/ 感想メニューへ / 


595話 「宣誓」


扉絵連載はお休みで、ジャンボポスターが表紙代わりです。
やっぱり全員揃った絵はいいなぁv
でも何となくざわざわ…?
絵が描けないんで上手い表現ができませんが、ちょっと絵柄の雰囲気がそんな感じがします。 色も少しくすんでる気がしますが(影とか)皆が楽しそうだからいいか。
まず、ぱっと目に入るサンジ君の表情がいい。 彼らしいいい顔してますよね〜v
手にペン持ってるウソップ画伯が、全員の身体に一味の海賊マークをペイントしたんですね。
でもナミの太ももにロビンのふくらはぎって…レディのそんなとこに描いて大丈夫だったのか、ウソップ!?
アニキは膝小僧、チョッパーは顔(これ見ようによっちゃ怖い)。
サンジは両手の甲。コックの命の手をウソップに預けましたか、その辺の信頼は嬉しいvv
ルフィとウソップは左腕。自分のは自分で描いたのかな。
そしてゾロは左肩…というかシャツだよ、あれ!
僅かに骨の部分が鎖骨辺りに引っかかってる程度に思いっきり白いシャツにペイントされてます。まぁルフィのマークだからむしろ本望か。
で、ブルックは?
描く場所がないのか、すでに骸骨マークしょってるようなもんだからか、それともどっかに小さく描いてました?
ゾロは冷蔵庫を開け酒取り出しながら誰かに何か言ってるよう。
あ、ウソップにかな?
「おまえらもいるのか」
「おゥ、3本な」(指で3を出してるんで)
ルフィも足で3を出してます。でもこっちはいいからゾロのほう向いてあげてー!
チョパも手で合図してますが、残念、彼の蹄は2つしかない。
そして麦わら帽子はナミが持ってます。このごく自然な雰囲気がいいね。
相変わらず一枚で延々掻き立ててくれる尾田っちの絵です。


本編。
末娘に、「何故うちは毎週月曜日になるとジャンプを囲んで会議をするんだ」と問われました。
ジャンプのページを開き、毎週毎週あーでもないこーでもないと、ここに書いているような疑問や感想を 母子が言い合ってます。そんな間に勉強させりゃいいのにと、いつも後から反省するんですが、 こんな深い内容を延々と話せるほど成長してくれて母さんは嬉しいよ。(感動するとこ違う)


さて、話は先週からの続き。
超新星たちの動向を追っています。
今回はローから。
彼はまだ新世界に入りません。何か思うところがある模様。
時期を待つ…ワンピースは逃げやしねェ。
黙っておれに従え、取るべきイスは…必ず奪う。
カッコいいですねー。しかも勢いで行こうとしない思慮の深さにますます好感度アップかと。やばいぞ、キッド。また水を あけられてる…。
ローが怖い表情の一方で寝こけるベポに寄りかかってる姿と、 クルー達の「船長〜」叫びの後についてるハートマーク。意外にほのぼの感漂わせています、この海賊団。
ドレークはすでに新世界。カイドウの手下を潰そうとしてます。
同じく新世界のアプーは巨大猪の大群から逃走中(笑)。


そして黒ひげ。
相変わらず見ててむさ苦しさに腹が立つ一味です。
若月狩りのカタリーナ・デボン。
「船より服が欲しい」とDBの人造人間18号みたいなレディらしいことを言ってますが、 なぜかこっちは可愛いと思えない。
その黒ひげ一味の真ん中に、両手を鎖で縛り付けられたボニーが…!
先週言われてた一人は彼女だったんですね。
それにしてもそのポーズ…少年誌なんだからその…もうちっと足は閉じたほうが…。(老婆心)
捕らえた彼女と軍艦一隻を交換する交渉を海軍としているようです。
けれど海軍は軍艦と共に赤犬をこの島に差し向けてきました。
赤犬の姿に「『そういうのは』まだ望んでねェんだよ!」とまた意味深な言葉を残して、さっさと逃げ出す黒ひげ一味。 これが余裕綽々に感じられるのがなんか悔しい。
残されたボニーの正面に立つ赤犬。
「おまえが政府から逃げたと聞いたときァひやりとしたがのう、だももう全て終わった」
こっちもまた意味深な…。
もう何がなにやらさっぱりです。
ボニーは、あの戦争での一連の出来事に泣いて怒ってましたよね。
エースや白ひげ、その関係者、あるいは同じ血筋なんでしょうかね?
出身のサウスブルーはエースが生まれたのと同じ海です、これまた意味ありげなふり方をされてますんで、 エースの実の兄弟てのもありですかね。ルージュさんはすぐ死んでますから双子とか?…あまりにベタで書いてて恥ずかしいけども(笑)。
いっそ白ひげの隠し子説とかどうです?と思い切ってみたりして。でもあの人、女性に興味なさそうなんだよなー(おい)。
とにかく政府なり大物海賊なりと関係が深いのは確かでしょうね。


マリージョアではドフラミンゴがお偉いさんと話してます。
相手は誰?
コング・・・じゃなさそうだな。五老星…ぽいけどなんか違う?
モリアが止めをさす寸前に消えた報告に来てるようです。
ギリギリぽいけどとりあえずモリアは生きてましたー、ペローナよかったじゃん。はっ、と言うことはペローナと再会するの?てことは当然ゾロも…!?(もうそこにしか思考が行かない)
ぱっと消えたって…カゲカゲじゃないですよ。これってくまの能力じゃないの!?
あの場にくまはたくさんいましたよね。そのうち一人が本物で、ぱっと…って。
でもドフラミンゴの前でそんな簡単にできるのかな?
それに もう人としての意識がないというなら、そういうことはしないでしょうし。
もー、くまのその後って結局どうなったんですか?そこがはっきりすると、いろいろ話が繋がるんですよ、 これとかサニー号とか…何より安心できるし。
ドフラミンゴは一見政府に従ってるようですが、面白くなくなったらいつでも七武海をやめるとあっさり宣言してます。
それは非常に彼らしく納得できるんですが、じゃあ彼の目指してるものは何?単純に海賊王とかじゃないだけに、何がしたいかよくわかりません、ホントに。


そしてここからは皆の動向v
まずはトリノ王国。
チョッパーは引き返してきました。
恥ずかしさに「あいつの友達チョッパーマスクだ」とそげキングのような名乗り方をしてますが、痛い優しさで迎えられ逆ギレ、マスクは脱ぎ捨てました(笑)。
樹の上にはたくさんの植物、図書館には大量の本。
実は見た目に反して文化水準の高い国でした。すごい重火器つかってましたもんね。
チョッパーには学べることが多い場所です。
「この国で…おれにはどれだけのことができるかな」
思い出すのは自分を連れ出してくれたルフィのこと。


ついていくことに必死で…ルフィに何をしてやれたかな。


お前が仲間にしてくれたから、おれはもう誰かに何と言われても平気なんだ。
お前の力になれるなら、おれは本物の怪物にだってなりたい!!


チョッパーの決意です。
また会うまでにこの国で強くなることをチョッパーは宣言します。


次はカマバッカ王国。この文字だけで笑えてしまうのは何故だろう。
「おれはルフィの『仲間だから』わかるメッセージを受け取った」と信じてくれなかったイワさんに、ばーかと勝ち誇る顔がやっぱりサンジ(笑)。
とりあえずあのメッセージで落ち着いたサンジは、イワさんと食事するんですがその料理の素晴らしさに気づきます。
それこそがカマバッカに伝わる「攻めの料理」!(いや別に攻めがどうこうとかコメントはしませんよ、ちょっとびっくりしたけど)
食事は環境。
体格、性格、料理が人に及ぼす影響は大きいのです。あー、耳が痛い母。
料理が人を作る、人の体を作る。毎日のメシで体作りの補助ができる。
サンジがそんな考えしたことなかったというのが意外でした。
娘は「味とか栄養とか鮮度とかばかり考えてたからちゃうん」と言いましたが、確かにそっちはものすごく気を遣ってましたね。それだけに サンジくんともあろうコックが、今まで思い至らなかったのはちょっと残念な気がします。あと二次創作ではそういうサンジをよく見かけてたからね…というのは娘達には内緒。
ともあれ、一つ開眼したサンジ。
当然その料理を教えてくれ、となりますが、「99のバイタルレシピ」はカマバッカ王国に伝わるニューカマー拳法奥義「花嫁修業」の一つ(なんなんだ)。 イワさんは、知りたきゃ心を乙女に!ニューカマー拳法を学べ!と迫ります。
けれどそれを断るサンジ。
「レディー達とお友達になるために生まれてきたんじゃない、レディー達を愛するために生まれてきた男だ!」と。
言ってる内容はアレですが、とりあえずスジは通っています(笑)。
イワさんもそこらへんが気に入ったらしく、99のレシピを島にいるニューカマー拳法の師範99人に一つずつ渡しておくからそれを全て奪い取れと、チャンスをくれるのです。
おお、かつてのWJ黄金のパターン。
12の宮を抜けてみろとか5重の塔を登れとか、そこの番人を倒して○○を手にし、さらに先に進むがいい、ってやつですね。
まぁ尾田っちがそんなパターンを踏襲するわけありません。むしろその師範を倒すよりもう一つの課題、「昼夜問わずスイーツドレスを着せにかかってくる国中のニューカマー」達の存在が怖いです。
「負けたらヴァナタ…男でいられるかしらね?ん〜フフフ」
めちゃめちゃ怖い。(笑)
けれど全てに(ホントに全てにだ)勝ったとき、今の数倍強くなれるはずとサンジは思うのです。


頭を過ぎるルフィとの出会い。
コックにと誘われ、
腹にくくった一本の槍を見せ付けられ、
そしてオールブルーの話をまっすぐに聞いてくれた。


負けんなよ、とルフィに呼びかけます。
『次 無事に会えたらおまえが海賊王になるために おれは料理人として世界一のサポートをしてやる!!!
この地獄を生き抜いて!!!』


サンジの決意も固まりました。
そしてイワさんに勝負を受けて立つと、サンジもまた遠い場所からルフィを思い、自らの戦いを宣言するのです。


こうしてみんな、決意と宣言をするんだろうな。
ルフィの為に。
いや〜、とにかくみんなルフィルフィ。
船長、愛されてますね〜vvv
こうなるとあの男の宣言が楽しみでたまりません。今度こそトリだといいのに、ふふ。


あと、前回あのメッセージの意味を集合時間と推測しましたが、集合場所の可能性は含まれてないですかね?
もちろんビブルカードで集合できますが、例えば先にどこかに集合してそれから皆でシャッキー(=サニー号)を目指すということもあるんじゃないかと、 友達から言われました。
確かにビブルカードだと少し曖昧ですもんね。時間を決めるなら場所も決めたほうがいいかもしれません。
まぁそれでも彼(誰)がそこに無事たどり着けるかと言うのは、また怪しいんですけども。
そして次回発売は23日…あああ、長い…。


拍手、いただきました。
8月5、6、7日の各日、どうもありがとうございました!
内容の濃さに考えることが多く、ますますまとまらない感想ですがお読みいただけてとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします。


◆7日22時の方
いつもありがとうございます。
五老星のあり方は本当にもやもやと胸に引っかかりますね。白ひげ、(ロジャー)、センゴク、ガープと言った老兵たちの潔い生き方に比べて、 見苦しく感じてしまう…とは言いすぎでしょうか。
そして16点鐘ですが、他へのミスリードですか…なるほど(深々と頷き)。
あのメッセージですが、とにかく一味の皆にはちゃんと伝わって、でも他人にはわからない、ってのが重要なんだと思います。他の誰かにばれちゃあんな 行動起こした意味がなくなってしまいます。
ビビにすらわからない、でもフランキーやブルックにはわかってる。その辺の時間差というか、 つまりは最近起こったあれこれの出来事から導ける答えなんでしょうね。
だからまだ何かしらの意味もありそうなんですよね〜うーん。
始まりと終わり…ローグタウンをふと思うのは私もミスリードされてるんでしょうか(笑)。
そうです、ゾロが鈍いのはレイリーの案だからです!ゾロはルフィの考えなら誰よりも真っ先にわかるんです!(力説か)
今回悲しいくらい鈍いけど、でもゾロはきっと泣きたくなるようなカッコいい宣言してくれると信じて先を待っています。
楽しく深い説をありがとうございました!ぜひまたお越しくださいねv



2010/08/10




596話「SPECTRUM」


今週もジャンプを手に入れ、わくわくとページをめくり…、まずそこで絶叫。
娘達が何事かと全員すっ飛んできましたから、きっとものすごい声をあげてたんでしょう(笑)。
だってさ、だってさ…。
今週はルフィ、エース、サボ!!
決して見ることの叶わなかった成長後の彼らがつるんだ姿です。
「宝払い」のカードを残しつつ、結局は食い逃げしてるとこですが、重要なのはこれが成長後、つまりは「今の姿」ということ!
成長してるサボのカッコよさにのた打ち回りました。
手足はすらりと伸び、ちらりと見える腹筋は勿論ですがたくましく割れ(どこ見てる)、顔は 帽子に隠れて半分くらいしか見えませんが幼い頃のやんちゃさを残しながらも精悍な面差し。まぁぁぁ、なんて素敵な青年に成長したの!
そこにあのルフィとエースが並んでるんですからね、これを燃えずしてどうしろというのか。
あああ、当然ですがエースもカッコいいしルフィも可愛い!!(だむだむ)
これは尾田っちが描いてくれた「IF」の世界なんでしょうか。 もしもあのまま3人が共に生きていたらと言う…。
自然に笑っている3人の顔がまた素敵でね。それだけに胸に切ないものはあるんですが。
扉絵のおっさんペアシリーズは終わって、こんなふうに麦わら一味のIFのシリーズで行くんでしょうかね?
皆が今の姿のまま、もしかしてこう生きていたかも…って。
ゾロがでかくなっても相変わらずくいなにやり込められてるとか、ナミがノジコやベルメールさんと平和にみかんを収穫してるとか、 ヒルルクと笑ってるチョッパーとか…。
もしそうだったらどうしよう、きっと泣くぞ、私…。


タイトルはスペクトルと言う意味ですが、そこにこめられた意味は何だろうと思うのです。
私は光を思い出したんですが、一つの光は分光器を通すといくつもの色に分かれるんです。それがスペクトル。
それぞれの色、それぞれの波長。
元は一つだけど、それぞれに分かれている姿。
逆に言えばいろいろな色が集まって一つの光を成しているんですが、そこに今の麦わらの一味を投影してるんでしょうかね。


では本編。
まずはオレンジの光、ナミです。
ルフィのメッセージを見てハレダスさんと共に引き返してきたんですね、 激怒する善良なウェザリアのおじいさま方を例によっていつのまにか自分のペースに引きずりこむのがやっぱりナミ(笑)。
「許してあげる」だの「気軽にナミさんて呼んで」だの「あと家が一軒欲しいな」だの…、腑に落ちないと悔しがるおじいさま方は正しいです。
でもきっとこの先もこんな感じでやられてしまうんでしょう。


この島で新世界の天候の情報も入ると知り、ナミは必死に教えてくれと頼み込みます。
「船長の望む場所へくらいどこへでも連れて行ってあげられなくちゃ」
なんたって未来の海賊王の航海士ですからね、それがナミの決意です。
「仕方ない」
「おっきなことばかり言うくせに何も海のこと知らない」
「危機感が足りない」
「やることはいつもメチャクチャ」
「ほっといたら死んじゃう」
「バカだし世話が焼ける」
ルフィに対して言いたい放題…でもね、そう語りながらもナミの思いはあのときへ帰っているのです。
アーロンパークで助けてと言った自分に、躊躇いもなく「当たり前だ!!」と返してくれたルフィ。
「だから助けてあげるの」
そこに続くのが『今度は私が』という思い。
素敵ですね。素直じゃないけど。(笑)
本当にルフィが大好きで大事なんだと思わせてくれるナミの決意表明でした。
でもナミは昔の絵の方が好きですね…今は何となくバランスが崩れてるような気がして…ってすみません;;


ブルック。
テーナ・ゲーナ王国で手長族の見世物中です。大丈夫か。
新聞を読み、「ルフィさんが決断した」と知りました。(例のメッセージですね)
思うのは、自分の姿を見ても何一つ恐れることなく「そんなことよりおまえおれの仲間になれ」と、誘ってくれたその言葉。
それはブルックにとって50年に及ぶ暗い孤独の中でどんなにまぶしかったことか。
そしていきなりの40度。おいおいおい。
『45度から角度を落とすとやはり滑りますね、でもこれを克服したとき私ももっとルフィさんのお役に立てるのでは…』
落ち着いて、ブルック!!!
『いえやっぱり別の方法で…』
ああ、よかった。
これがブルックの決意表明です。
もう孤独と言う文字は自分の中にありません。見世物だろうが目指すものがその先にあるからまっすぐ前を向いて生きていけます。もう死んでるけど。
それにしても、どうやってこの境遇から逃れるんでしょうね。
一体ブルックのレベルアップはどの辺に…音楽家としての何か…???


次はロビンです。
ロビンは革命軍と同行し、自分に会いたがってるというドラゴンの元へ向かいます。
思うのは、ずっと人に疎まれ誰も信じられず生きてきた過去の自分。
そして、エニエスロビーで、世界を敵に回すと言われようが構うことなく自分を救いにきてくれたルフィ。
ロビンは特にルフィに救われた思いが強いですもんね…。そしてルフィに会う前と後で一番世界が変わったんじゃないかと思います。(もちろん皆変わってるんだけど)
それだけに彼女の思いを察すると泣けそうです。
『あなたのお父さんの下で世界の流れに身を投じれば…少しは強くなれるかしら
 誰かの為に強くなりたいなんて 考えたこともなかった…!!』
自分を気遣ってあたふたと駆け回る革命軍の若者達に思わずくすりと笑いながら(これがいい顔してるv)、海を見つめるロビンなのでした。


フランキー。
あの大爆発(誰のせいだ)により、もう一つの研究所の入り口を発見しました。
海軍の追っ手を逃れて今はそこに隠れています。
そこにあったのはやっぱりの、ベガパンクの研究データでした。それもこないだ見つけた「文化的」なもんじゃなくて「兵器」の側。
これこそがフランキーの望んでいたものでした。
ベガパンクじゃこれからの展開にも大きく関わってきますし、激しいレベルアップが望めそうですね、アニキ。
でもまずその外見を修復しなくては…。
機械むき出しでマジに怖いです。アニメでやられたら小さい子供は泣くかもしれません。
まぁ助けてくれた親子にその外見を怖がられ、じゃあと被ったトラの皮の敷物が燃え(親子も疑問に思ってましたが、 寒かろうが下はやっぱりパンツなんだな)、あっちっちと外に飛び出したところで海軍に遭遇。
こうしてまた一つ「バルジモアの燃える聖獣伝説」が生まれたのでした(笑)。
そんなお笑い要素を盛り込んだフランキーのエピソードですが、彼にとってもルフィは運命を変えてくれた相手です。
ずっと罪の意識を背負って生きていくはずだったフランキーは、ルフィと出会うことでもう一度船を作れました。
さらにそれが『海の果て』へ到達して真の『夢の船』となる瞬間を見届ける旅に出ることを、誰からも…自分からも許されたんです。
フランキーにとってもルフィは大事なサニー号を託せる大事な存在です。
「サニー号はまだ本気を出しちゃいない。サニー号を『夢の船』にできる船長はお前だ」
そんなルフィのサポートのためにさらなる技術を身につける、それがフランキーの決意です。
ルフィと共に新世界のどんな荒波も超えていくために、アニキはたくさんの伝説を生み出しつつ(笑)ここで頑張っていくのでした。


ウソップ。
どすんどすんと巨体が揺れる。
まずは痩せなくては。筋力もつける。そして強くなる。
ルフィのメッセージにウソップも本気で応えます。
思い出すのは船に誘ってくれたルフィ。そして次々に敵を打ち破っていったルフィ。
ここであの大喧嘩が出てこないのが引っかかったんですが(だってあれはウソップにとって大きな出来事だったはず)、それは 少し主旨が違ってしまうからなんでしょう。
ウソップはヘラクレスに言います。
「おれは心のどこかで、ルフィって奴は見てるだけで勝手に海賊王になっちまうやつだと思ってた」
そうですね。私も(恐らく読者みんなも)です。
いつだって前しか見なくて、どんな強い敵にも逃げたりしなくて、そして結局勝ってしまう。
前向きで強くてある意味超人的。
ウソップにとって(読者にとって)ルフィはそんな存在だったんです。
でもウソップは知ってしまいました。
ルフィだって負けることを。
無理してることを。弱音を吐くことを。悲鳴を上げてることを。
それは自分と同じなんです。
だからウソップは強くなりたいと願いました。
強いルフィを助けるためじゃなくて、
「あいつにはおれ様の力が必要なんだ!」
真にルフィの力になるために。
そこら辺の理由が皆と違います。
ウソップにとってもルフィは生きる道を変えてくれた存在ですが、彼にとってはそれまでの絶望的な状況を打破…ってほどでもありません。
感謝はしてるだろうけど、ナミやロビンのようにだから今度は自分が助けたい、ってのとは少し違います。
あいつだって弱いんだからおれが助ける、…ルフィに対してすごく対等な考え方です。
たぶんそれが今までウソップに欠けてたものだったと思います。だからすごく嬉しい。
いろんな劣等感を捨てて、本当の仲間であるために、ウソップは強い男を目指します。
その師匠はこの島で生き延びている不思議な武器を持ったヘラクレス。
褒められて立ち方までちょっと偉そうになっちゃったヘラクレスが可愛い(笑)。
「おまえが海賊王になる為に!!おれは本物の狙撃の王様になってやる!!」
そんなウソップの固い決意で今週は終わりです。


え・・・・・・。


おわり・・・・・・?????


麦わらの一味にはあと一人仲間がいると思うんですが・・・。


しかも誰よりも誰よりもルフィが好きで仕方ない人なんですが・・・・・・。


そんな私の心の呟きは皆様に届いたでしょうか。
ゾロがいません!(ばんばん)
ゾロ、ゾロはどこ!!??
ああ、そうか。ゾロだもん、きっと来週ものすごいルフィへの決意表明を見せてくれるのね。ルフィとの出会いやらいろんな回想やら、 丸々全ページ使ってもやる価値のあるキャラですから、一人だけ特別なんですね。
と、何とか自分を納得させてたんですが、娘の
「きっとゾロだけまだルフィのメッセージわかってないからやで」
という言葉にばっさりと切り捨てられました。
はっ、そうか。
ゾロへの迸る思い、というかゾロ→ルフィという最強の構図に思考が囚われ、すっかり忘れておりました。
ヤツはレイリーが心配するほど鈍い男だった…。
そして誰よりもルフィに近くありながら、あのメッセージだけは(だけね)ほとんど理解できてなかったと。
そんな諸事情により、こうしてゾロだけ皆の決意の宣誓とは一線を画してるんですね…。
いいの、それでもそんなゾロが好きなんだ。


どうかどうか、ゾロのルフィへの思いをしっかりと描きあげてやってください、尾田っち。
そしてこの先、どんなレベルアップをするのかわかりませんが、とにかく迷わずまっすぐルフィの元へいけますように。


ゾロがくまに飛ばされてから数年、実はずっと気になってることがあります。
意識を失ってたチョッパーは除きますが、ゾロ以外は少なくとも自分の他に誰かが消されたことを見ています。ルフィはその原理(くまの手の秘密)も戦桃丸に聞いてます。
でも真っ先に飛ばされたゾロ(チョッパーもだけどここではさりげなくスルー…←)は他の皆がどうなったか知らないですよね?
あの戦争の様子をミホークに聞くまで、下手したら自分だけがルフィと引き離されたと思ってたとか?
だとしたら結構キツいですよね〜、焦りますよね〜、心配ですよね〜、
だってゾロだもん。(ほらほら見方歪んできてますよ)
でもこんなの気にしてるの、もしかして私だけ???(笑)



拍手御礼、遅くなってすみませんでした。
10、11、12、17、22日に拍手いただきました。
毎度至らない感想ですが、本当にありがとうございます。読んでいただいてるだけでもとても嬉しいです。
いろんなことが動き出し上向いてきましたね。次週のゾロにさらに心躍らせつつ楽しみ待ちたいと思いますv


コメントありがとうございます。
◆11日 0時の方
ルフィとゾロ、お好きですか、私もですv(何を今さら…)
好き勝手を書き殴ってますが少しでも楽しんでいただけたら…そしてお役に立てましたら何よりです。
私もあれは普通にナレーションかと流していましたが、コメントを拝見し、ああそんなこともあるのではという気がしてきました。
と言うか、だったら嬉しいですねv
最終回には皆がそれぞれの夢を叶えているよう願っています。それはサボももちろんです。
(エースは違います。兄弟杯のとき口にしたことはもう夢でなくなってるんじゃないかと思いますので)
私もこっそりサボは生きている派です。 でもどんな形であれ、またルフィの人生に兄として絡んできてくれたらな…と願って止みません。
お言葉嬉しかったですvvこちらこそよろしくお願いします。


◆12日 23時の方
いつもながら深い感想ありがとうございます。
政府やらボニーやらドフラミンゴやら…とにかく謎だらけで脳内の整理もつけようがない現状です;;
麦わら一味以外で気になるのが、やはり政府の動きですね。今まで深く触れられてなかったせいもありますが、一体何がしたいのかわかりません。
ただ海賊=悪者として敵対してるって単純な構図じゃないんですよね。
海賊の代名詞ともいえるロジャーが世界の何か(何でしょうね〜)を知ってしまったから、 その後に続く者を徹底的に排除したいとも見えるし、ワンピースを探すなんてもってのほか、なんてとこでしょうか。
ルフィのために、と目指すそれぞれのレベルアップ、楽しみですね。
みんなどんな姿で再登場してくれるんでしょうv よくやってくれたよ、くま(笑)。
でもくま自身の身が今は気がかりです。サニー号の安全と絡めて、どきどきします。
ドラゴンとルフィ…。
ルフィみたいに破天荒なドラゴン、ドラゴンみたいに落ち着いたルフィ。あはは、思うだけで可笑しいですよv
この親子はいつ出会うでしょう、もしかしたらロビン絡みで案外早かったりして?ふふ。
こうしていろいろなご意見を交換できるのが、また楽しいです。ささやかなサイトながら続けていてよかったと思います。
どうぞまたお越しくださいねv


2010/08/26




597話 「3D2Y」


扉絵はおっさんコンビ復活!
と言うか、すっかりこの二人を忘れていた自分が恥ずかしいです。
白ひげと、ロジャー。
史上最大の伝説ともいえるおっさん達(それでもおっさん呼ばわり)じゃないですか!
この二人に対抗できるのは、センゴク&ガープ…?それでも残念ながら、少しばかり見劣りを感じてしまいます。
ただ立ってるだけなのに、すっごい迫力。
二人が生きているときには、こんな姿は見られなかったでしょうけれどもね…。
我が家ではロジャーの海賊旗が何気に可愛いと大ウケでしたvv


本編。
どれほど先週の続き、そう、ぜぇぇぇぇったいゾロが出るであろう今号を楽しみにしていたことでしょう。
このオアズケ感。そして、ルフィの最初の仲間としての特別感がぷんぷんと。
そしてページを開くなりいきなり飛び込んできたシーンこそが…


ドンッ!!!


「おれに剣を教えてくれ!!!」
ミホークに土下座するゾロでした。


絶句しました。
ゾロがミホークに剣を習うだろうってのは予想つきました。 ナミが気象、サンジが料理…とくるなら当然ゾロのレベルアップは剣ですから。
でもこんな風に素直に頼み込むなんて、実はまったく予想してなかったんです。
しかも土下座。


でもそんなゾロにミホークの反応は冷ややかで、「見損なったぞ」と。敵に教えを乞おうとする態度が気に障ったようです。
けれどゾロは頭を上げません。強くなりてェ、そう繰り返します。(あああああ…)
ミホークにしたらヒヒにやられて海にも出られず、のこのこ帰ってきた無様さを情けなく思っているんでしょうが、
「ヒヒなら倒した」
肩から血を流しながらゾロが言います。もちろんまだ顔はあげてません。(うああああ…)
あいつらをと、驚くミホーク。
もー、失礼だな、ミホ様。どんだけ過小評価ですか。
でも私もでした(おい)。
もう少しゾロはあのヒヒに苦戦すると思っていました。で、そこにミホークが適当にちょっかいかけてくるんじゃないかとか、 今思うとあれだけゾロファンを公言しておきながらどんだけゾロをわかってないんだと、気持ち的には腹切って詫びたいほどです。
ゾロの心意気、ええ、ぶっちゃけルフィへの思いはそんなもんじゃありません(ぶっちゃけすぎ)。


ヒヒは倒した、あとはおまえの首だけだと、ゾロは言います。どんな深い思いをこめて口にしてるのでしょう。
目の前にいるのは人生の全てを賭けて倒そうとしている(まだ19年だけどさ)、ゾロの最大目標である世界一の剣士。
「だが今 お前に勝てると付け上がるほど…おれはバカじゃねェ…!!」
かつてはわからなかった世界と自分の差。
ルフィと、仲間たちと繰り返してきた冒険の中で、ゾロは多くを学んできました。
己を何も知らなかった自分を馬鹿と呼べるほどに。
「敵」である自分に頭を下げ教えを願うゾロに、ミホークは何のためにと問いかけます。


「お前を越える為…!!」


その言葉の奥には、ただひたすらに強くなりたいと願う純粋な思いがありました。
世界一の大剣豪はゾロの目標ですが、今のゾロにはどうでもいい(ってのも語弊がありますが)ような気もします。
今のゾロの思いは強くなりたい、もう誰にも負けないくらい、というきっとただそれだけです。
そしてもちろんそんな思いをミホークは見透かしてました。
高笑いし(これもびっくりだな)「バカバカしい見映えのせん行為」とか言いながら、めちゃめちゃ楽しそうです。
ペローナに傷の手当を命じ(もし彼女がいなかったらミホークがゾロの手当てをしてたんだろうかとそれはそれでどきどきする私は相当な馬鹿)、「稽古は傷が治ってからだ」。
いやー、このときのゾロがあの「お前を越える為!」とか言ってる時と打って変わって可愛い顔してるんですよ!!(ばんばん)
可愛いよ、可愛すぎるよ!!!正直に気持ちが顔に出すぎだよ!!
そりゃミホークだって可愛いと思うだろうよ!!
大体ね、「稽古」って何ですか!
そこに私はびっくりしましたよ。
ゾロとミホークの間に「稽古」なんていう感覚があろうとは。
普通ミホークのような人なら、「おれは稽古なぞつけてやる気はない、せいぜい死なぬよう頑張るのだな、ロロノア」 てな感じで展開されるんじゃないかと思うじゃないですか。(セリフにセンスがないのはご容赦ください)
稽古ったって、まぁ当然ゾロが死んでも構わないくらいの本気でしてくるでしょうけど、それでも「稽古をつける」、 しつこいようですが、ミホ様がそんな甘い感情を持ってくださっているとは。
やっぱアレか。
最初バラティエで会ったときに見ちった、ゾロのルフィへの思いか。
「どうやら野心に勝る物を見つけたようだな」って今さらじゃないですか、知ってるくせに。


『不器用な奴め、…お前のような男がプライドを捨てるときは必ず誰かの為だと決まっている』
だーかーらー、とっくに知ってるくせに!!


考えてみたらミホークがゾロに会ったのって、これでまだ2回目なんですよね!?
初対面が衝撃的だったのはどうやら読者だけじゃなく、ミホーク的にもそうだったようで、ゾロの純粋さとか 、船長への思いとか(健全に考えてもその思いは半端じゃありません。まぁ私は不健全にも考えてしまってますが…←)、 その未来の可能性とか、 楽しみで面白くて可愛くて(笑)、ちょっかい出したくなるんだろうなと思います。


ミホークとの稽古か…見たいけど描いてくれるかな。
一気に話は進むだろうから、また扉絵連載とか…?


そして、怪我の治療中のゾロ。
ここでさらにびっくりしたんですが、ペローナに今回の謎解きをしてるんです!
なんと一番鈍いゾロが読者への説明係! 正直ものすごくびっくりした展開ですよ。(私は本当にゾロファンか…)


タイトルの「3D(正確には3Dは×で消されています)2Y」。
ルフィの右肩のタトゥー(なんですか?書いてるだけだよね?)の意味は
シャボンディ諸島で3日後に会う約束が3DAYSで3D。けれど今はこのザマ。だからそれが×で、集合はそうじゃなく2Y…2YEARS、2年後。
3日後の約束を知ってる仲間達だけに向けられたルフィのメッセージであり、他の行動は世間へのフェイクでした。
あああ、ちゃんとルフィの決断を理解できたよ、ゾロ、よくやったよ!!!(涙)
今まで見てきて勝てない敵なんていないように思っていたんですが、実際はまだまだ力不足の麦わらの一味。
ここで立ち止まって力をつけることにしました。
また必ず終結する。
ビブルカードを見つめながら言うゾロの決意は皆同じです。


「2年後に!!シャボンディ諸島で!!」


再会は2年後。
楽しみでありちょっぴり怖くもあります。
そーかー…次に見るゾロは21なんだー…。外見はどんなになってるんだろう…ミホークの服の趣味がうつっていませんように。(結構切実)
なんたって10代の最後をミホークと(&ペローナと)過ごすわけですからね。…まぁオカマたちと10代の最後を過ごす人もいるからこの辺はあまり触れないでおきましょう。
ロビン姉さんは完全にアラサーだし、ブルックはついに90代突入…って88が90でもあまり変わりゃしませんか。
皆はどれだけ成長しているでしょうか。 2年間、たくさんの知識と力と技術を身につけながら、その一方で仲間たちへの熱い思いをずっと持ち続けてるんですよね、ああ泣きそう…。


ちなみにここまでで、まだ6ページ。
結構力尽きてますが、まだまだ熱くゾロを語ります(笑)。
先週「全ページ使ってゾロがルフィへの思いを語ればいい、それくらいの価値はある」的なことを書いたんですが、 楽しみにしていた今週、それは一切見られませんでした。
ゾロはルフィへの思いも決意表明も一切口にしてません。
むしろミホークの方が『誰かの為に決まってる』とか代わりに言ってくれてる(笑)。
それなのに不思議と肩透かし感もがっくり感もないんですよ。


…今さらだったんですね。
ルフィのために何とかしたいとか、そんなの今さらゾロが言うことじゃなかったんです。
逆にゾロがうだうだと語ってしまったら、それは却ってゾロじゃないし、ゾロとルフィの関係が嘘っぽくなってしまいます。 ああ、まだまだ私は浅い。
生涯の敵に土下座するゾロ。
これでもうゾロの思いは十分描かれていたんです。
ゾロはもちろん剣士としてのプライドを持っていますが、それの捨て時もきちんとわきまえています。
自分のためにプライドは捨てませんが(背中の傷は剣士の恥だーってね)、ルフィのために捨てることに躊躇いはありません。 プライドどころか命だって投げ出せる、それを私達は今まで散々に見せ付けられてたんでしたっけね。
だから今はすごくすっきりしています。あまりにゾロらしくって。


ナミやチョッパー、ロビンはルフィが助けてくれたように、今度は自分が力になりたいと思っています。
ブルックもそれに近いものがあるでしょう。
フランキーはルフィの大きな可能性に夢を託し。
ウソップはルフィの弱さに気づき、だからこそ助けられるよう自分も強くなりたい。
サンジはルフィの強さを知りながらも自分のできる最大の力(=料理)でさらにサポートしたい。


ああ、こうやってみるとゾロはそのどれとも違いますね。
しかも好き具合が突出してる。(言い切ったか)
同じような立ち位置で、同じような前(未来)を見ながら、ルフィと並ぶゾロ。
こうして皆を書き比べてみると、ゾロの場合はサポートとか助けたいとかじゃなく、ルフィと共にあるために強くなりたいんだろうなと思えるのです。
「こいつどんだけルフィが好きやねん」てのはうちの末娘がことあるごとにいう言葉ですが(もちろん『普通の』女子中学生です)、 こういう切羽詰った状況になると、ますますそれが感じられてなりません。
本人は何も言ってないのにね、それがつくづくすごいと思う。


では後の展開はざざっと…。(おい)
場面は再びルフィへ。
2年後の再会を楽しみにと言い残して魚人島へ帰っていくジンベエ。
いい知り合いが出来ました。
そしてルフィもまた修行へ。
女ヶ島の近くの無人島「ルスカイナ」。相変わらず楽しいネーミングです。
ここは48季、週に一回季節の変わるなかなか過酷な島です。ここがルフィとレイリーの修行の場所でした。
太古の地球を思わせる巨大植物とかつてあったという国の建物らしき残骸。火山に巨鳥に猛獣の気配。
大自然と言うかそれを超越する匂いが漂ってきますが、その中に立つルフィの後姿がたくましい…って可愛い!!!
なにあの水筒!!!(ばしばし)
九蛇マークの水筒をさげて麦わら帽子の遠足スタイル、そのミスマッチがめちゃめちゃ可愛いんですけど!!


九蛇の女達にも近づかないよう言い伝え、この島には人間はルフィとレイリーの2人きり。 あ、別にそんなところに萌えてませんからね、念のため。(←いちいち言うからいけないんじゃ…)
ここでルフィは覇気を身につけるのです。
レイリーが覇気というものを教えます。
見聞色の覇気とは相手の気配を感じる力。ソニアがルフィの動きを読んだように、そして空島でのマントラも。
武装色の覇気は見えない鎧を纏う感覚で、身を守り、そして攻撃にも転ずる。
戦桃丸の足空独行だったり九蛇の矢であったり。さらにロギア系の能力者の体も実態として捉えられるのです、レイリーが黄猿に攻撃できたのもこれ。 おお、これはぐっと強くなれますね!
そして、覇王色の覇気。相手を威圧する力。すでにいろいろ目にしてきましたが、これは生まれもった資質が大きいようですね。
レイリーの覇王色の覇気の力を再び目にし、「海賊王のクルーはこんな怪物を手も触れずに倒すのか…」と驚きのような、どこか嬉しそうな顔をするルフィ。
「おかーさん、ルフィがゾロにすごいこと求めとるでー!」と娘達が叫んでましたが、大丈夫、ゾロもたぶんサンジも(失礼)、覇気を身につけて戻ってくる気がします。
ゾロ、あんたならきっと覇王色の覇気だって持ってるさ!信じてるからね!!


実はことあるごとに目にしてきた覇気。
改めてルフィはそれを知ります。
2年間…レイリーに叩き込まれてルフィはどんな強くなって帰ってくるでしょうか。
呼び名もルフィ君からルフィとなり、ルフィも、おっさん→レイリーさん→レイリー先生→師匠?→よくわからないまま結局「レイリー」と呼び捨てで(笑)、 二人の修行の開始です。
ルフィは麦わら帽子を脱ぎ、唯一安全だと言う場所に置きました。


「海賊『麦わらのルフィ』はちょっと休業だ」


そのその言葉のままに海賊は休業。
でも皆の歩みは止まってません。2年後の再会のために前へ前へと進み中です。


そしてワンピースはここから4週間の休載。
あああああ、一体この多忙な日々、何を楽しみに乗り切れというのかとがっくりしたものの、今まで13年間ずっと面白いものを書き続けてきてくれた尾田っちにほんの少しでも お休みできる時間をあげたいですから頑張って耐えますとも。
それに本編上もここで2年と言う時間が空くんだから、ルフィたちと同じような感覚を味わうためにも、僅かですが読者も少し時間を置いた方がいいかもしれませんしね。
あああああ、でも寂しい…。






拍手ありがとうございました!
8月27、28、29、30、31日、9月2、6日の各日いただきました。
お忙しい中、お立ち寄り、さらにお読みくださってありがとうございます。
ゾロの登場に加え、残暑とあいまって、今週もおいおまえ大丈夫か的な感想になってますが、呆れずに…いやもう呆れてくださって構わないんですが、 またお付き合いいただけると嬉しいです。
しばらくこちらもお休みですが、またよろしくお願いします。




◆29日21時の方
いつもありがとうございます。残暑も厳しいのでお気をつけくださいね。
先週の扉絵、エースの刺青に触れようと思って忘れていました。
前にも書きましたが、私はあれを「エースったら 自分の名前のSとCを間違えて彫っちゃったんだ、お茶目だなー」とお気楽に考えていました。今からしたら思い出すに恥ずかしく、自分で穴掘って入りたいような気分になります。 あれにはエースの深い思いが刻み込まれていたんですね。
刺青のこともあり、私はてっきりあの扉絵をIFの世界だと思い込んでいたんですが、上書き説を拝見し、おおーと鳥肌が立ちました。さらにそこまで深いとは…。
あんな3人を見ることは不可能なんでしょうかね…。心のどこかでまだ叶うんじゃないかと思ってる私です。
今回の皆の決意には(ゾロはともかく)、ウソップに感動しました。
ウソップはとても普通に近いでしょう?強くないし悩むし劣等感だってあった。 だけど今まで強いと思っていたルフィだって弱いし苦しんでいるとわかったんですよね。
ルフィにはキャプテンウソップが必要だってことに気づいてくれて嬉しい。強くなったウソップ(…決して強すぎなくていいから)に会えるのが楽しみです。
ロビンは強さというか、知識を増やしてきませんかね?情報は力、とシャッキーも言っていました。ハナハナの能力を強くする要素はあまり革命軍では思いつきませんので、 ドラゴンの下で世界の情勢やら表立って明らかにされてないあれこれを学んでくる、またはいろんな重要人物と連携してくる、そんな力は麦わらの一味ではロビンしかいませんから。
なんて、これもまったく当たらない予想の一つなんで笑って聞き流してください。
残り3週間、10月を楽しみにしていましょうねv

2010/09/09




598話 「2年後」


どれだけこの日を待っていたでしょうか。
休載して4週間。
さらにさかのぼること、一味がばらばらになってからちょうど2年。
日記でも書きましたが、このぴったり2年と言う、まさに読者にも彼らと同じ歳月を味あわせる尾田っちの計算…じゃなかったとしたら神業にびっくりしました。
麦わらの一味は最初から2年と決められてましたが、我々読者からしてみると、過ぎてみればああ長かったよなぁですが、その中にいる間はじりじりと「その日」を待ち続けていたわけです。
最初はすぐに会えるだろうさと、いろいろ展開を予想してみたり。
でも展開上どうやらすぐには無理そうだと気づき、何とも言えず悲しみに沈み。
それも仕方ないかと諦めの中、ルフィの戦いを見守りつつ、二次創作や映画で胸の渇きを癒し(こらこら)。
その後ここ数ヶ月の再会の予感。
じりじりと、そわそわと、わくわくと。
そして休載。
焦らされ焦らされ、でもこれが明ければいよいよだという踊りだしたくなるような気持ちはどう表現したらいいんでしょう。
多分、皆様も多かれ少なかれ感じてたとは思うんですが(ふふ)。


◆ジャンプ表紙。
あまり変わってない雰囲気のルフィにちょっと残念なような、でもホッとしたような。女心は複雑です(笑)。
露出はぐっと減りましたね。
大人になったから?
それとも胸に出来た大きな傷のため?
これはレイリーとの修行でできたんでしょうか。でもゴムだからあまり傷は残らないはずですよね?だとしたら、頂上決戦での赤犬に貫かれたときの…と思い、どきっとしました。
ローの手術を受けても残ってしまった傷痕。 これを見るたびにルフィはあのときを思い出すのか…と。
先走った妄想ですけどね…しつれいしました。


◆映画のお知らせ
何でもかんでもすぐ3Dにしなくていいんじゃないのと思う私は世に逆行しています。(3D嫌い)
でもあのストロングワールドの後じゃ、もう少し冷却期間おかないと、どうしたって比べてしまいます。
尾田っちもあれほどは関われないだろうし、それに見た感じ絵柄があまり好きになれない…
でも行きますけど。(すでに決定事項)
それにしても何故また同時上映?


◆巻頭カラー
見てすぐわかりましたよ、これは1話の扉絵と同じだってv
でもあのときのルフィは赤髪海賊団(と何故かいるナミ)に見守られてる少年でしたが、今回は自分の仲間たちを引きつれた立派な船長です。
しかもすぐ脇にちゃんと立ってるよ!ゾロが!ゾロが!(二度言う)
ここまでだけでも、さんざんに泣けます。嬉しくて。
尾田っちはどんな思いでこの扉絵を描いたんでしょうね。
今までルフィのしてきた冒険をリセットし、改めて「麦わらの一味」としての出発。
扉絵を上書きすることで、それを表現したかったのかなと思いました。
それぞれのビジュアルについてはまた後ほど…
それにしてもチョッパー可愛くなりすぎ…


◆火拳のエース、ボディバック通販
なんかいいなと思ったんですが(しかも燃えかけのビブルカードつき/大笑)、7400円…の2回払い。
高っ!!!!!!


◆本編(やっとか)
ルフィの旅立ちから再開です。
麦わら帽子を手に取り、「もう2年かァ…」と笑う口元。(そんだけでもうカッコよさが伺える)
休業していた麦わらのルフィ、始動です。
ここなら安全と置いていた麦わら帽子。危険な動物は寄ってこれない場所だったんでしょうか。
でも週に一度季節の変わるこの島、それを各2回。 その間吹きっさらしの中に置いといて…大丈夫だったの?むしろそっちが心配です。(しっかり雪被ってたし;;)
島の猛獣(そんなレベルじゃない)たちを目力だけで黙らせるルフィ。すでに島のボス。
当然半端じゃないほどの覇気を身につけたことでしょう。
それを示すように、レイリーは半年前に帰ってしまったというセリフが出てきます。
「一年半で基本は全部習い終わった」
えっ、レイリーは時間が足りないみたいなこと言ってませんでした!?
どんだけ素質あったんだ、ルフィ。


アマゾンリリーの面々に見守られ、船の準備までしてもらっての出航。知ったら羨ましいだろうな、サンジくん。
そして三十路に突入した蛇姫さま(笑)、今も一途にルフィを思い続けています。
「そんな気の利くわらわはとてもよき妻になれると思うぞv」と、積極性もやや増し気味。
でも言いながら頬染めてしまう初心さは相変わらずです。(可愛いなぁ)
「結婚はしねェ!!食い物ありがとう!!」
おおお、ルフィが姫のプロポーズをちゃんと理解してる!!!!!(どびっくり)
見た目は特に変わってないようなルフィですが、そこにどんな成長があったのか! 中身はもう少年じゃなくて男性なのか!?
皆に惜しまれつつ、「よし 行くか!!」
ルフィは麦わら帽子を被りました。
あああああああ、ここまででもう倒れそう…。(はあはあ)


舞台は約束の地、シャボンディ諸島。
キッドやドレークたちはどうやら元気に新世界を掻き回してる様子。
ドレークはカイドウとその後どうなったのか。
様子を見ると言ってたローはどうしたでしょう。 海軍に捕まったボニーは?
まだまだ謎だらけですが、それはおいときましょう。
ともあれ2年前に「死亡説」の流れた麦わらの一味が突然この島に現れ、「仲間募集」をしているとの噂で持ちきりです。
仲間募集!!??
いきなり、どうしたの、ルフィ!?


不可解な思いを抱いたままページをめくれば、
大スター、ソウルキング・ブルックのワールドツアーファイナルライブ。


えええええっ!?


ほとんど外見は変わっていませんが(そりゃそうだ)、喋りが別人です。
「最高のライブにするぜ」「大事な話があるんだぜ」
紳士のブルックはどこーっ!?
しかももう90なんだよ、おじいちゃんてば。
失神者続出の超人気者。
音楽家として超レベルアップ、これは想像できませんでした。しかも手長族がマネージャーかい(笑)。


次に登場はサンジー!!!
オカマの面々に送られての到着です。(さぞアイドルだったんだな)
第一声はやっぱり「女だv  ホンモノ!?」
あらやだ、サンジくん、辛かった日々は想像できますが、ちょっと下品になってない?(笑)
アイニードレディ〜〜〜〜vとくねくね女性を追いかけつつ、オカマたちには「会いたくねーよ、「イワ」によろしくな、あばよ!」とワイルドさ満点。
思うんだけど、このワイルドさをレディに見せたらもっとモテるのでは…?ま、これでこそのサンジですけどねv
そして外見的には彼の変化が一番の衝撃だったと思います。
一見気づかないんですが(あ、気づきました?サンジファンの方すみません)、分け目が逆!
ものすごい秘密が隠されてそうだった左目、連載13年目にして初のご開帳です。


眉!!!!


てっきり左右対称かと思ってた渦巻き眉毛は、左右同形でした(大笑)
すごいなー、ウエーブだよ!!
我々の想像をその眉並みにくるくるあしらって、ものすごいとこに着地しました。
なんで分け目を変えたのか、気になりますね〜、その理由は明らかにされるんでしょうか、それとも各自で補完しろということでしょうか。
「こっちの目は二重やで?」 と、次女に指摘されましたが、あら、ホントv
ひげは剃らないのかな?
大人っぽく見えるんだけど、ここまでのひげはちょっと濃いような気がします。コックなんだし(今さらか)。
髪はちょっとウエーブかかりました?よく濡れるとくるくるしてましたが、すそが跳ねててなんか可愛いじゃねーか、この野郎(好きな子につい悪態ついちゃうこの心理/笑)。




とある酒場。
親父が言うには、海軍本部はレッドラインの向こうに移されたそうです。
2年あれば、当然海軍もいろいろあることでしょう、まず人事ね。
センゴクが辞め(じいちゃんもでしたね)、じゃあ空いた元帥にはセンゴクの指名した通り青キジがなったんでしょうか。
そこで空席になった大将は誰が?
スモーカー…はまだ早いか。(スピード出世してるみたいだけど)
コビーはどこまで行ったかな。
そして「新・元帥」がいれば、対する「四皇」もちゃんと揃ってるみたいです。
白ひげがいなくなったでしょ、で、その後釜は誰でしょう。
マルコたちじゃまだそこまでは行けないかと思うんですが…だったら黒ひげ?
カイドウやビッグマムの登場も楽しみですね〜v


そんな話を聞いていた、一人で飲んでる女性。肩にはあのイレズミ…(わぁいv)
そのとき別の席で騒ぎが。
仲間を募集している麦わらの一味、そのルフィがやりたい放題です。
すぐ銃をぶっ放す、いやな目つきの大男。(ふ)
でも「実績のある」「麦わらのルフィ」に誰も逆らえません。
ルフィは彼女に誘いをかけます。
が、「私 男待ってんの」とあっさり。
「あんたじゃ私に釣り合わないから飲まないって言ったの!」
ああああああ、かつてのジャヤを思わせるような、いやさらに磨きのかかった誘いの蹴り方!
ナイスボディの美女はなんてオトコマエなんだー!!(ばんばん)


イレズミの彼女に泥棒猫のナミと名乗る女(偽)から向けられた銃、そのとき「必殺緑星!」
出てきた謎の植物で辺りが混乱する中、す…と横に来て「じゃあ おねーちゃん おれとなら飲むか?」
大喜びで、さらにさらに実った胸でばふんとナミ(本物)が抱きついたのは(サンジくん、可哀相にねぇ…)、新兵器「ポップグリーン」を身に着けた、ウソップ。
いつの間にこんなカッコいいセリフがさらっと吐けるようになったんだ!!!(ここまででかなり興奮中)
しかも逞しくなったことといったら!(ばんばん)
弱小トリオは卒業だ、だの、何が起きても動じねェ!そんな戦士におれはなったのさ、だの。
カッコいいこというじゃないのvvv …ウソじゃないよね…(ぼそ)
それでも偽のそげキングやルフィにぎょっとする辺り、人の根幹てのはそう簡単には変わらないのね。うんうん。
ナミに引っ張られて店を逃げ出すウソップ。
ナミはお願いがあるとか言ってます。また武器の改良かな?空島でいろいろ手に入れてきただろうし。 ウソップとナミの力関係はきっと変わってないでしょうから、ウソップただ働きは確実です。(ぷぷ)


場面はシャッキーのぼったくりBARへ。
サンジが到着して今までの事情を聞いています。
ここでの衝撃的事項。


ゾロが一番乗り!!!!!!!!!!!(信じられない)


2番目 フランキー 10日前 サニー号へ
3番目 ナミ     ?日前 ショッピング?
4番目 ウソップ   3日前 ナミと合流
5番目 チョッパー  1日前 
6番目 サンジ    今日 
他   ブルック   ファイナルライブ中。


今はこんな感じですね。
ゾロは一体何日前に着いたんでしょうか。そして誰かに連れてきてもらったんでしょうか(ペローナかミホーク…どっちだ)。
迷子癖は治ったというのを聞くんですが、そうかしら…。あの迷子がそう簡単に治るとは私にはどうしても思えない。 むしろゾロから迷子を取ったらかっこよくなりすぎてバランス悪いでしょ?(おいおいおい)
ミホークとの稽古(やっぱり慣れないこの言葉)は、いつまでやってもらったのか。
レイリーだって丸々2年は付き合わなかったんです、あのミホークだったらゾロに大事なことを教えたらふいっとどっかに行ってしまいそうな気が。


リボーンで山本ってのが父親に必殺の剣を習うんですが(説明はしょりすぎ?)、その父の稽古は全ての型をたった一度だけ見せて終わり、でした。
あとは自分でつかめ、って。
ミホークもまさか手取り足取り教えるとはどーしても思えません。見て覚えろ的な人ですよね。
そうそう、私はゾロがミホークから「優しい剣」、あるいは「何も斬らない剣」を学ぶのではないかと思ったのですが、どうでしょう。
最初に出会ったとき、ゾロはミホークの剣を「何て優しい剣だ、あんな剣は見たことない」といい、ミホークはゾロの剣を「なんと凶暴な」と言いました。(セリフは怪しいです;)
これが今でもずっとひっかかっているんです。
まだゾロが得ていない剣、剣先でそっと弾道を変えるとか、本当に強いのに何も斬らない剣とか(Yえさま、同じです!)、
それを知ってこそ真の剣士、そして最強の座が近くなるんじゃないでしょうか。


そしてゾロのビジュアル!!
服がブラウスでなかったのは心底ホッとしましたが、片目!!??
これは全ゾロスキーに衝撃をもたらしましたよね。
ゾロ自身は片目になろうが気にもしないでしょうが、それはちょっとショックです。
あれはウインクか、もしくは片目を閉じておけと言うミホークの教えか。
ほら、昔ドカベンで土佐丸高校が片目つぶった特訓してたじゃないですか(そんな細かい、しかも古い情報誰も知らない)、ずっと アイパッチしてて試合になったらそれを取る、するとボールが大きく見えてよく打てると言う…ほんとかどうかは知りませんが。
傷は仕方ないかと思ってます、なんたって海賊王の右腕だったレイリーも同じとこに傷あるんだから、むしろ光栄v


心配してたサニー号はデュバルが何とか守りきってくれてました。本当によかった!(一番心配だった)
ありがとう、ハンサム!見直した!(本人全治一年、そしてサンジもナミの話題に即スルー)
てことは、あのときやってきたくまは一体なんだったんでしょう?
ホンモノ?…うーん、だとしてもそれはそれで謎ですねぇ。


島には着いてるものの、政府(?)に追われてるロビン。
こちらもさらに実ってます(笑)。
前髪をあげたんで、雰囲気が変わりましたね。可愛くなったと言う声も聞きましたが、 私はむしろ年が上がったふう見えました。元々落ち着いたロビンですけどねv
ブルックのライブに、麦わらの一味の仲間募集、二枚のチラシを手に悩んでいます。
そりゃいきなりこの展開じゃ悩むでしょ。(笑)


チョッパー。
てくてく、ぴしぴし(いい感じの棒を振り回す音)、と歩くチョッパー……
ですが、一体何があったと思うほど頭身が縮み、2年前よりはるかに幼児化してます、初登場時と比べたら別人、 いえ別トナカイです。
偽者一味のゾロ、サンジ、ロビン、チョッパー(=キツネ)に、「なんでおれに話しかけてくれないんだろう」と疑問に思いつつ笑顔でついていってます。
「2年の間にゾロとサンジは仲良しになったんだなー」
と、無邪気に笑ってますが、サンジの背にゾロが手を回し、顔を寄せ合いひそひそ話す様を見て、おかしいと思わないのか。
もしかしてあの膨大な本の中に同人誌でも混ざっていたか、チョッパー?
それにしてもウソップといいチョパといい、何故あの100万光年は遠い偽者集団を見て何も思わないんだ?
ルフィやゾロもそうですが、彼らは一体何をもって仲間を認識しているのか、そこは非常に興味が尽きないところです。
それにしもあのゾロは腹が立つなー…くそぉ。
と、いきなりロビンが攫われてしまいました、キツネごと。(どうでもいい)
攫ったのはロビンを追っていた政府らしき黒服の男たち。
あんたらも認識不足かーっ!?(どこをどうしたらあれが美しいロビンに見える…)


海軍本部は麦わらの一味がシャボンディ諸島に戻ってきたと連絡を受け(たぶん偽者の情報ですよね)、 彼らを捕まえるべく慌しい動きになりました。ホンモノのルフィ達と鉢合わせする可能性大です。 あー、誰が出てくるんだろう。スモーカーも新世界に来てましたよね。


そしてウソップとナミにやられた偽麦わらの一味は、彼らを探してまたやりたい放題。似てるからと発砲。麦わらのルフィの横暴さに皆眉を顰めますが、 やはり誰も逆らえません。
と、偽ルフィにどすんとぶつかって平然としているでかいリュックの少年。
振り向いた顔こそが、


ルフィーーーーー!!(だむだむ)


ここで真の船長が登場!!
ああ、なんて爽やかで可愛くてカッコいい顔なんだvv
あの偽者たちは、ここまでやるかってくらいとんでもない離れようです。
ゾロは裸の大将みたいだし…尾田っち、絶対楽しんでる(笑)。


今週はここまで。
えええっ、ゾロは、ゾロは〜〜〜〜!!??(フランキーもですが)


残念ながらゾロの登場は次号以降に持ち越し。このだむだむした思いを抱えながら 過ごせとは、神は何と言う試練をわたくしにお与えか。
でもその分、妄想と言う名の快楽に身を任せることが出来ます。
考えようによっては非常に楽しいかもです。


ゾロがルフィに再会するシーン。
それを思うだけでどんぶりメシ5杯は軽くいけます。
ここから先はゾロルサイトらしく突っ走りますので、興味ない方やドン引きな方はここでお引き返しくださいね。
さて、わたくしの再会妄想(なんていう単語だ)。
本当はお話を書きたかったんですが、まぁすぐ本誌でもやってくれますし、ここで書くにとどめておきますv
早速、偽者一味と一悶着やらかす展開となったルフィ。
ルフィはい全然気に止めちゃいないんですが、偽者たちは気が立ってますから、一見いたいけな少年に(←すでに1妄想) 突っかかってくるんです。
えーっとここで、覇王色の覇気(すでにコントロールできるようになってるv←2妄想)でもよし、単に軽くぶっとばすだけでもよし、 格の違いを見せ付けてやりましょう。


で、やられた偽ルフィがよろよろとして男(足と下げた刀のみ見えてる)にぶつかる。
3本刀に偽ゾロと思いこみ「ゾロ、この生意気なガキを斬っちまえ」とか言うと、「あァ?」と見下ろしてくるホンモノのゾロv(←3妄想)
そこでゾロとルフィ、気づいたように顔をあげ、互いの顔を見交わす。もちろん言葉なんて掛け合いません。ただ見交わしあい、そしてふ・・と口元が緩むv(←この辺で4、5、6妄想くらい/笑)
ゾロは刀に手をかけ…いや抜くまでもないな、もう気合だけでやっつけてもいい。


「ぶっ飛ばせ、ゾロ」(にっ)
「了解、船長」(にっ)
なんてやりとりがあったら多分死ねる。続きが見たいからもちろん死なないけど。(←妄想測定不可能)
言葉は少ないほうがいいな。言わなくても多分言いたいことは通じ合えてるはずだから。
ゾロはルフィの胸にどんと拳を当て、ルフィはゾロの右目の傷に触ってみたり。(←この辺は腐りかけ妄想)
どうしてたとか言いたいことも聞きたいことも、今は後。
まずはやっと再会できたことを、隣にいるべき相手が戻ってきたことを全身でかみしめればいいと思う。
なんてね。
失礼しました〜〜〜〜〜。(恥ずかしい)





ジャンプ休載に伴いこちらもずっとお休みしていましたが、 その間も拍手ありがとうございました!
今さらですが9月9、10、11、12、13、19、21、22、10月3、5日の各日いただきました。何も更新ありませんでしたが(コミックス感想は書いたv) 励ましいただき感謝申し上げます。
やっと再開ですね、これからもますますワンピ熱は上がりそうですv妄想まみれの感想ですが、どうかよろしくお付き合いください。


◆9日23時の方
ゾロファンのゾロルラー様、いらっしゃいませvv
いきなり失礼ですが、ゾロだけ「宣誓」がなかった件についてのご意見にとても感動したので抜粋させてください。
『他のクルーは自分の野望を叶えるために麦わらの一味に入りましたが、 その野望をルフィの海賊王になるという野望を叶えるために活かすことを誓ったのが今回の「宣誓」だと思うんです。
でもゾロだけは(略)初めから「海賊王になるルフィのために大剣豪になること」が織り込み済みなんですよね。(略) ゾロにとっては改めて誓うことも何か特別に今までと変わったことをする必要なんてないんじゃないでしょうか。』
途中省略してしまいすみません。
おかげさまで言葉にできなかったもどかしい思いがすっきりしました。皆とゾロと違いはなんだろうかと言う疑問が腑に落ちました(感涙)。
でもゾロにとっては、今まで皆とルフィに対する認識が違っていたとかどうでもいいんでしょうね。(笑)
誰がどうであれ、ゾロにとってルフィは海賊王に「なる」男。(エースが白ひげに思っていた、海賊王に「したい」男とは違う)
だからそれは自分が大剣豪になるのと同様、疑いようもない、未来だけど紛れもない事実なんですよ、きっと。(断言した)
そんな二人の関係に惹かれて惹かれてなりません。腐っても健全でもすごく素敵だなーvv
コメントありがとうございました!こちらもようやく再開ですv


◆11日3時 Yさま
ゾロスキーとしての同感の叫び、嬉しく拝見しました、ありがとうございます。
こちらこそY様の温かな視点にいつも叫びつつ癒されております。
銀子のゾロル妄想劇場はいかがでしたでしょうか。Y様のお言葉に背中を押されて恥を晒してしまいました、責任とってね(笑)。
感想を楽しみに、こちらもまたお邪魔させていただきますv


◆12日20時の方
いつもありがとうございますv
いただく細かなご感想に一緒になって頷かせていただいています。フェイクの予想はそのとおりでしたね、さすがv
ロジャーと白ひげは「去り行く時代へのオマージュ」という一文に、確かに…と納得しました。
時代は移り、これからはルーキーと呼ばれていた(過去形希望)彼らが世界を動かしていくんですね。
そういえばルフィの腕のあれは、結局タトゥーなんでしょうか、すぐ取れますよね?(老婆心)
長袖だから確認できなくてどきどきしています。
ますます目が離せない展開で、こちらの感想もどんどん長くなってしまいます。読みづらいと思いますが、いつも読んでくださってることに感謝申し上げます。 これからもよろしくお願いしますvv
◆3日10時の方
早々のGreen情報、感謝です!
浮かれて早速予約しに行ったのですが、楽○もアマ○ンもまだ扱っていませんでした…(うう)。
その後確認してないのですが、ジャンプにもお知らせ載ったしもう大丈夫ですよね?
頑張って予約します。ご丁寧にありがとうございました!



2010/10/07




599話 「九人の海賊」


ついに迎えた再開。先週からテンションはトップギア。
ノンストップ街道驀進中です。(意味不明は百も承知)


扉絵は読者からのリクエストですね。シリーズ化するんだろうな。
今回は「羊に眠らされご馳走を奪われるルフィ」。
可愛いなぁvでも胸にはしっかり傷が…(うう)
ゾロにはどんなリクエストだろうとわくわくします。和モノじゃ普通だから洋モノっぽく…ってのはどうですか?(ここで聞いても)


本編
時は若干遡り、ハンコックたちに見送られるルフィです。
修行中は立ち寄らないようレイリーに釘刺されてましたが、彼が帰ってしまった後はどうだったんだろう。毎日こっそり覗きに行ってたんじゃないかと 簡単に想像できるハンコックの世話焼きぶり。
しかもそれに対し、全部素直に受けるルフィ。
だってあのマントまで素直に着せてもらうんです。小学校高学年男子だってこんなことお母さんにされたら「もーうるさいなぁ、ほっとけよ」くらい言いますよ。
だから余計そそられちゃうんだってーの、もーっ、罪な男なんだから(笑)。
ますます可愛げの増した蛇姫の姿に、ルフィの傍近く過ごせて幸せだったことが伺えます。これから離れてしまうわけだけど、 この日々があったことで姫は死に至る「恋の病」を乗り越えていけるのではないでしょうか。
彼女の中では次に会えたら結婚です。ゾロ、厳戒態勢で守らないとやばいぞ(←)。



別れの前に「ひとつだけお願いがあるのじゃ…」と告げるハンコック。
恋する乙女はなんて可憐な。
しかもあれだけ口にしてた「結婚」じゃなく「さよならという言葉だけは言わずに去ってくれぬか」
これが31になったレディの言うセリフとは!どこの純情可憐乙女ですかっ!
それに対し、
「なんだ、おれそんなの誰にも言った事ねェよ、また会いてェもんな!!」

惚れてまうやろーーーー!!!!(落ち着け)

答えるルフィの何て可愛いこと!これはたまらない!!!(ばんばん)
再び蛇姫や九蛇の皆に会える日を楽しみに、さぁ、今は仲間たちの元に向かいましょう。
ところで、「必要とあらばわらわ達 九蛇海賊団はいつでもそなたの力になる、これを忘れないで欲しい」
ここでまた一つ、大きな絆が出来ました。
アラバスタ、空島、ウォーターセブン、他にも行った先々で生まれたたくさんの絆。
これが後々に世界を動かしていく彼らにとって大きな力になるのではと、若干先走った感想ですがそんなことも思います。


時は今。シャボンディ諸島に戻ります。
ルフィ(本物)がルフィ(偽)にぶつかったところ。
それにしてもこの偽者たちのクオリティの低さは一体どうしてくれようか。
どうして世の人たちはこの偽麦わらの一味に何も思わないんでしょう。ルフィの顔なんて2年前に全世界に発信されたって言うのに。
2年の間に容姿が変わったと思われてるのかもしれませんが、元々一般人の手配書の認識なんてそんなもんなのかもしれません。
麦わら帽子を被った頬に傷のあるあらくれ者(ぷぷ)が自分を麦わらのルフィと名乗ったら、疑いもせず信じ込んでしまうような。
でももう少し頑張りましょうレベルだよ、これは。(もう少しか?)


とわたくしのような小物が騒いでる隙に、そんな偽者連中を一睨みで倒したルフィ。
うああ、覇気は簡単に使いこなしてますね。よし、先週の1妄想分クリア。


17番GR。
久々に登場したサニー号の元へやってきたロビン。
サニーが無事で本当によかったと、私もロビンと共に思います。
そしてそして、サニー号と言えば、フランキー。当然そこにいました。
「そこにいるい〜〜〜〜〜い女は ロビンじゃねェかよォ〜〜〜!!」
このさらりといい女と言えちゃう兄貴の大人具合が相変わらずで嬉しい。(フラロビ好き)
だけど、いやこれは……………。
坊主はともかく、アームの改造は暴走しすぎじゃないですか、兄貴?
長さが身長以上ありますよ、普通に立ってても腕が地面についてなおかつ余りますよ。
あまりの変わりようにびっくりしたんですが、でも実はこの腕は先週のカラーでも出てきてたんですよね。
ここでお詫び。
実はわたくし、先週のカラーを見ても兄貴の腕はおろか、ウソップの髭にも、サンジの前髪にもまったく気づきませんでした。
全部本編で気づいたというとんでもないボケぶりです。
ナミのロングはさすがに気づきましたが、多分ふーんで済ませてたように思います。
何故なら、お察しの通り左ページばかりを見ていたから。
ゾロの片目、ゾロのオールバック、ゾロのロング服、ゾロの…(以下略)
今にして自分の偏りぶりに改めて驚いたのでした。
ゾロの姿なら目に焼きつくほど見たんだけどなぁ…。


さて、そんな外見にかなりの変貌を遂げたフランキーですが、ロビンはにっこり
「変わらないわね、フランキー」
それはロビンが外見なんてすっ飛ばして物事の内面を見ることのできる人だからか、
2年の間にいろいろなものを見すぎてすっかり動じなくなったからか、
フランキーだからと言う一語の元に全てをスルーしたからか。


兄貴にとっては男のロマンだそうですが、ロビンの「もう人として接することはできなさそう」とのばっさり具合は同感です。
ちょっとやりすぎてないか、兄貴。少なくとも女性視点から言うと大きく踏み外してしまってると思います。
でもロビンの言葉にも「そりゃ変態ってことか、このホメ上手!」
相変わらず素敵なかみ合わなさ。さすが慣れたもので、ロビンはあっさりスルーです(笑)
2年経って二人の関係はさらに落ち着いた感を増してません?
「あなたこれ…ご存知?」とブルックのチラシを見せるロビン。あなたって…この言い様になんとも萌えました(笑)。
フランキーは暗い静かな霧の海から光のステージへ登っていったブルックはもう海賊には戻らないかも…といいますが、それはないでしょう、展開的にも。 なんたって彼にも約束と待ってる相手があります、それを反故にするはずありません。
このステージでラストにする気でしょうが、それにしてもブルックの成長はなんでしょうかね。音楽性?(剣士としての修行はちょっと難しかったかと) 人の心を操る音楽を奏でられるようになった・・・とかね。


ところでコーティング済みのサニー号ですが、あちこちがぷにっとゼリーみたいなもので覆われています。
で、そのゼリー状のものが柱から芝生から…って芝生もっっ!?
これがもぐろうとするとぷくーっと膨らんで船が大きなシャボン玉の中に入ったみたいになるのかな?そうでないと深海に向かうのに乗ってる人間の居場所がないですもんね。


47番GR。
偽ルフィたちのところに偽ゾロと偽サンジ、そして本物チョッパーが合流しました。
偽ロビンが攫われたという話になるんですが「ほっとけ、あの女の運命だ」と言い放つルフィにチョッパーはびっくり。
「2年で心も変わっちまったのか、悲しくておれ泣けてきた」
ちょぱ、落ち着け。
落ち着いて、とりあえず匂いをかげ。
むしろ2年で心も(幼く)変わっちまったのはあんたじゃないのか。
とにかく偽一行の態度にショックを受け、わぁぁんとばかりに泣いてロビンを助けに向かうチョッパー。
まぁ偽一行と離れたことはラッキーです。
46番GRにここで募集した100人の奴らを集めて、ナミやウソップ、ルフィたちに報復を狙おうとしますが、その 動向は「麦わらの一味」を追ってる海軍に筒抜け。(ぷぷ)
派手なことをし始めた麦わら(偽)一味を追いかけ海軍も46番GRに続々と集まっていきます。
こうして偽者&100人の海賊は一網打尽となり、その隙にルフィたちは17番GRから海軍の網をすり抜けて逃走・・・かな?
ありがとう、偽麦わらの一味。


前回と言い、シャボンディ諸島が勤務地なのかの戦桃丸くん(ベガパンクのボディガードじゃなかったっけ?)も、もちろん気合十分。
「人格を失った後も続いた『クマ公』の奇行を見れば、麦わらの一味はいつか必ずこの島に再集結するとわかってた」
ああ、じゃあずっとここを張ってたんですね。
それにしてもくまの奇行って?
だからサニー号やシャッキーのとこに現れたときも無事だったんだと納得できますが、じゃあ何がくまを動かしてるんだってことになります。 もう人としての意識はないはずなのに。


さて、長い間待ちました。そんな耐えた自分を褒めてあげたい。
42番GRをサンジが食料調達に歩いてます。
17番からずいぶん移動してないか…なんてのはどうでもいいことです。
「行っちまっただよォ〜〜〜緑の髪のあんちゃん」と騒ぐ漁師のおじさんに出くわすサンジ。
緑の…??とサンジ以上に反応する私。
刀3本腰にしたあんちゃん。
「ひまだから釣りしてェ」っつーあんちゃん。
腹には「腹巻」のあんちゃん。
やばい、テンションが上がるっ!(ばんばん)


コイツじゃねーかと手配書の写真を見せて確認するサンジ。
ここでサンジはいつもゾロの手配書を持ち歩いてるのかと、お友達に指摘されびっくりして読み返したんですが、 紙の巻きっぷりからして全員分ですね、よかったと何故か一安心(笑)。
だけど、そうなると何故皆の手配書を持ち歩いてるのかってことになります。こんなこともあろうかと?それとも 皆と離れてた2年間、この写真達で寂しさを癒してたのか。もー、可愛いなぁサンジったらv
だけどちゃんとWANTEDの文字を隠す配慮が彼らしくてちょっと感心v


おじさんの話は続きます。
漁船に乗って待ってろといった、確かに言ったはずなのに、隣のでけー海賊船に乗ってぐーすか寝てるあんちゃん。
必死でそっちじゃねェと叫んだのに起きやしねェあんちゃん。
海賊船と共に見る見る海底へ行っちまったあんちゃん…


ちーん。


あのバカ…と震えるサンジの思いはこちらにも嫌ってほど伝わってきます。
「集合場所に迷わず一番乗りなんて性に合わねェことしたと思ったら結局コレか」というのも、残念ですが同感です。
わたくしそりゃもう筋金入りのゾロファンですが、彼という人間を知れば知るほどに、そう思いたくなるのです。あんたもそうか、サンジ。


それにしても、ここでのもう一つの思いが
「何故サンジなんだ…」
でございました。心の底からそう思いました。
大変ぶっちゃけてすみません。サンジが悪いわけではありません。でもホントにホントにそう思いました。
先週あんなに気合入れて書いた私の妄想は何?恥ずかしいを通り越してあまりに痛いじゃないですか。
あーあ銀子さん、お気の毒になー…と苦笑したお方はどれくらいいらっしゃるのか、知りたいような知りたくないようなその数字。 (参考までにそう思われた方はぜひ拍手ボタンをぽちっと。/笑)


だってね、やっぱりここはルフィでしょうよ!(中年の主張)
ルフィに一番に会うのはやはりゾロなんです、二人の特別な関係(NOT不健全)を考え、そしてルフィの右腕的立場としてのゾロを考えるにつけ、 やはりこの「2年後」は二人にとって重要な場面だと思うのですよ。だからこそここは…ここは…くぅぅ。
と、こう書いててまだ誰もルフィに会ってないことに気づきました。 そうか、ゾロ、まだルフィのお初を獲るチャンスはあるぞ!(←どうしようもない大人)
あまりに嘆いてる私に娘が慰めるには
「ここでゾロがルフィに会ってもダメやで、二人でいてもまっすぐサニー号には着けへんもん。だからゾロはサンジと会ったんだって」
そうか…!って、サンジは保護者か!?どんだけダメ人間と思われてるんだ、ゾロ!?


海底に行ってしまったゾロに対し、あんた(おじさん)のせいじゃない、行き先がわかっただけでラッキーだ、 それより魚あるか、とばっさり斬り捨てたサンジですが、 そこに突如海底から浮かび上がってきた、ガレオン船、しかも真っ二つ。
ガレオン船が真っ二つというのはデジャヴですかね、かつてバラティエで誰かさんが暇つぶしにやってました。その再現です。


「合縁奇縁、疫病神と船に乗り合わせたお前達の運命を恨め」
何故大技を放つとき、こうして四字熟語とかを口にするんだろう。しかも乗り合わせた…ってあんたが乗り込んだんだろがというツッコミは置いておきましょう。今さらだから。
「何だ戻ってきたか、どっちでもよかったが」
気になる子には悪態をついてしまうものだとオカマちゃん達も言っていたように、 ばりばり意識してるのがよくわかります。不健全な意味ではなく、サンジは実際よくゾロを見てると思います。そんなこの二人の関係性はとても好きです、はい。(ルフィが絡んでないので 非常に冷静に語れる)


そ・し・て。
ゾロファンのあなたも私もお待たせしました!


ぷはっ  (海底から上がってきたのでさすがに息が上がってる?…でも「海底」って時点ですでに人間を越えてるけどな)


「船を」 (ドン!!←ここは大きな文字で)

「間違えた」 (ドドン!!!←さらに大きな文字で)

間違えたのは船です、傷の位置とか言っちゃいけません。
それにしてもびっくりしましたねー、即先週のジャンプを取りに走りましたよ。
何度も何度も見返して、絶対おかしい、目ならともかく傷が移動するのかと真剣に悩んで、そして巻末コメントでやっと納得。
「間違えました、キズは左目の設定です、あははは」
あはははじゃないよ、尾田っち、本気でびっくりしたよー。


でも、思っていた以上のかっこよさにそのままごろごろごろとのた打ち回り。
元々カッコいいけど、髪といい服といい、顔の傷といい、また一段男ぶりが上がってて萌え殺されるかと思いました。
その一方で気になってたまらない左目。
傷はいいんです。片目も一時的ならいいですが、この先ずっととなるとちょっとキツイです。
世界一の剣豪になるのに片目で…というのはかなり大変ですが、まぁゾロならそれくらいちょうどいいハンデってことなのかな。(とことんゾロ贔屓)
でも大切な距離感と言うか間合いと言うか、敵が強くなればなるほど難しくなるのでは…。まぁきっとそれを気になんてしないゾロの強さを描ききってくれるんですね、ありがとう、尾田っち。 (目がくらみすぎ)
あるいは視力なんて問題にしない、それを越える力(気を読み取るとか)を手に入れたってことかもしれません。
いずれにしても、ゾロにとって大剣豪になるのに隻眼だろうが隻腕だろうが、さほど問題はないんでしょう。強いから。(言い切った)
でももう両目の揃ったゾロが見られないかもしれないって可能性を思うたび本当につらい。剣士としてじゃなく、ゾロとして、五体満足な体で再会したかった…そんなファン心理です。


やがて明らかになる真実はどれ?
1、本当に片目がつぶれてしまった
2、単なるお茶目なウィンク
3、ミホさまの修行の一貫で普段は閉じるように言われている
4、両目がそろうと強くなりすぎてしまうのでとりあえず片方は封印中
5、カカシ先生の写輪眼的に、カッと開くととんでもない力が開放される


答えは…いつですか、尾田っち。(泣きそう)


来週は600話です、そこで全員が集結するんでしょうか。
再び進みだす麦わらの一味、そこにキリのいい数字をもってくる手腕に心底脱帽です。
何度でもいうけど、本当にすごすぎるよ、尾田っち!




拍手ありがとうございました。
10月8.9.10日の各日、拍手いただきました。
いつも本当に励みをいただいています、ありがとうございます。
8日Yさま、9日0時の方様。
コメントをありがとうございます。 時間切れで今回はきちんとお礼とお返事がかけずにすみませんでした。 いつもとても感謝しております。



2010/10/14




 / 感想メニューへ /