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487話 「あの唄」 & 488話 「命の唄」


2話続いた話なので、いっぺんに感想書きます。
ブルックの過去話です。
黒枠で囲まれた絵を見た瞬間、私の中でブルック仲間入りは決定しました。
だって、こういう丁寧な過去話やる場合は、絶対仲間になりますもん。
で、必ず泣かされるんだよな…(くっ)。


50年前の西の海。
ルンバー海賊団の音楽家&剣士のブルック、38歳。
(てことは今88歳か…ガイコツだから年は関係なさそうだけどそう考えるとすごいです)
Eンタの神様にでてくるフランチェンになんとなく似てる…なんて思うのはきっと私くらいでしょうが(笑)、、 明るく賑やかで、でも皆から好かれている人柄が見て取れます。


さて、そんな彼らについてきてしまった、子クジラ。
仲間からはぐれてしまったようです。
これがまたちっちゃくて、ぷおーんとか鳴くと卑怯なくらい可愛いんだな…v
ラブーンと名をつけられ、いくつもの冒険を一緒に重ね、どんどん仲良くなっていくのですが、彼らの行くグランドラインには連れて行くことができません。
説得も聞かないので、仕方なく無視することで離れさせようとしました。
プオオオ、と無邪気に歌をせがむラブーン。
目をあわせようとしないみんな。
理由がわからずプオー?とうるうる泣きだす小さなラブーン。
…だから、こういう展開はずるいですってば…(うるうる←一緒にもらい泣き中)


そんな辛さを越え、キャラコのヨーキ船長(陽気だからかな?)率いるルンバー海賊団は無事にリヴァースマウンテンを越えてグランドラインに入りました。
なかなか優秀な一味と見受けられます。
双子岬の燈台守クロッカスに会ったところで、振り向けば、プオーン。
ラブーン…!!(ひしっ ←あ、これは私の心情ってことで)


その3ヵ月後、ルフィ達も聞いたように、2・3年したら帰ると約束をして彼らはラブーンを置いて旅立っていきました。
理解したラブーンも元気に見送ります。


けれど3年後、フロリアントライアングルをさ迷う彼らの船は荒れ果て、ガイコツとなったブルックが一人皆の骨を拾い集めています。
棺桶にはいっぱいに詰められた頭蓋骨。
船のあちこちに賑やかで楽しかった想い出がいっぱいで、でも今はしんと静まり返るばかりで、そんな中をブルックはたった一人で歩くのです。
一体何がと思うほど、過去と現在のこの対比が恐ろしいほど極端で、見ているほうが辛くて泣きそうです。
あの陽気なブルックは誰とも話すこともできないまま、でも約束のためにひたすら生き続けています。
一人「あの唄」を口ずさみながら船のかじを取り、あてもなくただ魔の海をさ迷う。そんな日々。


ルンバー海賊団をおそった悲劇はまず疫病。
船長他数十名がやられました。
密林とか言ってるので、ケスチア?とも思いますが感染性があるなら違いますかね。
船長は決断しました。
自分を含めた病人と汚染された船でこのままカームベルトから脱出を試みると。
残ったメンバーは新しい船で先に進むことになりました。
前に、ただ前に。
ラブーンとの約束が彼らを突き動かしていたのかもしれません。


「グランドラインに恐れをなした彼らはラブーンとの約束を反故にしてカームベルトから逃げた」
クロッカスさんがルフィたちに告げた、彼らの情報はこういうことだったんですね。
半分合ってて半分間違ってます。それもかなり酷い方向に。
クロッカスさんの心情を思えばそれも仕方ないとは思うのですが…でもそう思われてしまったのが悲しいですね。
ブルックの約束の相手がラブーンてわかったときに、 感動しつつもこの辺の「逃げた」って噂のことがちょっと引っかかってたんですよ。矛盾してないかって。
でもさすが尾田っち。張った伏線はきちんと回収しています。


無念に泣くヨーキ船長。
船長の心情を思い、その手をしっかりと握って「その言葉忘れませんからね」と再会を誓うブルック。
先に進む仲間たちは、船長たちに向かってあの唄を歌うんです。


ビンクス〜の酒を  とーどけーにゆっくよー♪  (泣)

ここまでが前半。


そしてその7年後になるんですかね。(双子岬から10年らしいから)
相変わらずフロリアントライアングルをさ迷い続けるブルック。
一人にも慣れて一人遊びもすっかり上手になりました…なんて、そんなわけもなく。
やはりすぐに思い出すのは楽しかった昔の記憶。
それでもただ前へ前へ。
彼は皆の分も生き続けなくてはいけません。


さて、時間は今に戻り。
いきなり頭蓋骨を開けて(ひー、すっごい仕組みになってますけど…しかもアフロもぱくっと割れるんかぃ)、 何やら取り出したブルック。
それは音貝(トーンダイアル)でした。
肌身離さずってか、もう身の内に入ってましたけど、ラブーンに聞かせるための唄が録音してあるのだそうです。
死んだ仲間たちの生前の歌声。
自分たちは「明るく楽しく旅を終えた」という…ラブーンへのメッセージ。


音貝から唄が流れます。
敵にやられ、まだ息ある者も毒矢のために、やがては全滅の運命となるルンバー海賊団。
海賊なので、もちろん死ぬ覚悟はありますが、彼らにはたった一つ心残りがありました。
ラブーン。
遠くの海で彼らを信じて待っているあの子のことだけがただただ気がかりで。
だからブルックは言います。「唄いませんか」と。
もし自分がヨミヨミの力でもし蘇ったとしたら、彼ら皆が愛したこの唄を音貝にのせて必ずラブーンに届けるから…と。


死を目前にしたルンバー海賊団一世一代の大合唱。
明るく、元気に、陽気に。
自分たちの命の唄が、ただただラブーンに届くように。


ブルックには、
今、目の前で楽しそうに大合唱しているルフィたち、
そして死の間際で陽気に唄う昔の仲間たち、
たった一人の船で口ずさんでいた自分、
そんなあれこれがいっぺんに胸をよぎっていきます。(もうこの辺から泣いております、私)


やがて少しずつ唄声は途絶え、五重奏が四重奏、三重奏、二重奏…一人一人倒れていき、 ついにはブルックの独奏(ソロ)
そしてついにその音も消えました。


ブルックは死に、ヨミヨミの能力で再び戻ってきたわけですが(ガイコツだけど、その後の年月を思えばそれはそれでラッキーだったんじゃないかと)、 ルフィたちの明るい姿を見ながら、再びラブーンへ思いを馳せます。


「あと1・2年だけ辛抱してくれませんか…
私にも海賊の意地がある。
壁に向かって待つおまえとは約束どおり『正面』から再会したい」


前へ前へと生き続けてきたルンバー海賊団、そしてブルックの思い。
で、彼は一体どんな形で仲間になるんですしょうかね、ふふふ。(すでに決定事項)


2008/02/24




489話  「8人目」


映画化を記念しての表紙に巻頭カラーです。
雲の上で魚たちと遊ぶ一味。
もちろん、「8人目」の仲間もしっかり入ってます(笑)
はぁぁ…タイトルがもうたまらない。


想い出の唄を収めた音貝。
それは一人ぼっちだったブルックにとって、唯一自分以外の「命」を感じさせてくれる存在でした。
でも今彼はそれを封印します(と言って再び頭蓋骨の中へ)
もうこれは今のブルックに必要ないのです。
ルフィたちとの出会いにより、この音貝は一人で皆を懐かしむためのものではなく、ラブーンに届けるためのものとなりました。


何故なら彼は生きているから。
希望すら失いかけて、でもこうしてルフィたちと出会い、魔の海を抜けることができた。
生きてて良かった!!と叫ぶブルックに、誰もが笑顔を贈ります。
辛かった日々も今では昔のことです。
それほどに、今の彼は本当に幸せそうで…(うるうる)


「あ、私仲間になっていいですか?」
「おう いいぞ!!」


あはは。
最高ですね、今回の勧誘は。
またピアノに寝転ぶルフィが可愛いんです。あの位置で止まってるのは非常にしんどいような気もしますが。
男連中全員で(あ、寝てるゾロは除きます)歓迎の胴上げ。
念願の音楽家。
しかも軽くてノリがよすぎ。
まさに麦わらの一味に入るべくして入った彼です(笑)。
彼の願いは「ラブーンに会うこと」
ただし、世界一周のゴールで待つラブーンにです。
昔の仲間たちもずっと前を向いて旅をしてきました。
だからブルックは引き返さず、ルフィたちと供に前に進んでラブーンに会う道を迷いなく選んだんです。
そしてその思いはどうやら双子岬のラブーンにも届いたようですね…(にこ)。


さて、改めて仲間入りしたブルックの自己紹介です。ちょっと任侠入ってますね。
鼻唄のブルック、懸賞金3300万B。
とある王国の護衛船団の団長を務め(またこの辺りに伏線の匂いが…)、その後ルンバー海賊団の船長代理、音楽家兼剣士。
ほぅ…剣士ですか…(敏感に反応するゾロスキー ←対抗意識を持つなって)
またしても賞金首が入ったので、トータルバウンティが上がっちゃいました。
しかもついでに言うなら平均年齢もどんと跳ね上がりました。(笑)
ロビン、フランキー、ときてブルックですからね。平均年齢30歳越えです、あはは。


その二日後。
いよいよ出発も間近となりました。
ブルックの仲間たちの遺骨は、フランキーとウソップの作った立派な墓に納められました。
チョッパーもお花摘んでくれたんだよね(なでなで)。
ちょうど西の海から来たスリラーバーグです、故郷の土の中でゆっくり休んでくれとブルックは祈り、一人残ってバイオリンを奏でます。
と、そこへ静かにやってきたのが、
うおおおおおおおおお、ゾロ!!!!!(←うるさい)


やっと目が覚めたようですが、それこそ何事もなかったかのようにさっぱりとした顔でフっと現れましたよ。
彼が眠っていたこの数日間…そこで何があったのか。
それはこちらの脳内で補填しろと命題を投げられた、そう理解してよろしいのですね、尾田神。(はぁはぁ)


そして死んだ刀を供養させてくれと「雪走」を墓の前に立てて手を合わせます。
これがゾロの弔いなんだ…(じん)。
世話になった雪走。イッポンマツの男の夢を背負った雪走。
ウォーターセブンからずっと休ませてあげる場所を探してたのね…。
もう一緒に行くことはできないけれど、その思いは秋水にこめて全て一緒に連れて行くって、まるでサニーがメリーの思いを引き継いだみたいですね。
そうやっていろんなものを得て、失って、でも前へ前へと、ゾロもまた生きていくんです。


そんな彼の横顔に「見ちった」側のブルックですが、「…あの…」と思わずかける声が止まります。


「ルフィは海賊王になる男だ!!」
あの危機的な状況で、どう見ても敵いそうもない敵に躊躇いもなくそう言ってのけて自分の命を差し出したゾロ。



ブルックはどんな言葉をかけたかったんでしょう。
「いやー、ゾロさんたらホントにルフィさんのこと愛してらっしゃるんですね…私カンドーのあまり顎が外れそうでした、 ガイコツなんで外れやすいもんで、ヨホホホ」
なんて、私が思う程度の陳腐な声はかけません。(笑)
なんだろう、何を尋ねたかったのかな…。
行動の理由かな、思いの深さの訳かな、
どうしてそこまで彼を思うことができるのかと。


でも仲間になる前から、ゾロが(そしてサンジが…いえ、きっと起きてたら全員がそうしたように)、 本当に船長を大好きな一味なんだと見せ付けられたブルック。
88歳の方には刺激が強すぎましたか?ヨホホ。


飲み込んだ言葉の代わりに、ゾロに仲間入りしたことを告げるブルック。
「へえそうか…そりゃ運が悪かったな…この一味は手ェ焼くぞ?」
そんな嬉しそうな顔で言ってもねェ…(笑)。


さあ、ゾロも起きました。
いよいよ出発です。
チョッパーの「ゾロまた包帯取ったな」「動きづらいからな」
ああ、尾田神、またお題ですか?(違)
なんでゾロが包帯を取ってしまうのか、取って何をしようとしているのかを腐った脳内で考えなさいと…。
(ごめんなさい、腐ってるのであんな展開しか思いつきません…うう。)


ローラたちはフランキーが修繕したブルックの船をもらうようです。
早速求婚のローラをするりとかわすフランキーにびっくり。(大人すぎる!)
さて、次は魚人島、と意気込むルフィたちに、新世界で生まれたと言うローラたちから貴重な情報が。
しかもローラのママはすっごい海賊らしく(いっそ四皇レベルの人だとすごく楽しいなと思う)、 特別にママのビブルカードまで分けてくれました。


ビブルカード。何度言っても、Bブレカードと某店の名前と間違えてしまうあたり年よりはイヤです…。
新世界のまたまたファンタジーな紙ですが、自分専用の紙を親しい相手に切って渡すと、紙同士が引き合うので、 どこにいてもいる方角がわかる、というものすごいもの。
どんな科学力なんだ、新世界。
ママのカードにローラがサインしてくれました。
これは本当に困ったときにすごく役立ちそうですよ〜〜〜〜(ローラママに結構期待。やっぱりオトコマエなんでしょう)。

で。
もちろん読者はここで、はっと気付くわけです。
ルフィもそうです。
ルフィがエースから預かった真っ白な紙。
「これがおれとお前をまた引き合わせる」
その言葉どおりなら、まさにアレはエースのビブルカードじゃないですかっ!
ところが、取り出してみたエースの紙は、こげて小さくなっていました。
ビブルカードは別名命の紙。
持ち主の生命力も啓示してくれる………てことは……


エース〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!????


インペルダウンに投獄中のはずですが、命が消えかけてるとローラが言います。
一体何がっ!?
そして、ど、ど、ど、どうするの、ルフィ!


一気に波乱含みになりつつ、また来週へ。
エースーっ〜〜〜〜(はらはら)



2008/03/01




490話  「再び辿り着く」


扉絵。
オイモとカーシーは無事にエルバフへ旅立ったようで。
また再会することもあるでしょう、うんうん、よかった。


本編。
いよいよ出航。
ローラたちと別れ、魚人島へ向かう麦わら一味です。
魔のフロリアントライアングルはやっぱり魔の海だよーというちょっとした含みも持たせつつ(そうじゃなくちゃねv)、 次の冒険の幕開けです。
リスキー兄弟は別れを待ちかねたように、「麦わら一味男の美談」を皆に語って回る予定。
ルフィとゾロとサンジの関係が、彼らの中でどのように脚色されてるのか、ぜひぜひ聞きたいところです。


さて、サニー号では、エースの紙の件でナミがルフィを気遣い、ウソップ、ブルックたちも寄り道しても構わないと声をかけます。
(ところでルフィってば、見つけたあのガラス(?)の腕輪巻いてるんですね、いやんv)
ここで進路が気になりますが、でもルフィは「いいんだ」。
エースは心配されたくないだろうと、エースにはエースの冒険があるんだろうと、助けに行く道は選びません。
元気になればビブルカードは元の大きさに戻る。会うならその時だと、決して無理でもなく言い切ってる船長が、 カッコイイったらありません・・・あうう。
世界政府に捕まっているとはまだ知らないはずですが、エースの力を、生き様を信じ、またいつか会えると疑ってもいない。
それは、同時にルフィもこうやって生きていきたいってことですよね。
たとえルフィの身に何が起こっても、いちいち心配されたくない。
自分で何とかする。何とかできなかったら死ぬだけ。
そんな覚悟はいつだってあるんですよね、彼は。それも構えるでもなくごく自然に…。(はぁ)


ゾロ、ロビン、サンジ、はそんなルフィに何も言いません。
こっちはこっちで信じきってるから(笑)。
そんなわけで、新入りメンバーを祝しての乾杯&宴の開始ですv


そして場面はマリージョア。
首一つ持って帰らなかったくまをセンゴクが怒鳴りつけてるんですが、ゾロの心意気に思わず見逃しちゃったってことでまぁ許してやってください。
それにしても、海軍トップの部屋で平気に寛いでせんべい出せとか言っちゃってるガープじいちゃんがすごいと思うんですが…。
役職は低いですが(きっと生き様に問題が…)、この人やっぱりただもんじゃありません。
古い海を知っている一人のようですしね。


政府の思惑も余所に、サニー号はグランドラインを進みます。
なんでもありありの毎日が冒険譚。
そして…ついに彼らは着きました。
世界を半周して、赤い土の大陸(レッドライン)の聳え立つ壁のところまで。


感慨深いと懐かしむナミ。
あの日は嵐だったとリヴァースマウンテンを越えた日を思うサンジ。
あれからちったァ成長したのかね…と語るゾロ。(してますってば)
50年かかったと笑うブルック。
壁の大きさに目を剥くチョッパー。
冒険の思い出に涙するウソップ。
30年以上前に南の海からここに来たと語るフランキー。
西の海から5年前に来た…と穏やかな目で語るロビン。


それぞれにいろんな思いが去来します。
そしてルフィ。
「世界をもう半周した場所でこの壁はもう一度見ることになる。その時は・・・
おれは海賊王だ!!!」


やっぱりルフィはそうして前だけを見つめ続けるのね。
そんなルフィを見つめるみんなの目が温かいです…(特にゾロとかサンジとかさぁ…)


ただここはマリージョアや海軍本部にも近いので気は抜けません。
と言いつつ、ウソッチョはプール遊びしてるし(笑)。
ゾロはさらに強くなるためにトレーニングしてますが…ちょ、ちょ、その重さは部屋壊れるんじゃないっすか!?(はらはら)


ロビン・ブルック・ルフィの悪魔の実トリオはサブマージ3号で海底探索中。
なんか遭ったら泳げなくてやばいんじゃ…と思いましたが、深度5000メートルじゃ関係ないわ。はは。
ログは真下の魚人島を指しているのですが、またしても空島のとき同様に行き方がわからない。
スリラーバーグ産ホラー梨のタルトを食べながらナミさんも手詰まりです。(美味しそうだな〜vv)

と、そこへルフィたちを追って深海から着いてきた海兎(超巨大)が襲い掛かってきました!
が、ゴムゴムの回転銃で一撃ですし、チョッパーにすらオーズ見ちゃったらあまりでかく感じねェやなどといわれてます。
いやいやいや、立派になったね、君たち。
と、海兎の口からなにかが飛び出し…シルエットに見えるのは尾びれ!!??


おおおおおお、見事サンジくん、念願の人魚をキャッチ!(潰されたけど)
ちょっと抜けたところがありますが、可愛い人魚の女の子。
あれ、見たことありますねぇ…
キッシンググラミーの人魚、ケイミーちゃん。
…はっちゃんと扉絵連載に出ていた娘じゃないですか。
まさかこうしてこんな形で出てくるとは…!(どこまで伏線に命賭けるんだ、尾田っち…)
これで魚人島への道が開かれたようなもんですが、今度は一体どんな冒険が待っているやら。
海の底…になるのかな?
そしてまた強い敵がいるんだろうな…。


などと、いろいろ思いつつ新展開を楽しみにしていたいと思います。


2008/03/07




491話  「トビウオライダーズ」


扉絵連載始まりましたね。
生存者0の島ってことで、バスターコール食らったオハラが真っ先に浮かんだのですが、 これは塔の残骸が残ってることからしてエニエスロビーの方ですね。
てことは、CP9その後…?
ちょっとわくわくします。


本編。
うん、可愛いよ、ケイミーちゃん。いろんな意味ですごいし(年頃の女の子がうん○なんて気軽に口にしてはダメよ/笑)
憧れの人魚に逢ったサンジくんのはしゃぎっぷりは微笑ましいですね。
チョッパーがそんな彼を見て「……」となっているんですが、 「ダメに効く薬」を一刻も早く開発しなくてはとさらに思っているのかもしれません。
サンジはともかく、ルフィまでがココロばーちゃんが人魚であることを拒否してるのが驚きです。
ルフィも一応夢見る男子だったんだ(笑)。


そしてケイミーと一緒に現れた、謎の手袋、いやヒトデ。
ペットで師匠のパッパグ。
「クリミナルブランド」のデザイナーで、勢いでヒト語を喋り、フランキー並にいきなり歌いだすという、 いやもう設定だけでお腹いっぱいになりそうなすごいヒトデです。
もうちょっと目つきが可愛かったらチョッパークラスのキャラになれそうです。


さて、ケイミーが助けてもらったお礼のたこ焼きをとはっちん(=はっちゃんというのは読者しか知らずにふふふと笑うところです) に連絡を取りますが、はっちゃんはトビウオライダーズと手を組んだマクロ一味に捕らえられてしまってました。
彼らの狙いは人魚のケイミー。
アジトに来いと誘ってきます。
またこうして自然とトラブルに巻き込まれてしまった麦わら一味なのですが、 魚人島に行く道との交換条件ということで、はっちん(ナミですらはっちゃんとは気付かず…)救出という流れになりました。
この辺の自然な成り行きがさすがだと思います。


アジトのあるシャボンディ諸島に向かう一行。
おっと、そこにようやくゾロ登場。
鍛錬中でしたね。上半身素肌に黒いタオルを肩にかけ…ほのかに首筋を伝う汗。
これだけで白飯5杯はいけそうな勢いで萌えました、私。(ばか)
しかしゾロもやっぱり男の子だったようで、
「へェ…人魚か。初めて見た」
ココロばーちゃんの記憶をごく自然にスルーというか消去するあたり、彼も何気に人魚に夢を抱いていたと思われます。


パッパグによれば、シャボンディ諸島は人攫いのグループがいくつもあって人間売買が盛んらしいです。
最初は人魚の売買かと読み違えてたんですが、「人間」でした。 あら、やっぱりそんな危険な組織ってあるんですね。同人誌じゃよく見かける話ですが…ってごほごほ。


優しくてまっすぐなはっちん(ケイミー談)とのことですが、
「タコだのハチだの効くとおれはあのアホな魚人の顔が浮かぶ」
「もし本人なら助けやしねェ…まァそんなわけねェが」
ゾロにしてもサンジにしてもそりゃその名に思うところはいろいろあるでしょうとも。 でもこれがそんなわけあるんだよねー、まさかグランドラインで再会するとは思ってないでしょうが(笑)。


勢力的には、はっちゃん>マクロ一味 のようですが、トビウオライダーズという最近力をつけてきた人攫い集団が絡んできたことではっちゃんは捕まってしまったようです。
なんて話してたら、でましたよ、トビウオ一味。
え、こいのぼり…?(ぼそ)
海から飛び出て5分は飛行できるってのがまたすごい。
いっぱしの乗り物じゃないですか。
そしてそのボスである、鉄仮面のデュバル。
どうやら麦わら一味に深い因縁を持っているようですよ。彼らを探してるみたいですから。


「待ちかねた。殺してやる、おれの人生を狂わせた男」
おおおおおお、なんか凄い恨みじゃないですか。
一体誰なんだ?????と謎に包まれつつ、今回はココまで。


2008/03/15




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