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600話 「再出発の島」


まずは祝600話v
そして今回も、たくさんの可能性とこれからの未来への予感をいっぱいに秘めたいいタイトルだなぁと思いますv
さて、扉絵はリクエスト・ゾロ編。
「筋トレ器具と間違えてワニを振り回してるゾロ」
そしてこれは早速我が家のワンピ会議(何)の議題になったんですが、「ゾロの目は開いてるのか!?」
例の左目は、このイラストで実に微妙な描かれ方をしています。
開いているようにも見えるし、そうでないようにも見える。
今から騒いでいても詮無いのは承知なんです、でも言わずにおれないこのファン心理。
ああああ、どっちなんだぁぁぁーー!!!(ばんばんばんばん)


それにしてもワニと器具を間違えるか、普通。
手触りとか、涙や鼻や涎、いろんな液体出してじたばたしてる雰囲気とか、そういうのは一切アウトオブ眼中か。そんな大雑把さが大好きだ。
夢中になって眺めている(本は読まないらしいゾロ bySBS)本は何だろう。写真集とかカタログではなく 字も結構ありそうですよね、非常に中身が気になります。 好きな相手のことは何でも知りたい、そんないじらしい女心です、イタイけど。


本編。
35番GR。
偽一味から離れたチョッパーが街を疾走中。 トナカイが暴走してると通報されそうなもんですが、それほどの注目は浴びてません、さすがシャボンディ、懐が深い。
半獣タイプでは幼児化してた体型ですが、獣タイプでは見事な成長ぶりv
体、大きくなってますよね?で、首の周りのもふもふもかなり生え揃って。
チョッパーもちゃんとたくましい大人の雄になったんだなぁと目頭が熱くなります。 頭の中身もきっと大きく成長を遂げたことでしょう、実生活面では若干逆行してる気もしますが。
偽一味がロビンを見捨てたことに非常にショックを受け泣いてた(いくつだ…)チョッパー、 ここでウソップ&ナミに再会します。
そしてロビン始め、皆が偽者だとようやく気づくんですが、「なにか違うと思った」って、それでも着いていこうとしてたのか、あんた。
小さな疑問はスルーか、それでいいのか、ドクター。
ま、いまだ彼の素直さ、純粋さは健全ということですね。ある意味チョッパーの魅力ですから。
偽者騒ぎも、船長ルフィの名が売れたから。有名税みたいなもんですね。
悪い意味で有名なってしまい、ナミは仕方ないと諦めてますが、こっそり嬉しくて サインを考えようとするチョッパーとウソップ(すでに考え済)。
あんたらは小学生男子か。(サイン考えてる子いませんでした?)


40番GR。
走る偽ゾロサンコンビ。こう書くの何かいやだな。
逃げ出したチョッパーを探せと船長命令(こう書くのも嫌だな)を受けたからです。
しかしまー、このゾロ。
別すぎて相手にもしたくなかったんだけど、仮にもゾロを名乗るならおまえ「横腹痛ェ」だの「ゼェゼェ、歩こう歩こう」とか言ってんじゃないぞ!(だむだむ)
短パンにもめちゃめちゃ腹が立つ。(本人だったら喜んで踊ってるだろうに)
で、二人はそこで「でけェリュックのマント小僧」にばったり出くわすんですが…。 (これが本人達だったらやっぱり喜んで踊りまくってるんだけどなー)


41番GR。
本物ゾロサンコンビ登場。
「おれは(くいっ)、海岸へ行きたい。釣りをしてェんだ……」
片目ゾロのアップです!!(ばんばん←さっきとえらい反応の違い) くいっって何! くいって!?
そっち方向を示し海へ行きたいことをアピールしてるのか?
それとも片目を閉じてるために見えない辺りを顔の角度を変えてみようとしてるのか。
どっちでもいいけど、ちょっとなにこれ、可愛すぎる!!!(ばんばんばんばん←もうしばらくお付き合いください) むしろ19のときよりラインがやわらかくなったように見えるんですよね。髪の具合かな、軽い癖がついてふわっとした感じにも見えます。
で、鼻の頭や目の下に/////の線が入ってて、子供みたいにも見えるしvv
(疲れるでしょうがもうしばらくお付き合いください)


次のコマでサンジに「駄目だ、クソ野郎!!」と思いっきり却下されるんですが、ここで見るサンジは 手にたくさんのボンバッグを持ってるんです。
おそらく食料の買出しに来てたはずですから、船出用の食料あれこれを買ってると思うんですが、 これはゾロを見つけてから買ったと思われます。(魚買いに来たときは持ってなかった)
つまりゾロはその後ずっとサンジの買い物に付き合ってたわけですが、その間ずーっと
「海へ行きたい、釣りがしたい」と思い続けてたんですね!
しょうがねーなーと黙って買い物を見つつ、でもそろそろ我慢できなくなって、駄々こねだしたと…、あーもーなんて可愛いの!!
昔のゾロならいきなりつっかかったでしょうに、意外におとなしく言い出す辺り、少しは大人になったのか。
でも却下されてすぐに、「なんでだ!なぜおれがてめェの言う事を聞かなきゃならねェんだ!!!」と道のど真ん中で切れるのが まだまだ青いな、ロロノア。
ゾロとサンジの掛け合いは、2年経っても変わることはありませんでした。相変わらず悔しいほどの息合いっぷり。
結局ゾロも今回はサンジの言うことに従います。
まぁ絶対サンジのほうが正しいからね…。
でも憎まれ口も忘れません。
「7番が1番にえらそうに言いやがって」
いいねぇ、ゾロの自分の中だけランキング。
奇跡的だろうがなんだろうが、とにかく1番に来た自分は偉い(笑)
これは自分のほうが正しい(?)からサンジは逆らえまいという事象を持ち出してきました。 その辺計算高くなったな、ゾロ。
「よーし、オロしてやる!!2年地獄で鍛えあげたこの足で!!」
「上等だコラ、真っ2つにしてやる!!」
だから道の真ん中でやることか、21の男二人が。
…とは思いますが、やっぱりこの二人のやりとりはいいですねv
ぶっちゃけ、羨ましい。ケンカはいいから早く船長と出会ってください。結構近くにいるんだからさ。


46番GRでは偽麦わらの一味が集結中。
この辺は絵面がアレだからさらっと行きましょう。
新しく仲間にしたというルーキー達。
その中でもカリブーとコリブー兄弟。マイケルとホイケルと同じようなモンと思ってはいけません。
ともに懸賞金約2億、はっ、当時のゾロより高いの?…まぁ政府への危険度も加味されてると思いましょう。
どっちもかなりイっちゃってます。えーっと私的にはジョジョ5部に出てきたプロシュート兄貴とペッシみたいな印象です(またわかりにくい例えを…) 。


そんな危ない奴らを従えるべく演説ぶる(偽)麦わらのルフィ。
海賊達にしたらルフィは、「世界政府の三大機関(エニエスロビー、インペルダウン、海軍本部)」全てで大暴れした前代未聞の海賊。
必ず海賊王候補の一人になるから勝ち馬に乗っとけ、ということのようです。
ここでもおや、と思うポイントがいくつか。
政府の三大機関…ってもうとっくに通り過ぎたところですよね、今さらですが、てことはこの先の海は政府の力はあまり及んでないわけです。
それほどに危険な海。 とにかくまったくの統制が取れてないんでしょう。
そういえば青キジがそんなことスモーカーに言ってたような気がする。
とりあえず本部だけは新元帥(青キジ?)が移したみたいですがね。


次に世間的には「海賊王候補」という言葉が歩き回っているということ。
白ひげが死んで、その後の勢力図はまだ明らかにされてませんが、やはり海賊業界(?)ではそんな話題も出てるんでしょう。
当時のルーキー達、キッドやローもどの辺にいるのか気になります。
そしてそれから外れた輩は「勝ち馬に乗る」ことで美味しい目にあおうとしてるのか。
それもなんだかなーですが、そんな考えでやっていけるほど新世界は甘くないと言うのもじきに明らかにされると思います。


なんて、そんなとこへ偽ゾロサンとやってきたルフィ。
おいおい、船長………
何故本物より先に偽者に会うんだ…(がく)
「2年経ったらずいぶん変わるもんだなー」
「それに2人ともそんなに仲良かったっけなー」(船長的に2人をそう認識してたのがおかしい)
「2年だもんなー顔も変わったなー」
船長、いくら2年でもゾロがここまで変わるわけないって…(泣)
それにどう見たってこれ変装レベルじゃないから(さらに泣)
ちょっと匂いかいでみてよー(わぁぁぁん/動揺中)


そんな船長に傷心のままページをめくり、35番GR。 ブルックのラストライブです。
ところがここに海軍が乱入。
やはり引退すると言ったんですね、それに切れたマネージャー(手長族)が彼を海軍に売った模様。
でもブルックは何も動じません。
「大丈夫、私の音楽は『力』を得たんだぜ!」
やっぱりブルックは音楽だったんですねv
「この島は我々にとって敗北の思い出のある『無念の島』であり…そして『再出発の島』!!
一味においては冒険を盛り上げるのが私の務め…!」
ああ、さすがおじいちゃん、言う言葉に深みがある。(じいいいいん)
ブルックは高らかに麦わらのルフィが生きていることを世界に告げます。
そして彼がいずれ世界の海の王になると。
その胸のうちには、仲間たちとルフィに贈る、新世界へ共に行こうと言う思い。
「最後のソウル、聴いてくれ!」
海軍も止められません。人々はそれほどにブルックの音楽に熱狂しています。
「ホラ 音楽は味方です」
なるほど、ある意味一番強力な武器かもしれません。
こうしてそれぞれがぴちっと己のポジションに納まっていくのが、なんかすごくいいv


17番GR。サニー号。
チョッパー、ウソップ、ナミ、フランキー、ロビンはここに集まりました。
案の定、チョッパーはニューアニキにキラキラしてます。どうやら初対面の時はウソップもかなり興奮したみたい(笑)
「落ち着け、チョッパー、興奮で死んでしまうぞー!!」
だから小学生男子か。
二人がコレです、船長が来たら一体どうなってしまうやら(笑)。
巨大な手の中には「作業用小さな手」も装備されてるし、鼻の長押しで髪型は自由自在だし(リーゼントも健在とわかりちょっと安心)、 アニキのオレ様改造っぷりはとどまるところを知りません。そりゃ10代3人組は興奮するでしょうね〜〜〜。
一方女性陣は「何の珍プレーなの、あの体は…」「ウフフ さあ…理解できない」
ばっさりですけどね。
相変わらず子供心満載のアニキに乾杯です、変わらなくて嬉しいよ、うん。


そこへやってきたレイリーとシャッキー。
海軍始め騒がしくなってきた島の状況を知らせに来ました。
シャッキー「ブルックちゃんにも状況は伝えてあるわ、もうすぐこっちに向かってくるハズ」
レイリー「ナミちゃん(この呼び方、どきどきするな〜v)、コーティング船の操作を教える、しっかり覚えろ」
さすが、年を重ねた二人は段取りがいい。
メカで遊んでいる子供達、しっかり見習うがいいぞ。


そして「大丈夫、ルフィならもう上陸している」
レイリーの言葉に、全員の顔がぱぁっと輝くのがまたたまんない!!!


「サンジには子電伝虫を渡してある、今ゾロと一緒だ」
一応年長者、アニキもそれなりに段取りはよかったですね、見くびってごめん。
そしてあとはルフィ一人。
集結の予感に今はどきどきわくわくです。
「海岸に面した42番GRに船を回し、全員を集めろ
少々慌しいがそれぞれの2年を乗り越えて
いよいよ再出発の刻だ!!」
レイリーの言葉に、麦わらの一味が動き出します。
いよいよ、です。
では、今から今週号買いに行って来ます(ぎりぎりだな)



拍手ありがとうございました。
10月14,15、16、17、18、22日の各日いただきました。
前回、あーあ銀子さんお気の毒にと思われた方はぽちっとなんてお尋ねして失礼しました。Mっ気満載じゃんとそんな自分に苦笑です。
合計23拍手いただきました、こんな辺境サイトにはもったいない数字です。
でも「大丈夫、銀子さんは痛くないよ」とあえて拍手を押さなかった方もいてくださるのかなと(厚かましく)思ったりもして、そんな繋がりを感じられるのはとても有難いことです。
貴重なお時間を毎度駄文感想にお付き合いくださりありがとうございます、 大好きなワンピース、大好きな麦わらの一味、熱い思いを共有できたら嬉しいです。



◆17日21時の方
いつもありがとうございます。前回はお返事できずに本当に失礼しました。
今回もいつもながらの深い洞察、なるほどと思いつつ拝読しています。
ゾロの目に関しては私ももう少し冷静に待つつもりだったんです…が、結局つもりだけになってしまった、 何かこう、語らずにというか思わずにはいられない悲しいファンのサガをお察しください(苦笑)。
秋水の鞘は娘に指摘されて気づきました。アイツめどんだけ読み込んでるんだ、勉強もせずに…。
十字というとミホークの剣を思い出しますが、それも関係あるんでしょうかね?
いずれにしてもゾロが全力で戦うときがものすっごく楽しみですv


◆18日Yさま
こちらこそいつも構っていただき、ありがとうございますvv
はぁ、これでやっとそちらに伺える〜〜(ダッシュ!)
「今に見てろよ」って、やっぱり思ってました?やだなぁ一緒じゃないですか、負け犬みたいだから口にしないってのも。(笑)
何となく今の流れていくとゾロとサンジは船まで一緒にいるんだろうから、船長との再会はゾロとサンジいっぺんか、あるいは船までオアズケ…ですかね。
またYさんの感想拝見して、「そうそう、そうなのよ!」と騒ぎたいと思います。どうぞお覚悟を(笑)



2010/10/25




601話 「ROMANCE DAWN for the new world ― 新しい世界への冒険の夜明け ―」


再開の号の巻頭カラーで1話の表紙を現在の麦わら一味へと上書きした尾田っちですが、今回もまた1話のタイトルを 「新しい世界への」としてなぞってくれました。
ルフィが自分の海賊団を率いての冒険は、ここからいよいよリスタートです。
それにしても新しい…って言葉がこんなに嬉しいとは。
何度も聞かされている「最後の海編」て言葉は毎回Σうっ!とさせられてました。
最後の海。ルフィたちの冒険の終点。
今から10年くらいは先でしょう、でもだからってほっとなんてできません。
いつかは終わるルフィたちとの冒険(「との」って書き方をさせてください、思いは一緒に冒険してるんだもん)。
今までクレッシェンドで膨らんできた物語は、半ばを過ぎてデクレッシェンドで収束していく (話の勢いが、じゃありません。これからの展開は今までの伏線回収等に向かうと思われますので)。
それはこのすごい物語にとって重要不可欠なことなんですけど、そして尾田っちは最後の一瞬まできっと私たちを楽しませてくれるんでしょうけど、 終点=ルフィたちとの別れですから、「最後」と目にするたびに何ともいえないやり切れなさを感じてしまうんですよね、 気が早いと言えばそうなんですが(苦笑)。
だからこそ、ここで夜明け、と出発を暗示させる言葉を再び使ってくれたことがすごく嬉しいです。


今回はあまり感想を書く気になれませんでした。
毎回あんなに騒いでるのに、今週号を読み終えて、ひどくホッとしてる自分がいたんです。
再開から4週、いろんなことがありました。
驚いて笑って地団駄踏んで(笑)、えーっとかなんでーとか騒いで。
でも尾田っちはすごく丁寧にこの「2年後」を書いてくれたと思うんです。
彼らをすぐ再会させたかったのは誰よりも尾田っちでしょう。
だけど少しずつ少しずつ。
まるで同窓会のように、そして仲良しのオフ仲間と会うように(笑)、「わー、久しぶりーv」と 互いの変化に驚きながらそれでも次の瞬間には、つい昨日会ってましたとでも言うかのようにすんなり受け入れあっている一味の皆。
片目だとか分け目が違うとか、そんな些細なこと今まで過ごしてきた濃い日々の前ではどうでもいい彼らを見ていると、いちいち騒いでる自分がばかばかしく思えます。
この助走のような4週間は、読者に(というか私にだ)それを気づかせる時間だったのかもしれません。
先に言うと、今週号でルフィはゾロ、そしてサンジと再会します。
久しぶりだなーという笑顔と共に。
あんなに待っていたゾロとルフィの再会。
そこには妄想なんて差し挟む余地もないほど自然なやりとりがあって、またそれが実に彼ららしくって。
再会についてはあれこれ好き勝手書きなぐってきましたけど、時間を経たせいか(ある意味焦らされて)、却ってこんなにも穏やかに受け入れている。
それが本当に嬉しく思えます。


扉絵はサギとカジノで勝負するナミ。
勝負結果は目に見えてますけども。
胸の傷、目の傷を引っさげて、ゾロとルフィは2年後の姿で登場してますが、このナミさんも2年後ですね。実り具合からして。


33番GR。
ブルックはライブ会場からトビウオライダーズの助けを借りて無事に脱出できました。観客が海軍を妨害してくれたおかげでもあります。
どうやって合流できるか気になってましたが、なるほど、彼らがいましたね。とことん助けてくれてありがとうv
そして口調が戻っていてこれもホッとしました。
あの「だぜ」はソウルキング仕様なのね。


41番GR。 子電伝でフランキーから42番に集合と連絡をもらったサンジ。
やっぱり彼が一緒にいてくれてよかったと、心から思います。こんなのゾロ一人じゃ合流できるはずないって。
そしてサンジのゾロに対する幼児(扱い)プレイ。(←言葉を選べ)
状況をよくわかってないゾロに「おれ達」「船」「逃げる」と片言で説明するサンジ。
わかりやすく説明するにはこれがいいと思ったんでしょうね。
「なんで片言だ、幼児か!文章で説明しやがれ!」
ゾロは片言で喋るサンジを幼児か!と例えてますが、実は逆に自分が理解不得手な幼児として扱われてることには気づいてないようです。
「後で お前 斬る」
あんたも片言に付き合うのか(笑)。
そして「それよりあっちの島 騒がしくねェか?」
おっ…この展開は!とゾロのルフィセンサー発動開始にちょっとときめきました(笑)。


46番GR。
偽麦わらの一味の集合場所です。
偽ゾロサンにくっついて本物のルフィもいます。
そこに海軍登場。
名の売れた高額賞金首たちも揃っていますが、パシフィスタも複数台投入されては勝ち目もありません。
逃げ出す偽ルフィ。
そこに立ちはだかる戦桃丸。
「『麦わら』はおめェみてェなカスじゃねェよ!!」と一撃。
いや〜〜〜〜実に気持ちよかった!
あのルフィには散々イライラさせられてましたからねぇ。
前に戦ったときはあまり好きになれなかった戦桃丸くんですが、実は彼もコビーやスモーカー同様、麦わらのルフィにヤられてしまった一人だったとは。(笑)
ルフィの実力を高く買ってくれてることに私の中の戦桃丸株も急上昇ですvv(単純)
その言動を見ていると、とことん麦わらのルフィにこだわり追っかけたいと言う、お約束の片思い秋波がでていますね。 こうして海軍にはルフィの追っかけ増えていくのです、ふふふ。


さて、偽者の正体は暴かれました。
でもルフィ、「あのゾロもサンジも?いや〜〜少し違うけど似てんな〜〜」って…
確かにジゴロウのときも「ゲタ履いてるからゾロと違う」で見分けました。そげキングの正体だってわかりません。そんなセンサーレベルのルフィですが、 でも今回は全然似てないよ、船長!
だいたいあいつ、走ると横腹痛くなるんだよ(涙)


パシフィスタは「本物のルフィ」を感知しています
それなりの額の海賊は全部データとして入ってるんですかね。
彼らはサンジは感知できるんだろか…(素朴な疑問)
さて、パシフィスタのレーザーが本物のルフィに向けて発射されました。
「あっぶねェな」とリュック(=大事な弁当)を守ったルフィからコートと鼻メガネが落ちました。
その可愛らしい顔が再び全世界の前に現れます。
「手配書と同じ顔ォ〜〜〜〜〜〜!!」とその場の海賊達はびっくりしてるけど、同じで当たり前でしょうが。
一応手配書の顔は知ってたんですね。 でもあの偽ルフィについていこうとしてたんだから、海軍の手配書の信憑性って何だろう…?
そんな本物ルフィに戦桃丸&PX−5が襲い掛かります。
戦桃丸くん、海軍コートを羽織ってると思ったら、この2年の間に正式に海兵になったんですって。
むしろこないだのときは違ったってのが意外です。仕事はベガパンクのボディーガードでしたが、 黄猿とは普通に話してるし、 重要兵器のパシフィスタを普通に指揮してるし、何より強いからそれなりの地位にいるんだろうなと思ってたので。
まぁ彼のことはいいや、とにかくルフィです、ニュールフィ!!
おせェ…とレーザーをよけ、さっとギア2のスイッチをいれ、あっという間にパシフィスタを撃退。一撃ですよ、一撃!!!
そのくせ、さっさとリュックを背負って「お前とはまたどっかで会いそうな気がする」と無邪気に笑って戦桃丸に天然タラシ攻撃(おい)のとどめ。
スモーカーにも「おれ、おまえ嫌いじゃねェなァ」とか別れ際にとんでもないことを言って一生忘れられなくさせちゃった前科者なんですから、 ちょっと自重しなさい。


さて、そこに…ついに、ついに来ましたよ、二人が!!!(だむだむ)
Z「おいルフィ〜〜〜!!!」
S「ルフィ!!やっぱりか!!なんでてめェは常にトラブルの渦中にいるんだよ!!」
L「ゾロ!!サンジ〜〜〜〜〜!!うわー!! 今度は間違いねェ!!ひっさりぶりだな〜〜〜!!お前らァ!!」
あああ、ルフィが本当に嬉しそうだ!!!(泣)
この最高の笑顔の前には、サンジのほうがルフィとたくさん喋ってるとか、サンジ〜〜〜って語尾を伸ばしたとか、 そんなのは些細なことです。(←でも拘る)


大好きな船長へと駆け寄る二人の前に立ちはだかるパシフィスタ。
でもでもでも、そんなのがナンボだ。
「どけェ!!!!」(=「邪魔するな」)
とサンジは頭、ゾロは腹をこれまた一撃。
Z「おれが斬った!!」
S「おれが首をへし折ったんだよ!!」
久しぶりに会った船長の前でどっちがどんだけイイとこ見せられたか競いたい気持ちはものすごくわかりますが、 あんたらもうハタチ過ぎなんだからね。
もー、相変わらずどんだけ船長好きなんだv


かつて全員でボロボロになってようやく一体が倒せたパシフィスタ。
でも今回は雑魚兵士程度にあっさり倒しちゃってる3人に、どれだけのレベルアップをしたのか、 勿論予想はしていたけど、本当に強くなったんだと感慨無量です。
そしてこれこそが本物の(強調)麦わらの一味なんだよ!
わかったか、世間よ!!(ホントにスッキリしたv)


Z「おいルフィ、お前は9番だぞ」
S「黙れてめェ どんだけ自慢だ!!ルフィ急げ、みんな船で待ってる」
L「おう!!いやー嬉しいな〜〜2年ぶりだな〜〜〜!!」
再会一言めがそれか、ゾロ。
私の陳腐な予想などはるかに越えた素晴らしい第一声だよ、むしろルフィの方がすっごく嬉しそうじゃないの。
あまりに普通すぎてそれ故に、ああきっとゾロは今まで常に心の中でルフィを思い続けていたから離れていたとか全然感じてないんだなと、違う方向にまた妄想してしまいました。 (馬鹿)


でもね、あの場所で唐突に別れさせられて2年。
私ら読者は全員が無事でそれぞれのところできちんと生きて修行してるってことを知ってますが、ルフィにとったらゾロなんて特にあのときひどく傷ついて死に掛けていて、 そんなままに真っ先に会えなくなってしまったんです。
ルフィは根っからポジティブ思考だから、自分がこうだから皆も無事なはずだとすぐに切り替えてますけど、ふと不安を抱いたりすることはなかったのかな…と切なくなります。 もちろんゾロ(と皆)のことは信じてるでしょうけど、何ていうか、そういう「信じてる」てのとはまた違ってね…。
ま、その辺は二次的なもので補完するとしましょうか(おい)


集合場所へ走り出すゾロとサンジ、でもルフィが立ち止まったままです。
いい笑顔…その先にはレイリーがいました。
結構遠いのによく見つけられたな。その辺が2年間に培った絆でしょうか。考えてみたら2年て一番先に出会ったゾロといたよりも長い時間じゃないですか。あ、何だろう、胸に過ぎる このちょっとした妬いた感。


師匠は一応様子を身に来てくれてたんです。(ちゃんとルフィの場所がわかってたとは、やはりそこが2年間で培った…)
「問題なさそうだな、更に力が洗練されている」
あの冥王にそこまで言わせるとは!!(ばんばん)
「では…早く行きなさい、仲間たちの元へ…」
「うん!!レイリー2年間本当に色々ありがとう!!」
「…フフ… 改まる柄じゃない… …早く行け…」
この「…」の多いレイリーのセリフの間がね、おっさんいろんなものがこみ上げてきてるんじゃないの、と思わせてくれまして。
しかも「早く行きなさい」「早く行け」と2度も促して。
それが却って名残惜しんだろうなと思ったりもするのです。


そしてレイリーにやるぞと宣言するルフィ。
「『海賊王』に!!!おれはなるっ!!!」
ルフィの決めゼリフです。
アニメ予告では毎週聞いてますが、原作でルフィがこのセリフを言うのはそんなにないですよね。ま、当然のように「海賊王になるのはおれだ」とかは言ってますが。
とにかくこの再出発での再宣言。
気負うでもなく、自然体でルフィは己の夢を高らかに口にするんです。
いろんなものを失って、「おれは弱い」と泣いていたのに。
でも仲間がいることを力に再び立ち上がったルフィは更に強くなりました。
覇気を身につけたことももちろんですが、何より自分の弱さを知ったことで心が大きく成長したと思うのです。


ギアを身につけたときに、私はルフィは失うことを怖がってるんじゃないかと感じました。 そのために強くならなきゃいけないってどんどん自分を追い込んでるんじゃないかって心配でもありました。 いつかぽっきり折れたらどうしようって。
…そしてエースの死で折れてしまった…と思ったんですが、そこはどっこいゴムだから。
ゴムは絶対に潰れないし折れたりしません。
ジンベエや蛇姫やレイリーやそのほかたくさんの人たちに手を借りながら(書き出して思ったけどすごいメンツ…)、 ちゃんとルフィは元の形に戻って、私たちの前に再びやってきました。
もう変な気負いはないと思います。
強くなるためには弱さを知らなきゃいけないことも身を持って知りました。図らずもシャンクスが望んだようにね。
仲間たちもルフィの弱さをサポートする体制は万全です。強さも、気構えも。(それが嬉しい)


「海賊王におれはなる」
今まで何度も聞いてきたこのセリフがなんだかより一層現実味を帯びて感じられ、私もついゾロやサンジのような顔で見守ってしまいました。
いやー、この二人のルフィを見守る表情がねぇ…。上手い言葉が見つかりませんが、 とにかくルフィが大事でたまんないんだろうなと…。言葉にすると非常に陳腐なのが残念です、そんな程度じゃないと思うんだな、あれは。
ゾロが左の顔なので目が見えてないんですよねー、どんな目でルフィを見てたのか、それが気になります。サンジがイイ顔してただけに。


そして同じく見守るレイリーの目にも涙。
おっさん、意外に涙もろいですよね。年取ったからかな。
それにしても本当にルフィのことが可愛くて仕方ないんですね。ある意味息子みたいな感情を持ってたとか。
その逆にレイリーは意外にロジャーの忘れ形見であるエースのことは口にしないんですよね…知ってたとは思うんだけど?
処刑されると知っても助けようとはせず成り行きに任せてました。エースの処刑=ロジャーの血が絶える、 ってことだからどうにかしようとは思わなかったのか…その辺の感情には複雑なところがあるんでしょうかね。
レイリーにとってロジャーはロジャー、ただ一人の存在だったのかもしれません。
ロジャーが死んで、レイリーにとってはそれで終わってしまったんでしょう。
ルフィは主人公であり未来の海賊王ですから、この子はどこかロジャーに似たように描かれてるんじゃないかと思います。 そんなルフィにレイリーがロジャーを重ねて見てしまったのもありかもしれないなと、わたくしまたそんな妄想を抱くのでした。



拍手をありがとうございます。
10月25.26.28日の各日いただきました。
取り留めない感想ですが愛と妄想だけはぎっしり詰まっています。(ダメじゃん)
よろしければまたお越しくださいね。




2010/10/28




602話 「下舵いっぱい」


扉絵はかわうそと競泳しているウソップ。
ちょちょちょ、ちょっとまって。
わかってはいたけど、いつの間にウソップこんなカッコよくなったの!?
体つきがたくましくてどきどきしますv


今週のジャンプはブリーチが2週の休載明けでした。
たぶん1年半ほど時間は過ぎてると思いますが、女の子の髪が若干伸びた以外に誰かが片目になってたり 分け目が大きく変わってたりサイボーグ度が進んでたり、という変化はありません。
だからなんだと言われると困るんですが、 2年てのは長いようで短いんだなとそういうことで。


本編。
海兵が追ってきます。
L「じゃレイリー、本当にありがとう!」
S「急げルフィ」
Z「レイリー、世話んなった!!」


ん?
ここで気になったんですが、ゾロとサンジのセリフが逆っぽくないですか?
ルフィルフィとうるさいのがゾロで(周りを気にせずとにかくルフィ)、 ちょっとした気遣いを見せるのがサンジじゃありませんでした?
2年で何かが変わりましたが、二人とも。
まぁゾロにとったら大事なルフィが世話になった師匠ですからちゃんと礼は言っておかないといけませんが、それにしてもちょっと不思議な感じ。
どうやら次女も気になってたらしく、
「ゾロはめっちゃルフィが好きだから(おまえわかってるな〜)、 こういうとき絶対ルフィしか見てないはずやん。コミックスになったらゾロとサンジのシルエットが入れ替わっとるんちゃう?」
などと、とんでもないことを言い出しました。
よしよし、いい子だね。(親としてどうなんだ)


そんな妄想(?)はさておき
見送るレイリーに『行ってくる!!!』とそりゃもう最高の笑顔で手を振るルフィ。
この顔がホントにイイ顔なんです!(ばんばん)
胸を過ぎる2年間の思い出。2コマですが、ものすごく濃かったんでしょう。
「……ああ……」と今週も「…」と間の多いレイリー。
どんだけ名残惜しいのかと、思いがひしひし伝わってきます。
どんどん成長していくルフィを傍で見ているのは、 ロジャーを失って以来生きることから降りたレイリーにとって久々に味わう「生きている感覚」だったのかもしれません。
成長が嬉しくて、その未来が楽しみで。
それが自分の手を離れ巣立っていく。
先週ラストの涙はその思いの全てだったのかと思います。
次女は先週のレイリーのあの涙に泣いたそうです。
「最近あたしな、白ひげがエースにぽろって涙流すとことか、ドクトリーヌの『行っといでバカ息子』とか泣けて仕方ないねん」
じいさんばあさんに感情移入する女子高生。
こういうのを見てると、ワンピが世代を超えて愛されてるというのがまさに実感できます。
キャラの見た目とか若さとかじゃない、それぞれに背負ってるものの重み、そこからくる強さ、みたいなものに惹かれてしまうんでしょう。


「頂点まで行って来い!!!」
その言葉を笑顔でルフィに送り返すレイリー。
追ってくる海兵には、剣で地面に線を引き
「弟子の船出だ、良しなに頼むよ… この線は越えないことを勧める…」
ドンきたよ、ドン!
デッドラインですね、越えたら地獄ってやつ。(昔星矢でフェニックスがやってた)
冥王にこんなこと言われて越えられるわけないわっ!


さて、逃げる3人。
大量に持ってたボンバッグは柵に止めてたんですね、焦りながらはずしてるサンジが可愛いv
そこに回り込んできた海兵…は、ホロホロとネガティブホロウの餌食になってしまいました。
再登場したペローナですが、さらにさらに可愛くなってます!!
口調は相変わらずだけどちょっと上品なお嬢様っぽくなってません?
これはあの城でミホークと暮らした2年の賜物か。 ちょっと服の感じがミホークに似てるとは次女の弁。
彼女がゾロを送ってくれたんですね。ミホークかどっちだろうと思ってましたが、まぁ妥当な結果です。
ありがとう、ペローナ。おかげで迷子からの逆転一番だよ。
ゾロファンは皆、あなたに心からの感謝をささげます。
「とにかく急いで出航しろ、島のそばに軍艦が現れたぞ」
乱暴な物言いですが、心配して様子見に来てくれたんですね。あああ、いい子だ…。


一方のサニー号。
合流したブルックのパンツ見せて…のお約束のどたばたの中、ついについに、
「うおー、みんな〜〜〜〜〜〜!!!!」
チョッパー(&トリ)に連れられて、3人がサニー号へ戻ってきました。
やっぱりゾロにぴったりくっついてるチョッパーが可愛いvv
F「男上げてんなァ、お前ら!!」
アニキーっ!最高のホメ言葉をありがとう!!!
そして「へへっ …またみんな揃った!!」と涙ぐむウソップにほろり。これこそウソップならではの言葉です。


予想通りフランキーを見て目キラキラの船長ですが、
「待ってルフィ!!気持ちはわかんないけど後にして!!」
必死で止めるナミ…って気持ちわかんないのか(笑)。
そしてフランキーに見惚れるルフィの横をすたすたと通り過ぎていくゾロ。
いいのかゾロ、そこで一言ないのか!
会えたからもういいのか、こんなもやもや悶々してるのは私だけなのか!?


そこへ軍艦からの砲弾が。
反撃するか…、けれど砲弾は石になりました。
軍艦の前に立ちはだかるように割って入った九蛇の海賊船。
男連中(除くゾロ)がさすがに目玉飛び出させて(サンジは即石化)見とれる中、 ハンコックは今のうちじゃ…とルフィにウィンク。
これで姫ともお別れなんだなと、切なくなったのは読んでいた私のほうでした。
最後の最後まで助けてくれたハンコック。
どこまでもルフィを一途に思ってくれてありがとう!(お礼を言いたい気分なんです)
ルフィが言うには「(九蛇は)みんな友達なんだ」
友達かぁ…姫様、残念ですね。
でも、それはルフィにとってなによりも大事なものです。
まぁ蛇姫のことです、きっと一途にルフィを思い続けるでしょう。
いつかまた再会できることを願って止みません。
船長とハンコックがどうにかなってほしいとは全く思ってませんけど、今度はもうすこーしくらい色の着いた会話が出来る「男」になっててもいいかな?なんて(笑)。
いや、あの天然な魅力こそがルフィですよね、うんうん。


マーガレットやスイートピーも出てきてくれたのが嬉しいv
スイートピー言うところの『見たことない生き物』てのは、男って意味でいいんでしょうか。
喋って動くガイコツとか、同じく喋るトナカイとか、異様な姿のハイテンションサイボーグとか、 鼻血の海やら石化やら何かの病気やらと今週とにかく忙しい「彼」とか……
ってのは、あえて突き詰めないほうがいいことですね、きっと。


フランキーがバルブを開け、入ってきた空気でコーティングされたシャボン玉が膨らみ始めます。
出航の準備が進んでいきます。
シャボン玉に入って深海へ…
なんて夢いっぱいなんでしょう。文字にしてるだけでもわくわくします。


その一方で、陸地からは相変わらず彼らを追う海軍の声が聞こえてきます。
…が、誰もやってきません。
チョッパーの話ではまだ海兵たちはたくさんいたはずなのにと、訝しむウソップ。
でページをめくるとね、ヘラクレスン(笑)と巨大な虫たちが大暴れしてるんです。
『武運を祈るん、ウソップン』
海を向いてそっと心で伝えます。
なんかここでもう、うわ…ときましてね。
続いて突然の雨に火薬の湿った海兵たち…その上空にはウェザリアの雲。ハレダスさんたちが頑張れよ〜〜〜と穏やかに応援してくれています。
ネガティブホロウでがっくり膝を突いた海兵たち。
予期しないオカマ(すでにお化けレベル)たちのお誘い攻撃に心の折れた海兵たち(これは怖い…かなり上級レベルの人を送り込んできています、カマバッカ。 食われてる人もいるし;;そして蛇姫とかけて『サンジキュン、今のうちよ…』とウィンクしてますが、恐ろしいほど差があります。星砕けてるし…)


実はここで泣いてしまいました。
いや、オカマ攻撃にじゃないですよ。
こういうの弱いんです。
言葉にするなら「絆」かな。
今までむしろこっちが散々世話かけてた人たちが、ちゃんと見送りに来てくれて、そして無事な出航のため手を貸してくれている。
彼らにしたら何のメリットもありません。と言うか、海賊に手を貸したら自分の身も危ないし。
だけどそんな損得勘定なんて全くの無視。
彼らは皆、ルフィたちが「好きだから」動いてくれてるんです。
それはルフィたちもそうでした。
ビビにだってクリケットのおっさんにだって、シェリーにだって、 いつだってその相手が好きだから、友達だからって理由だけで命を懸ける戦いができるんです。
そんな彼らだからこそ、関わってしまった人たちはみな、気持ちよく助けてくれる。
ヘラクレスンやハレダスさんたちは顔を見ることもできなかったし、力を貸してくれてることすら気づかれてもいないけど、本人達は十分満足しています。
大好きなウソップやナミのために何かをしてあげることができたから。


めぐりめぐる人の心。
そんなことを考えたら、嬉しいようなくすぐったいような、何ともいえない温かな気持ちで胸がいっぱいになって泣けてしまったんです。
私はワンピースが大好きで大好きで(今さらか)
それはゾロがカッコいいとか、冒険にわくわくするとか、そんなことももちろんあるんですけど、何より こういうたくさんの「心」を感じさせてくれる漫画だから。
一人で生きるのは本当に大変だけど、手を繋ぐことでたくさんの力が直列に繋がって、ものすごい光を生み出すことが出来る。
実生活では本当に難しいことだからこそ、冒険と同じくらいあこがれます。
それこそが人の最高の宝…ワンピースなのかもしれません。(ふふっ)


サニー号の浮き袋が外されました。今から船は海底へ向けて沈んでいきます。
帆を張ります。
海流を風みたいに受けて進むんだそうですが、やっぱり彼らの船は帆を張ってなくちゃ、ですもんね。だからこの設定かな?


L「出航か!?ナミ!!」
N「ええ、どうぞ?船長」
あああ、なんて素敵なやり取り!!
船長が私たちの前に帰ってきたよ!!(だむだむ)

「ほんじゃ野郎共!!!ずっと話したかったことが山ほどあるんだけど!!とにかくだ!!
2年間もおれのわがままにつきあってくれてありがとう!!」


2年間…。半端じゃない年月ですよ。
それぞれの修行だって相当大変だったでしょうに。
S「今に始まったわがままかよ…」
U「まったくだ!!お前はずっとそうなんだよ!!」
二人の言葉に全てが凝縮されてるんですね。それぞれのなんて嬉しそうな顔。
大丈夫、サンジばっかりルフィに喋ってるなんて拗ねたりしないから。(くそぉ)


長い歳月を越えて、サニー号の出航です。
魚人島へ向けて。
当時は一体何年後に出航できるんだろうと思ってましたが、まさに2年以上かかりました。


再びルフィの冒険は始まります。
さらに強くなった、けれど昔と同じ想いを抱いた仲間たち。


ルフィと同じくらい嬉しくて、嬉しくて、私も胸がいっぱいです…(はぁ)


最後に気になった点を2つばかり。
まず見送り(?)について。
フランキー、ロビン、ブルックの2年間世話になった相手…はちょっと違いましたね。
まぁロビンの革命軍がこんなとこに来られるはずはありません;
とはいえ今後のキーパーソン(団体)ですから、きっと重要地点での再会があるでしょう。ルフィはどっかでドラゴンと会わないといけないでしょうしね。
ブルックはある意味ソウルキングのファン全体が味方ですね。ここでもライブ会場からの逃走を助けてくれたようなもんです。
これは強いですよ〜全世界にいますよ、しかも一般人、海軍にしたら厄介ですね。
フランキーが世話になったのはコーラを届けてくれた親子…ですが、技術を学んだのはドクターベガパンクから。(かなーりオリジナルの研究路線からは外れていったように思うけど)
フランキーの師匠はトムさんですが、技術上の師はベガパンクとも言えませんかね?
彼もまた今後のキーパーソン、どこで会うことになるかわかりませんが、そのときにフランキーは何を思うのか今から気になります。


そして。
今回大活躍(?)だったサンジくんについて。
相変わらずカッコいいのに。
髭も生やしてずいぶんと大人っぽくもなったのに。
久々似合ったレディ(ペローナ)に興奮し、匂いをかぐ変態的行動(てめェ何の病気だと言われてしまってます;)、
蛇姫に一瞬で石化、
ナミとロビンの実り具合に鼻血の海、


ウソップがかっこよくなり、チョッパーはすっかり可愛い路線に行ってしまった今、ギャグ的路線を継承してくれるのが彼とばかりに尾田っち容赦ありません。
ファンの方々はそんな彼をどう思っているんでしょう。まぁそれでもカッコいいんだけどさー。
そしてそんな彼の行動の裏に、2年間の地獄の日々を思うと、涙が出そうです。
どんだけ辛かったんだろうかとさぁ…(泣)。

あともう一つ。
傷的に考えて、ゾロは今後あの横顔の角度が多くなるんでしょうかね…。



拍手ありがとうございました!
10月28日〜11月4日まで、前回は恐らく今までで一番の数をいただきました。
新しい旅立ちに皆様もきっとわくわくなんですねv
考察と呼ぶには拙く、感想と呼ぶには妄想まみれ、そんなページですが、少しでもこのパッションがお届けできていたら嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。


◆28日21時の方
いつもありがとうございます。
レイリーに関して思うことは多々あるんですが、やはり彼はロジャーという人間が大好きだったんだと思います。
だからこそ彼の命を見送って、海賊を引退=人生からも引退してしまったように見えます。 そんなとこに現れたルフィの中に、何かロジャーと同じものを感じたんでしょうか。
ロジャーの血ではなくその意志を愛していたんだろうと、また勝手に爆走し始める私をお許しください。
サボの件は結局まだ消化されていませんものね。読者にとっても。
まだいろいろ隠されていそうで楽しみです。
私は2の「行けるような状態でなかった説」を押したいと思います(笑)
いよいよ魚人島ですねvv


◆29日17時の方
初めましてv コメントありがとうございます。
はい、3人のそろい踏みは読みながら絶叫モノでしたvv
どれだけ彼らが一堂に会する日を夢見てたことか…これで一緒に戦ったりなんかしたらもう泣けます(うるうる)。
ギア2のシーンは、我が家のワンピ会議にもあがった議題です(笑)。
実は娘の指摘で私も気づいたんですが(すみません)、簡単にスイッチ入ってるし片手だけの省エネモードのようですね。
今までは全身に負担がかかりすぎていたから、覇気を取得するとともにその辺も考えたのかもしれません。
きっと本編でも明らかにされますよv
いろいろと今後が楽しみですね〜〜拙い妄想文ですが、これからもよろしくお願いします。



2010/11/05




603話 「心に留めておけ」


扉絵は「サンジとかわいいリスが一緒にパイをつくってるところ」
いや…リスよりも、むしろ一緒にいる21オトコを可愛いと思ってしまったんですが、どうしたらいいでしょうか。
再登場以来本編ではちょっとアレなサンジくんだっただけに、こうしてプロのコックの顔を見てしまうと胸がときめいてしまいます。
これが本来のサンジくんだよね…と思いたい。


本編。
麦わらの一味出航後のシャボンディでは、カリブー&コリブー(名前だけならおかあさんといっしょに出てきそうだ)が偽麦わらの一味を捕まえていました。
偽ルフィは海軍、偽ロビン&偽チョッパー(←キツネ/笑)は追っ手(政府?)にそれぞれ捕まってますので残る5人。そういや偽ブルックはいませんでしたか。
ここでカリブーの更に更にイっちゃってる感が強調されます。
騙されたことに怒るというより、薄ら笑いさえ浮かべながら、高額の麦わら一味を内部から「ぶっ殺し放題」だったのに、と言う顔がめちゃめちゃ不気味で怖い。
そしてドロロと溶けて相手を包む手。体に撃ち込まれた砲弾も沈み込むのはちょっとドルドルの能力に似てますが、ロギア系の能力者なの?
どうにもまだルフィたちを諦めてなさそうなのがすっごく嫌。
だから、偽サンジの名前がドリップだとか、偽ゾロがすっごく偽サンジを心配してるとか(笑)、そんな些細な情報は省略します。(してない)
偽の彼らはどうなっちゃうんだろう、穴掘って埋められちゃうのかな…。小悪党過ぎてさすがに可哀相なので、 ヤルキマンマングローブの根っこで穴が掘れなきゃいいなとも思います。


戦桃丸くんは海軍に連絡中。
冥王により麦わらの一味を取り逃がしたこと(ほーっほっほv)、プロトタイプとはいえ(この書き方だと改良された新型も当然いるんでしょうね…) 2年前に彼らを追い詰めたパシフィスタ2名(2体、って言い方しないんですね。兵器ならそんな感覚だと思ったんですが)が深く損傷。
戦桃丸は確かに実感するんです。
彼らが大きく成長を遂げたこと、そして
「麦わらの一味が完全に復活」したことを。
よしっ!(ばんばん)


一方、海底へと旅立ったルフィたちを見送ったレイリーとシャッキー。
「何か…思い出してるんじゃない?レイさん」
それに「いやあ…まあな…」と曖昧に返すレイリー。
当然ですが、しっかり思い出しています。
これは何十年前の記憶なんだろう。
家を焼かれて盗んだ船に住んでいたレイリー。
それにいい船だなァと明るく声をかけてきた一人の男。
「おれはロジャー」


ロジャー キターーっ!!


「この出会いは運命だ!!レイリー
おれと一緒に世界をひっくり返さねェか!!?」


帽子で顔半分隠れていますが、若かりし頃のロジャー……笑顔がルフィそっくり!!
屈託なくて、遠慮なくて、そして運命だなんていきなり口説きに入るか!(ひゃー)
「ハハハ、どこの誰だ、お前は どっか行け!!」
無二の相棒が初対面でツレナイのはお約束ですか。
すみません、すっごく燃えるんですけど。とんでもなくやばいです、わたくしドキドキが止まりません。
金と銀のオマツリですか、金銀砂子、七夕歌ってもいいですか。(意味不明)


だってね、思い出しながらレイリー、泣いてるんですよ!(だむだむ)
冥王もルフィに出会ってからすっかり涙腺弱くなったようですね。(くす)
レイリーはとにかくロジャーが本当に好きだったんでしょう。
それはそうですよね、人生の大半を彼とともに生きてきたわけだし、それこそ生死の境目を潜り抜けるなんてこれでもかってほどしてきたんでしょうし。
離れるなんて考えられなくて、でもその絆はロジャーの方から別れを告げられて、死ぬなんて思ってもいなかった彼の死を突きつけられて。
何度も書いていますが、だからレイリーにとって今の人生は生物として生きてはいるけど、人としてはもう死んだ状態なんです。ロジャーのいない世界だから。
そして当然ですが、わたくし、この二人にゾロとルフィを重ねています。
だからこんなキー打ちながらじたばたしてるんです(見えないって)。
レイリーのロジャーへの思い、まだ一端しか見ていませんが、それでもそれがどんなに深くて重いものか、容易に想像できるんです。
そしてね、ゾロにとってもルフィは、何年何十年経っても、傍にいることは叶わなくても(言いたくないけど万一どちらかが死んだとしても)、 自分の半身であり、絶対に揺るがない唯一無二、何よりも大切なものだと思うのです。
ああ、自分の語彙力の無さがとことん悔しい。
どれだけの言葉を集めたらゾロとルフィの関係を語れるんでしょう。いや、あれは言葉にしてどうこう言えるレベルではないからいいのか。


とにかくです、レイリーの涙。
ずっと一人の胸に収めていたたくさんの思い。
それを思うとこちらも泣きたくなるほどぐっときて、風呂入ってても自転車漕いでても、二人のあれこれに思いを馳せてしまうのでした。やばいよ、わたし。そしてここまで長いよ。


レイリーは呟きます。
「全ては必然であるかのように…『縁』はやおら形を成してゆく…」
この縁て言葉がまた後から出てくるんですが、そう、特にここに来て重さを増してきましたね。
レイリーがシャンクスと縁あったこと、シャンクスがルフィと縁あったこと、それは全て運命の中、必然として紡がれてきたんでしょうか。
でもかつては敵だったはっちゃん。そこからルフィたちがレイリーへと繋がった縁。
これはルフィたちが行動を起こさなかったら繋がらなかったものです。
ナミを助けよう、ケイミーを助けよう、はっちゃんを助けよう、
「大事」だと思う相手を助けようと、損得勘定なしで動いたからこうして今に繋がっているんです。
必然ではなく、ルフィと言う人間によって、運命は動いているのかもしれませんね。


それから麦わら帽子!
ここでびっくり、記憶の中のロジャーも被ってるんですよ!
え、え、これって同じ帽子なの!!??
ロジャー→シャンクス→ルフィと渡り継がれているの!?
だとしたらすごい耐久性……一体何十年だ???
丈夫だ丈夫だとは思ってたけど、そりゃバギーに刺されたくらいじゃびくともしないはずです。(納得)
「ルフィはまた一段とあの帽子がよく似合う男になった…!!
もう少し…長生きするのも悪くないな…」
そうか、ロジャーの帽子なら
前に言ってた「この帽子は精悍な男によく似合う」
ってのは、シャンクスのことじゃなかったんだ!!
どこまで…どこまでロジャーオンリーなんですか、冥王様。まぁゾロもそうだからそんなあなたが大好きなんですが。


レイリーとロジャーに心惹かれつつ、場面は一転、海の中へ。
どんどん潜っていくサニー号。
帆船が海中へ。
尾田っちのファンタジーは止まりません。
「人の住む世界が遠のく感じ…ドキドキする!」
ナミの言葉が一番こちらの気持ちを表してくれてますかね。
一緒になってこの絶景を眺めている気になってきました。
「海はキレーだな〜〜〜」とはルフィ。
ルフィには見ることのない光景です。見るのは溺れ死ぬときだもの。
でも海を恐れることなくキレーだなと笑顔で言えるその懐。やはり根っからの海賊です、うんうん。


シャボンディ諸島のマングローブの巨大な根が海底までドンと続いています。
その圧倒される自然の迫力に一同感動。
そこに「おれは一度見た」とあっさり言うゾロ。
「乗り間違えた船でな!!」とツッこむサンジにはゾロファンですが私も同感です。


この光景にわくわくする船長は、つかめそうな魚に大興奮、がばっとしゃぼんにつかまります。
ゾロもウマそうな魚…と刀を抜き…
おいおいおいおいおい。
そんなの素人目にもわかるぞっ;;
掴むのはともかく、刀はダメでしょ、刀は。自分とこの船のシャボン、一刀両断するつもりかっ!

U「やめんかァ てめェら!!」
C「しばくぞ、コンニャロー!!」
おおお、この一味のナンバー1と2を一撃ですか。
強くなったね、ウソップ、チョッパー。(何か違う)


こいつらがバカやらねェうちに…とコーティング船の説明をナミに求めたとこまでは、さすがサンジ、物事をよくわかってると感心しましたが、 そこはやっぱりサンジ。
動いた生身の美女に鼻血の大量突出。勢いよすぎてコーティングすら突き破ってしまいました。
あんたまでそれか…。


U「どうしたんだよ、サンジ、この徹底的に女に弱くなった感じ」
C「お前らしくねェぞ!!」
いや、ある意味すごくサンジらしいよ、2年より前からね。
あ、チョッパーはカリファとの戦いを見てないか。
サンジくんはきっとすごく強くなってるし、料理も攻めのレシピでさらにレベルアップしたと思います。でも弱点もさらに強化、 あ、違う、弱化とでもいうのか、したようですね…。これはマズイ。女性を『見た』だけで血吹いて倒れるなんて、使えないぞ。どうする!?
一つ気になるのが、黒ひげのとこにいたカタリーナ・デボン。彼…女(だよね)に対するサンジの反応は如何に。
まさかあれでも戦えないとか言い出したりしないだろうなと今から気が気でありません。


噂じゃハンコックですらたじたじとなると言われている人魚達の美しさ。
…死ぬな、サンジ……(ちーん)。
チョッパー先生の魚人島で献血を募らなきゃと言う先見の明はお見事です。
今だって大量の輸血されてるんだから…。
ここで手持ち無沙汰なのか自分で鼻押して髪形変えてるアニキとそれにぎょっとしてるゾロに笑いましたv


ともあれ、サンジくんの例の様に(笑)これくらいの衝撃じゃシャボンは割れません。
銃や大砲くらいなら撃ちこんでも大丈夫です。
ただ一度に大量の穴、キバで噛まれる、船そのものが壊れる、船体の割れ口とかでシャボンが割れる、こんなのはアウトなんですね。
そんなナミの説明を聞いてんだか
L「おれの銃乱打にかかりゃあんな魚…」
Z「じゃあどっちが獲れるか勝負…」
ゾロとルフィが仲良くて嬉しい(涙)。
再会の感動も何もすっとばしてるけど、あっという間に二人の時間は戻ったんですね。
いや、ちょっと違うな。
前のゾロならどっちかというとそんなルフィを止める側だったような気がする。 少なくともこんな簡単に乗っかったりしなかったぞ。
きっと無意識にルフィと離れていた時間を埋めようとしてるんだと、そう受け止めていいですか、ねぇ(誰に聞いてる)。
そしてまた ウソッチョに仲良くしばき倒される二人なのでした。


ああ、いいなぁ。
ゾロとルフィが一緒にいるよ。
一緒のもの見て、一緒に喋ってるよ。
連載開始当初から当然のように見てきた光景ですが、それをこんなにも嬉しく思うなんて。
もう絶対二人が離れませんように。


さて。
L「サンジもああだしみんなメシにしようぜ〜〜」
ハンコックにもらった大量の弁当を出してルフィが皆を誘います。
サンジもああだしって…。(不憫だな)


船も安定したので、ここでアニキから話があります。
改造ハンパないアニキにちょっと不安もあったんですが、その辺はやはり三十路。大人は大人です。


海底へ案内してくれるはずだったハチは大ケガのため現在魚人島で療養中です。 それはデュバルと同じくこの船をずっと守っていてくれて、1年前海軍と激しい戦闘になったから。
うわぁ…やっぱり海軍も来てたんだ。それを守りきってくれたなんて、本当にありがとう。
デュバルなんてあっさり別れてきちゃったけど;;
二人がリタイアした1年前、そこから今日まで船を守ってくれたもう一人の戦士、それが
バーソロミュー・くま。


フランキーがサニー号にたどり着いたとき、そこに待っていたのは全身ボロボロで機械の部分までもあちこちに見えているPX−0。オリジナルのくまです。
「任務完了だ」と言い残してどこかへ去っていったくま。
サニー号には傷一つありません。
そしてここからはレイリーに聞いた話としてアニキが語ります。
戦闘中レイリーに耳打ちをした「縁あってこの一味をここから逃がしたい」、
再びレイリーをたずねて「おれにはもう時間がない」と人格を奪われることを打ち明けたこと。
ベガパンクとの間に「麦わらの一味の誰かが再び船に戻るまで海賊船を死守する」という任務をプログラムするのを約束してたこと。
そして2年間、あれは人格をなくしたくまですが、人間兵器として「過去の自分の命令」を守り、麦わらの一味を待っていたのです。


やり方がメチャクチャすぎるというゾロの言葉はもっともです。
何故そこまでルフィたちに力を貸してくれるのか。
くまは一番謎に包まれていますね。
革命軍の幹部でドラゴンを慕ってた風ですらありますが、政府側の七武海でもありました。
パシフィスタのモデルとして人格を失うことまで約束しています。
その立場はなんだったのか。結局政府と革命軍どっち寄りなのか。
政府に何か弱みを握られていたのか。
そしてベガパンクとの関係は。
ベガパンクも政府の要人でありながら、みすみすそんなプログラム組み込むのをOKするなんて一体何者ですか。
ただのマッドサイエンティストではなさそうです。むしろ気持ちは革命軍よりなのか?改造できりゃそれでいいって人なのかもしれませんが。


くまに関しては革命軍といたロビンが何か知っていそうですね。
彼女は2年間、おそらく情報を力にしてきたんじゃないかなと思うのですが…。


アニキが締めくくります。心に留めておけ、と。
くまの救ってくれた命と有意義な2年間。
「この一味にとってくまは結果的に『大恩人』だってことをな…
そしてまたいつか出会う日が来てもくまはもう心無き『人間兵器』だ…!」
真意を確かめることもできないまま、彼らの再会はすなわち戦いなんですね。
こちらとしても心境複雑です…。
ましてや例の件のあるゾロにしたら、その真意を誰よりも知りたいでしょうね。
あんたのあまりのルフィ好きっぷりにびっくりしたからだよ、というオチだったらどうしよう(笑)。


あ、サンジが起きました。
「くまって奴が果たして恩人か…!?おれがこの2年どこにいたと思う!!?てめェは一体なんの修業をしてたんだ、ルフィ〜〜〜〜!!」
まぁ…ね。
ここはサンジスキーでもない私が何か言うべきではないでしょう(目をそらし)。


おっと。
和やかなサニー号の後ろからカリブー&コリブーが来てますよ。
あんたで〆かい。
そして来週の巻頭カラーはもしかしてあんたからかい!?
という、不安のままに今週はおしまい。



拍手ありがとうございましたv
11月5〜9日まで、今回もたくさん拍手いただきました。
辺境サイトにお運びいただきありがとうございます。大変励まされています。 今回はロジャーとレイリーに突っ走りましたが、こんな暴走サイトをよろしくお願いします。


◆8日0時の方
初めましてv コメントありがとうございます。
ルフィが成長してゾロよりでかくなっていたら…ですか。ああ、それはゾロルスキーとして非常に困りました;;ルフィがルフィでよかったです。
人それぞれ不安のタネは違ったんですね。私はゾロがミホークみたいなブラウス着る人になってたらどうしようと結構本気で心配してました。 これも愛ゆえなんですが。
感想であまりカップリング話はどうかとも思うのですが、全く止められずにいるので、そう言っていただけるとほっとします。
今回もやらかしてしまいましたが、少しでも萌えポイントが同じでしたら嬉しいです(笑)。またよろしくお願いします。


◆9日 通りすがりのゾロルスキー(笑)さま。
初めまして、お声かけてくださってありがとうございますv
こちらこそこれからもよろしくお願いします。
なるほど。
「レイリー (おれの大切なルフィが)世話になった!」ですか。あ、いけない、大切なとか単語増やしちゃった。
そうですね、ゾロの立場なら確かにそれくらい言えなきゃいけません。この先親戚づきあいとかも大変だろうし(何を言い出すんだ、私は)。
相変わらず思い切りゾロルでやらかしててすみません。 でもゾロ自身がああなんだから仕方ないですよね。(おい)
突然でも構いませんよ〜。お言葉に励まされました、ありがとうございました!


◆9日 20時の方
いつもありがとうございます。
はい、前回の話はまさに!という形の出航でしたね。私は大満足です。きっと他の皆様もそうだったんじゃないかな。
ウェザリアのおじ様方は若干騙されてるんじゃないかと思いますが(笑)、でもナミなりにそこでちゃんと絆を築いてきたのかもしれません。 昔からちょこっと悪いことしてても結局は皆に愛されてましたからね。その辺が彼女の魅力でしょう。
サンジくんについては上でもいろいろ書いてきましたが、この先大丈夫だろうかとまだ不安が先立っています。
きちっと修業の成果を見せてくれないと払拭できそうにないので、逆にこれからの活躍を一番期待しています。
ハンコックとルフィの関係…は世の中には知らないほうがいいこともたくさんあるってことで…(苦笑)。
絶世の美女からプロポーズされてる(しかも断った)なんて、刺激強すぎる情報でしょう、きっと。
彼はまともな女も男(ぷ)も2年間、全く傍にいない非常にあやふやな毎日でしたものね。(いや〜頑張ったなサンジ、と改めて)
楽しいコメントありがとうございました!



2010/11/10




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