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528話 「海侠のジンベエ」


タイトルにドキドキです、ついに出るのか、最後の七武海。
その前に扉絵。
これはボールになる中将さんを叩きのめして、さっさと島を後にした元CP9、ということなのでしょうか。
これで最終話ですが、また彼らとはどっかで再会するのかな。
あっちも政府に(スパンダたちに)追われる身だし。
そしてお待ちかねの映画は来冬ですか…
忙しい尾田っちが脚本書くんじゃ、それくらい時間かかるのも仕方ないか…でも早く見たいです。
すっごく面白そうだものv

では本編。
レベル2「魔界の猛獣フロア」で、二人が出会ったのは牢番「バシリスク」
ニワトリが産んだヘビだそうです。相変わらず大胆な設定をします、尾田っち。
さぁ、どう立ち向かうのかルフィv(わくわく)


場面変わってここはレベル4監獄署長室。蛇姫一行が到着しました。
署長マゼランはドクドクの実の能力者、毒人間。
毎日10時間はお腹を下してお手洗いにこもるのが日課。
睡眠は8時間。食事・休憩を差し引いて残り4時間が勤務時間。
あー…まぁいいんじゃないですか。
それでもクビにならないんだから、よほど人材不足なのかそれともこのマゼランがそれに応じた力の持ち主なのか… 多分後者だろうな…嫌だなぁ。
トイレから出てきたマゼラン。
一日10時間もこもることを考えれば(毒人間のため毒が大好物。そのためあたって腹を下すと言う悪循環)、 タイミングよく会えたのは非常にラッキーですね。
見た目は悪魔ですが、やだな何気に言動が可愛い(笑)。
と、そこへ緊急連絡が。
インペルダウンへの侵入者の報告です。
はっと思い当たる蛇姫。
そこで、「署長…v(はぁと) わらわ 早う囚人の元へ行きとう存じます」
指を口元へあててもじもじと悩殺ポーズ。
美人はいいなぁ…。
これにはマゼランも瞬殺。大事件でも蹴散らして、お願い聞いちゃいますってv


マゼランとは連絡取れなくなりましたが(いいのか、それで)、 看守達はバギーと共にいるのがルフィであることをつきとめました。
全フロアの看守室や海軍本部にも連絡が行っちゃいますよーっ!(ひー)
でも海軍本部は白ひげに備えてそれどこじゃないか。
もし間に合ってこっちに誰か来るなら、ルフィに因縁のある黄猿とか青キジとか(大将が来るのを許してもらえるならね) あとはスモーカーとか、かな?(さて)


ルフィはギア3を開放したようで、ちんまい姿になってます。(可愛いv)
そして目の前にはぶっ倒されたバシリスクとその巻き添えを食ったらしい看守室&看守たちの残骸。
あーあ、可哀相に。
すでにレベル2フロアはしっちゃかめっちゃかです。その隙に牢の鍵を開けるバギー。
囚人たちを解放し、その混乱に乗じてルフィのとこから逃げ出す算段です。
レベル3への降り方なんて忘れたよーん。お宝欲しさにうそついたんだよーん。
と、あっさりばらすんでさすがのルフィも怒った。
しかし何故先にばらすのか。それがバギーの憎めないとこかもしれませんがね。
と、そんな二人の背後にスタスタとやってきている黒い影。シルエットからはライオン系のように見えますが、さて。
囚人たちはバギーの思惑からはずれ、再び牢に戻ってしまいました。
「このフロアのボスの…アイツがいる限り、まだ檻の中のほうが安全だ」と。
おお、ではルフィたちの後ろにいるコレはそのボスなんですね。やっばいじゃん。
んー…でもまだレベル3くらいでは、そんなに危機を感じてません。先に待つ地獄はさらに険しそうですからね。
囚われの姫…いやエースが(ハンニャバル並みのわざとらしい言い間違い)いるのはまだまだ先です。


で、そのボスにも気づかず喧嘩している二人ですが、そこへ「力を貸そうカネ」
ドルルンとやってきたのが、さっと髪型を直してくれたのでルフィにもわかりました。
前髪が3。
巨人のおっさん達の島にいた「3」(とルフィは呼ぶ)、Mr.3です。
こっからはルフィたちを利用して脱獄を企んでる彼も共闘仲間になりそうですね…。
どうせ裏切るんだろうけど。そしてどうせルフィの前じゃそんな悪巧み上手くいくわけもないんだけど。


一方ここはエースのいるフロア。何故何階と書かないんだ、あーじれったいっ。
おや、これはエースの足じゃありませんね。結構ごつい。
新しく誰かがぶっとい鎖に繋がれました。しかもエースの隣で。
「また…こっ酷くやられたな…親分よォ…」
エース〜〜〜〜〜〜〜っ!!(じたばた)
ホントにどんな姿でもカッコいいんですが、見惚れてないでちょっと落ち着きましょう。
えっと…どうも二人は知り合いみたいですね。
太い鎖に負けないくらいごつい体格、そして喋り方はおっさん系。
誰…ってところでドン。


「王下七武海海賊 海侠のジンベエ(ジンベエザメの魚人 元2億5千万ベリー)」
おお、ついに出ました。最後の七武海。
これが噂のジンベエか。
「体など痛うない!!
 エースさん…痛ェのは…仁義を通せぬ…わしの心じゃァ!!
 七武海の称号が何じゃ…そんなものいらん!!
 この戦いが止められるなら…わしは命もいらん!!」


なんかメチャメチャ良い人っぽいんですけど…。
ジンベエってアーロンを解き放った人ってのがいまだに強く残ってるので、どうもそういった悪人を思い描いてました。
でも顔はものすごく怖いけど(苦笑)、トムさん系のどっしりとした落ち着きって言うのかな。ちょっと温かさも感じます。
彼がこの戦いを止めようとする理由はまだわかりませんが、きっと自分の中に信念を持ってるんだろうな。
海侠の…って通り名があるくらいだもの。義理人情に厚いのかもしれません。
魚人だからいろいろ過去にあると思うんだけど…。
エースは白ひげのとこにいるから昔からの馴染みなのかな。
親分て呼ぶくらいだから、わりと親しそうですが…。
そんないきなりのジンベエの登場にあたふたしつつ(だって予想してたよりずっと早くでてきた)、 来週を楽しみに。


ホントに毎週話の展開はすっごく面白いんですが…でもこう叫ぶアレがないというか…感想も淡々としててすみません。(いやそれが本来の感想のあるべき姿じゃ…)



2009/01/21




529話  「灼熱地獄」


いやいやいや。この号がどっか行っちゃってて非常に焦りました。
何故か受験生の次女の机の上で見つけ、その後に起こった家庭内のごたごたはさておきまして、さっさと感想始めます。


先週初登場のジンベエ。
何気にエースと仲よさそうだな〜って感じてたんですが、実際そうでした。
エースさんとか呼んじゃってますしね。
まァもちろんそこは海賊同士(ジンベエは元だけど)。エースは殺されかけた思い出があるとか言ってますが、 ジンベエレベルにしたらエースも恐らくまだまだひよっ子。
本気じゃなくて、見込みある若造をちょっと鍛えてやるかくらいのつもりだったのかもしれません。
とにかく政府には海賊嫌いの海賊として通しているようですが、白ひげ一味のことは好きなようです。
と言うか、この人は魚人だから「人間の海賊(除:白ひげ)嫌い」ってことなんですかね。


ジンベエは、白ひげに大きな恩義を感じています。
大海賊時代が始まり、皆がグランドラインに乗り出してきた。そしてそんな海賊達が必ず通る魚人島。
そこにやってきた人間達のために、多くの魚人や人魚たちが攫われ売られ絶望の中にいました。
ああ、またですね。魚人と人間にあった嫌な過去。
この章に入ってからこれでもかってくらい、両者の間にある深くて大きな溝が登場します。
種族の違いによる差別。
それに囚われる小さな輩と、そんなのに拘りもしない大きな者達と。
その対比が読者としては小気味いいのですが、でもこの「差別問題」はまだまだ根深く 話の流れに影響しそうですね。 結構ワンピースという話の根本に近いところにあるのかもしれません。


話がそれましたが、そんな絶望から魚人たちを救ったのが白ひげなんです。
やってくるなり「この島はおれのナワバリにする」と宣言。
圧倒的な白ひげの「力」の前にそう簡単に手出しできるはずもなく、以来魚人たちは守られたわけです。
「そうやってあの人は色んな島をその名前で守っとる」
なるほど、守るってのにもこんな方法があるんだ。
ルフィたちとは全く違う方法ですね…と言うかまだ彼らは「名前」で他者を守れるほどでもないかな。
まぁ、だからこそですね、ジンベエは何としても白ひげと政府の戦いを止めたかったわけです。
海賊のボスだから倒せ。
事はそう簡単ではないのです。もしも白ひげが死ぬようなことがあったら、世界中の海や島が大混乱になるのは明白で、ジンベエはそれを恐れているんです。 だから白ひげはあんなチューブに繋がれた状態でも生き続けているんだと気づきました。
海賊にしては「生」にしがみついてるようでちょっと潔くない気がしてたんですが、彼は死ぬわけにいかなかったんですね。 いろんなものを守るために。
それにしても気になるのは政府の考えです。
白ひげを倒すことでその後に起こる混乱を予想できないはずはない。それなのに何故こんな行動に打ってでたのか。
たまたまエースが手に入ったのが直接的な動機ですが、要するにそんなチャンスを待っていたわけでしょ?
今の世界を変えようとしてるのかな…いやいや、それは革命家だの海賊だのの仕事で、政府が望むのとは逆なはず。
うーん…何のためにこの大きなうねりは起こされたんですかねぇ…。


とにかく、戦いを止めたかったジンベエ。救い出したかったと言う言葉に辛いだけだとうつむくエース。そりゃそうでしょう…(あうう)
でもね、ジンベエは言います。
「まだ希望は捨てておらん。…『奇跡』と『チャンス』をわしは信じている」
ふふふ、その通り。
奇跡とチャンスはすぐ近くまで来てますよ。
ちょっと上の階でばたばたしちゃってますけどね。
でももうすぐその足音が聞こえてくるはず。
エース、待っててねぇぇぇぇ。
それにしてもジンベエの鎖のかけ方がエースに比べると随分甘いような…。
こんなん魚人、しかも七武海レベルの人なら「ふんっ」で引きちぎれないのかな。


と、そんな二人に割り込んで「クハハハ」とどっかで聞いた笑い声。
そしてこの鍵爪は…ワニだよ、ワニっ!(それはそうと、この鍵爪って凶器にならないんですかね…こんなの牢に持ち込ませちゃダメなんじゃ…)
白ひげを討つという事態にすっごい反応してます。
それはワニだけじゃなく、他に収監されてるやつらも同じようで、牢の中から「白ひげの時代を終わらせろー」だの様々な怒号が渦巻いてます。
…あら。結構この階にも収監されてたんですね。ちょっと意外。
と言うか、エースやジンベエだからこそこのフロアなんだと思ってたのに、クロコダイルはともかく他の変なやつらが一緒にいるのが何かイヤ。
ワニが言います。
「白ヒゲやロジャーに勝てなかっただけで、涙をのんだ『銀メダリスト』たちはこの海にゃァごまんといるんだぜ」
勝てなかっただけ…ってそれが一番の問題でしょうが。
あんただって、ルフィに勝てなかったから今ここにいるんじゃないかー。


場面は変わって、レベル2、魔界の猛獣フロア。
ジンベエの待つ、「奇跡とチャンスの男」が走り回っています(笑)。
そして一緒にいる連れも二人に増えました(さらに笑い)。
先週後ろにいたライオンは意外に小物でした。このフロアのボスはまだ別にいるようです。
んで案の定、ミスター3も下へ行きたいというルフィにびっくり。
こうなったら怪物の囮にルフィを使って自分はまんまと脱獄しようという、どこぞのバギーみたいなこと考えてます。
で、そんな彼らの前に現われたのがレベル2の牢番、スフィンクス。
う〜〜〜〜わ…でっか。しかも凶暴。
でも誰かに覚えさせられた麺類中心のカタコトの人間語が笑いを誘います。そういう要素、尾田っちは絶対入れて来るんだよなー。
さて、その繰り出すパンチはものっすごい強力。
相変わらず逃げようとしているバギーと3ですが、襲ってきたスフィンクスに3は自分の姿をしたダミーのろう人形で対抗。この隙に逃げようとします。
数々作り出し、それを順に上から叩き潰すスフィンクス。
もぐらたたきだと喜び、スフィンクスの頭上に乗ったままさらに煽るルフィ。(おいおい)


ものすごい怪力が床をたたき、そして地響き。
さぁさぁ、今週のヒキが見えてきましたね。
予想通り、怪物の力の前に床が抜け、階段目前だったバギーに3もろとも、みんな揃ってレベル3へ落下です。
いいテンポですね〜v
とんとんと次号へ続きます。



2009/02/04




530話  「地獄へ地獄へ」


物騒なタイトルですが、とにかくこの先は地獄しかないんだからしょうがない。
扉絵はカマキリ拳法を習うウソップ。関根勤じゃありませんよー…ってそんなネタ誰も知らないよね。


本編。
ルフィとエースが兄弟と言う関係が看守達に知られてしまいました。
ルフィの狙いはエースを救い出すこと、だから下へ下へと降りていくのだとばれてしまったことで対策が立てられてしまいます(あせあせ)。
海軍本部でも大騒ぎになって……っていきなり大笑いしてる、じーちゃん。
センゴクにしたら、なんでこういうトキにおまえら一族はやってくれるのかなーと、どつきたくてたまらないとこでしょう。
20年前に一人脱獄しただけで(空飛ぶ海賊「金獅子」ってまた思わせぶりな人物を…)、侵入者など許したことの無いインペルダウンでやってくれちゃってるルフィ。
「なぜまた貴様の孫なんだ、ガープ!!」
「やりおるわい、さすが我が孫!!」
会話がかみ合ってませんよ、じーちゃん。
じーちゃんは「海軍の英雄」ですし多分人望もあるんでしょうね。
それにもう事態はどうしようもないとこまで行っちゃってますから、センゴクにしたって今さら責任取らせるわけにも行かず、 泣く泣く諦めるしかありません。相手が悪かったわね…気の毒に。
それにしてもじーちゃんもさすが。肝の据わりようが半端じゃありませんな。


さて、場面は変わりレベル3。
床は熱いし、もわんと熱気だし、ミスター3はろうそく人間だからもう溶けかかってます(ひー)。
下の焦熱地獄から上ってくる熱気と、さらに水も食糧も与えられない責め苦。
そんなここは飢餓地獄、ルフィにはきっと一番堪えるでしょうね。


「じゃ急いでレベル4に行こう」とやっぱりどこまでも前向きなルフィ。
当然OKするはずない2人とあれこれ言い争ってるうちに、3人まとめて網に囚われてしまいました。
鉄の網、当然海楼石入り。
これは非常牢番長もやってきました。
小さな悪魔みたいなかっこしてる男です。
「私はサルデス」
「へーそうなのか、そうは見えないけどな」(猿です、ってか)
「違う!!おまえは勘違いをしてる。私は…サルデス」
「へーそうなのか」
「違う!!」
このやりとり最高ですね。大笑いしちゃった♪


ってそんな絶体絶命の中、一緒に捕らえられたスフィンクスが目を覚ましました。
当然暴れるわけで…よっしラッキー!網が破れて脱出です。
ルフィってホント、こういう運はメチャメチャいいんです。だからこそ未来の海賊王だよねv
さて、追ってくるブルゴリの一団を倒し逃げるルフィ。
その隙に二人はさっさと逃げてました。
高笑いで別れを告げる二人に 「ここまで送ってくれてありがとう!」 
純粋な笑みと前向きな姿勢に、さすがの彼らも微かに胸が痛むようです。
それはそうと、とにかく一番狙われてるのはルフィですからね。まずは何としても逃げなくちゃ。
ブルゴリやら牢番やらスフィンクスをかわして降りる階段を目指すのでした。


一方とりあえず逃げられた二人。でも上への階段もふさがれてしまってさぁどうしたもんか。
てトコに聞こえてきた歌声。
アンドゥクラァ〜
アンドゥオラァ〜
所詮この世は男と女〜
しかしオカマは男で女〜


うわぁ…いよいよ読者の待ち焦がれていた彼(?)の登場ですねっ!!!!
ボンちゃん!!!!
こんなに熱い中でも無駄に元気。暑苦しさならあちし負けない!!と言い切ってます。
そして牢の外のミスター3とご対面。
意外な再会に思わず二度見の賑やかさは健在です。
コイツを出すのはやめようとぐったりのミスター3。
なんだこの珍獣はと驚きのバギー。
どちらの気持ちもわかります、ええ。


もうっ、ボンちゃんてば最高♪
思ってたより早い再登場に一気に展開が明るくなりましたv
じゃあレベル4ならミスター1ですかね。
ルフィに会って、あの剣士は元気か?くらい言ってくれないかと思う私はだいぶゾロ欠が進んでいます…。



2009/02/04




531話  「LV3 飢餓地獄」


ルフィの侵入に、その名にかけても捕らえるとインペルダウンにやってきた海軍本部の一団。
と、「お待ちなさいっ」
入り口から現われたのは、「拷問大好きサディちゃん」(自分で名乗る。しかもまんまなお名前)
ちょっと悪魔っぽいコス(コス違う)に身を包んでますが、ンマー露出ぶりもなかなか。
とくにお尻のあたりの布の少なさは、あらあら最近の若いお嬢さんときたらねぇ。(我ながらおばちゃんだな…)
イヤリングはろうそく形。反抗する相手を鞭でぶってその悲鳴にぞくぞく。
もしもし尾田っち、気合入れすぎ。これ少年誌だからね。(笑)
ともあれ、サディちゃんが言うには、インペルダウン獄内は迷宮であり外部の者は却って邪魔になるから外で待機しろとのこと。
そして唯一の出入り口である跳ね橋を上げ、インペルダウンを完全に封鎖してしまう手段に出ました。
うわ。
無事にエースを連れ出せたところで逃げ道はふさがれてるってことですか。やばいぞ、ルフィ。(まぁ大丈夫だろうけどv)
それはそうとサディちゃんの後ろから顔を出している巨大コアラ…何?
後々重要なキーキャラになるんですか???(だって結構コマ使って読者に注目させてるんだもん)


そしてエース収容フロア。(前も書いたけどどうして何階って明らかにしないんだろう…)
署長一行とともに蛇姫がやってきました。
相変わらず綺麗だなー、おでこ広いけどそれがまた賢そうでいいか。
!?となるジンベエは同じ七武海だからともかくも、そういやクロコダイルも元七武海だものね、名前は知ってるだろうしもしかしたら面識もあったかもしれません。
「おれに何の用だ」
「用はない…一目見ておきたかっただけじゃ…わらわも参加する『戦争』の引鉄となる男を」
いい見世物だなとエースは自虐的に呟きますが、ふふふ、姫はすっごい隠し玉もってきてるんだからねーv
それに他所様のサイトでもお見かけしましたが、何たって愛しい相手の兄上さまです。
たとえ妄想内の恋人でも(…)その身内にはやはりきちんと会っておかなくてはねv


美しい蛇姫を目にして、囚人たちはねーちゃんだのこっち来いだの下品な野次を飛ばしまくり。
おかしいなぁ……だってここはエースやジンベエのいるフロアですよ。
普通とは違う、もうちょっとレベルの高い囚人たちを期待してたんですが、意外に馬鹿なその他大勢にちょっとがっかりです。
その下卑た姿に署長もキれたらしく、ついにその能力「毒竜(ヒドラ)」をだしました。
うわ…これはメチャメチャ怖い。
ヒドラの体に触れたら毒でイチコロですもんねー。厄介な能力だな…。
でも署長と囚人の一悶着の隙に蛇姫はエースと言葉を交わせたようで、「用は済んだ」と牢に背を向けます。
「今の話本当か…!!」
「ウソなどつく理由がない……
そうじゃ…彼はそなたに怒られると憂いておったぞ」
ふふふという笑みがちょっとした優越感みたいで可愛いなぁv


「弟が……ここに来てると…!!」
くぅ〜〜〜〜〜〜〜(ばんばん)
なんかこの顔とセリフにすっごく燃えるんですが!
そうだよ、エース!あのやんちゃな「弟」があなたを助けにこんなとこまで来てるんですよ!
その心中はいかに、ですね。
そしてそれに続くジンベエのセリフ。


「あんたがいつも話してくれる…麦わらのコかい…! 無茶な」


「麦わらのコ」 ですってよ、「コ」!!(ばんばん)
一体どんな話し方をしてたんだ、エース。
ジンベエはまだルフィに直接会ったことないんだから、その判断材料は海軍の手配書とか、悪魔の実の能力者で しかもクロコダイルやモリアを倒してきた、と言った情報ですよね。
書いてみて改めて思ったけど、これだけ聞いたらルフィって若いくせにどんなすごいヤツですか。
それなのに「麦わらのコ」呼ばわり。
これはエースが、ルフィときたらもー可愛くて可愛くてたまんねェんだvvみたいな話を延々と聞かせていたからではないかと。 それこそちっちゃい頃はどうだこうだと、エピソードてんこ盛りで(笑)。
それって私が日記に我が子や(特に次女)やペットの話を書いて、読んでくださった方々から 「カツオちゃんは元気ですか」とか「その後ゴンちゃんはどんないたずらを?」と声かけていだたくのによく似ている状況じゃないですか。
しかもそれを「何度も殺されかけた」相手に…
エース…あんたって…あんたって………どんだけルフィ馬鹿…?(ふるふる)


さて、レベル3を走るルフィ。熱い熱い。
海楼石の網をかわしたところで、スフィンクスに捕まってしまいました。
うわぁぁ〜というところに
「助けに来たぜ!!」
壁の上には笑顔全開な囚人服のゾロ!!??
や、一目見て正体はすぐわかったんですけどね、でもときめいてしまうこの心が憎い。
ナミに化けた姿を蹴れなかったサンジくんを笑えません。
わかってるの、これはゾロじゃないの、よーくわかってるの。
でもくそぉ…離れてる期間が長すぎて、こんなゾロでも縋りたい気にさせられる、うむむ憎き尾田マジック。
ルフィだって、どうなんだろう。
こんなとこにゾロがいるはずない、と思いつつ、でももしかしてここに飛ばされてきたんじゃ…そんな可能性もありますもんね。
「えェ!!? ゾロ〜〜!!?」
満面の笑顔とはこのことでしょうか。この上なく嬉しそうな顔に、こっちも床をごろごろですよ。 そんなに嬉しいのか…そうかそうか。
「白鳥アラベスク」 でスフィンクスをぶっ飛ばしたゾロ(違)。
空中をがっはっはと笑いながらくるくる回る姿に、さすがにゾロじゃねェなと気づいたルフィ。(ほ)
もちろん正体はボンちゃんです(牢から出してもらえたのね/笑)


久しぶりに再会したボンちゃんに大喜びのルフィ。
「ゾロじゃなくてすげーガッカリしたけども おめー生きてたのかァ〜〜!!」
後半は無視、前半のセリフに全てを捧げます。
さあ、リピートアフターミー。
「ゾロじゃなくてすげーガッカリしたけども」
この場にゾロはいないけど、超ゾロルなセリフのトップクラスです。
聞かせてあげたかったなぁ…ゾロに。


そんなボンちゃんと抱き合い、涙の再会。
だってアラバスタであんな別れ方しちゃいましたもんね。
ルフィは彼があの場で死んでたと思ってただけに、そりゃ嬉しいでしょうv
レベル5に会いたい人がいるというボンちゃん。
一緒に行きましょうだなんて、いきなり頼もしい仲間が増えちゃったじゃないですかv
バギーや3もまぁ面白かったけど、ああいう連中だっただけに(笑)これでこっちも見ていて安心できます。


今週は久しぶりにゾロに会えて嬉し…いのかな…
あれが本物だったらね…うん…

2009/02/15







532話  「獄卒獣ミノタウロス」


グラばこで紹介された「海賊ドリンク」
サッPロ飲料がぶ飲みシリーズでOPボトルだそうですよ、奥さん。
イラスト12パターンとのことですが、子供が言うには「このメロンクリームソーダは不味い」んだそうで…。(あくまでも娘の個人的な意見です)
ゾロのイラストは……えっ、この1.5リットルサイズしかないの!?(多分もっとあると思うけど…)
娘曰く 「メロンクリームソーダ1.5リットルはきついで」
ZSだかSZ的なイラスト(←すぐそういう目で見る私(こらこら)。でも実は背中合わせの立ち位置って結構萌えどころです。ゾロルでやられたら絶対のたうってる…) ではありますが、でもゾロなら絶対買う!……かなぁ…。
実はずっと前に買ったファンタのクリームソーダ(OPのおまけつき)も飲めないまま今に至ってますのでね…(もちろんとっくに賞味期限切れ)。


巻頭カラーは七武海揃い踏み。
わぁ…ミホークが普通の人に見える…それがまた彼のすごいトコなんだけど。
蛇姫はなんていうか…はきだめに鶴?(はっきり言いすぎ)


ブルゴリをぶっ飛ばして、レベル3を駆け抜けるルフィとボンちゃん。
ボンちゃんはベンサムが本名だそうです。あらカッコいいv(ちなみに3の名前はギャルディーノ)
蛇姫はどうやら無事に(かな?)上に戻ったようで、ほっとしました。
あの状況でイロイロばれて、彼女がどうにかなったらどうしようと心配でした。
まだインペルダウンを出て行ってないだろうから油断はできませんけども。


さて、客人と別れた署長一行。
ここでようやく現在の大騒動を知ります。
レベル2は囚人の暴動中。
レベル3にルフィたち。
んなわけで、署長はレベル4に全戦力を集めるよう命じます。
もしここまできたら直々に手を下すというわけですね。ひー。


一方獄卒獣ミノタウロスと出会ってしまったルフィとボンちゃん。
このミノタウロス、円らな瞳で鼻も垂らし、まるでつの丸先生の漫画のキャラみたいですが、速いわ怪力だわ、 さすがの二人も棘つき鉄球で滅多打ち。
ルフィのゴムゴムのJETバズーカでどうにかふっとばしましたが、まだ生きてるでしょう。しぶといな。
さぁ目指すはレベル4。
って、行くのはゲロゲロ簡単なんだって。
壁を登って下を見ればもうそこはレベル4。ただしものすごい熱風と煙でほとんど何も見えません。
まさに焦熱地獄。
煮えたぎる血の池と燃え盛る火の海。
着地地点を間違えれば火傷じゃすまないレベルです。
そんな中、「命懸けても会いてェのってどんな奴だ?」
ふとボンちゃんに尋ねるルフィ。
それこそが「奇跡の人」。
謂れのない罪で捕らえられた通称「イワさん」
モモイロの楽園「カマバッカ王国」の女王様(女王なんだ…)
世界中のオカマが憧れる史上最強のオカマ王!


ほぉぉぉぉぉぉぉ。
カマバッカきましたよ、ここで!
サンジくんの影がちらっと見えてきましたが、そういえばその後彼は無事なんでしょうかね…。
というかクロコダイルじゃなかったんですねー、ボンちゃんの会いたい人って。
とにかく一目会いたい、あわよくばお助けしたい。
そんな存在のようです、イワさんて。
どんな奇跡なんだろう…でもそれは知らないほうがいいのかもしれない…。


なんてところへ、向こうから走ってきたのはバギーと3。
ご丁寧にミノタウロスまでその後ろに連れてきてます。
そして再会(笑)。
とにかくミノタウロスをやっつけないといけませんので、ここでバギーが取って置きをだします。
「おゥ、麦わら。おまえ特製バギー玉を覚えてんだろォ!!?」
ぎゃははと自信たっぷりに言ったのに、「いや…」なんてルフィがさくっと言うからしょげちゃいました、バギー(笑)。
まぁそんなバギー玉をその威力のままに体に仕込めるほど小さく改良したのが新兵器「マギー玉」(何故名前を変える)
それにしても、このインペルダウンてボディチェック甘すぎ。
いくら体に仕込めるほど小さくしたっても、そんなもんあっさり持ち込ませちゃだめでしょ…。
で、そのマギー玉を炸裂させ、ふらふらなとこにボンちゃんの「あの冬の空の回想録(メモワール←懐かしいv)
そして3のキャンドルロックでルフィの右手にろうそくをつけ、ゴムゴムのトンカチ回転銃(ライフル)で、ミノタウロスを倒しました。
意外に息合ってきてんなぁ、皆。


大喜びの4人ですが、この調子でレベル4に…なんてほど甘くはないと思うのですよ。
この下の階には全戦力がいるわけですし、いくらルフィでもマゼラン一人相手にするのだって大変です。
ここらへんでとんでもないことが起こって、この状況が大きく変わったりしないとさすがにヤバいですよね。
例えば、海軍が見失った白ひげの一団が現われてくれたりとか…ないかな。
それにあちこちに飛ばされた皆もあれから数日経ってるんだから、グランドラインを出てしまったロビンやチョッパーはともかくも、 カマバッカとかカラクリ島辺りなら近くに来られたり…って甘いか。


ラストで「来るな ルフィ……」
と呟くエースの横顔に萌え死にそうでした!
もうね、このどうにもならない我が身に苦しむエースがたまらなくて!(ばんばん←おい)
それを見つめるジンベエの胸中はどうなんでしょう。何か考えてそうじゃないですか、この人。



2009/02/17




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