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563話  「心臓一つ 人間一人」


扉絵。
チョッパーはいるだけで可愛いのですが、それにしても今回は尾田っちには珍しくシンプルなイラストだなと思いました…背景とか。 きっとものすごく忙しいんでしょうね…映画本編もだけどそれに絡むいろんなタイアップとか。
ちゃんと寝てるのかな…心配でたまらないです。
でも本編は見事の一言で、手を抜いたコマが一切見られないのがさすがにプロ意識の高い尾田っち。 そういうところ本当に尊敬しています。
(私は他の漫画家さんが『下書き』をジャンプに載せてるのが嫌いなんですよ、 プロとしてやっちゃいけない行為だと思ってます)


ではでは、どきどきの本編。
胸を貫いた剣。
刺された白ひげ。
驚愕と絶叫の見開きです。
それはバギーの電伝虫を通じて全世界にも送られました。
何故おまえが、とスクアードを怒るマルコですが、逆にスクアードはおまえらのせいだと叫びます。


傘下の海賊団43人の船長の首を海軍に売ることにより、白ひげ海賊団とエースの命は助かる取引がされているんだろ、と。
何よりも傘下の海賊達だけがパシフィスタの標的になってるのがその証拠だと。
スクアードの言葉に動揺する海賊達。
スクアードにそんな情報を流したのは赤犬でした。その時点でもう怪しさ全開なんですけどねー。
スクアードはかつてロジャーに仲間を全滅されられ恨んでいました。
恐らくその恨みは相当根深いです。だからエースをロジャーの息子だと今まで黙っていた白ひげに、 そのことで一気に不信感を抱いてしまったんですね。


結束の固い白ひげ海賊団とその傘下ですが、それぞれの持つほんの僅かな軋み。
エースがロジャーと息子と知ったら一番動揺するであろう男を振り回した、 海軍が一枚上手だったのだと流れる血を抑えながら呟く白ひげ。
そんな一幕を見てしまった世間は白ひげが仲間を売ったと動揺しています。
そしてここで、センゴクの命により青キジがバギーとその電伝虫を凍らせ(バギー…)世界への映像は途絶えました。
海賊達を取り囲む包囲壁が作動していきます。
追い詰められた海賊たち。


そこで声を上げたクロコダイル。
「そんな弱ェ男に負けたつもりはねェぞ!!」と傷ついた白ひげを罵るんですが、もう何と言うかその表情がね…。
泣きそうなくらい必死に見えました。
いつまでも父親を越えられない大きな壁だと思っていた息子が、ある日ふと試してみた腕相撲に勝っちゃった…みたいなね。
越えたくてたまらなかったんだけど、で、いつか絶対自分が倒してやるって決めてたんだけど、 そんな親父が弱っていく姿なんて見たくないというワガママな息子の思い。
なんだよ、可愛すぎるだろ、クロコっち…(涙) やっぱり彼も白ひげの父性にKOされてたクチだったんですね。
それは長男マルコ(え?)も感じてました。
長男ですからもっと冷静に事態を見てまして、 不意をつかれたとはいえ、スクアードの剣を避けられなかったことに危機感を抱いてます。
そういや初登場時、白ひげは点滴の管三昧でした。
それほどに病気?年齢?歴戦の傷?いずれにしても体は相当弱っていたと思われます。
そんな親父の体調を案じる長男です。


そして白ひげは…スクアードを抱きしめました。
バカ息子と呼んで、バカな息子をそれでも愛そう…と。


オヤジーーーーーー!!!(スクアードではなく私の絶叫です)


海軍の反乱因子だと名乗ってスクアードに近づき、その心を闇に落としたのが赤犬と聞き、全てを納得した白ひげ。
そしてスクアードに言います。
「親の罪を子に晴らすなんて滑稽だ、エースがおまえに何をした」と。
「仲良くやんな。エースだけが特別じゃねェ、みんなおれの家族だぜ…」


何て言ったらいいか…。
さすが全ての海の上に立つ男は懐の広さがハンパじゃない…。
言ってることはすごく単純なんです、しかも海賊らしからぬほどの優しさ。
それに皆が惹かれて深い絆を結んでしまう辺りが、白ひげという男の力なんでしょう。
先々週ミホークがルフィに感じたのと近いものかもしれません。
まだ若いルフィですから、もちろん白ひげのような父性なんてありません。むしろあったらびっくりだって。
でもまだ未熟な彼なのに、傍にいたい、こいつのために戦いたい、 拘わった者たちにそう思わせる力は、白ひげに通じるものがあるように思うのです。
持って生まれた王者の資質と言いますかね。
ルフィは白ひげみたいに、抱きしめてぎゅっ、なんてやり方はできないと思います。 (いや、やってくれたら違う意味でころっとオちる海賊続出か。どっかの海賊狩りもそんな魅力に 参った気がするし)
でも、いろんなもの全てを受け入れる大きさってのは、すでに白ひげに匹敵するんじゃないかな。
家族なんて言い方はしないけど、 海賊だろうと海兵だろうと一般人だろうと、そんな区別はなく、関わってしまった人間は みんな自分の大切な仲間、あるいは友達。
自分一人じゃ何もできないからみんなに助けてもらう、そして自分も全力で助ける。
その自然体な姿勢に誰も彼もが惹きつけられてしまうんじゃないでしょうかね。


話を戻しましょう。
白ひげは海賊たちの退路を断っていた氷の壁を砕きました。
軍艦もあります、だから皆は逃げたければ逃げられます。


「海賊なら!!信じるものはてめェで決めろォ!!」


白ひげの叫びが響き渡ります。
そこに皆は自分達が信じてきた男の真実を見、海軍の嘘を知るのです。
言葉も無いですよ…(ほろり)


自分の体です。白ひげは自分が長くないと知っていました。 恐らく今しがた受けた傷も相当深いんでしょうね。


『いつまでも最強じゃいられねェってんだよ…! 若ェ命をたった一つ、未来につなげりゃお役御免でいいだろう…!』


「おれと共に来る者は、命を捨ててついて来い!!」
それに従う海賊たちの咆哮。
いよいよ世界最強の男が暴れます。多分ここを最後の舞台として。


…すごいなぁ……(ため息)
今回の主役は白ひげ、その独壇場。ルフィは入る余地もありません。
こんなじいさんなのに、いや、だからこそですね、 深くて広くて…若者が追うべき大きな背中です。
白ひげは、この戦いで命を落とすんじゃないかって気がしてます。あるいは再起不能くらいの 怪我をするとか。
でもその前に、先を行く男として、海の全てのオヤジとして、最高の生き様をルフィとエースに しっかり見せつけていくんじゃないかな…。


話を聞いてると、白ひげは自分がなりたいってよりエースを海賊王にしたがってるみたいですね。
昔はそういう野望ももちろん持ってたでしょうが、年を取った自分を受け止められる人だってことを思えば、 その心境になるは当然かもしれません。 もちろん表立っては見せないでしょうけど。
でもエースは海賊王になるタイプですかね…(ああっ、もしかして暴言!!??)
もちろん実力的には十分あると思うんですが、 エースってどっちかというと『誰かのため』に生きることに喜びを見出す人なんじゃないかって思うんですよ。
白ひげを海賊王にしたいってはっきり言ってたし、黒ひげを追いかけてたのも別に自分のためじゃないし、 あるいは弟であるルフィをホントに心配してたりとか…、そういうのを見てるとね。
父親への反発もあるのかもしれませんが…。


そして映画公開間近。
来週は休載です(涙)。


2009/11/10




564話  「世界を揺らす男」


扉絵はフランキー。
コタツみかんですね。でもお腹が冷蔵庫なのに温まって大丈夫?コーラがぬるくなっちゃうんじゃ…(笑)


本編。
白ひげが動き出して戦いは佳境です。
海賊たちの怒りは海軍へ。
彼らはスクアード(スクアーロと打ちそうになりましたが、それはリボーンのうぉぉぉいとか喋る長髪の人でした) を責めていません。
むしろあれだけオヤジ思いだったヤツがどれだけ辛いことかと、その心情を慮っているんです。
大好きだから裏切られたと思い込んだとき、振り子のようにその反動も大きい。
皆我がことのように思えるんでしょうね。
繋がりは心一つ。
だからこそ信じれば強いし、疑えば脆い。(あ、何かいいこと言ってる)
辛いですね、本人も。見ているほうも。
マルコもまたスクアードを責めることなく、泣くことが報いることかと諭します。
やっぱり役割が長男です(笑)。


海軍は全員広場へあがりました。
ジンベエの嫌な予感。それはもうすぐそこに・・・。
でも白ひげが動いた以上、皆も考えてる場合じゃありません。今はただ前に前に。
白ひげは進みます。
巨人族も、島も、海も、大気も、全てを揺らして。
さすが世界最強。
悪魔の実のファンタジーなんて超越して、ただただすごいとしか表せません。
と、そこでようやく海軍の包囲壁が作動し始めました。
鋼鉄の防御壁はびくともしないし、周りをぐるっと取り囲んだ壁の穴からは砲口が狙ってます。
唯一、オーズが倒れた部分だけが、その巨体を持ち上げられずに開いています。
オーズの思いの開けた穴。
そこに白ひげは勝機ありと思うのですが、センゴクの命で赤犬の「流星火山」
マグマの拳(塊)が降り注いできました。
足場の氷を奪ってしまおうという魂胆です。
能力者は当然危険ですが、泳げたってマグマに沸いた海じゃ生き残れるかどうか。
これが海軍の狙いだったんですね。あわわ。
と、そんな非常にヤバイ場面で次週へ続きます。ホントに毎回ヒきが上手いなー…。



2009/11/30




0話  「ストロングワールド」


3号連続のジャンプ表紙に、3号連続巻頭カラー。
今週は2話掲載。
映画も大詰め。
尾田っち…仕事しすぎ…。嬉しいけど、身体が本当に心配です。


でもね、今回の巻頭カラー!!!(踊)
黒スーツで殴りこみの映画のシーンです、くぅ〜〜〜〜カッコいい!(ばんばん)
ルフィは一番後ろですが、その重みったらもうもうもうもうもう。(うるさい)
しかも先陣の両脇に控えるゾロとサンジ、その両翼っぷりもたまりません。わたくしこういうポジショニングが大変ツボです。
何時間でも見つめていられそうなイラストです。
ありがとう、尾田っち!!


さて、大海賊時代幕開けより約3年前。これが舞台です。


内容は私なんかが書くまでもないすごさですからこの際置いときます。
とにかく今回のこれ、コマの細かいとこにまで尾田っちの気合が見て取れるんです。
今までずっとワンピースを読んできたらわかる、というかニヤッとしてしまう、あれこれ。
全てのものが今までの中身と繋がっています。それがすごい。


時間切れなので、0話に関してはとりあえずここまで。
続きはもちろん書く気満々です(笑)。

2009/12/07




565話 「オーズの道」&566話 「猛攻」


盛り上がる勢いのままに2話いっぺんにいきます。
感想溜めて今さら分けるのがめんどくさいからとか、そういうことではありません(ぶんぶん)。


映像の途切れたシャボンディ諸島。
ここでね、びっくりなことにルーキー達が全員出てくるんですよ。
あのくまもどきやら黄猿やらと出くわしてたのに皆無事だったとはすごい、さすが超新星。
それぞれの仲間達とこの戦いの映像を見守ってました。
それで船員達はともかくも、それを率いる船長連中はこの戦いの真相を感じ取っているようです。
白ひげへの尊敬や畏怖の念もあるようですね。
そしてそれぞれに行こうとしています。
どこへ?
さて、どこへでしょうね…。


赤犬のマグマの攻撃。
広場への道はどんどん閉ざされ、また白ひげ海賊団を何十年(この辺の年季が半端じゃない)と支えてきた大切なモビーディック号もまた破壊され沈んでいきます。
すまねェ…とそっと心の内で別れを告げる白ひげ。
長いこと連れ添ってきてるんです、それでも今は別れを惜しむ場合ではないから。
思いに差は無いけれど、メリーとの別れとは全く違います。この辺が白ひげの重ねてきた歳月の重みなんでしょう。


白ひげの能力でも包囲壁はびくともせず、そこにセンゴクからエースの処刑命令が!
唯一開いてるオーズの道も海軍が狙いをつけて待ち構えています。
焦り飛び込んでしまったルフィも狙い撃ち。 でも窘めるイワさんやジンベエに、逆にルフィは頼むのです。
そしてそのシーンに被さるように立ち上がったオーズ。まだ息あったんです。そんな姿で、それでもエースくん…て泣けそうだからやめて〜(うるうる)。
そこに立つ水柱。
蛇姫とコビーという、ルフィファンクラブの熱烈会員がハッとしたのでもう誰がいるのか丸わかり。
水柱に乗っかって3大将の前に降り立ったルフィ。
これは海水じゃなかったのかなとちょっとそれも心配なんですが、それよりなにより
「あらら、お前にゃまだこのステージは早すぎるよ」
青キジの言葉がもう全て。
いくらルフィでも、この場面に一人飛び込むのは無謀だって私にもわかります。
どう見てもまだまだ格が違う。
ルフィだってきっとわかってるんでしょうね。でもそうするしかないんだから、躊躇いません。
白ひげもちゃんと見ています。
「あの無鉄砲さ、兄貴にそっくりじゃねェか」
肩で息をしながら…少しずつ体力を蝕まれながら、それでも白ひげは叫びます。
「ジョズ、『切り札』だ!」と。
ルフィを一人で戦わせるわけにはいきません。恐らく白ひげもルフィには これから彼が背負って立つ世界の未来を見ているはずだから。
突入命令です。


ってとこで565話はおしまい。


引き続き566話です。
おおおー、表紙がゾローーー!!とコンビニで小躍りしました。
「いつもありがとうございます」と、最近できたばかりなのに通い詰めたため、 ついに店長からこう言われてしまいましたが、もういいの。
バンダナと襟はともかく、悪い顔のゾロに会えたからもういいvv
サンジがいたのに気づいたのはうちに帰ってからです。完全に見えていませんでした。 ごめんなさい、ごめんなさい。
これは先週と繋げたらゾロとルフィが並ぶのか!?と思ったんですが、おっと、サンジの方でした。(ちっ)
ゾロの後ろはブルックかな。
あとはブルック、ナミ、チョッパーが控えてます。でも今週のゾロで結構お腹一杯(おい)。


巻頭カラー。
この柔らかい色彩は印刷の具合?でもほんのりといい感じです。
ロビンがすごく可愛いの。そしてナミさんはオトコマエ(笑)
サンジがゾロを見て普通に笑ってるのでびっくりしたんですが、あ、間にブルックがいる!! 背が高いから最初見落としてました(笑)。
皆、クリミナルブランドのシャツ着てますね。いろんなデザインがあって素敵じゃないですかv
パッパグからもらったのかな?


でも本編はそれどこじゃありません。
3大将VSルフィ。
ギア2を入れても、全く敵いません。
黄猿の蹴りにすっ飛ばされたとこで、エースの頭上に刀が!
ですが、構えた二人の海兵は逆に斬られます。
クロコダイルの砂に。


おおお、クロコ〜〜〜〜!!(ばんばん)
海軍はクロコが白ひげとの旧怨があるからと、安全圏に置いといたようですが、そこはほら、すでにルフィと出逢ってるクロコですから。
「あんな瀕死のジジイ後で消すさ。その前にお前らの喜ぶ顔が見たくねェんだよ」
と、べジータみたいなこと言うのでした。でもこっち側だと実に頼もしいな。
そんなクロコに襲い掛かってくるのがドフラミンゴ。
誘いを断られてジジイ(正確にはルフィだけど)に付かれたんですからね。嫉妬しちまうってのも強ち本心かもしれません、ひゅーひゅー。
そしてこの二人の一騎うちです。こりゃ誰も手出せないわ。


一方、アイスサーベルに貫かれたルフィ。
青キジに詰め寄られ危機一髪…ってとこにおのれとばかりに駆け寄ろうとする蛇姫、ですが、そこに飛び込んできたのがマルコ。
火の鳥だと青キジとの能力の相性はどうなんだろう?
そして海に落ちた海賊たちも皆、オーズの道へ向かって泳ぎだします。
そこに浮上してきたのが、もう一頭のクジラ、じゃなくて船。
外輪船(パドルシップ)です、コーティング船をもう一隻海底に隠しておいたんです。白ひげの切り札ってこれだったんですね。
船はオーズに向かい、瀕死のオーズがこれを持ち上げ包囲壁内部へ引きずり上げました。
ここまでは白ひげの勝ち。海賊たちは広場に入りました。
そしてエースはすぐ目の前に。
オーズは撃たれ再び倒れてしまいましたが、降り立った白ひげ。
一閃ですよ。
ひゃぁぁぁぁ〜〜〜手負いでなおこの威力ですか。オヤジすごい!!
ガープ、と呼びかけセンゴクが腕まくりをしました。
この本気を見せられちゃ、センゴクだって本気になるしかありません。
センゴクの能力が気になるところですが、どっちも老いたとは言え、長年頂点でやりあって来たんですからね、 そりゃタダで済むはずないです。


オッサンたちの熱き戦いは次週へ続く。
すごくわくわくしますが、もう少し若者の戦いも見たいんだけど…とそっと呟く私みたいなヤツはどうしてくれましょう。


2009/12/08




567話 「マリンフォード海軍本部オリス広場」


表紙&巻頭カラー3週目。
尾田っち、本当にお疲れ様です。
ストローなんたらのインタビューはとりあえずスルー…。ええ、大人ですからね、 そんなことにはいちいち騒ぎません、て思ってたのに、なんだあの3刀流はぁぁぁぁ!!!(←どこが大人だ)


巻頭カラーは「BATTLE FRUITS NINE」、果物戦隊ですか。
アップルレッドとかメロングリーンとか言うのかな(ぷぷ)。それぞれのイメージカラーに果物を模してます。
ルフィがりんご、ゾロがメロン、ナミがみかん(オレンジとは言わないぞ)、ウソップがパイナップル、チョパがもも(可愛いv)、 ロビンが色的にアメリカンの方のチェリー?、アニキがイチゴ…って水色なんだけど!?、そしてブルックがブドウです。
このルフィの腰の捻り方がなんだかすっごく色っぽい…。
腰はきゅっとくびれてるし、腕で隠れた後ろになんだか軽いふくらみがありそうで、SBSの作者本人による女体化が脳内をぐるんぐるんします。(馬鹿)
こんなお遊びのイラストでも尾田っちが描くとカッコいいのは何故ですかね。
頭からメロンをすっぽりかぶった緑の人も、こんな間の抜けた格好なのにやっぱりやっぱり見ててドキドキしてしょうがありませんvv


本編。
戦いも佳境です。
白ひげvs青キジ、そうか、こういう実力者同士のぶつかり合いでは覇気が重要になってくるんだ。ルフィ、早く身につけなくちゃ…。
てっきりアマゾンリリーでそのきっかけなりをつかんでレベルアップと思ったんですが、尾田っちはそう簡単には いかせてくれません。あ〜〜〜〜もどかしい!!(だむだむ)
ルフィが覇気を身につけるのはまだまだ先なんですね。
ジョズが割って入り、白ひげを先に行かせます。
そしてルフィ。
エースはもうすぐそこに…でもモモンガさんや、誰だろう、ゾオン系の能力者なんでしょうが指銃を放ってくる恐らくは中将、 そんな相手の攻撃を食らい続け、ギア2も入りません。
黄猿のレーザーに撃ち抜かれ、蹴り飛ばされ
「力がねェのなら…救えねェもんは頑張ったって救えねェよォ…」
それは最もなのですが、でも悔しい〜〜〜〜!!!もう「北の国から」なんて見ない!!(八つ当たり)
蹴り飛ばされたルフィを受け止めた白ひげ。
「そんなゴミクズに先陣を切らすとは焼きが回った」と、黄猿はまたしても悔しいことを言ってくれます。きぃぃぃ。
コイツはもう十分やったと船医にルフィを投げつける白ひげ。
でもそんなのルフィは納得しません。
エースを救う、たった一人の兄弟だからと。
それでも走り出そうとした身体は力尽きて倒れてしまうんです。


「ほざくだけの威勢の塊…!!若く…無様…!!!
−――−−そういうバカは好きだぜ」


私もです!!!!!(ばんばん)


きっと白ひげもロジャーも…あの頃海を目指していた海賊たちはそうだったんでしょうね。
無鉄砲で馬鹿。あるのは若さと威勢と胸いっぱいの夢。
今ならシャンクスなんかがそうなのかな。ちょっと落ち着いちゃったかもだけど。
(エースは出生のことがあるからかもしれませんが、昔はともかくそういうのとはまたちょっと違う タイプだと思います)
とにかく白ひげはルフィに惚れちゃったんですね。(いやそういう意味じゃなく(笑))
だから死なせたくない、このまままっすぐ海を進ませてやりたいって思うんでしょう。
そして次の世界を託したい…現在最強の男としての責任からもそう望んでる気がします。


同じくジンベエも、ここを死に場所と覚悟を決めてました。
先に進ませるためなら命も惜しくないと、あんなに強い人がそこまで思うほどのルフィ。
おじ様たちはその小さな身体の向こうに何を見ているんですかね…?


白ひげvs赤犬始め、あちこち乱戦、入り乱れてきました。
そんな中、エースを救うべく飛び込んでいったマルコの火の鳥を殴り落としたのは…
じいちゃん!!!
ついに伝説の海兵の登場です。ひゃー。
大将の座ってた椅子にどかんと腰掛け
「ここを通りたきゃ、わしを殺していけい!ガキ共!!」


貫禄が違うな…じいちゃん(ため息)
肩書きはともかくその実力は元帥&白ひげクラスなんです。しかも能力者じゃないよね?それがすごいと思います。
で、そんなアラカン世代の戦いの予感を秘め、続きは次号。


それにしても…ルフィはここで倒れてリタイアなんでしょうか。
これで目覚まさないまま戦いが終わって…なんて恐ろしいこと…ないよね?(恐る恐る)
0巻巻末の尾田っちのコメント絡みもあってすごく気になるんですが…。


もう何度も書いてますが、麦わらの一味が再合流するのは一体いつになるんでしょう。
グランドライン出ちゃったメンバーもいるし、 何か超能力でも使わなけりゃそう簡単に全員が再集結するのは叶わないと思うんです。
下手したら数年後とか、そんなレベル…?(えええっ)
それは…辛いなぁ。
大体そんなに長くサンジくんをカマバッカには置いといたら可哀相だよねェ…。


2009/12/15




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