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542話  「やがて語られるもう一つの事件」


タイトルがどうにも重く引っかかります。
だってこれ、エースとティーチが戦ったときのラストでナレーションされていた言葉ですよね。
これが後に語られる大事件の引き金になった、みたいな感じで。(記憶曖昧)
てっきりこのルフィのインペルダウン突破が「やがて語られる大事件」かと思っていたんですが、この書き方だと まだこれ以上にとんでもないことが待ち構えていそうです。


護送船ではモモンガが護送されているエースに声をかけます。
最期の空を見ておけと。
処刑台の上で枷をはめられたらもう二度と空は仰げないからと。(無理やり下向かされちゃうのかな)
またここでのエースの表情がなんとも言えないんですっ!!(ばんばん)
すごく静かなんですよ。静かで悲しい目。
ルフィのことを思ってるんだろうなぁ…どうにもならない自分が許せないんだろうなぁ…と思うほど切なくなります。
あんなに笑顔の似合うエースなだけにね。
あああ、マリンフォードに着いちゃった…


さて、マリンフォードの海軍本部ではまたしても大騒ぎが起こってました。
この非常時に王下七武海の黒ひげの姿がない!
しかもしかも、前後して出航許可のない軍艦が一隻、インペルダウンに到着。
この2件がイコールで繋がるとしたら。
事態は最悪。…あらあら、どうするセンゴク。(気の毒に)


そんなインペルダウンではこちらの期待を裏切らず、やっぱりの黒ひげ一行の到着です。
あれ?ラフィットとか言いましたっけ、ステッキ持ってた細い人。
この人羽ありますよ。飛んでるみたいだけど(目ごしごし)、なんかの能力者かしら…?
まぁ、いいや。実力はともかくもあまり花が無いのが残念な一味です。(勝手な感想)


軍艦の海兵も、インペルダウンの門番もすべて蹴散らし門を破壊し中に進入する黒ひげ。
その目的は全くわかりません。
内部はルフィたちの大暴れですでにしっちゃかめっちゃかのとこにそんな報告を受け、
「モニター室に戻っておかき食べないか」
思わず現実逃避しちゃうハンニャバルが可愛すぎ(大笑)
そこへマゼランから電伝に連絡が。
レベル2の囚人たちを毒で抑え込んだ模様。
バギーと3はまだ無事ですが、毒の壁で出入り口も封鎖されているので動けなくなるのは時間の問題。
あら、ちょっとピンチ?(でもどうにかなりそうな気がします、この二人)
それはともかく、黒ひげの方にも手を打ってあるというあたりさすが。
ここぞというときにあらゆる手を尽くし、ものすごいリーダーシップを発揮する、これが署長のマゼランです。
「おれが行くまで持ち堪えろ」
そんな言葉にぽろりと涙をこぼすハンニャバル。
そして一気に署長命の人間に変身。野心は何処へ行った。
なるほど、人の心はこうして掴んでいくのですね。
この辺りが一日の大半をトイレで過ごそうとも、重要なポジションにつけているマゼランの実力かと。(うんうん)


そしてマゼランの苦肉の策。
レベル6からシリュウが出されました。
黒ひげを任せると言うことですが、刀を渡された途端「斬捨て御免」と看守たちを片っ端から切り倒し。
やっぱり油断ならない…ホントに出しちゃって良かったのか、マゼラン?


レベル4ではルフィたちが突破中。
囚人たちを逃がし、ブルゴリをやっつけ、イワさんは「顔面成長ホルモン」でおっきくなった顔から「地獄の(ヘル)WINK」。
バチョーン、だった擬音が、バァチコヴァロンヌ!!!(読めません)
もー強力、いや強烈。ブルゴリ軍団も一撃。(笑)


「麦わらボーイ、ヴァナタ立ち止まっちゃダメよっ!
私たちに任せて、どんどん前へ!!どんどん上へ!!進みなさい!!」


本当にそうですね。
皆ルフィのためにこうやって動き出したようなもんだもの。
全てを犠牲にしてもエースを助け出す、そうやってルフィは進まなくては。
やってきたサディちゃんと獄卒獣たちも、クロコにジンベエ(陸上戦ではあまり力になれないそうですが、でも海の中じゃ無敵なんだろうな…)、 そしてルフィ、
この3人の揃った前では敵じゃありません。
気持ちいい強さです。
あんな憎らしかったはずのクロコですらね。


そんなすっきり感と、それでもこの先どうなるのかと言うもやもや感、そのミックスで先に進みます。



2009/05/30




543話 「麦わらと黒ひげ」


さあさあさあ、事態はとんでもない方向に動き出しました。
本編じゃありません。
短期集中連載第12弾「サンジの地獄よりお気を確かに」
Vol.1「出口の無い島の冒険」


ひぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
ちなみに地獄と書いてカマバッカと読みます。
尾田っち、一体どうしたんですか!
そりゃ、バラバラになって一向に戻る気配の無い皆。いい加減近況だけでも知りたいから、扉絵でもいい、4コマみたいな感じでもいい、とにかくだしてくれないものか。
そんな話を同志の方々としたことはあります。
でもまあこんな形でそれが実現しようとは。
そしてこの連載が始まってしまったと言うことは、サンジはもちろん他のみんなの出番もまだまだまだまだまだまだまだ…先と言うことかなぁと(涙)。
場面はコミックスの続きか、どっかの城内らしい場所をサンジが逃げてます(伝説の女王、イワさんの肖像画が飾ってあるのが笑える)。
ひたすら逃げてます。
髪はぼさぼさ、鼻から口から目からいろんな液体が出ています。
後ろからやってくるのは、大きな虫取り網を構えた大男。いえ、大レディ。
ウェーブのかかったロングヘアーをなびかせて、髭剃り跡も青々しく、しかも小指が立ってる!!(細かすぎる、尾田っち)
そりゃ怖いだろ、サンジ。走り続けるしかありません。脚力のハンパでない彼で本当に良かった。
捕まったらどうなってしまうのか、私も考えないようにしときます。


すでに一本読んでしまったほどの疲労感のまま本編へ。
黒ひげ一行を食い止めようとする看守達の前に、シリュウがやってきます。
「黒ひげだな…」
「ああそうだ!!おめェは誰だ!!」
名乗りあったとこで場面は変わり獄卒獣たちを倒したレベル4。
やってきたサディちゃんに向かおうとするルフィを前へ行けとすっ飛ばし、自ら対峙したのは、女になったイワさん。
うわぁぁぁぁぁぁ……(声にならない叫び)
なかなかの美人で(キッスみたいな化粧でよくわかりませんけども)で、あの衣装が抜群なスタイルにすごくあってるのが更にびっくりです。
こうなると網タイツも違和感無いなー。
それにしてもホルモン恐るべし。
そりゃあんなごつい人をいたいけなレディに変えちゃうほどなんだから、自分の身体くらい簡単に操作できるでしょ。
どっちになるか、その辺は気分次第みたいですが。
それにしても、ルフィ。
イワちゃんみてェな喋り方って…やっぱりわかんなかったか…(苦笑)。


さて、レベル3への階段前。
ここに現われたのは、薙刀を振り回すハンニャバル。
「副署長が薙刀『血吸』を持ってる、本気だ!」
「じゃあ頼りになるぞ!!」
じゃあ、かい(笑)。
普段どんだけいい加減に仕事してたのか、わかってしまいますが、今のハンニャバルは以前とは違います。
やる気になった彼はなかなかのもんらしいです。
看守達の笛や太鼓をBGMに(おいおい)技を繰り出してきますが、しかしルフィのJETの前に一撃。
…ですが、ハンニャバル倒れません。
ボロボロなのに何度でもルフィに向かってきます。
そして、
貴様ら海賊、社会のゴミが兄貴を助けるなどと奇麗事を抜かすな、
貴様らの存在だけで庶民は恐怖で夜も眠れない、
そのために犯罪者達を閉じ込めておくここは地獄の大砦、
だからこそ出すわけにはいかない   うんたらかんたら(以下略)


そんなことを喋りだすのですよ。
言ってることは正しいです。(ハンニャバル自身は急に変わりましたけども(笑))
でもね、そんなのルフィには関係ありません。
「おれはエースの命が大事だ、だからどけ!!」
バカには何を言っても…と嘆くハンニャバル。
そう、ルフィはバカです。
バカって言葉は悪いけど、でもこんなまっすぐな生き方、決して頭がいいとは思えません。
でもそんな「バカ」だからこそ見えるものがたくさんある。
小ずるい計算も思惑もなく、あるのは信念のみ。
だから誰も彼をもひきつける魅力が溢れてるんです、ルフィにはv


なんて言ってると、いきなり吹っ飛ぶバズーカ部隊。
そして
「やめときな、正義だ悪だと口にするのは。
この世のどこを探しても、答えはねェだろ、くだらねェ!!」
現われた黒ひげがハンニャバルを踏み潰しました。(あれ、シリュウは?)
そして一同ご対面〜。
元も現も七武海、 それにルフィにイワさんにそのメンバー達。これだけ豪華な顔ぶれが揃うとなかなか壮観です。


「あいつはジャヤで会った…」
ルフィもさすがにちゃんと覚えてました。そりゃ夢云々の一幕がありましたもんね、あそこでは。(そしてゾロル的にものすごく 感動した場面でもありましたv)
怒りをぶつけるジンベエ。
そしてジンベエの言葉で、この男が黒ひげなんだと知ったルフィ。
黒ひげ=エースを捕らえた男です。
もうすぐおまえの兄貴の公開処刑が始まるぞと笑う黒ひげに、ブチッっときました。
こいつが全ての発端なのかと、そりゃ怒りもぶつけたくなりますって。
そんなところで次号へ続く。


今回とにかく思うのはサンジがどうなるのか…じゃなくて(おい)黒ひげの目的ですね。
一体彼の目的は何なのか。
好きなキャラではありませんが(だって毛深いんだもん)、 ジャヤでのやり取りを見る限り、案外ルフィ寄りなのかと思ったりもしたんですよね。
それだけにエースとの一件は裏切られた気がして悔しいんですが。


とにかくワンピースを見つけるのに匹敵するくらい大きな夢(野望?)が彼にはあると思えます。
七武海に入るのが最初の目標かと素直に受け止めてましたが、そんなもんじゃないんですね。
今の世界をひっくり返すとか、それくらい大きなもののようです。
そのためにルフィであり、エースであり、七武海であり、海軍であり。あらゆるものを利用しているんでしょう。
やり口は汚いですが、彼も彼なりの信念に基づいているのがやはりワンピキャラだなぁと。
黒ひげの目的は追々明らかになっていくんでしょうが、その前にここでは結局どっちの立場を取るのか。
それが気になります。



2009/06/01




544話  「地獄の釜の蓋もあく」


皆がそれはそれは首を長くして待ち構えていた(ですよね?)短期集中連載Vol.2。
たった一週間しか経ってないのに…まだ2回目なのに…、物語は一気に怒涛のそして予期してない (正確にはしてなくも無かったけどまさかな〜という方が大きかったんで)方向に進んでいました。


ぎゃーーーーーっ、サ、サンジっっっ!!!(あわあわ)


そう、この連載のタイトルは「サンジの地獄(カマバッカ)よりお気を確かに」でした。
サンジ、しっかり。カマバッカの空気に流されないで。
皆さんもどうかお気を確かにして扉絵をご覧ください。
私も直視できない…とか言いつつ、釘付けなんだけど(笑)。
そして、サブタイトルは「すっかり乙女」
くるくるカールのロングヘアー、ふわふわのドレス、手にはハイヒール(履かないのはサイズが合わないから?足が大きすぎて)。 もちろん化粧もばっちりですが、どうしてこうむさ苦しくもオッサンくさいんだ、サンジ?(ファンの方すみません;;)
だってオフィシャルの女装ですよ、じょ・そ・う!!(落ち着け)
そりゃあ同人誌で見かける女装姿と一緒にしてはいけませんが…(お気を確かに、私)。


前回からの「間」に一体どんなことが起きたんでしょう。
あの網に捕らえられ、髭の跡もキツイオカマさんにいろいろレクチャーされたのか。
何かあそこまで自分を捨てるような目に遭ったのか。
想像はつきません。
あの姿が本気なのか、あるいは何か作戦があってフリしてるだけなのか。
それすらも解らずに悩みます。
娘「なぁ…サンジはちゃんと戻ってこられるかな…」
母「うーん、どうだろう。カマバッカってグランドラインだから…」
娘「そうじゃなくて〜;;;(えーん←最近サンジが好きらしい)」
ああ、コッチの世界に無事戻ってこられるか心配してたのね。(笑)


今後のサンジがどうなるか、ものすごく心配でそして楽しみですvvvvv


本編。
黒ひげが自分の経緯をルフィにうんたらかんたら語ります。
クロコダイルの後釜になるためにルフィの首を狙ってたと。
でも結果的にはエースが自分の身を盾にしてルフィを黒ひげから守ったことになりましたので、 黒ひげたちは「せいぜい兄貴に感謝しろ」と笑うのです。
そんな黒ひげに当然ルフィ、怒りを込めた渾身の一撃。
黒ひげも盛大にぶっ飛びますが、ルフィも反撃にあい地面に叩きつけられます。
血を流し、痛みに叫びを上げるルフィ。(!!!)
ここでクロコダイルまでが、「血!?ゴムだろう、あいつは」と一筋の汗をたら〜り。
おいおいおいおいおいクロコっち。
あんたいつの間にそんな人になったんですか、おばちゃんびっくりしましたよ。
気がつけばあんたもルフィにすっかり心奪われた一人じゃないですか。
うんうん、そりゃ力も貸したくなるよね、うんうん。(どんどん違う方向に進む妄想)


更に黒ひげに殴りかかろううとするルフィを、間に入って止めたのはジンベエです。
トムさんの時もそうだったんですが、体格の大きい魚人さんはすごく穏やかなオーラがあって、 「父性」を感じさせるんですよね。
逸るルフィに、何が先か良く考えろと諭します。
確かに今ここで黒ひげと戦っても得なんてないですもんね。
目的のエース救出のためには時間も体力も無駄にすることはできません。
こんな状況でも冷静に先を読めるのは長い時間を重ねてきた彼ならでは。
若いルフィには、やっぱりどうしてもこういうところが欠けてますよね。 それに強いだけにどうしても目の前を撃破してから…なんて考えにも陥りがち。
イワさんといい、こういうどっしりとした「先輩」(笑)に導いてもらえるのは、ルフィにとって絶対いいことです。


さて、そんなことしてるうちにマゼランがやってきました。
まずーい。
一度彼の毒で死にかけたルフィは、今度毒を食らったらもうこの世へ戻ってこられません。
今は逃げるのみです。
おっとっと、打たれ強い獄卒獣も次々に復活の模様。


脱走組も大変ですが、一方のインペルダウン組も大変みたいですよ、奥さん。
獄内のモニターシステム、海軍と政府機関への連絡ツール、その一切が破壊されてしまいました。
よって外部とも連絡ができず増援もきません。
そしてそれを破壊したのがシリュウ。


ええええええええっ!!??
ちょちょちょ、ちょっとまって!?
結局シリュウと黒ひげは戦わなかったの!?


二人が元々グルだったのかとも思ったんですが、先週黒ひげはシリュウを知りませんでしたから、あれが初めての対面。
だからそこで何らかの密約(?)がかわされたかと思われます。
と言うか、シリュウは黒ひげを知ってました(むしろ待ってた?)から、シリュウの方から何か話を持ちかけたのかな〜。
悪そうですもんね。
あああ、マゼランも大変だ。
そんな彼の苦悩をよそにレベル2ではバギーと3がハデにはしゃいでますけども。(笑)


それにしても黒ひげの意図が全く読めません。
絶対エースを助けるというルフィの言葉を否定しません。
手助けなんてもちろんしないけど、邪魔するつもりもないらしい。
むしろ、この世に不可能なんてないからせいぜい頑張ってこいや、ってスタンス。
空島はあったろう。ワンピースは必ず存在する。
物事の見方はルフィに似ているくせに、どうしてもこうも「悪」の匂いがぷんぷんするのか。
それは彼が手段を選ばないからかなと言う気もします。


「わずか数時間後おれ達が!!
世界を震撼させる最高のショーを見せてやる!!」


あの一味の目指すものは何なんでしょうね…。
天竜人を頂点とする世界のシステムをひっくり返そうとでもしてるのかな…???


レベル3を目ざすルフィたち。
そして先へ進む黒ひげはマゼランと遭遇。
あらら?毒竜で一瞬ですよ??
毒かぶって全員苦しんでます。
黒ひげはヤミヤミの能力で毒も無効化できるかもしれないけど、部下は無理だしなー。
でもこのままで終わるとは全然思えないし、彼らに関しては画面どおりには受け止めてません、わたくし。


倒れているハンニャバルに
「くたばるんじゃないぞ、おれの後任はお前しかいない」
なんて言葉をかけるマゼラン。
ちょっとちょっと、貴方たち実はヒジョーに深い絆で結ばれてるんじゃないですか。
普段言葉にしないだけで、お互いに思いあってる……、まぁなんて乙女心を刺激する間柄。
これで見目が良かったらこの関係にも食いつきたいところですが、その辺は正直な私(おい)。


さあマゼランが追いかけてきました。急いでルフィーー!!(はらはら)
それにしてもあのサディちゃんの吊るし縛り。
これは少年誌だってのに、もー尾田っちったら気合入れすぎ。
縛り方が普通だったのでホッとしましたよ。(←見るとこ大間違い)



2009/06/03(追加 06/10)




545話  「陽の当たるシャバへ」


楽しみにしていた扉絵連載。


ええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜!!???
恐らく99%の人が絶叫したと思われます。
読者の期待をかわすのが上手い尾田っちですが、これは誰が予想できたでしょうか。


散々あの女装サンジで煽っておきながら、今週からは「ロビンのひどいことするわ」。
そりゃ全員の姿をこれで見せるつもりなら、いつもみたいに十数話かけて連載なんてできるわけないですが、それにしても ここで放置プレイ(違)はないでしょう。(涙)
もちろんロビンのことも気になってましたが、そこは姐さん、さっさと鍵を奪って抜け出してます。
ほーらやっぱりロビンだもん。あんまり心配してなかったんだー。
(もしここに来たのがウソップだったら……と考えてその先が続けられなくなった私と娘)
てことは、いずれゾロの「ペローナの治療中」みたいな連載も見られると期待していていいのですね。
待つわよ、私。


本編。
エース処刑まであと1時間半。
獄中の状況が改めて説明され、非常に理解できました。
まあとにかくルフィたちは今は3階から2階あたりにいて、今後の目的としてはどれか軍艦を奪えばいいんですね。 (大雑把な理解)


おいかけてくるマゼラン。
殿(しんがり)を務めるイワさんは、イナズマに命じて3階と2階の間の階段を封鎖させました。 もちろんここに命じる言葉なんてありません。名前を呼ぶだけで通じてしまうこの心意気。
いいですね〜男同士…いや違うな、えーととにかく二人の絆…。
おっと、マゼランを前にしてイワさん、再びオカマに戻りました。
思うんですけど、尾田っちって敵が女性の場合、男性キャラに思い切りやらせませんよね。
同性ならば全力でいきますが(笑)そこらへんは尾田っちのポリシーなのかな?
今回サディちゃんを相手にしてイワさんは女になりました。
カリファの時も結局はナミでしょ。ミスダブルフィンガーも。
ファザーズデーはビビがやりました。
ミスGWやバレンタインデーはちゃんと倒してないし、えーっと、ミスマンデーもあのゾロは全然本気じゃないし。
あ、モグラおばはんはウソッチョ全力で行きましたね。
あれは尾田っち的には女性の範疇じゃなかったのか…???(ひでぇ)


と、話がどんどんそれます、私のばか。
あ、もう一つ気になってることがあるんですが、アニメがここまで追いついたとき、イワさん役の声優さん大変だろうなぁ…。
だって「何のつもりかわっきゃらナブルなら」だの「ヴァナタ相当ヴァッキャブルね!!」だの発音難しい言葉の数々…(こうして打つのも大変だもん)、 そしてあの個性。誰がやるのかな…頑張ってください。


話を戻します。
ぎゃああああンヌ!!顔が溶けるゥウウウンナ!!
と、また難しい叫び声でイワさんが叫んでます。顔が毒にやられてます!!!
が。
溶けナーイ!!厚化粧だったから!!
さすがイワさん(大笑)。
外した厚化粧がガランと落ちましたよ、ガラン。どどどどど、どんな化粧ですか。
そしてニューカマー拳法44のエステ奥義(もう何がなんだか)
夢打撃処理拳!!!
「むだげしょりけん」と読みます。ゾロの技名みたいで懐かしくなります。
そこで場面は階段前で待つイナズマになるんですが、現われた人影に「イワさん…!」と喜んだのも束の間。
ああああああ、マゼランじゃないですかーーー!!(絶叫)
毒に塗れて倒れるイワさんのカットがトドメのように入ります。
イワさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!


そしてレベル1のバギーサイド。
獄卒獣4匹に追い回されています。
もうだめだと諦めかけたとき、現われたのはクロコダイル。
元部下の3とそろってびっくりです(ひー)。
さらにあっちではルフィとジンベエ(七武海)が、獄卒獣を全てKO。さらにさらにひーですよ。
そこでルフィが2人を見つけるなり
「よかった!お前ら無事だったのか!!」
これは痛い。
ちょっとでも良心があるならこれはキツイ攻撃です。


そして次々に登ってくるボンちゃんに、1に、変態たち(笑)。
ついに暴動が合流仕ました。
そろそろゴールも見えてきましたよ。
でも世の中そんなに甘くないようで、マゼランもやってきます。
……ということはイナズマも…(あああ、やっぱり毒の中で倒れてる!!わぁぁぁん)
二人がやられたことに気づき憤るルフィですが、それを必死に止めるボンちゃん。
そうそう、今はその場合ではありません。
だってこそこそしてる海兵。
「了解ですが、本当に船を…」
ってどんな策を巡らしてるんですか、マゼラン。
なんだろう、残った船をみんな爆破させてルフィをここで孤立させてしまおうという腹か。
船を奪われるくらいなら、インペルダウン組にはその方がいいですもんね。
気づいたジンベエはルフィを急がせますが、そこへ毒竜!
もーやだ、この技。
逃げらんないし、触れないし、非常に厄介です。
ところでこないだの現国テストで「厄介」を「八戒」と書いてきたうちの姉ちゃん。
それは「やっかい」じゃなくて「はっかい」だ。最遊記の読みすぎ。


と、そこにキャンドル壁(ウォール)!
3がドルドルの技で守ってくれました。さっきの良心攻撃が効いちゃったかな?
「まったく貴様の甘っチョロさには…云々。
ちょっと気を許せば友達みたいに思いやがって」
ふふふ、だってルフィだもん。
「今のうちに行け!私の諦めは早いぞ!」
借りの作りっぱなしがどうとか言ってますが、やっぱり3もルフィの魅力にやられちゃったようですね。
こうやっていろんな人を取り込んでルフィは前へ進んでいくんです。
いろんな人に助けられて、前へ前へ。
でも皆、彼の犠牲になるとかいうんじゃなくて、「自分の」気持ちのために手を貸すってのがまたいいんですよ。(ばんばん)


イワさんとカニちゃんのことがものすごく心配ですが、尾田っちだもん、きっと大丈夫だと信じています。


2009/06/11




546話  「魚人海賊団船長”七武海”ジンベエ」


扉絵。
ロビンの回は最終話のようです。
こうやって書いといてくれたら気の持ちようも違うのに、サンジの回はいきなり終わってしまうんだもん、びっくりですよ、もー。
はっ。
最終話って書いてないってことは、もしかしてまた一回りしてカマバッカに行くのかしら?
全くなんなんですか、この気の持たせよう。(じたばた)
ロビンは革命軍と合流して助けられたみたいですね。
革命軍て、ドラゴンの率いてる…でイワさんやイナズマも属してたあの?
わかんないですが、着々とピースが埋まっているような気がしないでもありません。
どちらにしろ一味の勢ぞろいまでは随分かかりそうですけども。(涙)
それはそうと革命軍は被り物が流行ってるの…?(キリンだのネズミだの)


本編。
すごいぞ、3。
蝋の壁でマゼランの毒を防いでいます。
クロコダイルが「能力の相性はわからねェもんだ」と嘯いてますが、確かにここで3が活躍するとは失礼ながらちょっと思ってもいませんでした。
最強にも思えたドクドクの能力も意外な弱点(?)です。
3の能力にどうやらルフィは何かを思いついた様子。
ジンベエに、先に行って軍艦を奪っておいてくれ、それまでドクの奴はおれが止めてみる、と言います。
おおお、ルフィ、一体何を。
今までを振り返ってみましてもルフィは結構戦いの最中にイロイロ思いついています。
ゴムゴムのぼーとか味方ロボとかクロコダイル戦での水樽とか…。
いや結果はどうあろうとその向上心がいいんですって(笑)。


ジンベエを先に行かせ、「よし3!!一緒に戦うぞ!!」
すっかりルフィ乗り気ですが、ちょっと待って待って。
3はそこまでしたくないんだってよ。ガードできるものだけしながら適当に逃げようとしてたのに、こうなっちゃうと逃げらんないじゃん。
私も3的な人間ですのでアナタの気持ちよーくわかりますとも(肩ぽん)


ルフィの思い付きとは手足へのガードの発注(笑)。
両手足に蝋で作ったグラブとブーツ(?)みたいなもんを装着してます。
あまりのカッコよさに涙するルフィ…田中さんの声が聞こえてきますよ(笑)。
でもこれでマゼランにゴムゴムの回転弾が打ち込めました。
ルフィの武器は素手ですから、それこそ能力の相性の問題でロギア系を相手にするためには、まず触ることが必須条件なんです。
毎回毎回高くなるハードルをよくクリアしてますねー、尾田っち。
今回もまさかの方法でクリアし、これでマゼランと互角に戦える…はず。
ちょっとマゼランの「……」が何かありそうで気になりますけども。


一方の正面玄関。
ボンちゃんや1の活躍でやっと扉を開くとこまでいきましたけど、意気込んで開けてみたらそこはただ海。
軍艦の姿はありません。
そう、こうやって孤立させちゃえば囚人組は手も足も出ないんです、ここはカームベルトですし。
しかしそこへジンベエ登場。
霧の奥にうっすら見える帆影を指し示し、「ここは任せて貰おう!!」
でたよ、ドン、ですよ、ドン。


いや〜〜〜〜〜〜ジンベエ、カッコいい!!!!!(だむだむ)


大きな扉を背負い、そこにクロコっちと1とバギーを乗せて猛スピードで軍艦を追いかけます。
さすが、魚人。
こうなると怖いものなし。
ただ背負ってる3人は能力者なので海に落ちたらどうしようもありませんが。
次女が「(扉に乗って)カッコつけて立ってるけど、こいつら皆泳げないねんで〜」とひっくり返って笑っていました。
ちなみにそう笑ってる本人もほとんど泳げません(体育は得意なんですけどねー水泳だけはダメ)
まぁ悪魔の実を食べようが海賊やってるくらいですから、そう簡単に落ちるはずもありませんよね。ここは安心してみていましょう
バギーが珍しくもこっちの戦闘組に入ったのは、マゼランに怯えるよりもクロコやジンベエのいるこっちに来た方がずっと安全だからと言う 計算に基づいています。
いいなぁ、この計算づくの生き方。
ルフィの真反対。そしてそれがバギーだからこそ可笑しくて憎めないキャラとして魅力あるのです。


そしてあっという間に軍艦に追いつきました。
魚人柔術(空手だけじゃないんだ)で、海をぐいと引き寄せての一本背負い(おおおおお)、
もう理屈なんて無用ですからして。
扉と共に3人を甲板に打ち上げます。
海軍にぐるりと囲まれますが、余裕ありありのクロコに1。(バギーはちょっと置いといて/笑)
海の中から応戦するジンベエもこれまた余裕。
何人いようが、周りが海だろうが、全然問題なさそうな頼もしさです。(ばんばん)
こっちは大丈夫そうですね。さすが七武海は貫禄が(実力も)違います。
…七武海ってのはこういうレベルなんですから、ルフィたちがあっという間にくまに (そしてゾロがミホークに…)負けたのも頷けます。
クロコやモリアを倒せたのがむしろ奇跡なんですね。うーん。
この先こんなたくさんの壁、越えるのに一体何年かかるんでしょうね…大将連中もいるし。


その一方でクロコと1の戦い方とか立ち位置に、仄かにゾロルの面影を見出す私。
何となくそんな感じしません、ねぇ?(飢え過ぎ)


2009/06/16




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