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471話 「MY FRIEND」


どわっ、ちょっとなんですか、この表紙っ!!!!
こういうルフィを中心として全員揃い踏みの絵って大好きです。
そして巻頭カラーも、相変わらずぎゅっと凝縮された物語性のある一枚で。
フランキーとチョッパーがすごく可愛いv
でもこんなたくさん描いて、尾田っちの体調が心配です。
先週は病気で突然の休載でしたが、この夏は10周年記念で忙しかったんだろうと本気で心配しました。 (他の作者さんならふぅんと鼻で笑ってる私…←おい)
尾田っち、最終回を描ききるまで絶対倒れちゃダメですからね、体に気をつけてくださいね。


倒れ伏すみんなを前に、残り三人、ルフィ、ナミ、ウソップを探すオーズ。
やっぱりウソップは認識されてなかったようです、しかもイカスヒーローって…さすがルフィ(笑)


目が覚めたペローナはウソップの攻撃にもう気持ちが折れてしまってます。
オーズの襲撃に怯え、部下に「食料」と「財宝」をサニー号に積むよう命じ、逃げることにしました。
ふふふ、サニー号に積む。これでルフィたちは食料と財宝ゲットですねv


一方再びさらわれてしまったナミ。
ようやく目を覚ましましたが、アブサロムのエロさの前にピンチ!(笑)
と、そこへ、飛び込んできた二刀流、ドレスの縦じまが誰かの腹巻の模様のようにも見えます、いやそれはいいんですが、イボイノシシのゾンビ、ローラです!


「あいつは私が足止めするから。助けに来たのよ、マイフレンド」
ナミに切りつけるふりをしながらこっそり囁くローラ。
ナミへの友情かアブサロムへの愛か、彼女の真の目的は図れませんが、それでもナミをかばい逃がそうとしてくれたのは事実です。
ローラ…あんたなんてオトコマエなんだ…(ほろり)


けれどアブサロムはローラをあっさり倒し、ゾンビの分際でなどとほざく有様。
ローラの女の友情に胸打たれたナミは、逃げるのをやめ、サンダーチャージでアブサロムに一撃。
サンジとの戦いで限界を超えていたアブサロムはあっさりやられてしまうのでした。


サンジ…あんたって…あんたって(再びほろり)
ナミはサンジが助けに来たことなんて「全然」(できればフォント大の心意気で)、知りません。
かっこよく登場したことも、刺されながらかばってくれたことも、全ては霧の向こう側。
しかもアブサロムを倒したのはナミの中では「自分」ですからね。
きっとそういう星の下に生まれついたのでしょう、彼は。
でもそういうところ好きですよ、
とってつけたようなフォローのようですが…。(すみません)


ローラはナミが女だって知っていました。
それでも助けに来たってことは、やっぱり友情だったのか。
あの集団では女同士楽しくしゃべることもなく、寂しかったのか、そう思うとまたしてもほろりとしてきます。
とはいえ、
「婿になれやァ、アブサロムー!!!」
元気そうだから大丈夫でしょう。(怖いよ)


再び場面はオーズ。
城内を探すオーズですが、そこにかぶってなにやら会話が…


「何つった、名前?」
「確かロース」
「いや違う、最後はズだった」
「ヒューズ」
「いや遠のいたぞ」


まるでサニー号の船内で交わすようなのんびりした会話。
瓦礫の上を歩く影。
あの足と、三刀流と、奥にももうひとつ…。
ちょっとちょっと、なんかどきどきしてきたんですけど…。


「おい、オーズ!!てめェの中身がルフィの影なら

てめェの仲間の底力……!!
見くびっちゃあ イカンだろう……!!!」

どどどんと立ち上がる6人。
ページめくった途端、思わず叫んでしまいました。
だってだって……。(感動)
こういう場面でゾロやサンジが立ち上がるのは普通です。(普通なのか?)
でも、チョッパーやウソップやロビン。
フランキーもみんな、全員で立ち上がった。
だってオーズはルフィの影なんだもの。だから絶対に負けるわけにはいきません。
自分たちが負けたら、ルフィは自分の手で自分の一味を壊したことになってしまいます。
大事な船長にそんな悲しい思いさせられるわけじゃないじゃないですか。


麦わら一味正念場の戦いです。
ゾロがついに本気手ぬぐい巻いたことにかなりドキドキしている私です。


2007/09/26




472話  「ダウン」


久しぶりに扉絵をちゃんと見たんですが(おい)、ビルカ…おや、エネルが滅ぼしてきたっていう故郷の名前じゃありませんか?(記憶曖昧)
単に月でお友達ができた話かと思ってたんですが、意外に奥深そうですね。


本編。
「一つ提案なんだが…」
うおう、何でも言ってくれ、ゾロ!


「コイツを一丁投げ飛ばすってのはどうだ?」
「成程…そりゃさぞ気持ちいいだろうな」
右腕左腕の意見が珍しくも一致したところで、それじゃあ一丁いってもらいましょうか。


ゾロ「しかしこのデカさでルフィの動きとは恐れ入る」
ルフィはもっと小さくて可愛いんだぞ、とでも言いたげに思えてしまうのは、私の脳内の変換機能がおかしいからです。
でもロビンの
「でも『海賊王』は似合わないわ」
にもルフィへの思いが感じられますよね。
そんな中ウソップの
「超コワイ」
あんたはそれでいいんだよ、ウソップ…(ひし)。


先に仕掛けてきたのはオーズ。
ゴムゴムの尻モチって…そんなのルフィが仕掛けてきたら、また可愛いんだけど残念ながらそんな技はございません。
それに対抗すべく、真っ先に仕切ったのが最年長、三十路のアニキ。
おお、さすがじゃないですか。
「戦略の15」
それに「ええ、アレを!」とウソップ&チョッパーが返すあたり、すでに1〜14も相談済みと思えます。
いやひょっとしたら30くらいまであるのかもしれない。


「ゾロ!!!ぐるぐる!!スタンバイだ!!」
新しく加入したフランキーが仲間の名前を呼ぶのって、くすぐったくて恥ずかしい気もしますね。
へぇ、ゾロのことは名前で呼ぶんだ。でもサンジはぐるぐる…。
それでちゃんと自分だと認識してるサンジも、いっそ可愛いんですが。


そしてフランキーの両手足&頭に合体して
「パイレーツドッキング6、巨大ロボ『ビッグエンペラー』」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だからさ、フランキー。
あんた最年長だから。一応三十路だから。
心はいつでも少年ですか(だろうな)。
ウソッチョと一緒に、てか率先して何をやらかしてるんですか。


そこにロビンの
「人として恥ずかしいわ」
「もう二度と…二度と誘わないで、『ドッキング』」
という容赦ない言葉は、彼女のキャラを考えれば当然です。
いくらこの海賊団に馴染み、笑顔を見せるようになったからといって、これは二十歳を越えた人としてどうか思えるところです。
19歳’sはどうかというと、ゾロが思わず誘われてしまった自分を思い切り恥じて記憶から抹消しようする一方で、 別に平気なサンジ。その辺の対比がまた面白いところです。


そして、ここからが麦わらチームそれぞれの個性あふれる連続攻撃!
もうね、読んでて楽しくって仕方ありませんでした。
私、本当にワンピースが好きでよかったと改めて思いましたもん。


ゾロ「ロビン!おれがあいつの左腕をハジいたら関節をきめろ!!」(フランキーの巨大ヌンチャクを刀に刺して装備)
ロビン「了解」(くすって感じが可愛い)
ウソ「必殺『特用油星』三連発!!」(オーズの手を滑らせバランスを崩させる)
ゾロ「おい、飛ばせ!!!」(サンジに向かって)
ここでムリならいいぞと煽り、それに簡単にのるのがすでにお約束。
そして
「空軍パワーシュート!!」
サンジの空軍シュートはいつ見ても惚れ惚れしますv


ゾロ「大撃剣!!」(ヌンチャクで殴る)
ロビン「百花繚乱 『大樹』」(関節をきめさらにバランスを崩させる)
フランキー「フランキ〜〜〜空中散歩」
今回一番見事なのはこれでしょう。
即興空間階段造り。
もう細かいことは言いっこなし。アニキが頑張ってるんだからいいんです。
しかもこの散歩道、寿命は短いという見事に彼らしいオチつきなのが最高でv


フランキー&チョッパー「ス〜〜〜パ〜〜〜〜フラッパーゴング!!」
(怪力二人で顎を殴る。脳震盪を起こさせるという、こちらはちゃんと医師の解説つき)
さらにふらふらになったところに
サンジ「アンチマナーキックコース!!」
すごいすごい、この連係プレー!!(ぱちぱちぱち)
そして見事にオーズをひっくり返す麦わらチーム。
「1ダウン」と指を上げるサンジが悪そげで、なんかカッコいいv


1000人の軍隊でもムリなことを、たった6人でやっちゃう彼らの常識では計り知れない底力。 その根底にあるのが、この海賊団と船長=ルフィに対する思いだというのがたまりません。
オーズも本気で怒り出しましたが、どうにか無事にとめられますように…。


一方ナミ。
意識のないアブサロムと誓いのキスを交わすローラが怖い。
エロなどうしようもないヤツでしたが、意識の戻ったときに彼の受ける衝撃を思うと少しばかり気の毒にも思えます。
さて、状況を教えてもらい、ルフィの影を取り戻す算段を考えつつも足が宝物庫に向かうナミさんが素敵だ。
でも、宝物庫は空でした。
ペローナが部下に命じてサニー号に積んでしまったからで、 まぁ結果はたぶん同じだからそんなにがっかりしないでも大丈夫だと思いますよ、ナミさん。
むしろ運び込む手間が省けてよかったかもしれません。
そんなあたふたしたサニー号に現れたのが…


バーソロミュー・くま!!!(驚)

えええ、なんでいきなりまた!!??
突然の展開についていくのがやっとです。
はっ、もしかして今までのはむしろ前哨戦でこっちが本編!?(まさか)
モリアに用があるようで、まあ七武海で知り合いなことだし、それはそれでいいんですが、 昔一回でたきりの彼がこんなとこで再登場して来るんだから、侮れません、ワンピース。



2007/10/04




473話  「王下七武海バーソロミュー・くま現る」


みんなの連係プレーにより、ダウンを喫したオーズ。
「骨も残らないと思えェ!!!」
ものすごい気迫で吼えてますが、ワンピファンなら思わずくすりと笑いたくなるところ。
だって、ルフィのセリフをここでもって来るんだもん。
フランキーハウスに殴りこみに行ったとき、怒りで叫んだセリフですよね♪
そしてさらに、
「抜けねェっ!!!ツノが」
さかさまになったときにツノが地面にめり込み、抜けないんです。
これはいうまでもなく、アーロンパークでやらかしてしまったときのセリフで、またしても尾田っちの サービスに笑ってしまいます。


さぁ、今オーズは身動き取れません。
チャンス到来、とばかりにブラックになる6人が最高です、ふふふ。
あーあーとか煽るサンジよりも、無言のロビン姐さんがすっごく怖い気がするのは気のせいですかね…。
そして、ゾロ。
ねぇ、これって刀を舐めてるんですか?
妖刀が血を吸いてェと唸るもんで…みたいな、イっちゃってるよ的面構えには、 ときめきを通り越してなにやら踊りだしたくなるようなどうしたらいいかわからない感情が沸いてきました。


そしてオーズを袋叩き。すげェや、みんな。(大笑)
オーズが「いい加減にしろォ〜〜!」と怒り出したら潔く撤収。
ヒットアンドアウェイ。
蝶のように舞い、蜂のように刺す。これはモハメド・アリでしたか。
それはどうでもいいんですが、まさに鬼のような所業で容赦なくオーズを攻めまくりです。
ゾロとフランキーのニークラッシュ、いわゆる膝カックンもきまり、屈辱に震えるオーズがだんだん本気になり始めました。


なんとかルフィがモリアを倒すまで時間を稼ごうと考えていたフランキーですが、やはり新入り。 まだまだこの海賊団をわかっていません。
「なんでそれを待たなきゃいけねェ 倒しゃいいだろ」
普通に言ってのけるゾロ。


ゾロ「売られたケンカは買うまでだ」
サンジ「いやなら逃げてろ オレもルフィを待つ気はねェぞ!!」
ロビン「ふふ」


これがこの海賊団なんだってば。
ウソップがなにやら叫んでますが、いつものごとくキレイにスルーされてるし。


ゾロは秋水を手に入れたもんだから、それを試してもみたくてしょうがないんです。
もううずうずしちゃってるんです。
「恐竜が踏んでも1ミリも曲がらねェって『硬さ』こそが黒刀の特性と聞く…」
こういう例えはこの世界で一般的なんですかね。
これで「象が踏んでも壊れない筆箱」を思い出した方…いますよね?(苦笑)
若い読者にはわからなくても、私らくらいの年長者はここでもまたにやりです。
昔CMでね、やってたんですよ。
すぐ割れそうに見える筆箱を実際に象に踏むんですが、大丈夫でして、子供心に「なんかすごい」と思いました。 買ってはもらえなかったけど。


それはそれとして、じゃあじゃあ次は、ゾロVSオーズ!!??(絶叫)
本気でルフィ(影だけど)とやりあえるんだもの。ゾロってばわくわくしてるでしょうね。


さて、場面は変わってサニー号。
ペローナたちに相対したナミ。
と、そこへいきなり現れたのが、王下七武海バーソロミュー・くま。
ホントにいきなりですね。
通り名は「暴君」
かつて海賊として残虐の限りを尽くした男。
聖書を手にした寡黙な雰囲気ではありますが、まんま受け取れないだろうってのは当然のお約束です。
ネガティブゴーストと特ホロで挑みかかったペローナが、一瞬で消えました。
そう、跡形もなく「消えた」んです。
これがくまの能力?
その前にペローナに「旅行するならどこに行きたい」とたずねていますが、もしかしてこれが能力発動のきっかけでしょうか?(希望した地に送り込むとか)
聖書を開いてなにやら書き込んでいたり、右手の手袋をはめなおしたり、うーん、なんですかねぇ。
ワープ(瞬間移動?)の力もあるようですし、やはりこの辺は七武海。簡単にどうこうできる相手ではないですよね。
まぁ、くまの能力についてはいくら考えても私の想像レベルでは絶対わかるわけないんで、おとなしくネタバレまで待ちます。


くまがナミに、「ルフィに兄がいるか」とたずねています。
エースが何か大きく関わってきているのでしょうか。
考えられるのは、たしかこの数日前に黒ひげとバナロ島で戦ったこと。
なにか大きな事件のきっかけになった、みたいに書いてありましたよね。
それで七武海が動き出したのでしょうか。
てか、それよりエースは無事なのか、そっちが気になって仕方ありません。


くまは一見静かですが、それだけに真意が掴みにくくどうにもヤバそうな感がひしひしと伝わってきてます。
一方のルフィはいまだモリアと鬼ごっこ中。策略家のモリアに苦戦するばかりです。
影奪還のリミット、夜明けは迫ってます。
このままじゃ3人そろって仲良く消えちゃいますよー。
いろいろ心配でたまりません。くっ、また尾田っちの術中にハマってしまった…。

2007/010/10




474話  「やるしかねェ!!!」


扉絵連載終了ですね。
実をいうとあまり気合入れて読んでなかったんですが(おい)、結局のところエネルは望んでいたフェアリーヴァースで、 家来を手に入れて、無事に王様(この忠誠ぶりなら神か)になれた…でいいんですかね。
…すみません、また読み返します。


さて。
いきなりですが、今回のタイトルはゾロのセリフです。
あああ、もうカッコいいよ、ゾロ。
やるしかねェんですよ、やっちゃってくださいよ。
危ないんで(私が)先に行きます。


やっぱりというか、ルフィはモリアの影に逃げられてしまいました。
「影がないとどうなるんだっけ。
確かおれ達このままだと…太陽の光で溶けるんだ!!」
ルフィにしては大変説明口調ですが(笑)、こちらとしてもおさらいができました。
そうそう、朝日が昇ったら消えちゃうんでしたね。
「…まさかこんな事になるとは!!」
これもルフィらしからぬ言い方だなと思ったんですが、いつもよりはだいぶ危機感が押し寄せているようです。
急がなきゃルフィ、ゾロもサンジも消えちゃいますよ。


場面は変わりまして。
ここでの
「さあ来い、おれが相手だ!!」
「わかった、うおおーーーーっ!!」
ってやり取りは誰と誰なんですかね。
ゾロとオーズ?
だとしたら、おれが相手だ、がゾロかな?


それはともかく、ゾロが戦っています。
「改めて比べると先代『雪走』よりずいぶん重いな…黒刀『秋水』…!!」
この重みならって、オーズのパンチを力で逸らします。
ずいぶん重いなって言っても、刀一本ですから、何キロも変わるとは思えません。
しかしそれは秋水自身が持つ『重み』なんでしょうね。
ええもう細かい理論なんて不要です。
さすが大業物、さすがゾロ、それでいいんです。


百八煩悩鳳にしたところで、いままでとは桁違いの威力。
「だがまだ斬り口に無駄な破壊が多すぎる」
これを「おれがまだ使いこなせてねェ証拠か」とするゾロの言葉には、すぐに使いこなして見せるさという自信が見え隠れしてて、 のた打ち回りたくなります。
「コイツも大人しい剣じゃなさそうだ」
鬼徹以上にじゃじゃ馬なんでしょうね。
いやもうじゃじゃ馬とかそんなレベルじゃないか。


怒ったオーズが反撃し、ウソップは懸命に足止めに徹することを進言します。
ケガしないように、というのと、オーズを倒しても戻ってくるのはルフィの影だけ。
ゾロやサンジの影はどうせ戻らないのだから、こんな難敵相手に無理をせずにというウソップの言葉は、効率から考えたら確かに最もです。
「ルフィを信じるなら」、今、ここで、ゾロが無理する必要なんてありません。


でもね、そこはゾロだから。
ほらほら来ましたよ、本人無意識の告白タイムが。(笑)
某Mさまも日記に書かれていましたが(先日は早速反応して失礼しました)、 あれは危機的状況を控えて微妙にテンパってんですかね。思わず胸の内がぽろりとこぼれます。
ミホークに敗れた直後の誓いといい、DBF後に目覚めたルフィを前にしたときの「海賊やる理由は…」といい、 誰もそんなこと聞いちゃいねェよってことを平気で言いますよ、この男。
聞いてる方が恥ずかしくてWJ手にごろごろと転がってしまいました。

「充分信じちゃいるが、ルフィにも苦手なもんがあるだろ」


まずここで一萌え。
「充分」ですか。
信じているだけでもいいのに、充分なんてつけるゾロはどんだけ信じているんでか。
おれは誰よりもルフィを信じているんだ、そう胸張って言い切ってません?
そして、アイツの弱点もよーく知っているんだぞ、なんかもう、そうとしか聞こえないのが無性に恥ずかしいです。 (そんな妄想に走る自分もかなり恥ずかしい…)


「ルフィがスカされて朝が来たら、あいつもおれもコックも3人ともまともに戦えなくなる」
そうですね。
フィルターを外し、冷静に状況を見れば確かにそのとおりです。
オーズやモリアを残した今、戦力の中心である3人が戦えなくなるのは非常に厳しい。
さすがゾロ、勝負どころに対するカンはピカイチです。
そしてルフィの苦手もよく知り尽くしてますね。
ダマシは苦手か。そうかそうか。
そんな感じでうまく丸め込めばいろいろとしたい放題なわけか。(おい)

「だったら夜明けまでにルフィ一人でも正常に戻しときゃあ、
後はなんとかなんだろ!!」


はい、二萌えめ。(ごろごろごろ)
なんですかね、この全幅の信頼。
ルフィならなんとかする。
ルフィがいればなんとかなる
これは麦わら海賊団全員が持ち合わせてるものですが、でもゾロの口から聞くとまたこれが萌える。
たとえルフィが間に合わなくて自分が消えることになったとしても全くかまわないんでしょうね。
ゾロの背中を見てると、そんな思いすら伝わってきます。


さて、オーズを攻めあぐねているうちに、夜明けが近づいてきました。
サンジ「正直…やっと消滅への危機感もでてきた」
白xっ…!!!
思わずつぶやいてしまってごめんなさい。
でものんびりさんすぎますよ、サンジくんてば。
と、心配ではありますが、ジゴロウ殿と犬っぺは下に落ちたわけでしょ。
なんかそのうちひょっこりと現れて、二人とご対面しそうな気もします。
影は意外にあっさり戻るかもしれませんよ。
そろって相手の姿にショックは受けるだろうけど。(笑)


場面は変わって、先週唐突に現れた「七武海にして唯一政府の言いなりに動く男・暴君くま」が、 モリアに会っています。
くまは政府の使者(?)として、来たようです。
まず、クロコダイルの後釜が黒ひげになったということ。世間はちょっとした騒ぎなようです。
元の懸賞金も何もない黒ひげがそれだけの地位に取り上げられたのは、「実力」を示したから。
それはどうしたってあのバナロ島での決闘につながります。
白ひげ海賊団の二番隊隊長、火拳のエースを倒した…とでもいうことでしょうか。
もちろん死んじゃいないと思ってますけどね。
でもただじゃすんでないでしょう。
エースぅぅぅ〜〜〜〜〜っ!!(じたばた)


七武海が無事に収まり、これで世界の均衡は保たれると、モリアも世界政府も安堵してますが、 くまは逆を考えているようです。
黒ひげの更なる目的がどんなものかはわかりませんが、これで逆に世界は混乱に陥るのではないかと。
たぶんそうなんでしょうが、さて、気になるのはくまはどっちを望んでいるのかということ。
まだたいして喋ってもいないんでどんな男かもわかりかねますが、今の世界を良しとしてるのか否か。
ルフィたちと敵対するのか否か。
七武海にもいろいろありそうですね。


くまがやってきたのは、ルフィたちがこの霧の海でおそらくモリアと対峙しており、それによりまた七武海が海賊におとされるのではないかと、 政府が危惧したためでした。
そんなくまに(てか政府に)反発し、自分でルフィたちを壊滅させようとさらにさらに力の入ったモリア。


再びオーズとの対決場面なんですが、前にオーズが適当に動かしたことで船が霧の海の海域を出てしまいました。
ひー、これであと30分足らずで朝日がもろに差し込んできます。
ルフィ、ゾロ、サンジ、やばい。
そして、どこからやってきたのかわからないんですが、いきなりオーズの腹の中からコクピットに乗るようにモリアが登場。
「すっげーイカス!!おれロボみてェじゃん!!」
こんなとこがやっぱり可愛いオーズ…。


モリアを倒さなきゃ、オーズを始めとするゾンビたちを浄化できません。
でもそのモリアがオーズの中にいる。
やっかいなことになりましたが、


サンジ「かえってスッキリしたじゃねェか、標的がよ」
ゾロ「やるしかねェ!!!」


二人のこういうところ好きですねェ。
一味をかけた戦いでは意外にいつも気が合ってます(笑)。

ここで必要なのが大量の塩。(前は足りなかったから)
取りに行ったウソップがまず攻撃されました。
モリアが乗ることでオーズに頭脳がついてしまったようなもんです。
的確に攻撃を仕掛けてきます。


ウソップのピンチ!!!
……を救ったのは、ブルックでした。
動けなくて転がってたはずですが、すでに大量の塩を手に再登場です。
さすが年の功、すごいぞ、ブルック、骨だけに。(いや関係ないから)


2007/10/25




475話  「森の海賊団」


すっかり時間が空いたので、軽く行きます。


扉絵はDJルフィ。
可愛いですね〜。頭に被っているのがゾロの腹巻に見えてびっくりしたバカは私です。


さて、本編。
ブルックが塩を持って再登場です。
重症の体も牛乳によって元通り…って、めちゃくちゃだけどなんとなく納得できてしまうところがすごい。(笑)
間一髪、塩が手に入りました。
でも厨房への道は塞がってしまったので、まさにこれが最後の切り札です。


「時間もねェ!!戦うんだ!!!」
ゾロが叫びます。(うっとりv) 朝が来る前にオーズを浄化したらこちらの勝ちなんですから。
そして、また麦わら海賊団のチームプレイ。
ウソップの特用油星にフランキーの火炎放射。
炎に怯んだところをチョッパーがゾロを投げ上げ、ゾロの大仏斬り。
斬られた塔をサンジが蹴り飛ばす「ジェンガ砲」
ん?これどっちかというとジェンガじゃなくてだるま落としのような…(ぼそ)。
しかしこれも跳ね返されて逆にロビンたちの方へ瓦礫が…。
くそぉ、強いなオーズ。


ウソップの新兵器「クワガタ」(さらに強力なゴムによるパチンコ)により、フランキー兄貴が自ら飛んで「迫撃砲」を撃とうとしたのですが、 これもあっさりかわされてしまいます。
ゾロ「時々忘れるぜ、あいつがルフィだって事!!」
うんうん、確かにあなたの中の可愛いルフィとは似ても似つきませんからね。(いい加減にしろ)


壁に激突した兄貴にとどめの蹴りを入れようとするオーズ。
兄貴は動けません、ヤバい…。
と、そこへ「サンダーボルトテンポ!!」
屋根の上からナミの攻撃。
いつの間にか着替えも完了しています。(ペローナの服かな…?ローラのとは思えないし)
歓喜に騒ぐサンジ。
「ちょっと呼ばないでよ、気付かれるでしょ!!」
サンジってこういうキャラだったか…?
自分が守ってたはずなのに攫われちゃったんですから、そりゃ気がかりでしたよね。
でもおかげでナミの位置がオーズにバレて反対に危うくしてますよ。
わかる…気持ちはすごくわかるんだ。
でももうちっと周りが見れる人だと思ってただけに悲しいかもです。
しっかりして、サンジくん…。 (サンジファンの皆様すみません)


そしてナミを狙うオーズの
「ゴムゴムの〜〜〜〜〜〜銃!!」
なんと、ここで手が伸びました!!(驚愕)
ナミはロビンの能力で助けてもらえましたが、でもオーズの体はゴムじゃないのに何で!????
手どころか足も伸びます。


モリアが何かしやがった。
それがわかっても、この状況ではまんまルフィ、しかもジャイアントルフィを相手にしなくちゃいけなくなりましたからね。
ますますヤバい状況です。
でもここで、「大丈夫、ナミ」と、呼び捨てで呼んじゃうロビン姉さんにちょっと萌え。
貫禄あるなぁ、姉さん…。


さてさて、一方本体の船長。
急いで戻る途中でなにやら変な連中につかまってしまいましたよ。
「ローリング海賊団」の「求婚のローラ」船長(!)の子分のリスキー兄弟です。
おいおいおいおいおい。
ローラ!?
求婚の…って渾名にやっぱり彼女かと納得し、さらに船長ってのにびっくり。
リスキー兄弟って、あそこでぼこぼこにされてたちょっと可愛めのリスとかですよね。
微妙に面影はあるような…でも可愛さの欠片もありません。どっちがゾンビかわからないような面構えです。
こっちはシンドリーちゃんやリューマやオーズと違って、「入れた影」の名前で呼ばれてますね。
その辺のこと、ゾンビたちはみんな混乱しないのかな。別にどうでもいい疑問ですが。


そのリスキー兄弟がルフィに「希望の星」としてモリアを倒す「力」をやると言ってきました。
とんでもない力って?
それでモリアを、オーズを倒すことができるのでしょうか。
てなところで以下次号。


2007/10/26




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