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590話 「弟よ」


今週はいろいろと語りたい内容なんですが、とにかく我が家でまず一番の話題になったのが扉絵!
ななな、なに、なに、なぜこの二人!!??
おっさんペアはすっかり見慣れましたが、まさかこういう組み合わせで来るとはどびっくり。
七武海同士(ジンベエは元か?)、顔を合わせたことくらいあるかもしれませんが、一緒に熱々タコヤキ 食べる仲だったとは…。
ジンベエはおお…と素直に受け止められるんですが、ミホーク!
この人が タコヤキなんてものを普通に食べるのか!?しかもはふはふしながら食べるのか!?
世界一の大剣豪様のキャラがわからなくなってきました。意外にお茶目さんなのか…。
二人とも左利きなんですが、それにしてもミホ様、あなたがタコヤキを刺しているそれは、ゾロの胸を貫いたあの小刀じゃないですかっ!!
あああ、そこにゾロの血とか筋繊維とかがついていたんですねっ!(と興奮したら娘に洗ってるに決まってるじゃんと 笑われた)
いや、そういうことじゃなく、ミホークの中ではゾロを刺すのもタコヤキ刺すのも同じレベルなんだなぁと、 ちょっと思っただけです。ええ、ちょっとね。


扉絵でどんだけ語る気だ、私。
では本編。
フーシャ村にガープが帰ってきました。
白ひげの死で不安定になった海、素人が海賊を名乗って横暴を働いてたりもするようで、そんな中でのフーシャ村を案じて様子見に来たのかな。
警備と自分の名を大きく掲げた看板を立て、それにより実際の安全と村人の安心を守ろうとしてくれてます。 そういうとこはさすが、じいちゃん。
そのとき、ちょうど山から下りてきてたという山賊がガープを呼びとめ、 いきなり棍棒で殴りかかってきます。
ダダンです。
殴りかかり押し倒し掴みかかり滅多打ち。
でもガープは全く抵抗しません。殴られるまま。
ダダンの「あの現場にいて…あいつらの目前にいて…なぜエースを見殺しにした!」
その言葉を黙って聞いています。
そのダダンをとめるマキノさん。
二人を救えなかったガープさんが一番辛いに決まってる。彼女はそういうんですが、ダダンは否定します。
「一番辛いのは…ルフィの奴さ!」と。
その言葉に仲の良かった二人の兄弟が思い出され、泣いてその場を去るマキノ。
ダダンはガープにルフィの消息を確認します。
潜水艇で逃げ多分生きていると告げられ、
「ルフィのバカが…この先どんな海賊になろうと、あたしはあいつの味方だよ。
あの野郎の今の気持ちを想うと胸が張り裂けそうだ!」
びっくりするくらい、ダダンがエースとルフィを思ってくれています。
何度も書いてますが、親代わりって言っても正直突き放してた印象だったんです。 別に二人に対して何もしてないじゃんと。
でもそういえば目だけはしっかり向けてましたよね。
口で散々に罵ってたのは全部照れ隠しで、全部ポーズだったのか。 実際は二人を大事に思っていたんですね。…特にルフィが可愛くてたまらないと見た。
ええ、今のルフィを思うと胸が張り裂けそうなのは皆同じです。
たくさんのルフィファンの気持ちを代弁してくれてありがとう(笑)。
負けんじゃねェぞォ、と堪えきれずに叫んだダダンの言葉は海を越え、はるか遠くのルフィに届いたでしょうか…


場面は変わり、グランドライン後半新世界。
たくさんの花に囲まれ白ひげとエースの墓が並んでいます。
白ひげはともかく帽子や剣が刺さったエースの墓が胸が痛いです…(そういえばエースの帽子ってバナロ島に落としてきたまんまかと思った)
ホントにエースは死んでしまったのかと今でもまだ信じられなくて…(しつこいのは百も承知)

この辺りの一連を取り仕切ってくれたのがシャンクスなんですね。
長男マルコ(白ひげ亡き後は彼が仕切るのか)の礼を受け、白ひげの遺したたくさんの息子達に見送られシャンクスが自船に戻ります。
その胸に思うのは、そりゃそうでしょうのルフィのこと。
ルフィ…辛いだろうな… って、いきなりきた(笑)。
エースの最期の行動にシャンクスはロジャーを重ねます。


おれは船長に時には逃げて欲しかったし、泣いて欲しかった。
勝利も敗北も知り、逃げ回って涙を流して男は一人前になる
泣いたっていいんだ…!
乗り越えろ!!!


そういうのを聞くと、やっぱりルフィとロジャーは似ているようで似てないんですね。
年齢や経験の違いもあるかもしれませんが、ロジャーは逃げないし泣かなかった。
周りに気遣われるような人ではなかったんじゃないかな。
対してルフィ。
辛いだろうな…って、一般人から山賊から海賊から七武海から海軍から(絶対コビーたちも心配してる)。 身内から他人からどんだけの人が彼を案じてるんでしょう。
でも、シャンクスはそれでいいと言っています、いえむしろそうあってほしいと願ってるような。
そういえばシャンクスも、一巻で早々ベンに「ったくこの人は…」なんて苦笑されてますもんね。
そんな弱いところ、どうしようもないところがあったっていいんです。
決して逃げなかったと言うロジャー、そしてエース。
その強さは十分すぎるほどですが、人間としては哀しく、ある意味どこか不完全だったのかもしれません。
シャンクスはルフィにはそんな生き方をして欲しくないんだな…きっと。
そしてまた、この言葉を直接ルフィに言わないのがシャンクスの大きなところです。こちらとしちゃじれったくてしょうがないんだけどさー(笑)。
いつかルフィがそうして全てを乗り越えた男になって自分の前に現れると信じ、シャンクスは今は遠くから見守るのです。 あああ、なんて深く大きな愛なんだーーー!!


そして。
場面はルフィに戻ります。
女ヶ島で、どうしようもない怒りと悲しみに泣き、暴れるルフィ。
おれは弱いと叫び続けています。
ここでね、ルフィを導いてくれたのが、ずっと見守ってくれてたジンベエなんですよ。
さすが40代。(SBSより)人生経験は伊達じゃありません。
人生の先輩として、七武海の強者として、あと父性に近いものも感じられますが、 シャンクスとは違うやり方で、ジンベエもまたルフィに道を示してくれます。
それにしてもルフィがうちの娘と同い年ですからねー、 傷ついてる若者を見守る目線に共感できるものがあって泣きそうな一方で、 そんなジンベエは、わたくしにとって同級生レベルです。そういや昔クラスに一人くらいこんな男子が…っていねェよっ!(下手なノリツッコミ)


自分の身体なんかどうでもいいと思うのか、自棄気味にジンベエに向かっていくルフィ。
でも今のルフィではジンベエに全く敵いません。
叩きのめされ、反則の噛み付き攻撃。
ここで「痛いわァ!このガキャァ!」と切れるジンベエが可笑しい。うんうん、わかる、うちも娘とこんなケンカするときあります(ダメ母)。
ルフィを押さえつけながら、ジンベエの中によぎるエースの言葉…
インペルダウンの牢内にはまったく相応しくない、そう、なんで今こんな!?と言いたいような笑顔でエースが語ります。
『3年ぶりに弟に会ったんだ、アラバスタ王国で…一目会っておれは…安心した
なぜだと思う?』
何となく答えはわかりました。そしてジンベエがルフィに何を伝えたいのかも。


どんな壁も越えられると思っていた「自信」
疑うことも無かった己の「強さ」
この海での道標だった「兄」
失くした物は多く、世界の壁は巨大でした。
後悔と自責の闇に飲み込まれ、今のルフィには前が見えません。


「失った物ばかり数えるな」
ジンベエはルフィに伝えます。
「無いものは無い。
 確認せい!お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」


ルフィが自分の指を折りながら数えています。
1、2、3、4…
そしてぽろぽろとこぼれていく涙。

「仲間がいる”よ!!!!」


見開きで背景に仲間達の笑顔。
涙と鼻水でぐしゃぐしゃのルフィ。
おばちゃん、一緒になって泣けてきましたよ。(ぐすぐす)
安心したように頷くジンベエ。


そしてルフィは仲間達の名を叫ぶのです。
「ゾロォ!! (以下略)←ええっ!?
 おれには…仲間がいる!!!」


仲間になった順番だとはわかっていますが(わかってるんですよ、一応)やはり真っ先にルフィがゾロの名を呼んでくれるのが嬉しいです。
日記にも書きましたが、しかもゾロォ、って…ゾロォって!!(2度言った)
甘えてるようにしか思えないのは私が腐っているからですか。
そしてサンジもサンジィ!なんですよね。 この二人にならちょっと安心して頼れるのか、なんてすぐ思ってしまう私は暑苦しいほどの馬鹿です。


でもそんなことはこの際いいの。
だってやっとルフィが戻ってきたんだもの。
エースを救うことが遠回りだったとは思いません。あれはあのときルフィにとってやらなくてはならない大事なことでした。 仲間との合流を後回しにしてもね。
どっかでルフィはエースを仲間より優先させてると言うのを見かけましたが、どっちを優先するんだとか議論するのは非常に無駄なことだと思えます。
そして今。
ルフィはエースを救えず自分も大きく傷ついたけれど、そしてそれにすっかり目を奪われてしまったけれど、もう一つの大切なものと自分の 居場所に気がつきました。
負けて逃げて泣いて。
それでもルフィがルフィとしていられる場所。
なにがルフィを救ってくれるのかと思っていましたが、やっぱり仲間の存在でしたね。それも再会じゃなくてよかった。
ただ仲間達がいてくれる。生きてどこかで待っていてくれる。
ルフィにはそれだけでよかったんです。
あー、また泣けてきた…。


エースの言葉の続きを思い出すジンベエ。
「もうおれの後をついて回るだけの昔のルフィじゃなかった。
あいつにはもう…頼もしい仲間達がいた。何があっても大丈夫さ」


「おれは安心したんだ」


あああ、なんていい顔なんだよ、エースーーー!!!(ばんばん)
アラバスタでメリー号にきたときに、皆に「出来の悪い弟を持つと…(略)よろしく頼むよ」って言ったじゃないですか。あのときも たまんない表情してましたよね。あの顔好きだったなぁ…。
寂しいってのもあったかもしれないですがそんなの微塵も感じさせなくて、ルフィの成長、ルフィの無事、ルフィの幸せを本当に嬉しいって素直に喜んでいる顔。
そこにエースの心からの愛情を感じるんですよね。
そんな顔見ちゃったからには、ジンベエだってどうにかしてルフィを助けてやりたかったはず。
まだぐす…っと泣いているけれど、それでも集合場所がある行かなきゃと、再び立ち上がろうとし始めたルフィにほっとした顔見せています。
「すぐ会いてェ…」

「あいつらに”会いてェよォ!!!」

そんなルフィの叫びで今週はおしまい。
ルフィと共に物語も戻ってきました。
これから麦わらの一味の再開に向けて進んでいくんでしょうか。(てか、もうそろそろ2年です、私も限界です。早くゾロに会いたいです)
きっとそれぞれに前よりも大きくなって(だよね…不安なメンバーもいますが)の再会。
そしたら今度こそずっと一緒ですよね。そのときが楽しみです。
まずは何となく繋がりの見えてきたサンジかロビンでしょうか。
そろそろキリのいい600話だけど、まさかここに全員集合なんて持ってこないよね…。



拍手いただきました。
6月29、30日、7月1、2、3、4、5日と連日いただきありがとうございます。
本誌も新たな展開になってきましたね。ますますマイ脳内もヒートアップ。一体どうなるやらですが(笑)これからもどうかよろしくお願いしますv


◆30日21時の方
楽しいご意見ありがとうございます。一言一言に頷かせていただきましたv
これから皆はレイリーのビブルカードで集合ですね♪
私もロビンとサンジがまず合流できるのではと踏んでいるんですが、「オカマ化したまま再会したら違う意味でルフィの精神が壊れる」までは 考えが及ばず、確かにとメッセージ拝読しながら爆笑でした(笑)
戻れるのか、サンジ!?(心配ですねー)



メッセージ無断引用してしまってすみません。
もし差し支えある方は送信の際に一言お書き添えくださいませ。


2010/07/07




591話 「それでいいのか」


扉絵。
おっさんペアシリーズはまだまだ続いてます(笑)。
今回はレイリーとクロッカスさん。ロジャー海賊団にいた同世代同士。
たぶん70代、何度目かの青春真っ盛り。
昔馴染みと風呂入りながら飲む酒は美味いんでしょうね〜牛乳瓶にも見えましたがお銚子ですよね。
それにしてもこのレイリーの肉体は何!!??
お楽しみもたくさんありそうな島で若い娘さんが好きでねェと公言できる生き方の賜物でしょうか。 グランドラインの片隅でクジラとひっそり生きてるクロッカスさんも少しエキスを分けてもらうといいかもしれません。
後ろが満月かと思ったらラブーンの目でした(笑)


本編。
カームベルト、女ヶ島湾岸。
海辺に陣を構えてるローたちの前に、でっかい海王類を蹴散らしてなんとなんとなんと、レイリーがいきなり現れます!!!
自分の船が沈んでからずっと泳いできたと、年をとったとか身体が動かないとかぜぇぜぇしてますが、 泳いできた距離は半端ないし、海王類と普通にケンカしてるし、…そしてこれが私の一番の チェックポイントだったんですが、この人律儀に片手に服抱えてるんですよ。
さぞ泳ぎにくかったでしょうに。しかも海王類とだって片手でやってたようなもんでしょ?
この底知れない力が怖いよ。さすが伝説の冥王だよ。ぶるぶる。
そして
「ルフィくんがこの島にいると推測したのだが」
頭もいい!!
そういやベックマンも賢いんでした。やっぱりトップを狙う船長を支える副船長たるもの、これくらい じゃなきゃダメなのか…。
だからいつまでも副船長じゃなく戦闘員表記なのかとふと不安になったりして。


アマゾン・リリーでは蛇姫一行がルフィに食事を届けに出発し、皆は帰ってきたルフィに早く会いたいとわくわくv
マーガレットがまた可愛いんだv
「また服でも作ってあげようかな、フリルなしの」
無防備な笑顔は「惚れてまうやろ〜〜〜〜〜!!」ものです。(ばしばし)
いや、ルフィは惚れないです。私の意見です。おっさんくさいですが、可愛いものは可愛いんだって。


ジンベエに背負われてやってきたルフィは海岸にいたレイリーと再会します。
一見、屈託なく笑いかけてくる気さくなおじさんですが、そこは冥王、本物を見て七武海のジンベエですら震えちゃってるんだから この人のすごさは計り知れません。
そしてローから預かったルフィに帽子を返し(あれこれ予想してましたが実にあっさり返ってきました)、彼らが今出発したことを告げます。
もっと何か仕掛けてくるかと思ったんですけど、 「"D"はまた必ず嵐を呼ぶ」と思わせぶりなセリフを吐きつつ、ローは意外に早く退場です。
まぁきっとこの先もあれこれ絡んでくるでしょう。なんたって超新星仲間ですから。
ああ、そう言うと出遅れちゃったキッドが可哀相か(笑)。


そこに食事を持ってきた蛇姫三姉妹とニョン婆が到着。
おや、レイリーと知り合いなんですね。しかも恩人なんだ。
ルフィに目もあわせられず、でも結婚の野望を捨ててない姫(笑)。
このどこかずれた可愛さが同性の共感を呼ぶのかもしれない。
そして思わず腹の鳴ったジンベエに
「お前のための食事ではない!!…ほん〜〜〜〜の少しじゃぞ」とすごむ般若の形相。
おお、ジンベエですらびくっとしてる(笑)。


でね、いつもならここで「メシ〜〜〜〜!!」と飛びつくルフィが、お腹押さえて躊躇ってるの!
まだ生きたいとか前に進みたいって、ルフィならではの意志が取り戻せてないんだと思う。
「ルフィ君、食うておけ。食うことは…生きることじゃ!!」
ジンベエに諭され、肉にかぶりつくルフィ…どこか辛そうに。
こんな顔で食事するルフィなんて初めてです。
食うことは生きること。
本当にそのとおり、いつも生きる力に満ちていたルフィだったのに。
こんな顔でサンジのご飯食べたら蹴り飛ばされますよ。
再会するまでにちゃんと元に戻ってなきゃね。(サンジもな)


かつてニョン婆はシャボンディに住んでおり、そこでレイリー、シャッキーと知り合ったようです。
それで一緒に、天竜人から逃げる3姉妹を保護してくれてたという関係でした。
なるほど、縁は繋がっていきます。
それにしてもサンダーソニアってすごいボンキュボンですね。
うちの次女は「ハンコックよりスタイルええやんv」と彼女を大プッシュ。
三女も「マリーは巨乳」と譲りませんが。
13年前より見違えるほど逞しくなってしまったマリー…一体何が彼女にあったんだ。
うちの中二で145cm、前にならいで手を挙げたことが無い(先頭ばっかだから)三女もいつかマリーみたいにでかくなっちゃうのかな…。


レイリーがここを推測できたのは、「飛ばした張本人」が方角を教えてくれたからでした。
あのシャボンディでのシーン。
くまは何をこっそりレイリーに言ったのかと思ってましたが、
『おれは革命軍の幹部。縁あってこの一味をここから逃がしたい』でした。
うわーっ、やっぱりくまってルフィたちに肩入れしてくれてたの!!??
ゾロか、ゾロのアレを見ちゃったから!!??
ミホークと言いくまと言い、ゾロのルフィへの一途さを目の当たりにして、すっかり惚れこんでしまったと、そう解釈してよろしいですか!?(馬鹿)


頭脳派レイリーの計算では、ハンコックのルートとルフィの行動がぴったり重なるんですが、政府嫌い男嫌いのハンコックが、男と共に政府の船に乗ると考えられません。
そこにシャッキーの一言。
『ハンコックがモンキーちゃんに恋しちゃってたとしたら…全ての筋が通らない?』
女の勘とかあられもない推察とか言ってますが、その点では冥王もまだまだ青いぞ。
だって知り合いのルフィスキー様方ならこれくらいの行動は当然ですからね(きっともっとすごいだろう/笑)。


そしてレイリーの本題です。
まだ辛そうに食べてるルフィに向け
「シャボンディに向かうつもりだと言ったな」
「うん、仲間達に会いてェんだ!!」
「本当にそれでいいのか?」
…なんでしょう、この問いは。


「あの島でキミ達の身に何が起きた」
ルフィは思い出します。手も足も出ずに逃げるしかなかった…皆の命の危険すらあった黄猿や戦桃丸との一方的とも言える戦いを。
「繰り返す為に…また集まる気か?」
ルフィには返す言葉がありません。

「私から一つ提案がある
 のるかそるかは勿論 キミが決めろ」

!!??
冥王からの提案って何!?
レイリーのビブルカードはシャボンディのシャッキーが持っているんだそうです。だから皆は当然そこに向かってきますよね。
そしてサニー号もまだあそこにおいてあるはず。
でもそこにルフィが行って皆と合流し、再び麦わらの一味を旗揚げするのは無謀だと言うことです。政府のお膝元だもんな、場所が悪いわ。
結成の場所をずらすのか。
サニーはコーティングし終わってるだろうから、レイリーがトビウオたちに言って移動させてる可能性はありますね。
うーん、でもそんな単純なものではないのかな、なんたって冥王の提案なんだから。
ルフィもあと2週間は安静らしいし、もう少し心身の回復を計らなきゃいけないだろうし。
さらに強くなるために特訓…ってドラゴンボール的展開はあまりワンピースらしくないから、私的にはもしそうならさらっと済ませて欲しいですね。
いずれにしても、よしルフィが立ち直った、これで皆で集まれば万々歳、なんてもんでは無かったようです。
深いなー、どこまでやってくれるんでしょう、尾田っちは。


場面は変わり、ボーイン列島。
ウソップです!
ドスンドスンと走るすっかり太ったウソップです!
扉絵のたった2回の連載からずいぶん経ってますが、それでもこの間に何があったのか場面が繋がるのがすごい。
相変わらず面倒見のいいヘラクレス。(まだ「私の名はヘラクレスン」が気に入ってるらしい/笑)
ここは皆に比べて食べ物の豊富だし過ごしやすそうなとこじゃんと思ってました。問題は太っちゃったことくらいかと。
甘いな、私。
この島、めちゃめちゃハードです。入るのは簡単、でも外に向かうにつれ強い生物達が道を塞ぎ結局森の中へ押し返されてしまいます。しかもしかも、ボーイン列島=学名を ストマックバロン。
島自体が生きており、誘われて入ってきた巨大生物を島全体でばっくんと食べてしまうという… 生き延びるだけでも大変な弱肉強食の島なのでした。(ピラミッドの頂点は島かと)
ヘラクレスンがいなかったらちょっとやばかったですねー。
でもつい先日、島に落とされた新聞を見てからウソップが変わりました。血相変えて島を出ようとしています。
跳ね返されても何度も何度も。
ウソップは戦争でエースが死んだことを知りました。
「あいつ今、どれほど辛ェ思いしてんだよ!
辛ェとき一緒にいてやんなきゃ…仲間じゃねェだろォ〜〜!!」
泣いて泣いて、ルフィを思ってくれてます。
皆もこうやってルフィの身に起こったことを知るんでしょうか。
ウソップでこれです。
ゾロなら大変なことになってます。暴れてなんとしてもルフィの元に駆けつけようとするでしょう…と言ったのに、娘達に「ゾロは新聞なんて読まへんからそれはない」と 鼻で笑われました。
ゾロ、小娘に馬鹿にされてるぞ!!絶対新聞読めよ!!(無茶)


そしてトリノ王国。
タヌキチ…いえチョッパーも頑張りました。
誤解で戦いあっていた人間と鳥の間に入り、すっかり和解させてます(すげー)。
チョッパーも新聞でエースのことを知りました。
「早くルフィに会って…ケガを治してやりたい…また絶対無茶したハズだ…!」
さすが名医、精神面もお見通しです。
巨鳥に乗って海もひとっ飛び。だからグランドラインでても無問題だったんですね〜。
鳥の背で弁当を食べ、新聞を買って広げる、優雅な旅。
…だったのに!
「ルフィが・・・!?何でまた〜〜〜!!?」
と叫ぶチョッパー。
これはルフィがレイリーの提案に乗った結果ってことでしょうね。
タダで済むはず無いと思ってたけど、そんな絶叫系のことなんだ…しかも新聞に載るような(不安)。
新聞に載るなら海軍に捕まったとか、インペルダウンに戻ってきたとかそんなこと…?
いや、それこそタダで済むはず無いか…。
と、今回も先の読めない展開にぐるぐるしています。
こうしてさらっと本編に仲間達が戻ってきました。
来週はナミとかフランキー辺りでしょうか。
サンジはちゃんと戻ってこられるんでしょうか(いろんな意味で)。
ゾロはきっと最後だよね、トリを務めなきゃだからさ、ふっ。でも新聞読んでるでしょうか…。





拍手いただきました。
7月8日、たくさんありがとうございます!
10日、12日にもいただきました。軽い気持ちでつけた拍手ですが、 毎週とても励まされています。
感想と言うか叫び系の拙い文ですが、少しでもご同感いただけたら嬉しいですvありがとうございました!



◆8日21時の方
コメントありがとうございました。
先週のサンジの方でしょうか。ご心配されてたウソップ、今週いきなりきましたね(笑)。
まぁルフィと合流するまでにはやせるんじゃないかとも思いますが…どうでしょう。
ゾロはウソップを鼻で見分けてるようですが、ルフィはそげキングとウソップを別と考えてることから鼻ではないですよね。
やっぱりあのままじゃわかってもらえないか…頑張れウソップ。
ハンコックとナミ&ロビンの対面も見たいですv 一方的にごごごごごと燃え上がる姿は想像に難くないんですけども(笑)。


◆10日1時の方
文面から察するにWJ派ではいらっしゃらないでしょうか。 このような感想もどきを先にご覧下さってすみません;;;
そうです、ルフィが暗闇のどん底から戻ってきました!
これから仲間との合流を目指す展開だろうとは思いますが、尾田っちのこと、ここで一ひねりも二ひねりも入れてくるでしょうね…。
まだ100%の復活ではないけれど我々の愛する船長です、きっとまたあの笑顔を見せてくれると信じています。
こちらも頑張ってついていきましょうv
コメントありがとうございました!



2010/07/14




592話 「エール」


タイトル見て「え、本誌でそんな内容を!?」と一瞬思ってしまったのは脳内が腐ってるから(笑)。
でもそう思ったのはどうやら私だけじゃないようで良かったv


扉絵。
おっさんペアもついにここまできたか…と思わず呟きました。
赤犬と黄猿ペア…青キジはかろうじて若者に入るのか。
しぶいっていうか、片隅の象がいなければ違う漫画を見てるんじゃないかと錯覚するこの世界観の違い。
赤犬作の盆栽は中途半端な枝もなくとにかくまっすぐ。
彼の揺らぎない「純然たる正義」そのままですね。
きっと青キジならあっちこっち伸び放題のだらけきった枝ぶりになることでしょう。その方が楽しいけど。


本編。
いきなりシッケアール王国跡地。
私の絶叫は皆様に届いたでしょうか。
いきなり、ゾロきたよ、ゾロ!!(ばんばん)
モリアが「戦争」で死んだと知り泣きじゃくるペローナから始まります。
実はゾロとペローナがいた古城、これは数年前からある男が住処としていた…って、ミホーク!!!???
これもいきなりミホークきた!!(びっくり)
くつろいだ着こなしで椅子に座り新聞を読んでるミホーク。
いやいやいや、タコヤキに続いてまた彼の違う一面を拝見させていただきました。
きゃんきゃんと泣き喚くペローナなんて、煩いとあしらうだろうと思ってましたが、意外にちゃんと受け答えしてくれています。


ペローナがこれほどモリアのこと好きだったのもちょっと意外でした。
「楽しそうだから〜」って風にもう少し軽い気持ちで一緒にいたのかと思ってたのでね。
そのモリアですが、新聞発表では「戦死」ですが、そうでないことは読者にはわかっています。
用済みとしてドフラミンゴ(黒幕はその上に控える誰か)に抹殺されてましたね。(ホントに死んだかはさておき)
ミホークの真剣な面持ちに、何か思うところがあるのかとちょっとどきどき。


そして本誌にはどれくらいぶりでしょう、ゾロです、ゾロ!!(何度でも叫ぶ)
三刀流で戦う多数の相手は…猿???
それなりに知能もあり、また武器を持ち、しかも多い。
ゾロの剣は傷つけはするんですが、あまり効いていないようで、海へ出られない状況にじりじりとしています。
そんな猿が、ふっと脅えたのは、そこにミホークが来たから。
あああああ、まだ全然敵わないレベルなのか、先は長いな、ゾロ。


うわー、ゾロとミホークが普通に会話してる…。
何と言うか、ミホークはゾロの目標で、前回コテンパン(死語)にやられた相手。
次に会うときは海賊の高み…とは申しませんが、それなりに経験を積んでもうちっと何とかなりそうな剣士になってからと、勝手に思ってましたのでね。
こうも早く、まだ太刀打ち出来ないままに再会するとは、どびっくり。
いやー、それにしても案外面倒見いいです、ミホーク(笑)。
小舟はくれるし、ルフィの現状は聞かせてくれるし、身体の心配はしてくれるし、最後には「城へ来い」とおうちに招待までしてくれるしv (本誌読んでない方は想像してびっくりでしょうが、実際はたいしたことない表現です(笑))


案の定、ゾロは新聞なんて読んじゃいませんでした。(がくっ…)
戦争やエースのことはどうやらミホークが教えてくれたようです。
「お前にルフィの現状を聞かされたからだよ!!じっとしてられっか!!」
人づてとは全く持って不甲斐ない。自分でも腹たってしょうがないんじゃないかな。そんな大変なときに、そして心身ともにルフィが傷ついているときに側にいないんだから。
ミホークが一体どんな言い方をしたのかそれも気になります(笑)。
なんたって、あの公開プロポーズを目の当たりにしてましたからねー。
くまと目にした者同士、「あのロロノア、どんだけ船長が好きなんだ」とか話してたんじゃと勘ぐりたくなります。
まぁくまもミホークとの繋がりは知ってて、それでここに飛ばしたんでしょう。


意外に優しいお父さん(ぷ)は、荒れる息子に「ヒューマンドリル」について説明します。
人間のまねをして学習する賢いヒヒ。
戦争で凶暴な人間達を見て、武器の扱いを学んでしまった彼らは、動物が武器を持ったらこうも強いのかという見本です。
「思い上がった若僧にはちょうどいい相手かもな」
「おれの事かよ」
「他に誰がいるーーーもう日暮れだ、城へ来い。こいつらはおれの城には近づかん」
ああ、このやりとりにホントに親子に見えてきた…まだ息子は全然敵わないけどな。


「お前に命令される筋合いはねェ!!おれは今!!海へ出る!!」
「・・・そうか、好きにしろ・・・」
ミホ様、ふられてしまいました(こら)。
そりゃここでルフィの為に海へ出ないゾロなんてゾロじゃない。
でも、何かを得ない限りあのヒヒたちを蹴散らして海へでるなんて無理ですよね。(出たとこで無事に先に進めるのかと言うのはさておいて。 ペローナやミホークと言う保護者も出来たので私的には安心してるのですが)
ゾロはここで何を得るんでしょうか。
ほら、ちゃっちゃと頑張れ!!!


そしてウェザリア。
新聞で状況を知ったナミもまた、青海へ必死に降りようとしていました。
研究データや畑のウェザーボール、ほかいろいろ盗みながら(…)。
捕らえられ、けれど一人でいるルフィを思ってボロボロ泣くんです。
「目の前でエースを失って、私はそれを知りもしなかった…あいつの心が折れちゃう前に、早く会いに行って力になりたい!!」
ううう、何て健気な…。(ほろり)
純粋な研究者のウェザリアの人々がそんな姿に鍵を開ければ、
けろっとウソ泣き、ハレダスさんを人質、さらに盗品全て持って 逃走…
なめちゃいけません、さすが泥棒猫ナミ。
あんなに世話になった人たちに対して、そこは人間としてどうなんだと疑問も残りますが(笑)、でもナミはナミなんです。
『ルフィ、ごめんね、あんたはいつも私達を支えてくれてたのに!こんなときこそ私達の出番なのに…!』
思いはそこにあるんです。
「おや娘さん、ウソ泣きが止まっとらんぞよ」
そんな一言が憎いな、尾田っち。


ナミは皆の中でも一番ルフィに救われたって思いが強いんじゃないかな。
どうにもならない闇を打ち砕いて、先に光を見せてくれた。
だからこそ今、ルフィの力になりたいって思いも強いはず。そのためならどんな無茶でも非道でもするでしょう。
だいたいウソであんな表情はできないものね…。


こちらはバルジモア。
ニュースでルフィのことを知ったフランキーは砕氷船を得るべく、再びドクターベガパンクの研究所へ。
回想でベガパンクを語る村人の話があったんですが、
「子供の頃、極寒に凍える国の人々を思って作った『土暖房システム』(未完成)」だの「頭の中の完成図に 現実がついてこれず、皆を楽にしてやれないと泣く」だの、「我々はいつでも彼の帰郷を待ってる」だの、 今まで私の中にあったイメージが少々変わってきました。
妙な理想に燃える科学者かと思ってましたが、意外に好青年なのでは…???
政府に利用されているのか、それともやっぱり何か思うところがあるのか。わかりませんが、やはり尾田っちのキャラですからね。 多くのものを背負っているのかもしれません。ああ、仲間になったら面白いかも(適当な発言/笑)。


そして研究所にて。
設計図一枚ですらものすごい価値のある場所です、フランキーを追う海軍も火器は使えません。
同じ技術者としてフランキーもその見事さに感動…なんですが、うっかり触っちゃった海賊マークのボタンがまさか自爆スイッチとはね(笑)。
これが世に言う未来国の大事件「バルジモアの悪夢」
あああああ、そうだねぇ…この全てはやっぱりあんたのせいですよ、アニキ。
というか半端ない自爆に巻き込まれてしまったフランキー自身は無事なんでしょうか。
あ、例えばボロボロになったんだけどふと手にしたベガパンクの設計図を元に自分で改造してパワーアップ、なんてのはどうですか。
海列車に轢かれても自分でサイボーグ化できたフランキーです、可能だと思うんですが。
こんな展開考えるのは私くらいなもんですか、すみません。


そしてそしてのハラヘッターニャ。
ブルックが作曲した音楽で、依存してばかりだったこの国の人々に勇気と戦意が生まれました。
結局仕留めたのはブルックでしたが、自力で降りかかる悪意に立ち向かう、それを彼は人々に教えたかったのでした。
いい話だなぁ、まるで「まんが世界昔話(語り:宮城まり子)」のようです。古いアニメです、知らなくていいです。
ブルックもまた新聞記事から(ゾロ以外みんなそうじゃん)、ルフィのことを知りました。
彼もまたルフィに救われた一人です。その辛さを思うと胸が痛みます…胸ないんだけど。
腕の関節が一つしかない人間を連れ帰って母国で見世物にしようとしてた手長族。
捕まえた彼らを腕の関節が二つあるから見世物にして大もうけしようと言い出す、おいおいおいな村人を説得し、 サタンとして彼らに脅しをかけて解放してやったんですが、まぁその辺おじいちゃんは甘いよね(苦笑)。
喋るガイコツとして見世物だーっとあっさり捕まってしまうのでした。
もー、この辺ナミと両極端なのが面白すぎる。
村人は、捕まったサタンを救うため次なる悪魔を召喚へ(おい)。
傷ついているだろう船長の胸中を思い、助けに行こうと胸に誓いつつ、
「ルフィさん、助けてー!」
おいおい、おじいちゃん……(ぷぷ)


そんな今回は4人の仲間達の動向でした。
残るはサンジとロビン。
ニューカマーに革命軍と、物語の中心にいる組織に近い彼らが残りましたね。
サンジ…一体どのような姿で再登場してくれるんでしょう。怖いよ。
アニメですが、アレ見てたら結構流されやすいことがわかったので、あの国に順応してるだろうことが容易に想像できます…困ったもんだ。





拍手いただきました。
13、14、17日、の各日どうもありがとうございます。仲間達も始動し始め、話が大きく動き出したワンピースですが、 そんなわけで当感想はまたおかしな方向に行くかもしれません。
検証ではなくあくまでも感想(笑)、ということでどうかお許しください。


◆14日0時の方
「チョッパーがビックリしている記事の内容を、レイリーの提案と結びつけている意見が多いけど、違う可能性もあるのではないでしょうか」という ご意見をいただき、確かに…と思いました。思い込みで書いているところも多々ある感想ですので、 脳内整理をかねてたまにはしっかり考えてみたいと思います。
お返事と言うより感想の続きみたいになってしまって申し訳ありません。


あの戦争終結後、少し落ち着いたところで今回皆が目にした記事が出回ったはずです。 政府や海軍による情報統制もあったかと思われますので。
内容は白ひげやエースの死亡、海軍の勝利、ルフィの逃走…云々が書かれていたと思うのですが、 ルフィに関してはどれくらい載ってたんでしょうね。
記事を見ても誰もルフィの生死に関して疑問を持っていませんでしたから、生死不明ではなく取り逃がした、というようなことが書いてあったかと思われます。 (そういえば、誰も彼もルフィの心配ばっかで、白ひげが死んでこの先の世界がどうなるかとは全く気にしてないですね、まぁ当然でしょうが)


「何か事を起こして、それが記事になるのには、結構な時間がかかります。ニュース・クーに運ばせる時間も入れれば、もっとかかるでしょう」
度々の無断引用すみません、とても的確な文章でしたので…。
仰られて気づきましたが、記事が書かれ、また彼らの目に触れるまでには確かにかなりの時差があるはずです。
インターネットじゃないですからね、なんだかんだで1週間くらい?(←私の適当な感覚ですが)
辺境の地ならそれ以上でしょう。
そこからびっくりした各自が行動を起こして今回描かれたようなことになるまで、うーん…彼らの行動力を考えたら数日でしょうかね。
ここまでで2週間以上はかかるかと。


一方のルフィは、戦争後の意識不明&大荒れ&静養、これで2週間ちょっと。
それからレイリーと再会。例の謎の提案、となるかと思います。(おかしい点はご指摘ください)
ルフィが提案を受け入れて行動を開始してそれがニュースになるとしたら……、
そうですね、それはチョッパーたちの行動よりももう少し後と考えられるのでズレが生じてるかもしれません。
もっともこれは私の時間感覚ですので、意外に記事の動きが早く、チョッパーの見たものがレイリーの提案に関係してるということももちろんありえます。
結局のところ、この辺は明らかになるまで、あれこれと想像で補完していくしかないんですかね。
可能性の一つとして、ルフィが蛇姫と結婚したとかいう先走ったガセネタ(笑)ってのも面白いかもしれません。(そりゃチョッパーびっくりするわ)
なんて、あまり先にいろいろ書いてしまうと真相が明らかになった後に読んで死ぬほど恥ずかしくなるので、これくらいにとどめておきます;;


ご意見ありがとうございました。真面目に考えてみるいい機会になりましたv
そういえば、重要なポジションにいたロビンやサンジが後になり、書かれてたようにゾロは早い登場でしたね。
勿体つけてトリ務めてもらうのもよかったですが、彼が見られるならもうこの際何でもOKだと心底思いました。
だって本編登場はホントにホントに久しぶりですものねvv


2010/07/22




593話 「NEWS」


扉絵。
うちの娘達が「最近年寄りばっかりだ」と今さらなことをぼやいています。
いや、面白いことは面白いけどもっとこう何ていうか…らしい。その辺さすが女の子(笑)。
今回は前回仲間に入れなかった青キジと、ちょっと意外なとこキタ、のおつるさん。
デート…とでもいいたいとこですが、孝行息子がお母さん連れてボートに乗っている絵にしか見えません。
ただもんじゃない母さんですが、おにぎりはきっと手作りですね。青キジのが 大きいのが微笑ましい。
まだまだこのシリーズは続きそうな(笑)。さて、次回は誰だろう。


本編。
少し時はさかのぼり。
ここはイーストブルーの巨大な橋の上。
ときたらロビンです。
ロビンは革命軍と一緒にいました。
彼らは「世界と戦った国オハラ」の唯一の生き残りであるロビンを「革命の灯」として探していたようで、 出会った今、政府に見つからないよう手厚く遇してくれていました。
この辺はドラゴンの命令とのことで、ルフィの父である彼との奇妙なめぐり合わせに思わず 微笑んでしまうロビン。
でね、一緒に…という彼らに「私には戻らなくちゃいけない場所がある。それに守ってもらわなくても結構よ」と言うんです。
「私には仲間がいるから」


ロビン〜〜〜〜〜〜!!!!


なんていい顔でそのセリフを言うようになったんだ!!(涙) 守ってもらうなんて、今まで絶対彼女に無かった選択肢です。
それを…それを…よかったね、ロビン(うるうる)。


革命軍の馬車…じゃないよな、サイが引いてるから。
とにかくそれで巨大な橋を渡ります。
ずっと気になっていた何のためにこの橋を…という疑問ですが、「天竜人の命令」 ということしかわかりません。
もしかしたら理由なんてないのかもしれません。ただそれを作る奴隷という立場の人間を生み出す ことが目的なのかもしれないし。
そこにルフィの記事が載った新聞が届けられます。
例のチョッパーがびっくりしてたやつですね。
ロビンはすっごく楽しそうに笑ってますが…さて…(気になる)


そしてカマバッカ王国!
すっごく期待と不安で待っていた彼の再登場。
ああもう彼女になっちゃってるのかとか、いろいろ考えてたんですが、これは びっくりの肩透かし。
サンジ、スーツ着てます。ちゃんと「彼」に戻っています。
何故だ、一体どんないきさつがあってドレスを脱いだんだ!?
あそこまで吹っ切れてたのに…というかアニメでは完全に流されてた(笑)のに…。 あれはほんの一時の気の迷いだとでも?
いやーだ、すごく楽しみにしてたのにさー。


そして当然ですが、イワさんと出会っています。
良いようにもてあそばれてますけども(笑)。
サンジは新聞でイワさんとルフィが一緒にいたことを知っています。(やっぱり読んでないのはゾロだけだった)
でもイワさんはサンジがルフィの仲間であることを知りません。
だって、あの手配書が自分じゃないって拒否するんだもん(笑)。


「じゃ、コレ、ヴァナタ?」
「違う!!…違うけど違わねェ!!」


この葛藤は他の人間にはわからないでしょう。
血ヘド吐いてどうにか認めましたが(可哀相にな)
「いえ似てない」
…さくっと却下。やっぱり遊ばれてるとしか思えない。


ていうか、この一連のやり取りは舞台上だったのね(笑)。
王国のオカマたちが見守る中での漫才ですか。
結局情報は諦め、船を奪うことにしたとイワさんに一騎打ちを申し込むサンジ。
へー、頑張るじゃないですが。
ほんっ〜〜とうに小さな一コマでノックアウトされてますがね。
でもここでイワさんがサンジに例の新聞を渡します。
「麦わらボーイの安否くらい…(略)何故ならそれはもう世間に知れたから」
ここでサンジは「え、ルフィ!!?」とびっくり。
ロビンは笑って、チョッパー&サンジはびっくり。
この辺の差はなんなのか…。


そこにドラゴンから通信が入ります。
イワさんと親しく言葉を交わすドラゴン。
白ひげの死により、世界は大きく変わることが予想され、 革命軍も世界に散らばる幹部達に召集をかける必要があると考えているようです。
それにしても、もっと非情な人という印象だったドラゴンですが、どんどんいい人に見えてきます。
ものすごい人望があるし(この辺りは血筋か)、まだまだ奥の見えない不思議な人です。さすがパパ。


また場面は変わってシャボンディ諸島。
そう!ここが実はすっごく気になってました。
サニー号は大丈夫なのかと。
金目当てに海軍に引き渡そうと襲ってくる奴らを撃退してくれてるデュバル。
性格にイロイロ難はありますが(笑)この義理堅さは貴重だな〜。
でもそういう小悪党辺りはともかく、政府や海軍がやってきたらどうするんだろうと心配だったんですよね。
問題起こしまくって後にしてきたシャボンディですから、海軍側にしたって当然 彼らの船を探してるだろうし…。
でもはっちゃん、ケイミー、パッパグ、そしてレイリーのカードを預かっているシャッキーは 相変わらず和んでいるのがいいなー。
じゃあ、ここに皆が来るってことですね。
なんて思っていたら、そこに突然現れたくま!(本物)
シャッキーは前にレイリーのところにやってきたコだと(くますら「コ」扱い…)言うんですが、 これが以前のくまと違うことは読者にはわかっています。
大丈夫なのか、シャッキーたちみんな。
そしてレイリーのビブルカードにサニー号。
でもくまの登場で、集合場所が変わる可能性が大きくなってきました。
確かにまたシャボンディに戻ってきても何がどうなるという目算はありませんでしたからね。
一気に政府に近いとこになるのか。
あるいはベガパンクが絡んできて、麦わらの一味が彼と出会ったりするのかとか、予想もつかずそれが楽しいですv


アルバーナではビビが例の新聞を難しい顔で見ながら「おしゃれ?違うわよね、ルフィさんだもん」とまた気になる一言を。
おしゃれって何だー!!?


ある国のある街では、怪しい二人連れ、クロコと壱も新聞を見てます。
「やっと命を拾った矢先に『コイツら』何やってるんだ?」
コイツらって、ルフィだけじゃないんですね。
一緒にいるならジンベエとかハンコックとか?
それにしても仲のいい二人だと、娘達もつくづく感心してました。
「そう思うか、ダズ」
「麦わらは傷を負っている、傷ってのはそう簡単に消えますか?」
「生意気な野郎だ、おれへの当て付けか? これからおれは新世界へ入る。ついて来るか」
「勿論」
なんつーか、アダルトな雰囲気がぷんぷん。
たくさんの修羅場をこんな感じで潜り抜けてきたんだろうと匂わせる、 ゾロルに匹敵するんじゃないかってつい思ってしまうくらい悔しいツーカーぶりです。
ダズってばホントにクロコが好きなんだよなー。


最後に出たのがバギー一味。
たくさんの囚人達を引き連れたバギー船長、モージ&カバジ&リッチー、そしてアルビダ姉さんたちと再会です。
加えてやっぱり着いてきてたのか、の3。
この一味はもうアレだから。
語らなくてもみんな予想が着くそんな感じだから(笑)。
そこにいきなり政府からの伝書バット(注:コウモリ)。
そうなんですよ、バギーもびっくりしてたけど、なんでここがわかったんだろう?それに内容は…。
麦わら一味と違った意味で目が離せません、バギーたち。


そんな感じでニュースは世界を駆け抜け、いろんな面々が慌しく再登場してあっという間に終わった今号でした。
もう先の予想なんてつかない…。(はぁ)




拍手ありがとうございました!
23日、27日にいただきました。ひと手間をありがとうございます。
どっちかというとゆるく、楽に、そんな感じでこれからもぼちぼちやっていこうと思います。よろしければこれからも お越しくださいませ。



◆23日16時の某様。
こちらにもコメントありがとうございます!
ジャンプ買われたんですね、ええ、ゾロスキーとして至極真っ当な反応です(笑)。
ミホークと並ぶとまだまだ未熟っぷりが目立つんですが、 それはそれで可愛げもあってまたいいんじゃないかと思えたりv
早く再会してほしいですね。ゾロの活躍を心から期待してまた次週もページをめくります。きっと再登場は当分 先でしょうけども。


◆23日21時の方。
ありがとうございます。
例の新聞記事ですが、私もそう思っていました。
で、仰られたように周りの状況から最新版が比較的手に入りやすいだろうサンジやロビンは、今週号で目にしたわけですね。
あとは立地や新聞を読まない性格上(誰だ)、どうしても情報が遅れるんでしょう。
チョッパーの驚きようがすごかっただけに、一体何があったと心配だったんですが、ロビンやビビの反応からは(レディだから?) そんな切羽詰った感もなく、ちょっと安心しました。
「戦争に出てこなかった革命軍」 確かにそうでした。
でも世界が大きく動き出した今、これからはドラゴンや彼らの出番が多くなりそうです。 麦わら一味ともたくさん絡んでくれたら面白そうですね。
そして…サンジが無事で(笑)本当によかったです。
いつも楽しく拝読してます、またご意見聞かせてくださいね。



2010/07/31




594話 「メッセージ」


扉絵はガープ&センゴク。
まさにおっさんコンビシリーズにおいて、満を持して登場ってな感じです。
うーん、コンビとしての年季が違うよ。
何十年と言う歳月を共に越えてきた重さがこんな和やかな一枚にもにじみ出ています。
せんべいと茶。ヤギとかもめ。
ちょっと職務を置いとけるようなときは、普段真面目なセンゴクもこうやってじいちゃんに付き合ったりしてるんでしょう。
こんなふうなだけに本編のあれこれがまたぐっと響いてくるんですがね。


では本編。
まずはマリージョア。
五老星が顔を突き合わせこれまでのことやら、今後のことやらを話しています。
結局この人たちは何がしたいんだ?
世界平和とか人々を守るとかそんなお題目すらないのか。
ただ世界をある一定の状態で置いておきたい(まだよくわかりませんが世界の創世に関わってますよね、天竜人云々とか)だけのような気がします。
人々がDに気づかないように。当たり障りなく、ってね。
とにかく勢力図の均衡を図っておきたいようです。
私的にじいさんたちの会話から気になる点は3つ。


1、「七武海に空いた3つの席」
黒ひげ、モリア、ジンベエでしょう。どうやらハンコックのことはバレてないらしい、よかった。


2、「黒ひげの動きにより億越えルーキーのうち一人が餌食に」
これが誰なのか気になる。今回やられたカポネのこと?あと今週出てこなかったのはドレイク、ボニー、アプー、それとロー。
あれだけルフィと絡めといてここでローを消したりはしないよね?ボニーは何か白ひげとワケアリっぽかったし、ドレイクも海軍と絡みがありそうだし、アプーは手長族としてブルックと絡んでこないだろうかと 期待してたりするんですが…。


3、「(黒ひげが)四皇を狙う海賊たちの中では一歩リード」
黒ひげは四皇の座を狙ってるのか?あれだけの力を手に入れたらもうそういう立場云々は関係なくなる気もするんですが。


ともかくじいさん、上から世界情勢を語り合うのは結構ですが、もっと「人」に目を向けてくださいな。 無責任に好き勝手言うだけならこの感想となんら変わらないレベルですからね。(それはない)


同じくマリージョア。
世界政府全軍総帥、なんて肩書きの人が出ました。
あー、この人センゴクより上なのか。(世界政府の下に海軍がいるんだよね?)
戦争後、こちら側にも大きな動きがあります。
ガープは職を降りました。まぁそうだろうな…今はフーシャ村にでも帰ってるかもしれません。
またセンゴクも海軍元帥を辞めるつもりです。
とりあえず海軍としては、若い海兵育成の為、二人には残ってもらう意向のようですが。
ロジャーの時代から海軍を前線で引っ張ってきた二人、けれど自分達を「老兵」と知っている二人は時代が変わろうとしている今、 白ひげと共に表舞台から去るのです。
「正義は価値観…世代は越えられない」
意味深い言葉です。正直まだ理解できてません。
海軍の合言葉である「正義」
自分たちがずっと守ってきた「正義」が時代の中で変わろうとしているのを感じているんでしょうか。
シャンクス、ルフィ、ドラゴン、
海賊であり革命軍、どちらも海軍に敵対する立場ですが、センゴクはもしかしたら彼らの中に何らかの正義を見たんでしょうか。
正義を作るのは海軍だけではないのかもしれないなんて。……考えすぎかな?(ぽりぽり)
そしてセンゴクは次期海軍元帥に「青キジ」を推薦しました。
赤犬じゃないんですね。
ここにきてセンゴクは、絶対的な正義じゃなく、だらけきった正義を後任に選びました。
そこにもまた変わりつつある海軍が見えそうです。


マリンフォードの海軍本部ではルフィから目の離せない青キジとスモーカーが会話中。(笑)
スモーカーは新世界への異動を上司青キジに願い出ています。
とんでもないとこらしいけど、「標的」は近いほうがいいと聞く耳持たないスモーカー。
標的ってルフィのこと?
ルフィは実はその辺まできてたってことを思うと、そうとも限らないですかね。麦わら一味ってことなら話は違ってくるけれど、さて。


そしてコビーとヘルメッポ。
戦争中、コビーが人の声を聞いたのはマントラではなく覇気でした。(呼び方が違うだけって気もする)
中将クラスの海兵はみんな持ってる…って、結構珍しくない能力だったんですね。
でもグランドライン後半の海を渡るなら海賊も海兵も持ってないといけないんでしょう。
ここからコビーは自分の覇気をコントロールする訓練していくわけで、ああ、そうなるとルフィとの再会がまた楽しみです。


まだ海軍の話。
議事の間では、えーとこの人ブランニューでしたっけ。また会議中です。
今回はルフィの動向について。
ジンベエ、レイリーと共に、復興中で手薄のマリンフォードに現れたルフィは…
さて、こっからの行動が鍵みたいなんでメモがてら書き出します。
軍艦を奪ってマリンフォードを一周、水葬の礼。
広場西端のオックスベルを16点鐘。
広場に花を投げ込み黙祷。
その姿を取材陣に撮られ世界へ配信中。


海軍はこれを兄や白ひげ、亡くなった者への追悼と海軍への挑戦と受け止めていますが、またこれが一筋縄じゃいかない意味があるようで。
だってレイリーが考えた行動でしょ?ふふ。
この推察は後ほど。


このあとルーキーたちの動向も描かれます。
まずはキッド。
ローに比べ出遅れちゃった感のある閣下でしたが、ようやくの再登場。
新聞片手に相変わらずルフィに興味津々です。
オックスベルってのは何だ、というキッドの質問にすらすらと答えるキラー。
何だ、この胸を過ぎる敗北感。
レイリーと言いベックマンと言い、そしてこのキラーといい。
船長を支えるナンバー2の強さと賢さ、素晴らしいものがあります。
強さはいいんだ、負けてない。
でもでも…この博識さの差は何だろう。
キラーのこんな面見せられるとすっごく焦るんですけどー。頑張れよなーゾロ。
ちなみに娘は、口を縫いつけたゾンビ的なビジュアルの彼がサンジ的ポジションなんだろうと言ってました。(笑)


そうそう、キラーによると、
16点鐘とは年の終わりと始まりにそれぞれ8回ずつ鐘を鳴らすこと。
でも時期外れの今、これは時代の終わりと始まりの宣言なんじゃないかと。(ホントに賢いな、びっくりだよ)
キッドはそれを「おれが時代を作る」という宣言と受け取り、このまま走らせるほど甘くねェぞ、と高らかに追いかける宣言。(全くルフィ好きだねー)
うん、とりあえずローに出遅れた分を頑張ろうね。


カポネはフワフワの能力みたいに船を浮かされ、それがなにやら宙に浮く巨大なものに激突。断末魔と共に砕けちゃったからな…ここでリタイア?
ルフィは九蛇の上で戦士達にあちこち引っ張られながら安静中。
「ちゃんと届くかな…あいつらに」
ここでタイトルの「メッセージ」に繋がります!
そしてレイリーの
「記事を見れば伝わるはずだ…キミらしくない行動こそが鍵。
一人…鈍そうな男がいたな…まァ何とかわかるだろう
キミたちならちゃんと伝わる…そんな気がする」


おおおおお!!!!!(だむだむ)
そう、そうなんですよ。
マリンフォードに乗り込むのはともかくも、黙祷なんて確かに違和感はあったんです!
その全てが仲間達へのメッセージだったんですね!
一人鈍そうな男がいたというくだりは、さりげなくスルー。
しょうがないでしょ、誰を指すかすぐわかっちゃったんだからっ!


それを受け取った仲間達。
チョッパー「ルフィ!!おれわかった!!そっか!!そっか!!」(泣く)


ロビン「了解」(ふふっと言いたげな笑顔)


サンジ「そうか…ルフィ」(目を細め笑み浮かべ)


ゾロ「もうちょっと待て…何かある。ルフィはこんな事する奴じゃねェ…レイリーが一緒って事はこいつの差し金だ…必ず何かある…!!」


はぁはぁと苦しげなのはルフィの写真に興奮してるんじゃありません。 おそらくヒヒにやられた傷が痛いんだと。
どうも階段らしきとこで寝てますね。これは外?ミホークの誘いには乗らず城には行ってないんでしょうか。 ちなみに記事は寝ながらペローナに見せてもらってます。手が疲れるほど奉仕させてるようで、でもいまだ理解しきれてません。 サンジの反応の速さと比較すればするほど泣けてくるよ、ゾロ。(涙)
こんな悲しい予想の当たり方があるでしょうか。 ある意味すごいよ、レイリー。あの短時間での邂逅でよくそんなゾロだと見破ったよ。
でも一つ言い訳させてもらうと、 ルフィが隣にいるときはこんなに鈍くないんです。例えばルフィが「切れ」って言っただけでどうするのかすぐ理解できちゃうし、言葉なんて無くても 視線一つで次の行動に移れちゃうんですよぉぉぉ!!!!
今は、今は新聞越しだからなのぉぉぉぉ!!!!(ぜいぜい)
ルフィらしくない行動、そこまではゾロには簡単にわかりました。だってゾロだもん。ルフィのことずっと見てきたんだもん。
だからこの行動にはレイリーが絡んでる、それも考えが及びました。
でもその先はレイリーの考えた内容だからでしょう、差し金って言葉にさりげなく敵対心を感じるんですが、とにかくゾロにはすぐわかりません。きっともうしばらく かかると思われます。
レイリーの「キミたちならちゃんと伝わる」…そのキミたちはゾロとルフィだと、そう思いたい。きっと伝わる。たとえ時間はみんなの数十倍かかっても。


ゾロで何行稼ぐんだ、私。先を続けます。
ウソップ「…わかった!!わかったぞルフィ!!」(涙ぐみ)


ナミ「人の気も知らないで…勝手なんだから!!」(怒り)
ナミは『早く行って力になりたい』って焦ってましたから、それが人の気も知らないで…になるってことは…(ふむ)


フランキー「成程」(無事でよかった…って機械見えてますけど!大丈夫ですか、アニキ!!)


ブルック「あーそういう感じに」(納得。そしてただ今見世物中…おいおいおい)


最後2Pにホーキンスとウルージが新世界にいる場面が出てきますが、もうそこはいいや(え)。
とりあえず、グランドライン前半の「楽園」と違って、後半の海、すなわち新世界はとんでもないところだと言うことです。
そんな今週。バギーがどうなったのか気になるんですけどねー。あ、あの手紙、七武海へのお誘いだったらどうしよう…経歴は立派だから可能性はあるかも(笑)。


では今回の謎、メッセージをちょっと考えてみます。
世界中に配信されたルフィの黙祷写真。これ見るとね、右腕に何か書いてあるんですよ。
字はよく見えないんだけど、これだとビビの言ってた「おしゃれ?」も意味が通ります。
で、みんなの反応からして、これは集合の時と場所を伝えるメッセージなんじゃないかと。
でも場所ってのはビブルカードの指す場所、つまりシャッキーがいるとこですからね、こっちは伝える必要はないでしょう。そして展開的には多分そこにサニー号もあるはず。
ただ前回シャッキーたちのとこくまがきてましたからね、ちょっとはらはらしてるんですが、そういえばどっかの誰かみたいに鈍くないあのレイリーが(拘る)、 自分の留守に残してきたシャッキーたちが安全でいるよう手を打たないはずないですよね。
くまはもう自分の意志が残ってないらしいからその点は心配なんだけど、でもそう悪いほうには転ばないんじゃないかなって思っています。


あちこちの日記でも拝見したんですが、そんなわけでルフィのメッセージは集合の時間だろうと私も考えます。
実は字を解読した方の推察も拝見しちゃったんですが、私は読めていませんのでそれを前提に。
でね、やはり仲間たちの反応から、集合は少し先だろうと思えるのです。
レイリーは「繰り返すためにまた集まる気か」と言いました。
今すぐ麦わらの一味が再会することはあまり得策ではないんですね。
繰り返さないためには、前々から言っていた各自のレベルアップが必要。
それにウソップは痩せなきゃだし、フランキーは修理しなきゃいけない。
ゾロだって怪我を完全に治す必要があります。そうでないと何も役に立てません、鈍いから。(ゾロファンなのに言いきった)
ルフィはこれから先を考えて、覇気を身につけないとダメです。
なんていろいろ思うほど、それぞれにいい場所に飛ばされ、また適切な相手に出会えたなぁと。
ゾロはミホークが相手してくれるとは思えませんが、ちょっかいくらいはかけてくれることを期待して。
とにかく新世界に向けて、各自新たに準備期間を設ける、こんなとこでしょうか。
そうなると、「ルフィ17歳の最後の冒険」てことにも繋がってくるんですね。
そんなわけで再会は数年後…かな? えー…っと思いますが、尾田っちですからそこは読者を飽きさせず上手く描いてくれることでしょう。
と、好き勝手呟いて失礼しました。いつものことですが。




8月1日、3日、拍手ありがとうございました。
暑さでだらけきってますが、いただく拍手を支えに頑張って書いています。少しでも共感していただけるところがありましたら嬉しいです。


◆8月1日16時の方。
いつもありがとうございます。深いご推察を頷きながら拝読させていただいてます。
今回ドラゴンについての文に、まだまだ彼を読みきってなかったと思いました。
なるほど、自分の立場が子であるルフィに及ぼす影響を考え、だからこそ素性をひたすらに隠しててきたんですね。
「もうルフィは子供じゃない」と言ったセリフに親の影響力を別にできるほど成長したんだとドラゴンは思ったわけですか。さすがパパ、 本当に深いキャラです。まだまだ底が知れません。
でもそうなると、じいちゃんがあそこでうっかりバラしちゃったのもなんだか思惑がありそうじゃないですか?
エニエスロビーを陥落させるくらい大きくなったルフィなら、もうドラゴンがどうあれ関係なかろうとってね。いや、じいちゃんだからうっかりの路線も捨てきれないですけど(笑)。
あとはサボですかね…。私も死んだと思ってないんですが、そういう形で再登場というのはありえそうです。それもかなり高い確率で。
ロビンと絡んできたとしたら面白いでしょうね。これもまた楽しみになりそうです。
日々熱くなってきたワンピース。熱さに当たらないようお互い気をつけましょうね(笑)。



2010/08/05




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