本物は皿を投げたりしません。念のため)、
皿嫌いの使用人シンドリーちゃん。
「皿嫌い」というキャラ設定を私は生まれて初めて見ました。すごいっす・・・。
そして対に登場したのがドクトル・ホグバック。
一瞬漫画を間違えたかと錯覚しました。アクマを操る千年伯爵かと思いましたんで。(似てない?)
体型にかなり無理がありますが、それよりも自分ちの使用人にすら言うことを無視される扱いの軽さに哀愁を覚えます。
ホグバックが敵(?)だったとしても、絶対ラスボスじゃないよな・・・。シンドリーちゃんがラスボスと言われる方がよっぽどそれっぽさがあります。
まあ3人は無事屋敷の中に入れてもらえるのですが、どうして最初ナミとチョッパーだけよくて、ウソップが断られたのか。
またその辺に謎があります。
女・子供&ペットはOKだけど、成年男子はだめってことですかね。
じゃあ生贄系のあれこれとか・・・?
ナミたちはホグバックと話をするのですが、ますますどうして怪しくなってきましたよ、このドクターは。
ゾンビ、そして島をうろつく生き物達を「何かわからない」と言いきり、しかし死者の蘇生を研究しているというホグバック。
なんとなく矛盾している気がします。
チョッパーは単純に「その研究が成功すれば喜ぶ人がいっぱいいるぞ」と賞賛するのですが、さて、それはどうなんだか・・・。
世の中も人の命もそんな簡単なもんではありません。
この世間知らずな子供っぽさがチョッパーの可愛さでもありますが、人としても医者としてもまだまだ未熟なところです。
そして、研究室は覗いちゃダメなんだそうです。
おおお、怪しさMAX!
もう一つ気になることに、彼はガイコツ、つまりブルックを知っているようです。
アイツのことか・・・いやまさかな・・・ときたもんだ。
ブルックが奪われたという影。その仇と狙う相手こそこのホグバックなんでしょうかね。(じゃなくても絶対なんかされてるよな)
場面は変わって屋敷内風呂場。
さあさあさあ、大きいお友達へのサービスコーナーの始まりですよ。
ナミさん入浴中です。惜しいなぁサンジ・・・。
ナミはこの屋敷にゾンビが潜んでいることやホグバックが怪しいことを分析し、外の二人に語るんですが、そこへケモノの唸り声・・・。
これは、ロビンが言っていたアレですか!?
という間に、ナミは入浴中の姿のまま(おおっ)壁に押さえつけられ口を塞がれるという、セクハラなんてはるかに超越した、
少年ジャンプの壁をひらりと飛んでスーパージャンプ系な事態に陥っています。
だだだ、大丈夫なのか、ナミさん、そしてこの漫画。
なんだかどきどきしてきます。いろんな意味で。
間一髪飛び込んできたウソップとチョッパーのおかげで(ただし危機を察知して・・じゃないところがなんとも。)無事だったんですが、
結局逃げた透明人間の正体はなんなんでしょう。
ロビンにもとんでもないことしてましたからね。
目当ては女か?嫁が欲しいのか?
サンジ、そんなヤツとっとと蹴散らしてやりなさい。
とにかくこの屋敷でもピンチには変わらず。
救援隊が来るまでまだまだいろんなことが待ち受けてそうな3人です、はらはら。
お待たせしました。また場面は変わって、もう一方の居残り組。
ガイコツ野郎のゴースト船も・・・
ウソップ、ナミ、チョッパーを乗せてたハズのミニメリー号も
クモの巣で身動き取れず・・・
正面には計算されたとしか思えねェ位置で島の入り口が誘ってる・・・
ゴースト達の手招きまで見えてきそうだ
すみません。ゾロがなんだか一人で頭良さげなこと呟いているので、思わず書き写してしまいました。
たいして考えちゃいない気もしますが、なんだか詩でも朗読してるような滑らかな言葉のリズムに、
どうしたんだ、ゾロ!?と問いただしたくなります。
そこへ
「なーにをごちゃごちゃ言ってんだゾロ!!ホラおめェも来い!
行くぞ!!弁当わけてやるからよ、ししし」
船長のお言葉です。
これ、ルフィが言ってますよね?
私の目が妄想に曇ってるわけじゃないですよね?
弁当を分ける!!??ルフィが!!??
しかもごく自然に言ってます。
ゾロなら、ゾロにならフツーに弁当を分けてあげるんですね、あなたは!
そうまでしてゾロと一緒に行きてぇな〜とか思ってるんですね!
そんな可愛い顔で(フィルター全開)誘っちゃったりするわけですね!
・・・
そしてゾロもまた船を下りて探索に加わるのでした(笑)
階段を下りていく一行を迎えたのは、例のキツネ交じりのケルベロス。
しかし。
「地獄のほうが安全だろうに」
「あらかわいいわね」
「あいつケンカ売ってねェか?」
「生意気だな・・・」
「うめェのかな?」
びびってないというか、怖すぎです、この人たち。
ケルベロスの運命やいかに・・・。(心配するとこ違う)
2007/02/28
447話 「びっくりゾンビ」
思いっきり遅くなってしまいました。
しかも次回の分ももう読んでいるので、さらりといきます。
絶体絶命、大ピンチのケルベロス。(そっちかい)
だけど、うっかり戦う気を見せようもんなら、
「じゃおれが」
ほら、ほら戦うの好きな誰かが早速名乗り上げられてしまいました。
船長の手を煩わせるなんてトンでもない。
こんなのとっととオレが片付けてやるからおまえは下がってろ、とでも言いたげな匂いがぷんぷんです。
いやぁ、それにしても2コマ目の船長の後姿。
リュックに麦わら帽子に虫取り網・・・というぼくの夏休みスタイルは、後ろに控えるのがしっかりものの兄姉たちだけに
通常の1.5倍増しの可愛らしさでした〜〜〜v
今回は船長、年長者に囲まれてるんですね、ふふふ。
その年長者たちにイヤイヤとつっこまれつつ、可愛い末っ子は実に彼らしくケルベロスを手懐ける(?)のでした。
ケルベロスに乗って、一行は森へ向かいます。
一方ホグバックの屋敷では、ナミを襲った透明人間アブサロムとホグバック、そしてベローネと名乗るゴーストが悪だくみ中。
アブサロムの目的は花嫁(ナミが気に入った様子)ですが、どうやら彼らはルフィたちが狙いのようです。
ああ、でも狙いはお金じゃない感じですね。
政府が3億をかけた賞金首。
その並じゃないとこがポイントかもしれません。
素直に考えたらルフィたちの体、ですよね。
より優れた実験体(ゾンビ?)を作り出す材料にするために、必要なの。
とにかく全員狙われています。
そして屋敷内では・・・
でたーーーーーっっ!!!
絵やら敷物やらあらゆるところからゾンビ(かな?)が現れて、ナミたちに襲い掛かってきます。
何気に2人を守って戦うウソップがいい。
けれど、扉は開かず、中に閉じ込められた形の3人です。
ひぃぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!(映画とかでもこういう追っかけられる展開がダメな私)
暖炉に追い込まれたところで奥の壁がくるりと回り、3人は隠し通路へ・・・。
「ホグバック様の研究所へ行かれてしまうぞ」
というのがまたキーですね。
一体底には何が隠されているのか。
それはまた後程として、隠し通路でも廊下の絵から出てきたゾンビに追っかけられつつ、3人はある部屋に逃げ込みます。
そこには・・・・
大きな写真。
可愛らしいその女の子は・・・シンドリーちゃん!!??
謎が謎を呼び、どんどんヒートアップしていきます。
そんなわけで、ほいと次週分に続きます。
2007/03/12
448話 「モリア」
まず扉絵。
月にいたあの珍獣おじさんは、ロボットだったんですね!(驚)
カラクリ島で生まれたとのことですが、別に去年の映画とは関係なさそうです。
では本編に参りましょう。
ゾンビに追われて3人が迷い込んだのは、その中いっぱいにシンドリーちゃんの写真が飾られた部屋。
その数の多さに、逆に本人の部屋ではないと思えます。
写真の中のシンドリーちゃんは傷もなく、とても可愛らしく笑っています。
どうやら舞台女優だったそう。しかも貴族出身。
では以前にもどこかで使用人をしていたというさっきの話は・・・。
そしてそして、さらにホラーチックなことに、彼女は10年前に事故で死亡しているという新聞記事が・・・。
きゃーーーーーっ!!!(逃走)
一体彼女は何者なのでしょうか。
この部屋は舞台女優だったシンドリーちゃんのファンの部屋のようにも思えます。
それがホグバック・・・かどうかはイマイチ定かではありませんが、例えば大好きだったシンドリーちゃんが事故で死んだために
人を生き返らせる研究にのめりこんでいった・・・なんてね。
10年前ってのが失踪の時期にあわないかな?
で、それには他の肉体が必要だから、どっかの使用人だった女の子の体を使うのですが、でも結局そっちの影響が強く出てしまい、あんなシンドリーちゃんになってしまった・・・、そんで現在は若干もてあまし気味。
そんな推測はどうでしょうか。(当たったためしはありません)
だとしたら、ルフィたちの体がなんかを蘇らせるために必要だということで、先週の悪巧みにも繋がっていきそうですよ。
まあ、そんな先取りが必要ないのがこのワンピースという漫画。
素直に続きを楽しみたいと思いますv
それにしてもこんな謎だらけの、そして大ピンチの最中でも、宝箱に豹変するナミさんが素敵です。
さらに「財宝置き場はここじゃない・・・」
その言葉もしっかり聞き逃しませんv
これから3人は財宝置き場を目指して屋敷中を探し回るのでしょうか。
気の毒にな、ウソッチョコンビ。
3人が逃げ去った後、下駄を響かせて「用心棒」という男が現れます。
え、これ誰・・・?
ヨホホホホという笑い方と口調が、なんとなくブルックを連想させますが、それはあまりに唐突な・・・。
しかしここで一番重要なのは、それが誰かというよりも刀を持ってることです。
刀ですよ、刀っ!!(ばんばん)
てことはゾロが絡んでくるはずじゃありませんか(きらりーん☆)
対戦するのか、あるいはこの人のおかげで雪走に代わる刀を手に入れるのか(元通りに直してもらえたら一番嬉しいんだけど)。
ふふふ、ますます楽しみが増えましたv
一方、こちらは森を行くルフィたち一行。
この「いろんなモンを仲間にしようとすんじゃねェ!」という説教はサンジでしょうか。
サンジとフランキーは、海列車を髣髴とさせる漫才コンビ並のやり取りを展開中。
ルフィは「次何が出るのかな〜〜〜楽しいな〜〜〜」と一人超ゴキゲン。
そんな中、あら、森の生き物達についてロビンとゾロが語り合っています。
共通する包帯、縫い傷、刻まれた番号に気付いたロビン。
それに「管理されてるってことか」と、きちんと分析した答えを述べるゾロ。
意外にこういうとこ賢いですよね、ゾロってば。(ゾロファンとしてこの言い方はどうなんだ)
もう少し彼の意見を聞きたいとこでしたが、残念、そこに例の気の抜けたゴーストが現れてしまいました。
ネガティブ、ネガティブというかけ声のままに、こいつらの能力は触れた相手をネガティブにしちゃうという、実に恐ろしいものでした。
フランキーも落ち込み、あああっ、ルフィが貝になりたがっているーーー!
(お若い方はご存じないでしょうが、フRンキー堺主演の(この人も知らないかも・・ですね。
しかしフランキーとはなんて偶然な:笑)『私は貝になりたい』という悲しい映画がありました。もちろん私もリアルタイムでは見てません)
「情けねェ奴らだな、普段から気をしっかり持たねェから妙なゴーストごときに心を翻弄されんだよ」
おおお、なんというカッコいいことを言うのだ、ゾロ!!
そうよ、そうよ、ゾロみたいに身も心も鍛錬を積めばこんなゴーストごときに・・・
「生まれてきてすみません・・・」
どうゎぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!!
ネガティブに落ち込むゾロだーーーーっ!!!
なんかすごいもん見ちゃいました!!
まさにこれこれ、このマーク、→ 「 orz 」 (爆笑)
しかもサンジに見事に目撃されてます。
にやにやと笑われていますが、実を言うとサンジだって「ほげー」があります。
これでおあいこです。
そうやってお互いさまなケンカがまた延々と続くのでしょう、彼らは。
(そういうバカで対等な二人が結構好きです)
このゴーストは明らかに森にいた謎の生き物達とは別物。
誰かが糸を引いている・・・などと考えているうちに墓場に着きました。
ナミたちがゾンビ集団に襲われたあの墓場です。
ゾンビです。大怪我した年寄り(ルフィ談)ではありません。
確かに映画ならともかくこの絵からは見分けつきにくいですが。
さて、ゾンビたち、ゾンビの危険度を教えてやると一斉に襲い掛かりますが、相手が悪すぎます。
5人は顔色一つ変えず、「6億B・JACK POT!!」
集団のゾンビより恐ろしい攻撃です。さらに本気にさせたらきっと骨も残りません。ぶるぶる。
ルフィはナミたちの行方を尋ねます。
「鼻の長ぇ男と、オレンジの髪の女と、トナカイみたいなタヌキが・・・」
え?
トナカイみたいなタヌキ?
タヌキみたいなトナカイじゃなくて?
まだチョッパーが何かわかってなかったのか、船長!?
3人に手を出したことがばれて、ルフィにKOされたゾンビたち。
屋敷に向かおうとしたところで、謎のゾンビ、いや今度こそ大怪我した年寄りに(やっぱり見分けつきましぇん)呼び止められます。
老人はその強さで「倒してほしい男」がいると言います。
この老人はじめ多くの人間の影を奪った男・・・ブルックも被害者の一人のようですね。
その男の名はモリア。
その正体はロビンが知っていました。
ゲッコーモリア。
元々の懸賞金でさえ今のルフィを上回るという、
七武海の一人!!!
うーむ、久々に出てきました、王下七武海。
一気に話がシリアスな方向に転がって行きます。
七武海のクロコダイルと一緒にいたロビンが汗だくだく流すくらいの奴なんだから、
そりゃ強さも半端じゃないでしょうし、おそらく能力者なのではという気もします。
影を奪うのもその力かもしれないですね。
ゲッコーなんだから、月光?月の力とか利用するのかな?
このゴースト島「スリラーバーク」に潜むラスボスはこのモリアなのか。
この島のゾンビや生き物たちを生み出したのはホグバックぽいけれど、ならホグバックはモリアとどんな関係があるのか。
ルフィたちを狙うのは何故か。
影を奪う力とは。それは一体何のために(支配下に置くため?)。
ブルックが仇と狙うのも、モリアなのか。
考えれば考えるほど今はいろんな情報が錯綜していてわからなくなります。
こんな何も考え付かないなんてどんな頭なのよ、私。
あああ、生まれてきてすみません・・・。
おっとっと、ネガティブゴーストに触られてしまったようなので、今週はこの辺で。
2007/03/13
449話 「スリラーバークの四怪人」
またしても遅れてしまいまして、2週分続けてのUPです。
まずは巻頭カラー。
日記でもちらりと叫びましたが、いやいやいや、私はこのゾロ好きですv
(ゾロしかみてないのか、と自分でも軽くツッコミ)
ルフィ、ゾロ、ナミという初期メンバーの3人というのは最近では珍しいですが、なんだか落ち着きます。ナミへの気合の入り方は尾田っちの愛でしょうか。
でもとにかくゾロですよ、ゾロ!(ばんばん←また始まったよ・・・)
丈はロングですよね。服自体は黒一色ですが、それに金のチェーンやらベルトやらが映えていやん、カッコいいv
どこを見ているのか、あれこれ思いを巡らせたくなるような表情がたまりませんvv
一方ルフィの格好は非常にシンプル。服にも靴にも何の飾りもありません。
それはそれでまたルフィらしくていいんですv鼻ほじってたとしても。
表紙で燃え尽きてもアレなんでこのくらいにして、本編。
ゲッコーモリアに影を奪われたというゾンビ、いや老人の涙。
フランキー兄貴は案の定、やっぱりもらい泣き。
それに対し、
ゾロ「気持ちをわかりすぎだろ!てめェ軽く背負い込むな」
サンジ「まったくだ、おいジジイ(略)おまえじゃトキメかねェ!」
二人がまた、「らしい」言葉で返しています。
軽く背負い込むな。
幼い日の幼馴染との約束を強く守り続けているゾロだからこそ、却って説得力がある気もします。
他人を背負い込むってことは生半可な覚悟ではできないのですから。
一方サンジ。
こんな言い方してますが(レディじゃなきゃトキメかないのも事実でしょうが)、やはり背負い込むことの重さを知っている彼だからこそ、
情に厚いが故に簡単に背負い込んでしまうフランキーをたしなめてるのかもしれません。
いや、まあこの辺はあくまでも推測です。
そこへ船長。
「まーでもよ」
その一言を笑顔で言ってのけるルフィ。
元々ブルックの件もあって影を奪った相手を探していたのですから、ついでっちゃあついで。
ぶっ飛ばすから、そのついでにおっさんも助かるんじゃないか。
助けてやるなんていいません。
ルフィはそんな意味では背負い込まないのです。
あくまでも優先すべきは己の夢。己の行く道。
決して人を助けを優先して行動するのではないという、そういうスタンスがこの漫画の魅力なのではないかと思います。
一方屋敷のウソップ組。
研究所でホグバックとシンドリーちゃんが、なにやら怪しげな研究をしているのを覗いています。
ゾンビが人造人間か。
いずれにしろ尋常じゃありません。ちゃんとナンバー入り。
この島のゾンビはホグバックがみんな蘇らせたのだとナミが結論付けましたが、さて、そういわれると却って違うような気もします。
まだ一捻りも二捻りもありそうですね。この島は。
それにしてもシンドリーちゃんがいい味出しています。
なんなんでしょう、彼女の暴言の数々・・・はともかくも、あのこだわりは。
これはキーポイントになるのか、それともただ単にそういう人なだけなのか。
固唾を呑んで見守る3人の背後から、不意にヨホホホホと現れたのは・・・ブルック?
口調は完全にそうなんですが、でも骸骨じゃありません。
同一人物じゃなさそうです。じゃあ一体誰・・・???
そんなとき、ホグバックの口から、もうすぐ「夜討ち」が始まると告げられます。
迷い込んだ客人たちを油断させ一気に狩りこむ罠。
島のあちこちに不穏な空気が漂います。
墓場ではゾンビたちが蘇ってきました。
それを率いるのは、覗きが趣味のエロサロム、じゃなくアブサロム。
あの透明人間です。
ゾンビたちにあれだけエロを連呼されるくらい、彼のエロさは有名なようです。
透明になる能力があるんですよね。
透明人間になったらなにをしたいというアンケートで、「女湯を覗きたい」というのはお約束的にそう答えているのかもしれないってくらい非常にベタな回答なんですが、
まさかそれを実行するやつがいるとは。
まさにエロの中のエロ。
いっそ天晴れだと思います。
そしてあのネガティブおばけたちを率いるのは、ゴーストプリンセスのベローナ。
可愛い女の子です。口悪いけど。
これは・・・サンジが相手するのかな?
また女は蹴らないとか言い出すんじゃないだろうな、サンジ。
そして4人目のついに登場、ゲッコーモリア。
ミホークとかドフラミンゴみたいなのを想像してましたが、またしても裏切られました。
とにかくでかい。
そんでもってどこか間の抜けた感じがします。
でもただならぬ雰囲気はありますよね。とんでもない能力とかありそうだし。
そのころ、ルフィたちは、この島の正体を知りました。
この村がすべて、モリアの巨大海賊船に乗っているのです。(そりゃびっくりだ)
目指すは屋敷の後ろにあるメインマスト、そこがモリアの居場所ということです。
ゾンビたちの夜討ちはいよいよ開始されました。
謎の4怪人たちがてぐすねひいて待っています。
彼らの狙いは何なのか。
最近話題になった賞金首の海賊たちを脅かしてやろう(そんなやさしいもんじゃないだろうけど)とかいうのか。
それともその裏に真の狙いがあるのか。
ルフィたちも屋敷に着きました。
いよいよご対面です。もっとも年長組はたいして気にも留めちゃいませんが。
今回は雨の降り出してきたシーンで、あくまでも船長と一緒のコマの中にいてくれるゾロにときめきましたv
たった3コマですが、小さな姿であっても、セリフが顔にかぶっても。
そこまでしても船長と一緒にいたいのか、ゾロ。くぅ〜、泣かせるねぇ。
2007/04/04
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