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557話 「ルフィと白ひげ」


扉絵。
タイトルは「ブルックの一宿一パンツのご恩返し」
あの綺麗なお姉さんにパンツ見せてもらえたんだ(笑)
そのパンツのレディが手長族に攫われてしまいました。ここはぜひともお礼に助け出し、さらにパンツを見せてもらわなくてはね。
実を言うとわたくし、貴方の話の後に続く(ゾロの)連載が気になって仕方ありません。そんなわけでさっさと助け出しちゃってください♪


本編。
ぐる〜〜〜〜〜〜〜〜っと、どちらの日記見回しても皆さんが書いていたんで今さらですが、ルフィが登場するだけで紙面が輝きますね。
いやストーリー的には面白かったんですが、おっさんばかりで花がないというか(ひでぇ)、萌えが足りないというか、 やっぱりルフィあってこそのワンピースですもん。(…見方は腐ってるくせに綺麗に纏めたな)


時はほんのちょっと前に戻りまして、近づいていたルフィたちの艦は案の定白ひげの地震による大津波に攫われたところ、いきなり海面が凍って(青キジですね) 盛り上がった波の超てっぺんにちょこんと乗っかっていたのでした。
下を見て戦争が始まっていることを知った皆。
そこへ
「お前ら きけ!!!おれのアイデアでこれを乗り切る!!」
おお、ルフィが船長らしいことを言ってる!カッコいいぞ!!
最も麦わら一味でこれを言ったらナミあたりにぱこんとやられてるとは思いますが。
ルフィのアイデアは凍った波を艦で滑り降りる。
不可能っぽいんですが、力をあわせれば必ずやれるとルフィは力説。バギーたちもだんだんその気になってきたところへ(笑)、エースの処刑を早めると電伝虫から海軍の情報が流れます。
これはまずい、急がなくては。
ルフィ、バギー、ジンベエ、クロコ、イワさん、どう力を合わせたかは不明ですが、ルフィは足を振り上げてる様子。
それで一気になんかしたところ(大雑把な説明)氷が砕けて、 …砕けすぎて…滑るどころではなくそのまま落下。
これが前回みんなが降ってきた真相のようです。
なるほど、それでクロコの「おまえのまばたきのせいだ」ですか。
見る限りイワさんだけのせいじゃないと思うんですが、いきなり何をお茶目なことを言い出すんだろう、クロコ。


そして彼らは「戦争」のど真ん中へ。
たまたま氷がなかったんで叩きつけられることもありませんでしたが、海に溺れたバラバラの能力者が1名…。
そして艦によじ登ったルフィはそこでついについについに!!!!!!(さあ、ここは力を込めて)


「ルフィ!!!」
「エ〜〜〜〜〜ス〜〜〜〜!!!やっと会えたァ!!!」


感動の再会です!!
正直会えるのか心配でした。
でもでもでもインペルダウンからこっち、エースをがちがちに囲んでいた包囲網。それをかいくぐってついにルフィはここまで来た!
母をたずねたマルコと同じくらいすごいじゃないですかっ!(ばんばん) あ、ちなみにマルコは白ひげの部下じゃないですよー(知ってるって)。
状況なんて後回し、今は会えたことが嬉しくてたまんないルフィは笑顔全開、
それに比べて必死なエース。あの余裕しゃくしゃくだった大人の兄ちゃんはどこへ行ったやら、 すっかり囚われたヒロインポジションでちょっとどきどきしちゃいます。


この戦争にまた大きな勢力が加わりました。
「ガープ、また貴様の『家族』だぞ!!」
そう言いたいのはよーくわかります、センゴク元帥。(肩ぽむ)
でもね、じいちゃんだってここにルフィが来るとは思ってなかった…というかむしろ来て欲しくなかったでしょうしねぇ…。その苦悩も察してあげてください。
見つめる七武海や大将や海軍たちも思いはイロイロ。
改めてルフィの人気が示されました。
ルフィの場合、賞金額は人気に比例してるかもしれません。


ドフラミンゴは「アレが噂の大問題ルーキー『麦わら』か」。
やっぱりあちこちで問題起こしてますからねぇ…ってそんな評判は当たり前なんだけど、 ドフラミンゴもルフィには注目してたんですね。鼻もひっかけてないんじゃないかと思ってましたが…。
世界を変えていく動きを面白いと捉えてるみたいだから、ルフィの動向は興味あるのかもしれません。
そしてコビー。
「やっぱり…あの人すごい!!」って海軍本部のど真ん中でまた問題発言を(笑)…いやそれこそ今さらだから誰も気にしないのか。
赤犬も「あいつも確実に消しとかにゃいけんのう」
仁義なき戦いの始まりですか。いやお若いお嬢さんはこの辺わからなくてもいいですからね。


そんな中、姿を消したクロコボーイ(byイワさん)は、いきなり白ひげの背後から仕掛けました。
…そんなクロコを吹っ飛ばしたのがルフィ!
もちろん蹴った足には水が滴ってます。準備いいなv
何故庇うと問うクロコに「エースはこのおっさんを気に入ってんだ」とルフィは即答。
そんだけの理由です。それが本当にルフィらしい。


白ひげはルフィの背にある麦わら帽子を見ました。
シャンクスが左腕と引き換えに懸けてきた「新しい時代」
エースが誇らしげに語っていた「弟」
そして
「お前がそんなこと決めんな!
おれは知ってんだぞ、お前海賊王になりてェんだろ!海賊王になるのはおれだ!!」


自分を白ひげと知ってなお、臆することなく対等に突っかかってくるまっすぐな目。
クソ生意気なといいながらすごく嬉しそうです。
まだまだ実力も何もかもが足りないルーキー。
でもきっと何かを起こすに違いないうねりをルフィの中に見たのかもしれません。


「足引っ張りやがったら承知しねェぞ、ハナッタレ!!」
「おれはおれのやりてェ用にやる!!エースはおれが助ける!!」


おーおー、タメ口。しかもむしろ邪魔扱い。
世界最高峰だろうがルフィには関係ないです。イワさんですらびびってるのにね(笑)。


さてさて、この面子はエースを救えるのでしょうか。
大将(特に黄と赤)の動向は不気味だし、モリアやドフラミンゴも黙ってないでしょうし、 クロコやバギーだって味方と思っていいのかどうか微妙な立ち位置だし。
そしてエースのとこに辿りつけたってそこからどうやって逃げのびるというのか。
もちろん尾田っちはまた巧い道を出して来るんだろうけどさー。



2009/09/20




558話  「弟」


扉絵。
あれ?レディを助けに行かないの、ブルック?
作曲を始めたようですが、手長族を改心させるようなものを作っているのかしら。
そばで健気にパンツを見せてるおっさんたちがたまりません。
いくらハート柄でもこのサタン様の心は動かせないと思います。
まだ話は終わりきってない気がするんですが、それでも最終回ですって。
これで次回はラストを飾るゾロかっ、ゾロの登場かっ(二度言った)。


本編。
エースの処刑が早まったことを白ひげに伝えるルフィ。
「エースを助けてェのは同じだからそれだけ教えといてやる」
相変わらずの上から目線。(笑)
でもそれに対する白ひげも「そうか、すまねェな」
どんな相手だろうが、してもらったことにはちゃんと礼を言う。ルフィもゾロもそうですもんね。 それがまた大物さの証になってるんですよ。
ちっちゃなことは気にしない。わかちこ。(ゆってぃネタ)
でも周りはみんな”なんであいつ『白ひげ』と対等に喋ってんだよー!”と、汗だらだら。 バギーや3はもちろんイワさんまでも。(笑)


さて、エースの処刑は「何かの準備」ができてから、ということです。
それが何かセンゴクの企みが気になりますが、それよりも戦闘は続行中。
黄猿の光がルフィに放たれますが、ルフィをデスウィンクですっ飛ばして救ったイワさん。そのまばたきは光よりも早いのか(笑)。
ルフィを死なせない、それが自分の使命だとはっきり言ってくれてます。頼りになります、素敵だ、イワさん。
そんなイワさんにくまのレーザービーム。
間一髪避けましたが、あら、イワさんのセリフによると二人は顔馴染みみたいですよ。
くまはドラゴンとも親しげでしたもんね。反乱軍と何か関係があるようです。昔は一緒にヤンチャしてたとでも言うんでしょうか。


ルフィにもどんどん海軍の手が迫っています。
ヒナのロック。でもこれはギアのスピードが上回りました。悪いけど、彼女程度の力ならもうルフィの敵じゃないでしょう。
さすがに強者が揃ってきてる海兵。再びルフィの影を狙って襲ってくるモリアのゾンビ。
ルフィがやられるたびに見ているエースの表情がどんどんゆがんでいきます。
そして。(だむだむ)


「来るな!!ルフィ〜〜〜!!」 (絶叫)


おれもお前も海賊なんだ、おれにはおれの冒険がある、お前に立ち入られる筋合いはない、お前みたいな弱虫が助けに来るなんておれが許すか、こんな屈辱はない、
ありとあらゆる悪態をつき、帰れと叫びます。
図らずも490話や522話でルフィがエースのビブルカードを手に語った言葉と同じで、泣けそうです。
その言葉を見る限り、ルフィは本来ちゃんとエースの思いを汲んでいます。
でもそれが冒険や望む戦闘の果てならともかくも、こんな命の落とし方、ルフィが我慢できるわけありません。
それに口ではそう言っていても、もしエースの危機を具体的に知ってしまったら、ルフィはやっぱり助けに行きたくなったんじゃないかなぁ…って思うんですよね。
522話スリラーバーク出航後、小さくなったビブルカードを案じつつもルフィは行かないって皆に言ってます。
エースにはエースの冒険があるからって、それも理由の一つだろうけど、きっとそれは自分が船長だからなんですよ。
ルフィにはルフィの冒険があり、ルフィの仲間たちがいるんです。大事な仲間を自分の思いだけで勝手に連れ回るわけには行かないと、ちゃんと立場をわかっていたはず。 だからエースのとこに行ってもいいと言う皆にああ言って、そして自分にもしっかり言い聞かせて我慢してたと思うんですね。
それを考えると一人になった今、言葉は悪いけどルフィは勝手に動けるんですよ。
仲間達を探すのに遠回りになってしまうと思いつつ、でもエースを助けに向かう道を今までよりは気兼ねなく選べるわけでして、 尾田っちの話の持っていきように今さらながら感心しています。


話を戻します。
ルフィを巻き込みたくない思いから、必死で帰れと叫ぶエース。
エースの人柄を知るマルコやジンベエはその気持ちを察してる気がしますね。
そしてルフィ。
「おれは弟だ!!」
ドンですよ、ドン!!!(ばしばし)


もちろん血なんて繋がってません。でも、
『盃を交わすと兄弟になれるんだ』。
無邪気な笑顔のままに兄弟の契りを交わす幼い日の回想。
ちょっと待って、これ同人誌!!??
なにこれ、なにこれ!!??(落ち着け)


戯れにも似た二人の約束。
いや違うな。約束したからとかそんなんじゃない。
ルフィはとにかくエースが大好きで、その日から本当に兄弟になったんですよ。だから助けたい。
理由はたったそれだけ。
それだけですが、十分な理由です。泣けそうなほどに。(年取ると涙腺弱いわー)
「海賊のルールなんておれは知らねェ!」
海賊王を目指す男とは思えないセリフですが、そんなルール、ルフィには関係ないです。
だって海で一番自由なのが海賊王なんだもん。
エースももちろんルフィがきかないだろうとはわかってたんでしょうけどね……。
もー、エースその表情止めてっ、ドキドキして死にそうだから。


ルフィに振り回される海軍にセンゴクの檄が飛びます。
「その男も未来の『有害因子』、革命家ドラゴンの息子だ!」と。
一同騒然。
唖然とする者、納得する者、今さらと動じない者、イロイロですが蛇姫さまは
「そなたが鬼の子であろうと、わらわは…v」
ここにも揺るがない決意があります(笑)。
きっとルフィに次いでその決意は固いと思われます。
一人だけ可愛いったらありません…周りが周りだけに。


世界も騒然。
世界中にニュースがばら撒かれます。
でもじいちゃん曰く
「もう隠す意味もない。ルフィはすでにそんなレッテル物ともせん無法者」
ですねー。敵も味方もすごいレベルですもん。
元はといえばじいちゃんがウォーターセブンでうっかり喋っちゃうからじゃない、とツッコミたくもなったんですが、でもちょい待って。
もしかしてじいちゃんはわざと?…なんてね。
性格がああですからそこまで深読みする必要もないかもしれませんが(笑)、ルフィの成長を自分の目で見てもう隠す必要はないと思ったのか、 あるいは海軍の目をエースの出生から逸らさせたいと思ったのか(これこそ深読みしすぎかな)。
いろいろ思うことはあるんですが、まぁ世間がどうあれルフィは変わるはずもなく。


「好きなだけ何とでも言えェ!!おれは死んでも助けるぞォォ!!」


当然のセリフですね。
ギア3「ゴムゴムの巨人の回転弾(ギガントライフル)」が巨人の海兵に炸裂。
あーこの後、ちびルフィの可愛い姿が全世界に放送されてまた世界が騒然となるのか。
このセリフにエースの目は潤み(可愛すぎるって…もう何とかしてください…)、白ひげは「マルコ、アレを死なすんじゃねェぞ」
そりゃ死なせたくないよね、こんなの目の前で見せられてしまったら。
白ひげから見たらハナタレ小僧ですが、純粋でまっすぐで底知れない大きさをその身の内に秘めていて……一言で言うなら可能性、かなぁ。
白ひげほどの男なら絶対ルフィの生きていく未来を見たいと思いますよね。何より可愛いですしv(こら)



話がどんどん大きくなっていきますね。
一回読むと非常に疲れます(はぁはぁ)。
センゴクの考えてることとか、もしかしたら白ひげはこの戦いで死んじゃうんじゃないかとか不安材料は尽きないんですが、 不思議なものでルフィのいる限り希望が見えます。
そんなわけで続きを楽しみにしていたいと思います。(毎週そうじゃないか)


2009/10/01




559話  「天命」


扉絵シリーズ、トリを飾るのはついに来た来た来た、ゾロです、ゾロ!!(ばんばん)
タイトルは「ゾロのあいつらどこだ世話が焼ける」
おお、何と言う上から目線。相変わらずで嬉しいv
世話が焼けるって本人は皆の世話焼いてるつもりなんですね。それも恐らく日常的に。
自分だってまだ重傷の身でしょうが、そんな(上から目線の)優しさがゾロらしくて泣けますv
ともあれまずはルフィの行く先が気になるでしょ?早く再会したいよね、うんうん。(妄想)
イラスト自体は意外に普通でした。
ペローナにゴスロリ着せられてるんじゃなんて噂もあっただけに、正直ホッとしてます。
ま、ゾロではペローナの「可愛い」範疇に入りようがないから大丈夫でしょうけどね。
逆にゾロの範疇(何のだ)にもペローナは全く入ってないと思うんですよ。
そんなわけで古城に二人っきりだろうがまったく心配はしていません。
ゾロの視線の先にはどうせルフィしかいないんだから。(言い切った)
廃墟の外れに巨大な墓標。
これが「誰」の墓標なのか、何故わざわざこの王国に飛ばされたのか。
何か伏線があるんでしょうかね。
あれ?墓標の下に剣が刺さってませんか? あー、ゾロの持つ刀とは形が違うからそういう刀入手イベントにはならないか。
次の展開が楽しみです。2回といわずずっと続けてくれたらいいのにな…(勝手)


やっと本編へ。
ルフィの叫び、白ひげの声、仲間達の決意。
エースは伏せていた顔を上げました。
「どんな未来も受け入れる。差し伸べられた手は掴む。裁く白刃も受け入れる。
もうジタバタしねェ。みんなに悪い」
目の前はまさに火の海。銃声とか怒号とかものすごい戦闘が繰り広げられてます。
これが全部自分が引き金となったことで(しかも止められてたのに無茶したせいで)、その真っ只中には 自分の大事な人たちがいる。
こんな事態そう簡単に受け入れられるもんじゃありません。
自分を責めて逃げたくて…
だから牢でじいちゃんに「殺せ」と言ったと思うし、ルフィも酷い言葉で追い返そうとした。
でもエースがいくら拒んでも、手を振り解こうとしても、 皆は何も顧みることなく真っ直ぐ向かってくるんです。エースを救うために。
もう自分の命は自分だけのもんじゃないと悟ったんですね。
この事態を引き起こした張本人だからこそ、取るべき道。
全てを…己の血の運命すらも受け入れたエースの後姿は静かで、少し寂しげです。


さて、白ひげvsバギー(笑)。
もちろんまともな戦いになるはずもないんですが、そこは百戦錬磨の「海賊王に最も近い男」白ひげ、 巧いこと持ち上げてあっさり陥落させちゃいました。
本人はともかく(…)後ろに多数控える囚人たちとやりあうのは今は得策ではないと考えたんです。
でもバギー自身もやっぱりどうも侮れない何かがあるように思うんですよ。
実力はともかく(酷)、それなりにここまで生き延びてきた運とか妙なカリスマ性とか、意外にこの戦いのキーマンになったりしてね。


さて、戦いは新たな展開を見せ始めています。
味方を左右に分けた白ひげ。
センゴクの「エースを処刑」という誘導に乗って正面に突っ込むことが危ないと考えたようです。
この辺は老獪な勘ですが、センゴクたちにはまだ何か手があるようで…。
白ひげの部下が何人か、「見当たらない」だの「さっきまで視界に入ってたんだけど」というセリフを口にしてます。
白ひげ本隊と部下が引き離されるような何かが起こってるんでしょうか。気になります。


一方、ジンベエvsモリア。
巨大化したモリアですが、ジンベエのほうが上回りました。
七武海同士の戦いは迫力があります。カッコいいなージンベエ。
頼りになるお父ちゃんというところです。惚れてしまいそう(笑)。
そして、ルフィはお懐かしやのスモーカーと対決!
スモーカーの眉間の皺にすらゾロを思い出す私はもう何なんだか。
ルフィもJETで応戦しますが能力の相性が悪いんですね、煙には効きません。しかも海楼石十手で押さえつけられ、 大ピンチです。
そんなとき、スモーカーを景気よく蹴り飛ばしたのは蛇姫。(出た!)
めちゃくちゃ怒ってます。
綺麗な顔が般若レベルです。
「そなたよくもわらわの愛しき人を殴り飛ばし抑え込んだな!!!」
そりゃ目の前でルフィが押し倒されてたら(違)怒り心頭でしょう、ゾロも気をつけるように。
「そなたを切り刻んで獣のエサにしてやる」
脅しじゃないですねーきっと本当にしますよねー。
姫が煙を蹴れたのは九蛇の覇気。ああそうか、ルフィが覇気を自在に操れるようになったら、もう ケムリンやエースといったロギア系の能力にも十分対抗できるんですね。楽しみになってきましたが、それはそれとして今は 蛇姫に庇われた形のルフィ。


「ハンコック!!」
そんな嬉しそうな顔で、しかもここで正しく名前を呼ぶのか。
どんだけ天然のタラシなんだ、もーこの子は。
それには般若も思わず「はいv」と天使の微笑み。
『またハンコックと呼んでくれた…(ドキドキ)』
恋する乙女を手玉にとってますよ、ルフィったら。


そしてイワさんvsくま。
昔の知り合いなのに攻撃を緩めないくまにいい加減切れそうなイワさん。
そこにドフラミンゴが現われ、話しかけてもムダ、と言います。
「かつて暴君くまと呼ばれていたあいつなら、もう死んだよ」 ドン。


これはどういう意味なんでしょう。
まず一つには、かつてイワさんやドラゴンと一緒にヤンチャしてた海賊「暴君くま」は死んだ。
そもそもくまの立場がよくわからないんですが、くまは何故七武海にいるんですかね。
まだドラゴンたちの仲間で、スパイ的な形で政府に協力してる(と見せかけてる)のか。
それとも何かの事情できっぱりすっぱり足を洗って(?)今は聖書を離さない聖者として、 正義(?)のために生きている。
下のようなことなら、ドフラミンゴの言った「暴君くまは死んだ」ってのも頷けます。
もう一つは、ルフィたちを飛ばしてくれた(あの場では助けてくれたと言っても過言ではないですね)くまは もういないということ。
自分でもレイリーに「おれも立場を危ぶめている」と言ってましたし、ルフィにも「もう二度と会うことはない」 と言ってました。
あんなことしちゃった以上、黄猿がくまを見逃してくれるとは思えませんし、 大体がパシフィスタに改造されてる時点で政府には逆らえないような仕掛けが施されてるんじゃないかとも思えます。
だからシャボンディの一件の後でくまは殺された(?)、またはそれに近いような自我を失くさせるような処置をされたとかね。 (特撮好きなんです/笑)
つまりはくまとしての人格はもうない、と。
元々が全然表情を出さない人だから、例えばどっかでくまもどきと入れ替わっていてもこちらはわからないんですが、 思えば戦争の最初から、いや七武海がご飯食べてたときから何のアクションも起こしてないですよね?
そう思うと入れ替わり説ってのも案外イイトコロいってるんじゃ…なんてね。


ま、いつもの当たらない勝手な予想です(苦笑)。
今はただどきどきと次週を待っています。



2009/10/08




560話  「インペルダウンの囚人達」


扉絵連載は最終話(しくしく)。
「忍び寄る影」って、ここは誰もいない滅びた王国でその廃墟跡じゃなかったんですか。
刀を手にした怪しい影が手前からゾロたちを伺っています。かーっ、あんたがゾロより手前に来るなっての、ぺっぺっ。
おかげでゾロは1p5oくらいの大きさです。いやもちろんゾロだってわかるんだけどさ、でもせっかくだからもっと顔見たいじゃないですか。 もう1年以上後無沙汰なんだし。やっと姿の見られるこの機会にこれはちょっとちょっと…悲しい…(がく)。
それにしてもゾロはここで何と遭遇するんでしょうか。
この一連の連載を見てますと、皆それぞれに今後のためになる「何か」と出会ってるんですよね。
ルフィは蛇姫。そして覇気を持つ九蛇の皆。
フランキーのベガパンクの実家にナミのウェザリアにロビンの革命軍。
残りの面々ははっきりしないんだけど、チョッパーは…あそこは宝島って一説でしたっけ。
ブルックは手長族と仲良くなるとか?
で、ウソップは…(暫し考えるもちょっと思いつかず。すみません)。ヘラクレスン(笑)が何かどっかの国の人だったりしてね。
サンジはカマバッカの状況に目を奪われそうですが、考えてみればイワさんの登場によりカマバッカが俄然意味ある存在になってきたわけです。
これも革命軍と繋がったりしてね。
そんなわけでゾロ。これもまた何か革命軍とかもしくは「滅びた」ってところから世界政府の影に繋がる ものと出会ったりして。ペローナはお守りです、と言うか道案内か。ゾロですから、 一人じゃ一生かかっても仲間のとこへ戻れるはずないと、ちゃんとくまにもその情報は伝わっていたんでしょう。
来週からはどうなるのかな。サンジがまだ最終話じゃなかったはずなので、「あの」続きが見られるのかと、楽しみなような怖いような。


本編。
蛇姫がルフィにエースの手錠の鍵を渡します。
そなたは必ず生きてここへ来ると信じておった。
愛ですね。
ちょっと頬を染めて顔を近づけ囁く姫が可愛らしい。
そんな姫にルフィは嬉しさ全開。
おめェってやつは、ありがとう!!とがばちょと抱きつくのです。
ひょ〜〜〜〜〜。
ありがとうとルフィが走り去った後その場にくず折れる蛇姫。傍からはルフィがぶちかましからの鯖折りで倒したように見えますが、 これは恋する乙女の腰砕け。
相変わらず罪な男です。あんなにも恋に初心な乙女が愛しい相手に力強く抱きしめられて(たとえそういう気じゃなかったとしても) 無事に済むはずございません。
『これが噂に聞く…結婚!!?』
姫様の思い(妄想と言うには気の毒なので…)は留まるところを知りません。
抱きしめられた=結婚。
九蛇では結婚なんて想像上のものでしかありませんものね。子供は産んだとしても、男とそういう関係を築くはずもなく。
あくまでも「噂」。でもちょっと心惹かれちゃったりして…って、気分は恋に恋する女子中学生。 いや、今の時代なら小学生でも思わないかもしれない。
20代半ばと思われる蛇姫ですが、もーホントに初心。
その一方で再びルフィの行方を追おうとするスモーカーに立ちふさがり、不届き者!!ときたもんだ。
見下しすぎて見上げてます。
海軍の邪魔してどうなるかわかってるのか、なんて野暮な質問にも「わらわは何をしても許される」  だもんねー(笑)。
もうルフィとそれ以外への対応の差が極限まで開ききってるのが可笑しくてたまりません。
メチャメチャ強くて怖くてわがままなんだけど、恋する男の前ではホントに可憐な乙女になっちゃうその辺が 我々女性陣の共感を生むような気がします。


さて、ルフィはイワさんとくまのところへ来ました。
ドフラミンゴが語ります。
つい先日、くまは「最後の改造」を受けて完全な人間兵器になっちまった、と。
くまは元々人間兵器の実験体になることを志願して少しずつ改造されてたようなんですが、ついに最後の改造により 自我も記憶も人格も全て失くしたというのです。ひー。
政府を嫌っていたくまがどんな事情でその取引に応じたのか、その辺はまだ明らかにされてません。
まぁベガパンクが登場したらその辺りも明かされるとは思うんですが…。
それでルフィに対し「もう二度と会うことはない」だったんですね。
あのときのくまには何か覚悟がありました。
それは自分が間もなく政府の言いなりになるだけの「機械」になると知っていたからなんでしょうか。
だから立場を悪くしようとルフィたちをあの場から逃がした。
ドラゴンとの云々もあったでしょうが自分で実際にあの一味を目にし(特にゾロと言いたい)、 彼らを死なせてはいけないと思ったのかと。
でもくまはルフィ寄りかと思ってたので、残念です。むしろより厄介な敵として再登場してくれました。
それにばらばらになった全員を、くまが何かしらの方法で(引き寄せるとか…)また集めてくれるんじゃないかとも予想してたので、 さて、どうしたら皆は戻れるのか言う問題もまた湧き上がってきましたし。


襲ってくるくまに対し、イワさんもついに本気を。
「一度会った人間に顔を忘れられたのは生まれて初めての経験だよ!!」
だろうなと頷く皆が可笑しい。そこに怒るのか、イワさん。
本気でくまと向き合ったイワさんにこの場は任せ、さらに走るルフィ。
バギーたちもなにやら動き出します。怪しい作戦と共に(笑)。3がメチャメチャ心配してるんですが、一体どんな作戦なんだー。


クロコダイルと1は相変わらず白ひげ狙い。
いいね、この黒さ。
割って入ったジョズにさすがのクロコも吹っ飛ばされるんですが、ドフラミンゴがジョズをとめました。 例の操る能力かな。
そして、クロコに「おれと組まねェか」と切り出します。
ひょー。たまりませんね、この容赦ない悪そげな顔。
元々二人は顔見知りなんでしょうかね(七武海同士だしね)。
クロコは世界一の白ひげを倒すのが目的として、ドフラミンゴの目指すのは何か。
面白いこと。世界の転がる様を見たい、みたいなこと言ってましたが、 やっぱり白ひげを倒して自分が上につきたい…ですかね。ちょっと違うような気もするんだけど、 今までの所業からして所詮彼も黒い方だと思います。
クロコとドフラが組んだらこれもまた厄介だな…。


そして再びルフィ。
もうすぐエースか…ってところに立ちふさがったのは、うああああ、ミホークだよ!!
「悪いが赤髪…この力慎みはせんぞ…
運命よ…あの次世代の申し子の命 ここまでかあるいは…この黒刀からどう逃がす」
うあああ、黒刀構えてます、言葉どおり容赦なさそうです。
まともにいったらまず勝ち目はないでしょ?少なくとも現段階では。
ゴムは打撃には強いけど刀じゃ傷つけられちゃうし、ミホークの性格上、ここで手なんて抜いてこないだろうし…。 もー、そんなカッコつけてないで、見逃してください。(おい)
でもまさかルフィがゾロより先に鷹の目と戦うとはね…(ため息)。


図らずもミホークが口にしたように、ルフィには運命が味方についてると思うのです。 今までのあらゆる場でそうだったようにね。
だから絶対大丈夫なんですが、これをどう切り抜けるのか。
切り抜けられるとわかっていつつも、どきどきしててたまりません。
ルフィvsミホーク………(はらはら)。そして次週は休載かい!!(ちゃぶ台返し)



2009/10/12




561話  「ルフィvsミホーク」


扉絵は短期集中連載も終わり、いつもの一枚物に。
今回はルフィと猿。
なるほど、手を怪我して木に登れないお猿さんのためにルフィがバナナを取ってあげたと言うほのぼのしたお話なんですねv
ただなんとなくいつもの尾田っちの絵より、線が弱い気がするのは気のせいかな…。映画関係が佳境に入って 超多忙だからかな…なんて余計な心配したりして。


本編。
ルフィvsミホーク!!
ルフィがゾロより先にミホークと対戦するのっ!?いやいやそんなまさか!
と、この2週間、実は内心はらはらしながら続きを待っておりました。
ミホークはゾロにとって最強最後の相手ですから、他の雑魚ならともかくルフィがここで結構本気で戦ってしまうのはどうかと思ったのですよ。 ミホークがちょっとでも殴られたりしたら、そんなのもうゾロの目指す最強じゃなくなっちゃうじゃないですか。(どこまでもわたくしゾロ視点です、すみません)
でもエース救出が目的のこの展開じゃ、もし戦うならルフィはミホークを倒す…のは無理としても、どうにかしてどけないといけないし。
じゃあここにゾロが駆けつけたりして!?
なんて、1億円の宝くじの当たる確率より低そうなゾロの再登場の予想ももちろんしましたよ。だって女の子だもん。(意味不明)
でも、それこそあるはずないですよね。
今ゾロがミホークに再会したところで何ができると言うのでしょう。
ゾロはかつてバラティエでの戦いより格段に強くなりました。 でもミホーク=世界一との距離はさほど縮まってないと思うのです。
いつかはきっと勝てるんだと思う。でもそれは今じゃない。
彼らはまだまだルーキーで、世界のことをまだほんの一部しか知らなくて、とても小さな存在。それでいいんです。
レイリーが言ってたように、あまり急ぎすぎなくていいんです。一歩一歩夢に向かって行けばいい。
だからこそルフィやゾロたちの可能性は限りないんだから。
(ものわかりの良いことを書いてますが、もちろんじりじりしながら毎週読んでいます)


さて(どんだけ前振り長いんだ)、ルフィとミホークの戦いはとにかくミホークの強さが圧倒的。
ルフィですら、恐怖する(あれは恐怖ですよね?)ほどの強さです。
何がすごいって、この人能力者じゃないんですよ。
普通の身で、こんだけの強さ、こんだけの剣技。何したらこんだけの強さを得られるんでしょうね。
巨大な氷塊も一撃で真っ二つ…そりゃルフィもぞっとします。
でもね、ゾロだっていずれそうなると思うのです。
ゾロだって、やがては世界一の大剣豪になるわけで(決定事項)、そしたらこんなこと楽勝でやっちゃいます。(ばんばん)
ゾロの出てこない今、ミホークの剣にすらゾロを重ねて見ている私。
もうだめ、禁断症状末期。
中学生の娘にすら 「…悲しい女だねぇ…」とため息混じりに呟かれたほどなんだから。
それがどうした。そんなため息など、ゾロファンとしてはむしろ本望。この愛を見るがいいさ、ふはははは。 (すみません、インフルエンザの看病疲れでおかしくなってます)


一方ドフラミンゴとクロコ。
手を組もうなんてお誘いかけてたドフラですが、あっさりフラれてしまいました。
プライドはメチャメチャ高そうな二人。 クロコも「手を組む」んじゃなくて「手下にしてくれ」と言ってこい、みたいな見下し方。
案の定気は合いそうにありません。
て言うか、クロコはこうしてルフィと一緒にいるのが案外楽しいな〜とか思ってるからだったりして(また妄想か/笑)。


そして防戦一方のルフィ。
ふとバギーを見つけ、引っ張ってきました。
「ゴムゴムの身代わり」ってあんた…。
三女が「お母さん!バギーってミホークより強いやんか!!」と感動してました。
強いかどうかはともかく、剣でバギーは斬れないってことですか。
いくら斬っても斬ってもばらばらになるだけで、傷は負わせられない。
悪魔の能力の相性の問題ですが、意外な伏兵にびっくりです。
あれ?じゃあバギーはゾロよりも強いってこと!?(すぐ引っかかる)


「ありがとう、バギー!!おめェのこと忘れねェ!!!」
マギー玉を跳ね返されて爆風に消えたバギーへのルフィの言葉。案外あっさりだな、ルフィ。
ボンちゃんのときはあんなに泣いてたのに、バギーはいいのか?
事態がひっ迫してるから、今回はそう思っていましょう。
さらに追い討ちをかけようとするミホークですが、そこにマルコの指示で5番隊隊長・ビスタが援護に入ります。
花剣のビスタ。2刀流のイタリア人ぽい洒落たおじさんです(イタリアってのは何となくなイメージだから)。
おや、ミホークが名前を知ってる上に、「知らんほうがおかしかろう」とか言ってます。
それってもしかしてすごいことですよね?
だってその前に「虫ケラの顔などいちいち憶えちゃいない」とか言ってるミホークです。その人が一目置く剣士。
しかもとりあえずミホークの剣を受け止め、ルフィの逃げる隙を与えてくれてる。
あああああ、海は広いなぁ…。


そうしてまた助けられて先へ進むルフィ。
ミホークは思います。
『能力や技じゃない、その場にいる者達を次々に自分の味方につける。
 この海においてあの男は最も恐るべき力を持っている…!!』


ですよね…。
常々思ってはいたけど、やっぱりそれがここに来て際立ってくるんだ。
ルフィの魅力と言うか、持って生まれた能力というか…。
最初は無理矢理だろうと、あっという間に引きずり込まれて気づいたら抜けらんないくらいどっぷりルフィと言う 人間にはまっているという恐ろしさ。
今だって、惚れ込んでくれてるハンコックや(いないけど)ボンちゃんや(敵だけど)コビー、 好意的なジンベエにイワさん、…恐らくは白ひげもねv
あとは成り行きとはいえ手を貸してくれてるクロコにバギーに3たち。
で、どう出るかわかんないけど、青キジやスモーカーもそんなに憎からずは思ってるはず。
ざっと書いただけでもこうですから、なにこの天然のタラシ…って感じですよね(笑)。
アーロン編で「おれは助けてもらわないと生きていけない自信がある」とか言ってましたよね、それって こういうことなんだなと改めて納得。
ルフィはルーキーの今も不完全ですが、恐らく完全になんてならないんじゃないかな。
できないことは限りなくあって、でもそれを助けてもらって海賊王になる。
なんていうのかな…助けてもらうって言うのは一見弱そうですが、 その弱い自分すら明け透けにしてそれで世界中のものを取り込んでしまう、それって却って大きさを 感じませんかね?
そしてもちろんゾロはごく初期にKOされた人間の一人ですv(今さらでも言わずにはいられない)


そんな中、時を早くしてエース処刑の準備ができたようです。
固唾を呑んで見つめる世界の人々。
センゴクが命じます。映像電伝虫を切れと。
世界が我々に不信を持たないようにこれから起こる惨劇(と言い切ったよ)を知らせるなと。
海軍側の「勝利」の2文字だけを知らせればよいのだと。


湾内に入った白ひげたち。
その入り口を塞ぐように湾頭にずらりと並んだ人影は、戦桃丸を先頭にしたくまくまくま。
大量生産されたくま型の人間兵器です。
これで一気に海賊達を皆殺しにする気なんでしょう。
海軍側が攻めてきたことで、戦局は一気に終盤へ向かいます。
ワンピースだからそんなに残虐なシーンは出ないと思いますが、虐殺の予感。しかもこの作戦だと敵も味方も…ってことになりませんかね? 弱い(あるいは階級の低い)海兵たちは巻き込まれそうです。
白ひげの能力なら問題ないんじゃ…って気もしてるんですが、いかんせん数が多そうだし…。
それにパシフィスタを気にしてる間にエースが処刑されちゃったら元も子もないわけで。
さて…どうするんだ、ルフィ。
ここでまたルフィに誰かが手を貸してくれるのでは、とも思うんですよね。誰か助けに来てくれないかな。
四皇がまだ残ってると思うんですがね。
シャンクスとか謎のカイドウとか、あとはローラのママ(勝手に四皇と信じてます)とかさ。
ああ、でもここでシャンクスと再会は無いかな…うーん。


と、あれこれ考えつつ今週はこの辺で。
想像の余地はたくさんありますが、妄想の余地があまり無いのが残念です(おい)。
とにかくゾロです。ゾロのほんの僅かな影をすら追い求めてる健気な私でございます(自分で言う)。



2009/10/27




562話 「海賊大渦蜘蛛スクアード」


扉絵は微笑ましいロビンとカルガモ親子の買い物風景。
でも一番目を引いたのが、某回転寿司でワンピキャンペーン開催とのCM。
ここ系列は我が家が一番行ってる外食産業でございます…というかこれ以外の外食したことないんだな。 100円寿司なのに6000円以上軽くいくんだな…寿司以外のもの絶対禁止してるのに。
そんな家庭事情はともかくも、これは絶対行かなくては。20日ね、うん。(メモメモ)


本編。
くまの大部隊が現われました。
ペガバンクの人間兵器の一団です。
実際の海軍の作戦ではもっと包囲しているはずですが、何かを察した白ひげの勘により海賊達はばらけています。この辺さすが海の王者。
とは言え、センゴクもその王者と長年渡り合ってきているつわものです、作戦に変更は無く、一斉攻撃が始まりました。
海兵は陸に上がり、氷上に取り残された形の海賊達をパシフィスタで追い込んでい流れですね。
白ひげの号令の下、広場へ攻め込んでいく海賊達ですが、一騎でルフィたちがあんだけ苦労したパシフィスタ。
その攻撃力は圧倒的です、ひー。


全世界への映像も次々に切られ、全ての映像を切った時点でエースの処刑と海賊達を一網打尽にして、海軍の 作戦は終了です。
エースへと急ぐルフィの前には黄猿。
これもやはり圧倒的な力の差。
悔しいなぁ…今はまだまだ……どうしてこんなに差があるんだろう…(泣)。
もう北の国からなんてみたくないったら…(八つ当たり)。


「どれだけの敵が道を塞いでくるか、そんなことは始めから知ってここへ来たハズじゃろう!!」
さすが、歴戦を潜り抜けてきたジンベエは言うことが違います。
厳しいけれどとても頼もしい。
そんな大きな手に背を押されてルフィは進みます。
そしてまた、「エースの弟!!もう体力切れか!?」
隊長たちが一緒に来いとルフィを引っ張っていきます。(手を引くわけじゃないですよ、念のため)
「大将」一人に止められてんじゃねェ!!
ってホントに厳しいな(苦笑)。でもルフィの実力と思いを認めてくれてるからこその言葉ですよね。
それが嬉しい。


ミホークとビスタの勝負はお預けになり(このレベル、まだまだゾロは絡む隙もございません)、また「早く兄を」と 憂い顔でルフィの身を案じる蛇姫。
この中で、くま(肉球つきなので本物かと)も「・・・・・・」と反応してるコマがありまして、やっぱりまだ彼は何かを してくれるんじゃないかという希望がほんのりとあったりするんですが…どうでしょう。


作戦を進めたい海軍…ですが、何故か映像が一つだけ切れません。
そう、それこそ我らがバギー船長。
彼と彼を慕う(ぷぷ)囚人達が映像電伝虫を一つ奪っておりまして、全世界にその勇士を放映中(笑)。
焦るセンゴク。すごいな、バギー。
こういう節目節目で(目的は全然違うんだけど)いい仕事してくれます。


一方前へ討って出ようとする白ひげのところに連絡の途絶えていたスクアードが帰ってきました。後ろは酷いやられようだと。

おれ達は全員あんたに大恩がある、命もいらない、そういいながら大剣を構えるスクアード…ですが、その剣が貫いたのは 白ひげ!!


もうどびっくりですよ!!!!!
ここで大きな要である白ひげの身にこんなことが起こったりして、一体どうなっちゃうのか。
この戦闘ももちろんですが、その後の海だって大きく大きく変わっていくでしょう!?
何故スクアードがこんな裏切り行為を…白ひげ海賊団のつながりはハンパじゃないって見せ付けられてばかりいるのに…。
実は次週をすでに読んでいるのですが、このときはドフラミンゴが操っているんじゃないかとか思ってました。
それくらい衝撃的で、腰が抜けそうで、次を早く読みたいような、でも読むのが怖いような、そんなラストのコマでした。
ああああああ、もうもうもう…と言葉にならずおしまい(笑)。


2009/11/10




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