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547話  「島破り」


WJ表紙はOP。
あああ、麦わら一味が久しぶりに勢ぞろいしてますよ(涙)
虹の橋を滑り降りてくる皆。 まぁルフィったら、全国民の前にそんな足を広げた悩殺ポーズを見せるとは…お母さん許しませんよ。(何)
でもそれぞれがいい顔してるんですよねー。ゾロはゾロですが。
扉絵は短期連載はちょっとお休みの巻頭カラー。
これがびっくりの現在の脱走組9人ですよ。
ななななな、なんだかすごい!!(どきどき)
イナズマってオレンジだったんだー(意外)とか
イワさんやっぱり顔でかい!!しかも髪の紫が最強のインパクト!!!とか
クロコダイルに妙にいけない色気を感じるとか(おい)
まぁ語りたいことはイロイロありますが、でもでもここで叫ぶならやっぱりルフィでしょう。


可愛い!!!!


この濃いおっさん連中(笑)の中にいるせいか、もー可愛さ全開でたまりませんvvv
上半身脱いで、髪は後ろにきゅっと結んで、おむすび片手にもぐもぐ頬ばって…
女ヶ島の方々のセリフじゃないけど、可愛さが留まることを知りません!!(だむだむ)
ヤバイと言うか、危険と言うか、このルフィは人目に晒しちゃダメですよーぅ っ!!


とひとしきり叫んだトコで本編へ。
蝋に毒をガードされてしまったマゼラン、ついに禁じ手を出してきました。
『地獄の審判』
どろどろの巨神兵です。でもこの毒が強力で、石にも蝋にもじわ〜んと染みてきてしまうという…。
ドルドルのヨロイはナイスアイデアでしたが、これでもう効かなくなってしまいました。
ルフィの考えた作戦て、わりとあっさり終わらせちゃいますね、尾田っちってば。
石にも毒が染みちゃうんですから、インペルダウン自体も無事じゃすみません。それを解っていて出してきたんだから、 マゼランもかなり追い詰められていると思えます。


さて、一方の軍艦組。
敵だと厄介でしたが味方になると頼もしい、ものすごい強さです。
よくこんなのに勝ったな、ルフィもゾロも。
そして未だにぴくぴくと動かないバギー。…ホントに何しに行ったんだ(苦笑)。

インペルダウン正面入り口では皆が軍艦を待っています。
なんとかマゼランの来るまでに船を奪って戻ってきてもらわなくては…(はらはら)
そこへ走ってきたルフィや3.
後ろにはマゼランの毒の巨神兵(おい)。
「逃げるぞー、軍艦はあるかァー!!」
と言われても、まだジンベエたちは戻ってきてません。
ああああああ、絶体絶命だよ、皆!


と、そのとき
バァチコヴァロンヌ!!!
非常に書きにくい擬音を発してやってきたのは、イワさんだよ、イワさん!!!(歓喜)
レベル1で「ヘル ンヌウィンク(書きにくい)」をやって、その勢いで後頭部でい1Fの床をぶち抜いてやってきたんですね。
この辺ただただ圧倒されて感想も書けません。
でもイワさんは後頭部強打につき気絶(笑)。
それよりあの毒は大丈夫だったの!?そっちが気になります。
そしてイワさんが腕に抱えているイナズマ。やっぱり毒塗れですが、なんとか大丈夫そう…?
もうイワさん、理屈抜きのものすごさ。やっぱり奇跡の人です。


そしてルフィは子電伝虫を受け取り、ジンベエと連絡を。
船は奪えましたが(あっさりv)、すでにマゼランが来た今、インペルダウンまで戻るのは間に合わないというジンベエ。


「だが止まるな!!そのまま海へ飛び出せ!!」


ここはカームベルトで海王類がうじゃうじゃいる海。
そこに飛び込むなんて無茶で無謀ですが、ルフィはジンベエの言うとおりにします。
「あいつはエースの友達だ。おれは信じる!!」
たまんないなー、このまっすぐな潔さ!!(ばんばん)
こうやっていろんなものを取り込んで、ルフィはここまできてるんです。
ギア3と3の特大サービスキャンドル壁のコンビ技で、毒を押し返して凌ぎ、その隙にイワさんをたたき起こして、「あれやってくれウインク!」 と叫ぶちびルフィvv
「ヴァナタ、誰?」と言うイワさんに強打のショックで記憶喪失なのかと思いましたが、これはちびルフィを見て言ってるんですね(笑)


「全員顔面にしがみつけー!!」
何、その状況。もうホントに理屈ぬき(笑)。
そして出ました、バァチコヴァロンヌ!!!
ヘルンヌウインク(笑)でマゼランの手を逃れ、海へ飛び出した一同。
ああ、海へ転落??というところで、軍艦を取り囲むようにやってきた魚の群れ。
そこにルフィたちは無事着地することができました。


ページめくってびっくりですよ。
ジンベエザメの群れ!!!
ジンベエが呼んだわけですが、いやもう楽しくて笑っちゃいました。
すごいなーーーーージンベエ!!
海の中では無敵ですね。
ケイミーが呼んだのはこーんなちっちゃな魚たちでしたが、ジンベエはここまでのを呼べちゃうんだ(笑)。
ルフィも嬉しそうに「あいつ、すげーなァ」と素直に感動。


3とかはね、ジンベエを「政府の手先だ、信用できない、魚人野郎」なんて言い方してるんですよ。
多分それが大方の見方だと思います。
もうすでに魚人てだけでアウトなの。
でもルフィは魚人も何も関係なく、すごくて強くてカッコいいからきっとジンベエが好き。
それに何たって、エースの友達、これが効いてます(笑)。
一度信頼するって決めたらルフィは揺らぎません。
もちろんジンベエは任侠精神のある人みたいだから十分信頼に足ると思いますが、いろんな『偏見』をものともせず飛び越えて、 とことん他人を信じるってすごいスキルだと思います。
それがルフィのルフィたるところですよね。それにしても最後のコマの顔、可愛かったな〜v
(今週は最初から最後までコレ)



2009/06/24




548話 「ありがとう」


扉絵シリーズはフランキー兄貴。
ゾロはまだか…うん、きっとトリよね、トリ。美味しいものは取っておかれるのよ。それを信じて健気に待ちます。
で、兄貴ですが、サイボーグのゴリラやらライオンやらカブトムシやら蛇やらに追っかけられてます。
野放しのサイボーグアニマルって…物騒な国だな、おい。
それを作ったのはこの国の人自身ですよね?カラクリの島らしいから。
タイトルは「フランキーの今週のおれダメだ」
何かネガティブホロウにでもやられるようなことがあったんでしょうか。
そしてさらに気になるのは隣のページにある総集編の尾田っち書き下ろしのファミリータイム。
テーマは家族だそうですが、これは…ロビンとブルックがじーちゃんばーちゃん。
ゾロ(頑固親父)とウソップがとーさんかーさん。
チョッパーが飼い猫で、あとの4人が子供・・・???
皆ランドセルしょってるみたいですが、ルフィ、サンジ、ナミはともかく、そこのやさぐれた兄貴!!
小学生が煙草かっ!(サンジも咥えてますが、煙出てないから許しましょう)
相変わらず楽しい世界やってくれるじゃないですか、尾田っちー。


本編。
ジンベエザメたちのおかげで、無事に軍艦にたどり着けた脱獄組。
泣いて笑って、大喜びです。そしてイナズマは解毒中。どうか無事でありますように。というか、どうしてイワさんは無事だったのか…とても気になります。
遠くなるインペルダウンを見ながら改心するんだ…家族の元へ帰るんだ…と殊勝なことを言ってる囚人もいますが、考えてみたらあそこにいたってことは超凶悪犯ですもんね。 こんなの一気に野放しにしちゃって社会的にはやはりかなりヤバイと思います。(苦笑)


さて、軍艦の背を見ながらもどこか余裕のマゼラン。
「奴らはまだ追い込まれていることに気づいてない…」
え、なに、この不気味なセリフ…。
そうです、ころっと忘れていましたが、海には巨大な正義の門が待ち構えていたんです。(それにしても大きいなー、一体どうやって作ったなんて聞くのは 野暮ですかね)
これを開けなくてはやがては追いつかれ再び捕らえられてしまいます。
なんとかここを突破しなくては。
でもこんな緊急事態にもジンベエは「突っ切る」と冷静そのもの。
何でそんなに自信たっぷりに落ち着いているのかしら…。
軍艦の砲撃も再開し、事態は最悪。
そしてここでクロコダイル。
「受けてばかりでどうする、こっちも軍艦だ、撃たねェか役立たず共…」
この言葉を掻っ攫うように
「おれの提案だが、こっちからも撃つんだ、野郎共ォ〜〜〜〜!!」
いや、クロコはさすがに器が大きいからたぶん鼻にもかけちゃないでしょうが、でも勇気あるな、バギー。 私にはとてもそんな真似できませんて(ぶるぶる)。
必死に反撃しますが、でも門の開閉はインペルダウンの内部からの操作のみ。どうしようもありません…って、門が開き出した!!!
これには追ってる海兵も、ルフィたちも、何よりマゼランがびっくりです。
そして1F動力室には開けるよう命令を下すマゼラン。
「奴らの船一隻を通したらすぐに門を閉じろ」


もう、わかっちゃったよ…(涙)
怒鳴り込んできたマゼランに、元にいたマゼランは「あら」
……わかっちゃった…このマゼランが誰か…(さらに涙)


そしてルフィもジンベエから真相を聞くのです。
インペルダウンに一人残ったボンちゃんのことを。
置き去りにすんのかと食ってかかるルフィに、また戻るのかと、誰かが残らなければならなかったと、怒鳴るジンベエ。
今まで諭すようにルフィを導いてくれてたジンベエですが、さすがに彼自身もキツいのでしょう…きっと思いはルフィと同じだから。
でもジンベエにはそれしか方法がないこともわかっている。
だからボンちゃんを止めなかった。
一人残ってそしてその後どうなるのか、わかっていたからこそボンちゃんに聞いた。
「おまえさん、その後どうするつもりじゃ…」と。
でもそれに「それ聞くのヤボじゃナイ?」
ボンちゃんにも、どうなるかちゃんとわかっている。
でもボンちゃんは皆を通す道を選んだ。
その覚悟ある後姿に、何を言えるというんですか。(ヤバイ、そろそろ泣きそう)
ルフィだったら絶対に行かせはしません。どんなに遠回りになろうと、再び命の危機になろうとボンちゃんを止めたでしょう。
だから、ボンちゃんもルフィには黙っとくように言ったし、実際ジンベエもここまで何も言わなかった。
でも今、かろうじてまだ小電伝虫の繋がっている今、ジンベエはルフィに全てを話し、そっと小電伝を渡すのです。


ボンちゃんが本物のマゼランと、まさに対面したそのとき。
「ボンちゃん!!!」
響くルフィの声。
「おれ…助けてもらってばっかじゃねェか!!」
そうですね。
アラバスタでもそうだったけど、今回もルフィはボンちゃんに何度も救われました。
ボンちゃんがいなかったらとてもここまでたどりつけなかったですよ。
真相を知り、皆も(あの3やバギーですら)ボンちゃんの名を呼ぶんです、でもボンちゃんは返事しません。
あえて何も言わずこのままやり過ごすつもりです。
無事に正義の門を潜り抜けた船。
「ボンちゃん!!門がもう閉まる!!…おれ達行くよ!!」
返事はないけれど、きっとボンちゃんは聞いてくれていると信じてルフィは叫ぶんです。


「ありがとう!!!」


もうねー、バスの中で泣きそうでしたよ(どこで読んでんだ)
ボンちゃんも限界です。
がばっと小電伝握り締めて、「麦ちゃん!!」
「必ず兄貴救ってこいやァ〜〜〜〜〜〜!!」
これにはルフィも一気に号泣。


「アンタなら…かなら…」 そこで門は閉まり、通信は切れました。
ルフィたちの船は無事に逃げおおせたと言うわけです。


今気づいたんですけど、考えてみれば今回はルフィは「エース(兄)を救う」、その目的で行動しています。
皆はそこにそれぞれの思惑が絡むですが…
例えばイワさんは、抵抗軍の仲間であるドラゴンの息子を救う。
イワさんに従うオカマさんたちはイワさんのために。
ジンベエは仁義のためにもエースを救いたい。
クロコっちは白ひげとうんぬん。
バギーや3は脱獄したい。 ここでね、ボンちゃんの行動の目的なんですが、
「ルフィ(=友達)の力になりたい」
なんですよ。(泣)
だから迷いはなかった。
イワさんやジンベエもどうしようもなかったら、その役目を引き受けた気もしますが、でもボンちゃんほど迷いがない、なんてことはなかったと思うんです。
だからこそ今週のボンちゃんは清々しくて、そして泣けるのだと思います。


マゼランの残す言葉はあるかの問いに、
「本望」
と答えたボンちゃん。
あなたもゾロと同じく、命を賭けてもいいと思える何かをルフィの中に見出してしまったんですね。


「オカマ畑でまた会おう」
ボンちゃんの心の声に
「おかーさん!ボンちゃんがルフィにカマバッカでまた会おうって!」と喜んだ次女(高1)。
これはそういう意味じゃないと思うのよ。(オカマ畑はカマバッカにある畑の名前じゃないからね…)


「事件はまだ終わってはいなかった」という一文がすごく気になるんですが、ともあれ脱獄終了…かな?
そしてエース処刑まであと4時間。
うわぁぁぁぁ。間に合うんですか、ホントに!!??


2009/07/01




549話  「出撃の艦(ふね)」


扉絵はアニキの続編です。
サイボーグアニマルから逃げおおせたようで、とある家(と言うか研究所だな)の前にやってきたアニキ。
入り口に木が打ち付けられたそれこそ、「天才」Dr.ベガパンクの生家。
なるほど、こう繋がっていくか。
アニキはここで何かを見つけるんでしょうか。
設計図とか日記とか。まぁ図面なんて見つけてもアニキじゃなければ理解できないだろうから、やはりここは 彼が来るべくして来させられた場所ってことですね。
今回が早くも最終話。次回は誰かな〜チョッパー辺りか。


本編。
まずはインペルダウン。
場所はレベル4。マゼランの毒にやられた黒ひげたちが、解毒薬をもってきたシリュウに救われたところから始まります。
ああ、本気でやられてたんだとちょっとびっくり。
だって何か思うところがあって、わざとやられたと受け止めてましたもん。
生きるも死ぬも天任せってすごいですね。それに黙って従う部下4人も。
でも一番すごいのは、ホントに生き残ってしまうその天運。
やっぱりDの一族。ルフィが処刑台で雷に助けられたように、天はまた彼(ら)をも生かしておきたいようです。
で、シリュウも黒ひげの仲間になりました。
結局シリュウの怖さと言うか実力はほとんど未知のまま。ただ人を殺すのに躊躇いもないってのはよーくわかりました。 それだけにここで手を組まれるのは怖いですね。
最終的に海軍や世界政府よりも厄介な相手になりそうな気もします。


さて、場面は変わってルフィたちの艦…と書いてここではふねと読みましょう。
顔がでかすぎて船室に入れないイワさん。入り口から顔だけ覗かせる姿は可愛いような怖いような。
でも話の中身は深刻です。
治療中のイナズマはここでリタイア。
大事な革命軍の仲間だけにゆっくり回復させたいと。
そういうイワさんですが、自分は治癒ホルモンとテンションホルモンで一気に回復させてます。
一種類の毒だったのでルフィよりは軽かったんですね。だからあんなすぐ(すぐすぎるけど)復活できたんだ。
でも治癒ホルモンは寿命を削り、テンションホルモンは後にものすごい後遺症をもたらします。
イワさんもルフィも明日以降どうなっちゃうんだろう…(はらはら)


そしていまだにボンちゃんの思いを引きずるルフィたち。
3も案外いいヤツだな。一緒に泣いてくれてるもん。
その一方で、死んだヤツはそれはそれでしょーがないじゃんみたいなノリで酒を手にはしゃぐバギー。
案の定、ルフィの鉄拳です。
いやまあ自業自得なんだけどね。でもこれがバギーだから。


そして舵を握るジンベエと、その傍に腰掛け話しかけてくるクロコダイル。
まぁぁぁ、彼がこんなふうに自分から話題を振れる子だとは思いませんでしたよ、おばちゃんびっくり。
しかも内容がこれからのこととかじゃなくて、 お前がサメを呼べるとはな、みたいな以前のクロコだったらどうでもいいようなことなんだもん、さらにびっくりですよ。
そこへやってきたルフィ。
ジンベエはルフィにエース救出の機会を与えてくれたことに礼を言いますが、ルフィはそんなのやめろと言います。
キリがない、自分もジンベエを味方にできて心強いのだからお互い様だと。
でもね、ジンベエにはルフィに感謝と謝罪の気持ちがあるんですよ。エースのこともだけど、アーロンの一件で。
そういえば、ジンベエこそアーロンをイーストブルーに解き放ったってヨサクだかジョニーだかが言ってましたよね。すごい懐かしい話だけど。
何を思ってそうしたのかは知りませんが(いずれ明らかになるんでしょうけど)、アーロンのやったことに心を痛めていたんでしょう。
だからこそルフィがアーロンを倒してくれたことに感謝しているのかもしれません。
名前の出た頃はもっと悪い人かと思ってたんですが、すごい真っ当な人です、ジンベエ。


彼の改めての自己紹介とこれからの決意を聞いて、え〜〜〜〜〜っと驚くルフィとバギー。
片や七武海ってことに。(名前聞いても知らなかったとこがルフィです)
片やこれから海軍本部に乗り込むってことに。
バギーやカマーランド組を除く脱獄囚は、これから白ひげと海軍の戦争真っ只中に行くことに驚きびびり、じたばたしてますが、 政府専用マリンフォード行き海流に乗ってしまった船が戻るはずもなく。
大騒ぎの中、海軍本部から連絡が入りました。
もちろん彼らが船を奪ったことはバレてます。
連絡によると主犯は「ルフィ」と「バギー」
ルフィはともかく何故バギーが、ってことですが、ロジャーの船に乗ってたこと、シャンクスの兄弟分(ぷぷ)って経歴が 明らかになったことによるようで。
エース救出が目的と決め付けられちゃってるし(笑)。
政府が正義の門を開かない以上、逃げる海も生きる道もないと嘲笑うかのような通信に


「エースは必ず助け出す!!お前ら芋洗って待ってろ!!」


カッコよく…でもどっかのヘキサゴンのような間違いで啖呵を切るルフィ。
芋洗って煮っ転がしてる場合じゃねェよ!!ってツッコミ入れた囚人さんがナイス。


それよりも。
そう、それよりもです。
バギーが一躍皆の注目を集めちゃいました。
本人は目をつけられたくないからナイショでいたかったようですがね。
称える囚人たちをよそに
ジンベエ「何とそういう経歴が…」
1「なのにあの弱さか…」(ひでぇ)
クロコ「……………」
3「なのになぜそんなに卑怯なのカネ…!!」(ひでぇ)
イワさん「どんな船にも汚点はあるものねェ!!」(容赦なし)
みんな言いたい放題。(笑)


レイリーの話をルフィが持ち出しますが、ここで
「レイリーさんに会ったのか!?元気にしてたか!?懐かしいぜェ〜〜!!」
と、乗ってきたバギーが微笑ましかったです。
「レイリーさん」だって。元気にしてたかだってv
実は結構懐いてたんですね。
そういえばレイリーもバギーのこと話題に出してきたし、見習い船員としてレイリーがあれこれ結構面倒見てたのかな。


さて、元々バギーについてきたような囚人たちです。
バギーを称え担ぎ上げて、海軍本部に向かおうとするルフィたちに反旗を翻そうとします。
と、ここでバギー脳内。
海軍の買いかぶりにしてもここはこのノリで、しかも味方には強力なメンバー。
上手くして白ひげの首なんてとっちゃったりしたら、行く行くは四皇、そして海賊王!?
都合のいい計算ですが、そこはほらバギーだから。


熱気に満ちた囚人たちへ一喝。
この艦はもう止まらない、腹ァくくって考えろ、世界の頂点が手の届く距離に現われる、
「おれと一緒に夢を見ねェか、おれは今日白ひげの首を…即ち世界を取る!!!」
ここで、ドン、ね。


これが一気に皆のハートを撃ち抜きました。
何ていうか、上手い。
あっという間に、海軍本部行きに皆がまとまります。
ジンベエの「こういう才能はあるようじゃのう」って言葉が的を得ています。
妙なカリスマ性というか…人を乗せるというか憎めないと言うか、ついついていきたくなるというか。
命を預ける相手としては程遠いんだけどね(苦笑)。
とりあえずバギーのおかげでこっちはなんとかなったということで。


そして海軍本部、正午。
処刑3時間前。
エースが処刑台へ連行されていきます。
長い階段をゆっくりと一歩一歩。
うつろな瞳は何を見ているのか。
あの太陽みたいに明るくて朗らかだったエースがこんな諦めきった表情をするなんて……。
もう全てを諦めちゃってるの!?
白ひげに何かあるくらいなら早く死んだ方が…とでも思ってるの!?
そしてそんな中で思い出す弟とのこと。
『いいかルフィ、おれ達は絶対にくいのない様に生きるんだ!!』
あああああ、オフィシャルで初登場ですよね!!??
幼いエースとルフィっ!(ばんばん)
同人誌で普通に見かけてきましたが、やはり神の手による回想シーンは言いようのないほど胸にキます!!


処刑台への扉が開きます。
光が流れ込んできて、でもそこに待つのは「死」への道だけで…。
『いつか必ず海へ出て!!思いのままに生きよう!!』
『誰よりも自由に!!』
ルフィとのその誓いのままに、自由に海で生きてきたエース。
まだまだ自由に生きたいはず。
思うのは白ひげのこと…それともルフィ?
エースは無事に救われると信じてますが、この顔見てしまったら何だかもう悲しくて悲しくて…。


そんな、続きはどうなるの〜〜〜〜〜!!
と言う叫びがあちこちで聞こえてるでしょうに、無情にも次号休載です。
まぁ映画もそろそろ追い込みでしょうしね……(しくしく)



2009/07/09




550話  「海軍本部」


毎週毎週面白さに熱くさせられているワンピですが、時々これを語らずして私は何がワンピファンかと思わせるようなビッグウエーブがやってきます。 あの485話とかね。(これはゾロファンだからでもあったんだけど)
今週はまさにそれ。
いつもタイトルから何となく内容に思いを馳せるんだけど、今回はあまりに地味であっさりなもんで、状況説明で終わるのかなと思っていました。
…甘かったよ。何年尾田っちに付き合ってきてるんだ、私。
そしてウソップン(笑)、ごめん。 せっかくの扉絵連載開始なのに、すっとんじゃった…。
それにしてもこの島すごいな。トリコがいたら喜びそうな世界です(笑)


ではではの本編。
サウス・イースト・ノース・ウエスト、そしてグランドライン。
来るべきその「時」を控えて、全ての海がざわついています。
世界はどこへ行くのだろうかという不安。
何かが変わっていく予感。
それほどにこの世界での白ひげの存在は大きいのだと思われます。


そして住民が退避したマリンフォード。
世界が固唾を呑んで見守る公開処刑まであと3時間。
紙面からも緊張がひしひしと伝わってきます。
そんな中で処刑台に引き出されたエースです。
ここから3時間もこのポーズで待ってろというのかとちょっとびっくりなんですが(足痺れるんじゃ…←そういう場合ではない)、 まるでロジャーの処刑を思い出させる、同じ姿にため息が出そうです。


ページをめくれば見開きで港の光景。
軍艦が海を埋め尽くしてます。
湾岸には重砲。
そして、港から見える軍隊の最前列には、おおおおお、
そうそうたる面子の七武海。
ジンベエとティーチが欠けてますが、それでも何と言うか圧倒的な迫力です。
蛇姫相変わらず綺麗だなぁ…右足の位置が大変そうですが、これは蛇に腰掛けてるのかな?
モリアやドフラミンゴは戦う気満々な表情なんですが、くまにミホークはやっぱり考えてることが読めません。 二人ともゾロのことでも考えてくれればいい。(おいおい)


そしてエースのいる処刑台は最後尾。これは到達しにくいな。
しかもその前に控えるのが3人の海軍大将。
探偵物語に北の国からに、ハジメマシテの赤犬。
えーーっと、誰ですかね、これは?
今回一番考えた場面です(そこ!?)
花が好きなのかな…意外に花模様ですよ、衣装が。
肩にあるのは刺青?桜吹雪?(違)
T倉健さん辺りを予想してたんですが、こうなると金さん系の役者さんか…。
杉R太郎さんとかM方弘樹さんとか。
金さんじゃないけどM平健さんてのもいいかも、うんうん。
…ってどこへ行くんだ、私の感想。



そんな面々で白ひげ海賊団を待ち受ける海軍。
そして何とこのジャストタイミングで正義の門の前にやってきたキャプテンバギーと愉快な仲間達…じゃなくてルフィたち一行(笑)。
ルフィの、嬉しそうな顔がたまりません。だってこの門の向こうにエースがいるんだもん。
やっと…やっとここまでたどり着けたんだもん。 そりゃ嬉しいよね。


そして事態は大きく動いていきます。
再びマリンフォード。
エースの下にやってきたのはセンゴク。
「いいな、ガープ、全て伝える」
「勝手にせい、わしゃ下におるぞ」
意味深なやり取りです。
センゴクは何を伝えるというのか…


電伝虫を手にしたセンゴク。
諸君らに話しておくことがあると、集まった海軍の一同に呼びかけます。
エースが今日、ここで死ぬ意味について。


「エース、お前の父親の名を言ってみろ」


今さら何を言い出すんだと思いましたよ。 改めてドラゴンを引き合いに出してくるのか、と。
もちろんエースの答えは白ひげです。
でもそんなことはないんですよね。
センゴクは続けます。
当時海軍が血眼で捜し続けた「あの男」の子供。
でもそれは見つかることがありませんでした。
というのも、エースの母である女性が命を賭けて世界を欺いたから。
サウスブルーのバテリラという島。
ポートガス・D・ルージュ、それがエースの母の名です。
シルエットはとても若く美しい女性。
でもそれより何より、D!!??
これにびっくりですよ、お母さんもDの一族なんですか!?


まぁDの謎はさておくとして、このルージュさんが全ての常識を遥かに越え、 子を守りたいその一心で20ヶ月、エースを我が身に宿していました。
だからこそ皆騙されたんです、父親の死と計算が合わないから。
お母さんはエースを産むと同時に力尽きて息を引き取り、そして父の死から1年3ヵ月後、エースは誕生しました。
世界最大の悪の血を引いて生まれてきた子供。
この辺で、ええっ!?という気がしてきます。
でもまさかまさか。
だって…。


「お前の父親は海賊王、ゴールドロジャーだ!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!????


これぞ衝撃の展開。
まったく予想していませんでした。(どびっくり)
いや、ルフィが何らかの形でロジャーの血を引いてるんじゃないかとは思ってたんですよ。
でも息子はありえないでしょ、時代が違うから。
でもエースが…エースが海賊王の息子!!
こんな形でロジャーの血統が現われるなんて。
ロジャーは死の寸前にガープに我が子を託したようですね。
ガープはそれを知って自分の孫として育てた。
まぁロジャーとは因縁浅からぬ身であるし、幼い赤ん坊に罪はないですもんね。
そもそも同じDであることから、何かの関係が二人の間にもあったんじゃないのかな。たとえ海賊と海軍と言う敵同士だったとしても。
それがどうして今、センゴクの知るところになったのか(いつ知ったんだろう)、それがわからないんですが、とにかくこうしてエースを処刑し、 海賊王の血筋を絶やすことは海軍にとって望ましい展開です。
ロジャーのせいでこうした大海賊時代になってしまったんですから、世の中の海賊達に見せ付けるためにもね。
センゴクがいつ知ったのかも謎ですが、つるさんも何か前から知ってそうな口ぶりでしたね。
この人も謎です。
それでも赤ん坊を託されたガープにも、もちろん赤ん坊本人にも罪はないと思ってくれる辺りがレディならではの優しさです、うん、さすがつるさん。


それにしても今週を読んでから牢でのエースとガープの会話を読むと、見事に尾田っちに踊らされていたのが解って、 もう悔しいったら。
大恩ある母親。ろくでなしの父親。
おれもルフィも悪党の血を引いてる。
まぁそういうがアイツはアイツでなぁ…(byガープ)
そんなくだりに、エースの父親はドラゴンだと疑いもなく思い込んでしまったわけですよ。
でも一言もエースの父がドラゴンだなんて書いてません。
くそー、尾田っちはこういうの上手いなー。
でね、でね。
何よりびっくりなのが、エースはそれを知っていたってことですよ!(ばんばん)
いつ知ったのか、恐らくガープが話したんでしょうが、その辺の彼の葛藤を思うと萌え死にそうです。
しかもルフィとは全くの他人でしたよ、奥さん!!
あー、やっぱりそうだったんだー。
前にも感想でちょこっと書いたんですが、とにかく私はエースが初登場したときから兄弟って設定が気に食わなかったんです。 何か引っかかると言うかね…。
でもドラゴンのことなど段々明らかになるにつれ、まぁしょうがないか、それもアリかと受け入れましたし、 もう異母でも同母でもどっちでもいいやと思ってました。
それがここに来て全てひっくり返されて、参ったなぁ…。
心情的にはやっとしっくりきたんですけどね。
それでね、注目したいのはエースは自分では兄弟じゃないと知ってたのに、ルフィを弟としてすごく可愛がっていたことですよ!
初めてメリー号にやってきたとき、兄貴として心配でたまらないと言うのがすごく印象的でした。 だから余計「兄弟」ってのに引っかかってた気もします、わざとらしすぎて。
でも自分の出生を知ってたからこそ、尚更ルフィを弟として見ていたかったんだろうなと。(この辺ちょっとエール的な萌えた見方をするのももちろんOKですv)
可愛くって心配で。
でもそんな「弟」が「兄」を助けようとものすごい危険の中に飛び込んでくるんです。
本当は他人なのに。ずっとルフィを騙し続けていた自分なのに。
もちろんルフィはエースが本当の兄じゃなくてもエースはエースで兄ちゃんですから関係ないんでしょうが、エースにしたらたまりませんよ。
だからこその「来るな、ルフィ」であり、処刑台へ向かう時のあの表情だったんですね。
うああああああ…(じたばた)


謎は山積みですが、まず目下知りたいことは
・白ひげは今どこで控えているのか。(意外に内部からどかんとくるとか)
・ルフィたちはどうやってエースのとこまでたどり着くのか。(ここまで来た以上、絶対エースとルフィの会話は見たい)
・エースがドラゴンの息子でないと知った場合、その後のイワさんたちの動向は?
・エースの過去話なんてあったりするのか。(切望)
・赤犬は誰なんだ。(やっぱりそれか)
そして…ゾロはいつ帰ってくるんだろう…。(当然)
でもなんかねー、お友達の日記にもありましたが、エースがここまでキーパーソンになっちゃうと、ゾロもサンジも霞んじゃいますよね…。 それどころじゃないっつーか、戻ってきても居場所ないじゃーんみたいな…。
ああ、だからしばらくルフィと引き離したのかもしれませんね。


最後にグランドライン、いや全世界における母の奇跡について検証をしときましょう。
20ヶ月お腹に入れとくって……いやいやいや…すごいな。
娘達にも「お母さん、そんなことできるん?」と聞かれましたが、8ヶ月目で腹回りが1mを越えた私にしたら、愛とかそういうレベルじゃありません。
無理。絶対無理。
ここを読んでくださってる方はママさんも多いと思うので今さらなんですが、
妊娠といっても最初の2週間は実際は妊娠してないわけですし、 しかも個人差もあるでしょうが6ヶ月目くらいまではお腹もそんなに出てないし、まぁさほど苦しくない状態です。(体調の変化はともかくも)
しかし、妊娠は最後に、どどっと来るのです。体の各器官の出来上がったあかちゃんは、ここで一気に肉がつくのですよ。
で、そっからさらに10ヵ月。
…私には無理だ。絶対無理。腹回り3mくらいになるわ。
やはり海賊王の血を引く子供ならではの奇跡ですね。
それに耐えたルージュさんもすごすぎる。やっぱりDの血かな。


あああ、次回が楽しみで、そして怖すぎて、どうしていいかわかりません。
参ったなぁ…ホントに。


2009/07/23




551話  「四皇『白ひげ』」


衝撃的な先週号でしたが、今回の扉絵もかなり衝撃的。
ウソップーーーーーーー!!!
すっかり島に馴染み、島の上手い食材のおかげで太った太った(笑)。
てか、この短期間で!?
すごいな、どんだけカロリー高いんだ。
いや、すごい。ウソップの面影もありません、鼻はそのままだけどさ。
美女だらけの島、オカマばっかの島、美味しいもんだらけの島、機械ばっかの島
オカマばっかも気の毒でしたが気づけば馴染んでいた辺り、強制労働者ばかりの島に送られたロビンが不憫に思えてきました(涙)
さ、残すは鳥だらけの島、気象予報士ばっかの島(違う)、迷信信仰者ばっかの島、そして…ネガホロばっかの島。
でも本編がこんな状態の今、麦わら一味はどこにどうやって戻ってくるというのか。
今まで以上に全く見当がつきません。
世界は大変なことになってます、何とかダイエットしろよ、ウソップ。
それにしてもここでも最終話ってなってますから、やっぱりサンジはあの後続編があるのかしら…。


本編。
エースが海賊王の息子。
衝撃の事実に世界が揺れてます。
一般人も。
スモーカーやコビメッポたち海軍も。動じてない大将クラスはさすがですがね。
七武海も。
ハンコックはルフィの実の兄ではなかったのかとびっくりですし(大事な人の肉親と思えばこそ力を貸したとこもあるでしょうしね)、 モリアやドフラミンゴはなんだか面白そうに笑うし。
そんな中、一人回想するガープ。
すでに捕らえられ、牢の中にいるロジャーがガープに子の生まれることを告げ、「お前が守れ」(にん!←これでI東四郎を思い出して笑っちゃったならアナタももういい年です)
ロジャーに縁のある女、ましてや子供なんて生まれようもんならきっと海軍に殺されてしまうから、だからこそロジャーはガープに告げたんです。
おれの子を頼んだぜ、と。
自分勝手で一方的で反論の余地も与えてくれなくて、あらあら、まるでどっかの誰かさんみたいですが、それでも人を惹きつけて止まないそんな魅力がロジャーにもあるんでしょうね。
海兵相手に見せる屈託ない純粋な笑顔。
殺し合いをした仲なくせに「おれはお前なら仲間ほどに信用できる」 あっさりと心を許すその器。
「いやァ…やってくれるさ…」 微塵も疑わない揺ぎ無い信頼。ある意味自分への自信とも言える気がしますが。
とにかく、そんな全てを併せ持ったかつての海賊王は誰の目にも憎らしいほど魅力的だったことでしょう。
未来の海賊王みたいにねv
それにしてもロジャーは何故、仲間…レイリーとかに子を託さなかったんでしょうね?
それだとバレバレだからかな。安全に生き延びて欲しかった…もしかしたら海賊にもさせたくなかったのかな… そんなことまで勘繰ってしまうロジャーの親心です。
だからこそ、ガープはエースと対面したあの牢獄でのシーンで、「そういうがアイツはアイツでなァ…」と いう言葉を発したのですね。
生まれてくる子を心から思っていたロジャーを知っているから。
歳月を越えて、親子ともに牢越しに語りかけることになり、ガープは何を思うんでしょう…。(じーん…)


とある島、バテリラにも海兵はやってきました。
すでにロジャーに子供がいることはばれてます。
ったく、「海賊らしからぬ『父親』を思わせる行動」なんてとるからですよー。
でも海賊王も我が子の誕生がよほど嬉しかったんでしょうね…(くす)
先の無い命だったからこそ…かな。
ロジャーの投獄から10ヵ月以内に生まれる赤ん坊、そして身ごもってる母親、
疑わしき者は全て殺されました。
それでいいのか、海軍!!??
ロジャーの血を根絶やしにするって、それはそうとしても、どんだけの母親と赤ん坊が殺されたのか。
時々政府や海軍の「行き過ぎた正義」が恐ろしくなります。
たった一人の悪を潰すためなら、何十何百という一般人を犠牲にしても構わない。
基本はその考えですよね。青キジなんかはついていけてないみたいですが。
身篭ってるだけで殺されたんじゃたまんないなーと、やはり母の一人としてその辺私も怒りが収まりませんね。
それにしてもよく生き延びました、ルージュさん。
エースの誕生云々以前に、いい加減お腹も目立ってたでしょうに。
ウエストの無いスカートはいてるだけで妊婦と間違われ、そして7ヶ月目にして「そろそろ予定日ですか?」と聞かれた私には縁遠い世界です。
「まだよ…まだ生まれてきてはダメ…」
母の一念がエースの誕生を遅らせました。予定から10ヶ月も。
若い方々の感想では全く触れられてないらしい20ヶ月妊娠ですが、やはりここは私思い切り食いつきますよ。
それにルージュさんも頑張りましたが、エースも頑張りました、うん。
まぁここで常識云々を言ってもしょうがないんですが、でもすごいもん、本当に(力説)。

そして出産。
ガープもちゃんと立ち会ってます。
ルージュさん、そばかすあるんですね…エースはお母さん似かな。
我が子の手をしっかり握って、エース、ロジャーの決めてた名を告げて抱きしめて…そうして息絶えます。
ガープはその子を、ダダン(誰!?)に預けました。
まるで森の中で暮らしてるみたいですね。そこで逞しく育てられたのか。
そのうちじいちゃんはルフィも連れてやってきて、一緒に暮らさせます。
って!!!!!!
ルフィはすでに麦わらを被ってます。傷もあるから、すでにシャンクス出港済み。
てことは7歳。(それにしちゃ外見小さすぎ。ギア3かと思いました)
てことはことは、エースは10歳くらい!?
ちょっとーーーーーー!!
そしたら二人とも自分達がホントの兄弟じゃないって、最初からしっかりわかってるじゃないですか!!
小さかったルフィはともかく、きっとエースには実の兄弟じゃないのに兄弟として振舞う葛藤とかがあると思ってましたよ!(また勝手な妄想を)
やっぱりここは回想入れてもらわなくちゃねぇ・・・


海軍がエースに気づいたのは2年前。
ポートガスを名乗って「スペード海賊団」船長として海を駆け上がっていくその力を見たからだとか。
でもそこで20ヶ月妊娠が常識で無理だと、エースの誕生は時期的にありえないとストップをかける人はいなかったのか。
皆それで納得したのか。
意外に常識に囚われてないな、海軍。


センゴクは言います。
だから同時期に気づいた白ひげはエースを自分の船に乗せたのだと。
エースを次の海賊王にするために。海軍の手から守るために。
これもエースにはきついですね。
ずっと白ひげを海賊王にするために…って思い続けていたのに、実は白ひげの真意は逆だった、なんてね。
そんなところでティーチの野望のついで(かな?)とは言え、ついにエースを手に入れた海軍。
そりゃ嬉しいでしょう。白ひげとの全面戦闘になろうが、こうして公開処刑もしたくなるでしょう。


おや。
てとこで正義の門が開き始めました。
そんなことあるはずも無いのに、とジンベエもびっくりです。
そこで杖を構えていかにもなポーズで両手を上げてるバギー。
違う違う、ルフィ。これバギーの祈りのおかげじゃないからね(笑)。
それにしても誰があけてくれたんでしょうね?


そしてマリンフォードには突如、43隻の大艦隊。
それぞれに名のとどろく船長みたいですが、全て白ひげ傘下でエースを救いに来てくれたのです。
艦隊にオーズの帆を掲げた一団がいますよ。 船もでかいし伝説の魔人たちの海賊団?
それと一人混じってるレディは…ローラの血縁ではないと思います。多分。(いや娘達が煩いもんで)


でもここに白ひげはいません。
そのとき聞こえてくる海中からの浮上音。
白ひげは皆、コーティング船で海底を進んでいた、だから「突如」現われたんですね〜。
すごいな、コーティング。
なるほど 海の底の魚人島まで行けるくらいだからこの程度の海底はたいしたことないんだな。
そしてでました。モビーディック号。
うわぁ、まさに巨大鯨の船。大迫力です。
続いて14人の隊長たちが乗る3隻の船も。


そしてグララララ…と、さらに大迫力で、白ひげが登場。
「おおお、かっこいいーーーーー!!!!」 と娘達が大絶賛してました。
じいさんだぞ、それでもいいのか。
いいらしいです。やはりカッコいいのは年ではなく生き様だと思わせてくれる、さすが白ひげ。
「おれの愛する息子は無事なんだろうな」
全世界注目の中で「愛する」ときたか!(ばんばん)
白ひげにとってはライバルの子ですが、同時にエースはあの時代を生きた皆の息子でもあるのかもしれません。
ちょっと待ってな、エース…ってどんだけ子ども扱い!(ひー)
エースもオヤジィって素直に呼んで!!(ひー)


これから全面戦争、なんですかね?
そんなストレートに展開していくんでしょうか。
尾田っちに散々やられてきてるので若干疑り深くなってます(笑)


2009/07/28




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