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609話 「魚人島の冒険」


家庭の事情と年末年始、随分長いこと感想をお休みしていましたが、 脳内は常にワンピモードでした。それは変わらず。
まぁ占める割合が90%から60%くらいには低下していましたが。(それでも子供の受験&年末のあれこれを考えながら家庭と職場を行きかうパート主婦としてはかなり高い方かと)
抜けている分はこの数週の休載期間になんとか埋めて行けたらと思います。
鮮度は完全に失っていますが、所詮ささやかな個人の趣味レベルの感想ですのでお見逃しのほどを…と言い訳。
今年もぼちぼちよろしくお願いします。


新年1発目。 きたきた巻頭カラー!!
ゾロがめちゃめちゃいい位置にいます!!(ばんばん)
しばらくこのゾロを眺めたまま他の誰もが一切目に入らなかった私はワンピファンとしてはどうなのか。
あーかっこいいなぁ、可愛いなぁ、素敵だなぁv(三種のホメ言葉)
新コスチューム、私は案外嫌じゃありません。個人的にはこういうずるっと長い服(他に言いようはないのか)好きなんですよね〜。
戦闘時にちょっと動きにくいんじゃないかと心配ではありますが(母心?)、 落ち着いた感じがして、20代に突入したニューゾロ(ぷ)には似合ってるかなと。
それにしても、ほっぺを膨らますこの顔。
たまにこんな顔見せてくれますが(アイスバーグさんのお屋敷でとかね)、あんたには頬袋があるのか、 そんないたいけな小動物なのかと、いけない方向に走りそうな可愛さです。(いいの、ほっといて)
最初はガムでも膨らましてるのかなと思ったんですが、これはお団子(お餅?)なんですね。
口にくわえて手に持って。
あらあらそんなに欲張ってどうするの、わかった、あとで遊び疲れたルフィに一個あげるのね、とそんな妄想にも走る新年です。


少しは全体も見ましょう。
これは深海のお月見なのかな?(お団子あるから)
色合いがふんわりとやわらかくてとても素敵です。
だけどアニキ…ごく自然に居眠りしてますけど、ちょっとその股間股間…。


その他グラビア。
全雑誌表紙ジャックはびっくりしつつ、ちょーっと心配なような…複雑な心境です。
本音は正直そこまでやらんでも、と思っています。
集英社、ワンピをどうしたいんだろう。今は確かにすごい人気だけど、だからこそじっくりゆっくり大事にして欲しいのにと 、ちょっとした毒吐きでごめんなさい。
ハンコックのフィギュア、「わらわをつまめ」ってアオリは少年誌でどうなんだとか(←馬鹿)、エースのバッグはやっぱり高すぎだろとか、 年をとるととにかく心配が耐えません(笑)。


やっと本編。
人魚と思いっきり、そりゃもう思いっきり戯れるサンジ。
ハート全開、おれここに住む〜って言い切ってます、オールブルーはホントにいいのか。
髭のせいで妙にオヤジくさく見えてしまうのは、そっと私の胸にしまっておきましょう。
でもそんなサンジに一切ヒくことなく、一緒に楽しそうに遊んでくれている人魚達。本当によかったな、サンジ。(心から)
未だにこの島のシステムがよくわからないんですが、とにかく空気はあって、でも人魚も魚も島の空中をウォーターロードで飛ぶ感じで自由自在に泳げると。
ルフィもシャボンをつければ大丈夫だそうですが、個人的には(今回こればっか)、能力者が泳げないのは泳ぐ技術云々ではなく海に嫌われたからって設定が好きだったりするんで、 ルフィはなにをしても泳げなければいいのにと思います。


サンジの鼻血は現在治まってます。全ては人魚と遊びたいと根性で押さえた賜物かとウソップも感心。
そしてここでチョッパーが、血液のストックがもうない&サンジは珍しい血液型だからと、意味深な発言。
珍しい血液型…に反応したのは、二次創作的に使える!とかではなく(おい)、絶対なんかの伏線だろと感じたからです。 まぁあそこまで早く回収されるとはおもっていませんでしたが…。


ここで会いたい奴がいると言うルフィ。
ケイミー、「人魚姫?」って聞いてたけどルフィはサンジじゃないから。
ルフィの会いたい相手はジンベエでした。
2年前、エースの死に折れかけた心を救ってくれた相手。
何よりまた会おうと約束しています。
「ジンベエに会いたい!!」
まっすぐなルフィらしい言葉がホントにいい。
元七武海だろうが、親分だろうが、恩人(こうかっちりした言葉はルフィには相応しくない気もしますが)だろうが、
「友達なんだ」
それはルフィにとって最上級に大切、という意味です。
友達にはまた会おうって言葉を絶対に言っていますしね。


ですが、ジンベエはこの島にはいませんでした。
わー…ジンベエがいれば頼りになると思ってたのに…。
七武海をやめた→政府のお目こぼしがなくなる→魚人海賊団は魚人島にいられなくなった、という図式でしょうか。
いやそんな単純なもんじゃないのかもしれませんね。 戦争の後、つまりは島を守っていた白ひげの名が失われたことで、ここがどんな状況に晒されたか、察するに余りあります。 魚人と人間、政府、天竜人、いろんな世界のあれこれが絡んでいるようにも思います。


と、そこへ王国の船が来たという知らせが。
不法入国のルフィたちを捕まえにきたのか、と一気に不穏なモードに突入です(はらはら)。
人魚達にうまく匿われたルフィたち。
そしてやってきたリュウグウ王国のネプチューン3兄弟。
長男 フカボシ(フカザメの人魚)
次男 リュウボシ(リュウグウノツカイの人魚)
三男 アカボシ(アカマンボウの人魚)


長男の真面目なしっかり具合に比べて、次男三男の突き抜けた自由さに眩暈がします。
…どこのうちも一緒なのね…。(妙に納得)
3人の種類が兄弟のくせにばらばらなのも気になりますが、 王子だからお母さんが違うとでも思ってればいいのかな。
それと、彼らは「人魚」なんですね。
魚人と人魚。
足のあるなし…つまり下半身が人か魚かの違いでしょうか。 人魚は魚人に含まれる気もするけれど。
この2つの種族はそれほど対立はしてないようですね。それともそれぞれに国が独立してるのかな?
まぁそれは直にあきらかになるでしょう。


さて、なんとか3兄弟をやり過ごしたかとほっとしかけたそのとき、そばかす(日光に当たってなくてもできるのか…)の可愛い人魚の胸に抱かれて庇われていたサンジが、 この最上級の幸せに大量出血。
「今の血の量やべェぞ、サンジ!」
とルフィ始め辺りは騒然。
…鼻血だけどね。
王国軍にも、追ってきたハモンドたちにも居所がばれてしまうという、大変ヤバイ展開に一気にどきどき。
しかもチョッパーいわく、ここで献血してもらえなかったらサンジは数十分で死んでしまうという危険な状態です。
…鼻血だけどね。
血液型は「S型RH−」
よりによって非常に珍しい型なんだそうです。
そんな美味しい設定が鼻血の大量出血で明らかになる妙な切なさよ。
これが戦闘中の傷で…とかなら、のたうちまわりそうですが(馬鹿)、 鼻血だというだけで心から心配しきれない私は小さい人間です、ごめんなさい…。


L「おい!!頼むよ、誰か!!お願いします!!サンジに血ィやってくれェ!!」
お願いします。
仲間を救うためになりふり構わず頭を下げる…これはビビに習ったことかなとふと嬉しく思いました。
U「こんなバカな死に方ねェ…!!!誰か!!」
…うん、まぁそうだね……。
ここにゾロやナミがいないのは、これ以上ツッコませない尾田っちの思いやりなのか。


でも必死の呼びかけにも応えてくれる相手はいません。
血液型は同じ、輸血も出来る、だけど…


やってきたハモンドが語ります。
てめェら「下等種族」の人間に血をくれてやろうなんてモノ好きはいないと。
そんなことをすれば「人間を嫌う者達」から「闇夜の裁き」を受けるのだと。
ん?ハモンドたちも相当ですが、この言い方だとさらに「人間を嫌う者達」がいるってこと?


この国には人間に血を分かつ事を禁じた古くからの法律がありました。
最も人間側が決めた魚人たちへの差別に基づくもののようですけど。
ああ、早速でた。
深い差別に根ざす、人間と魚人たちの対立。
これはルフィたちがここに来た以上避けて通れない問題です。
ワンピースという作品として、この対立は絶対に看破しなきゃいけません。
完全には無理かもしれない、だけど最終的にルフィたちはきっと彼らに受け入れてもらえると思うんです。人間だの何だの関係なくね。
だってケイミーやジンベエ、はっちゃんたちの態度がすでに語ってるじゃないですか。
彼らだって完全に人間を信じてはいません。でも自分の目で見て、信頼できる人間には心を開いています。
魚人だから、人間だから、そうじゃなくて一個人としてどうなんだと。
ルフィたちがそれに値する相手として受け入れられ、魚人島を後にする…私にはそんな大団円が今から見えます。
麦わらの一味はいつだってそうでした。
そうして世界中と種族を超えて手を繋ぎ、一つとなる、それこそがワンピースと言うタイトルに相応しいじゃないですか、ええ。


おっと、話が先走りすぎました、戻りましょう;;(自重)
で、ハモンドが更に言い募ります。
この法律によって英雄フィッシャー・タイガーもまた救えた命を簡単に落としたのだと。
ああ、フィッシャー・タイガーもきた。
彼のあれこれもこの魚人島編で明らかになりそうですが、彼の死にそんな経緯があったとはさらにさらに恨みも根深くなるわけです。


「そんな部下一匹の命なんか諦めて…おれ達と魚人街へ来い!
新魚人海賊団ホーディ・ジョーンズ様がお前らをお呼びだァ!」
おや、見損なったぞハモンド。
人間を見下すのはいい。
でもあんたは「部下一匹の命なんか」と言っちまう奴だったのか?


そんな相手の言葉にルフィが耳を貸すはずありません。
JET銃で一撃。
巨大海獣すら手をかざすだけで従わせた王者の風格に、その場一同が思わず見惚れています。

見方偏ってませんよね?あの堂々たる姿には誰だって惚れ惚れしますよね!(力説)


そこに王子達の乗ってきたリュウグウ号を奪い取って現れたケイミー。(すごい行動力)
サンジを連れて乗り込んだルフィたちは大急ぎで町を目指します。
そこなら人間達もいるからと。
同じ血液型なら拒否しないのにと謝るケイミーに改めて感動しました。
自分はあんなに根強い差別を受けておきながら、全く躊躇うことなく血をあげると言い切るケイミー。
断固たる法律すら、彼女の持つルフィたちへの友情、そして信頼を揺るがすことにはなりません。
それほどにルフィたちを好きでいてくれる、そのことに本当に感謝します。
だからサンジ…もう何もやましいことを考えてくれるな、死にかけながらニヤけるな…。


サンジってホントにカッコいいキャラだと思うんです。
外見も信念も強さも技も、コックと言う職業も、レディ好きのちょっと抜けたところも。(笑)
ゾロと並んでルフィの両脇に立つ、その姿がすごく好きです。
それが、何故2年後の今回こんなポジションになってしまったのか。
物語を動かす上で彼の行動はかなり重要ですが、 度を越しすぎてあまりに哀れ(という言葉をサンジファンでない私が使っていいものか迷いましたがすみません)じゃないですか。
今週なんて一度もまともな顔見てないし(泣)。
頑張れ、サンジ…。


町にはたくさん人間がいるそうですが、この1ヶ月全く人間が来ていない、ルフィたちは久しぶりのお客さんと言うケイミー。
深海だろうが正規のルートで来れば安全なんでしょう。
なんたって有名な観光スポット、それに新世界に行くには通らなきゃいけないんだしね。
だから航海の邪魔をしている何か…それも大きな存在が動いてるって噂がある…という伏線めいたケイミーの言葉に不安を覚えつつ、 今はまずサンジの安全をと祈ります。


一方残された王子と人魚。
帰る足がないんです、この際ゆっくり遊んでいったらいい。(笑)
何故隠したと問う王子に、イイコ達だったから捕まったら可哀相で…と謝る人魚達。ありがとう。
匿った云々なのに意外に穏やかなやり取りなのは、ルフィたちを捕まえにきたのではないからでした。
えーっ、じゃあ早く言ってよ!!!(無理)


有名な海賊だから今さら入国審査も不要、つまり不法入国ではないんです。
探していたのは別件(何!?)、そしてジンベエの伝言を伝えるため…(何ーっ!?)。
こっそりカリブーが聞いてるのが気になりますが、それはさておき、王子達は敵ではないと?
陸で起きたアーロンとのことや、はっちゃん、ケイミーとのシャボンディでのあれこれを確認したかったんでしょうか。
天竜人との一件もありますし。


元々わかってはいましたが、魚人島はキナ臭い匂いで不安要素満載。
だからこそ先々が楽しみです。
いずれサンジのカッコいい姿は見られるのかな。
そして何より(そう、何より)ゾロはどうしてるのか。
ナミとロビンが一緒だろうから迷子や世間ずれしてる心配はないと思いますが。 (好きという感情と、常識的という点における信頼は違うのです)


次号発売は2週間。
そしてどうもOPは休載のようですから、ここでまたしばらくのオアズケです。
表紙ジャックより普通に描いてくれてるほうがいいのに…と呟いてしまうファン心理をお許しください。




大変遅くなりましたが、拍手お返事です。
2ヶ月近く放置しており、本当に申し訳ありません。
全く更新のなかった間にも時折拍手をいただいておりまして、お越しくださった方々、 拍手でお気持ち残してくださった方々、皆様に心からお礼申し上げます。
ありがとうございます、これからも気軽にお立ち寄りいただけるような、そんな雰囲気でやっていけたらと思います。


コメントへのお返事…ですが、あまりに間が開きすぎたため、下さったお言葉などお忘れになってらしたらすみません;;;


◆11月19日 「さすがおだっち、サービス精神が見事すぎ。(略)損する人がいませんね。」の方
ルフィの表紙絵へのコメント、大きく頷かせていただきました。万人が美味しく受け入れられる船長、確かに損する人がいません(笑)。
ゾロが「元々○○だったのが饒舌になったので違和感を覚えるのでは」というご意見もなるほどと思いました。
饒舌になったのはやはり再会が嬉しくて(誰ととは今さらなので書きませんが)でしょうね。ならちょっとしたら元の「あァ?」みたいなゾロに戻るんでしょうか。
まぁまだ全員でやりとりしているシーンが少ないので、一味のポジションの変化など今後もじっくり見ていきたいと思います。脳内捏造も交えつつ。(え)
受験生へのお言葉もありがとうございました。
「大丈夫です」、その一言がどんなにありがたかったことか…。
これからもよろしくお願いします、頑張りましょうね、お互いに。


◆19日 「ゾロとルフィの仲良しっぷり、やっぱり感じますよねー(>w<)」の方
ルフィがお好きなのですね、次がゾロ。
そしてルフィとゾロがお好き。仲良しっぷりにキたと…
同志です。(がしっ)
ルフィの開脚表紙に照れたとはまだまだお若い、ふふ…。(こら)
更新サボっていましたが、ぼちぼち復活します。よろしければまたお越しください。
コメントありがとうございました!


◆鈴さま
新年にもコメントをありがとうございました!
受験生にもいろいろとお気遣い、そしてお祝いのお言葉をいただき、こんな拙い感想ながら続けていてよかったと心底思いました。
お兄様にもよろしくお伝えください、蹴りあいはほどほどに(笑)。
「ビバ自然体☆何年寄り添った夫婦でしょうかvvvvv」
わたくしの心の代弁ありがとうございます。
今年もゾロとルフィの連れ添いを、疚しくも微笑ましく(おい)語っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。(宣言することか!?)


◆11月21日の方
いつもありがとうございます!
即語りたいことが沢山ありましたが、年をまたぎ今さら感ありありなお返事でお許しください。
今回のコメントは何よりも「だから今、傍にいられる、前よりも強くなって支えていけることが嬉しいんでしょう。二年間のルフィ成分欠如でおかしくなってる可能性もありますけど」 の一文を載せさせてください。どんだけゾロル好きだよと思われても、やっぱり好きなもんで…。(あー引かないで…)
ブルックの語った「呪い」、ロビンの出会った青年、ゾロの覇気、
あらゆることを考えれば考えるほど深く、そして楽しくなります。
そしてカリブーの協力(この表現は微妙かな?)は、まさにその通りでしたね♪
彼の今後の行動にも目が離せません、いったい何をやらかしてくれるのか。
取り留めなくあれこれと書きましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。




2011/01/08




610話 「占い師マダム・シャーリー」」


指摘を受けるまで今週は休載だとずっと思い込んでいました。
前回の感想にも堂々そう書いています。完全なガセです、 惑わされてしまった方、本当にすみませんでした。


表紙はあれ、またナミ?と思ったらビビちゃんでした。
一味で一人ずつネタを展開するとき、尾田っちは必ずビビも入れてくれます。
だってビビもちゃんとした麦わらの一味の仲間なんだものね。
今でもその約束を忘れてない尾田っちが、ファンとしてすごく誇らしいです。
これはやっぱり2年後…なのかな。あちこちの実り具合からして・・・。
泡にまみれて四つんばいとは、グラビアアイドルにも負けないかなりのセクスィーポーズv …などと オヤジくさい目で見てはいけません。
これは王女自ら実践している健全なる労働なんですから。
でも、リクエストしたのがあのバティ、 最近N○Kでよく見かける担当編集、服部さんとはね。
何やってんですか、あんた。と思わずつっこんじゃいました(笑)。

本編。
先週の引きから一転。
場面は意外に穏やかに始まります。
リュウグウ王国港町、サンゴが丘。
サンジが目を覚まします。
もう少しこのサンジの輸血ネタで引っ張るかと思いましたが、 意外にあっさりでした。
魚人と人間の間の血をめぐる争いとでも言いますか、さらにフィッシャータイガーの死まで絡め、 そこにあるさらなる深い溝を紹介する導入部だったのかもしれません。
そんな展開上必要だったとはいえ、体内の血のほとんどを失ってしまったサンジくん。
ほとんどいない人間をルフィたちが必死に探し回ってくれたんですね。
タフな船長もウソップ、チョッパーと共にさすがにぐったりしています。


「お前ら・・・おれのために…!!ありがとな」
でた、ワンピ名物、ちゃんとしたお礼。
どんな状況でも、麦わらの一味は必ずありがとうを言います。 仲間内だってなぁなぁで済ませたりしません。
はるか昔、ウソップの村で、刀蹴ってよこしたナミに怒りながらも「ありがとう」をちゃんと言ったゾロ。
当たり前のことなのに、とても新鮮で感動しましたっけ。
でもサンジくん、血の提供者にもちゃんとお礼は言わなくちゃね…。


あの大量出血じゃかなりの量の輸血をしたことでしょう。
今サンジの体内を巡るのはほとんどが新しい血…オカマのな(苦笑)。
双子の(オカマの)海賊、スプラッタとスプラッシュ。
全く悪い人たちには見えませんが、どんな星の巡り会わせか、こんな種族の方々とすっかり縁の切れない体になってしまった気の毒なサンジくん、 悪夢はこうしていつまでも続くのね…つかこの人たち怖っ!!!


それにしても上半身脱いだまま起き上がったサンジくんが意外にいい体してるのでどっきどきです。
一体何を見た影響か(多くは語らない)もう少し細身のイメージがありましたが、結構胸板厚いです。 腹筋もちゃんと割れてたくましいv
でもそれが彼が地獄で過ごした2年間の成果と思うとね…(遠い目)。
ともあれこのまま外界の余計な情報をシャットアウトし、カッコいいサンジくんをキープしてて欲しいものです。


サンジの件が一段落したので、チョッパーはルフィに声をかけます。ずっと気になってたけど、 サンジの方が緊急性高いからとりあえず後にしたのかな。
ルフィの腕には毒の反応が。
でも インペルダウンで死にかけた毒の一件、あれのおかげでルフィにはかなりの猛毒にも抗体が出来ていたのでした。
うわ、なにが幸いするか全くわかりませんね。
ありがとう、マゼラン所長。そういえばどうしてるかな…元気だといいんだけど。(ふと思い出し)
強敵だったのに何故か憎めない人柄の所長を応援したいと思います。


「たぶんアイツだなー、足がタコの剣士の奴だ…アレはだいぶ強ェなァ」
えっ!?
「剣士」という単語に激しく反応した私。
この反応速度はあのイチローにも匹敵できるレベルかもしれません(笑)。
ハモンドばっかり喋ってたのでノーマークでした。
ヒョウモンダコの人魚 殺し屋のヒョウゾウ。
「うっかり『麦わら』に毒刺しちまった…死んだらマズイよなァ…」とか呟きながら、やられた二人を(足で)抱えて歩いてます。
酒徳利を手に、うぃ〜とか言いながら。さらに楊枝銜えながら。
その様は時代劇でよく見かける、越後屋から「先生、こいつらをやっちまってくださいな」と言われて奥座敷から出てくる雇われ浪人のようです。(なんだこの例え)
とにかく剣士です、剣士!(ばしばし)
剣士ってからには、やっぱりゾロでしょ、ねえねえねえ!?(うるさい)
足が多いけど一刀流なのか、とにかく毒が厄介ですね、ゾロは毒への抗体ないもん。
…あああ心配だ…と先走ってる私は相変わらずです、ええ。
ただ惜しむらくはビジュアルですかね。
着崩した感じとか雰囲気は悪くいないんですが、やっぱりタコを強調されすぎててちょっと残念(勝手なことを)。
非常に腐った見方をさせてもらえれば、もう少し、きゃぁぁぁvと思えるお姿だと嬉しいんですが…ね。(←今週もまたダメな大人の見本をお届けします)


人魚の入り江では、悲鳴と共に消えた数人の人魚達と開いて転がる樽の様子が描かれています。
こちらもなんだか波乱の様相を見せてきました。
カリブーの巻き返しなるか。
ともあれ可憐な人魚ちゃんたちは丁寧に扱いなさいよーイイコたちばかりなんだから。


と、先の展開をあれこれと予想させたところで、現れました新キャラ、マダム・シャーリー。
マーメイドカフェの店長で青ザメの人魚。
ケイミーの雇い主でかなりの美女。それにまだ二股になってないから30歳前…?
あら、もう少しいってると思ったんですが意外に若い。
しかもこのマダム、未来予知で有名な占い師でした。
幼い頃から、大海賊時代の到来をあて、 マリンフォードや白ひげの死も。
最も未来なんて知らないほうがいいと悟ったらしく、今は占いは止めています。


それにしてもさすがマダム。
「ブロンドボーヤはもう大丈夫なのかい」
ブロンドボーヤ!?
眉毛のボーヤ。ぐるぐるのボーヤ。コックのボーヤ。
こっちの呼び方なら容易に想像できますが、未だかつてサンジがそんなときめく名で呼ばれるのは見たことありません。 同人界ではあったかもしれませんが。


店は暇をもらってルフィたちを案内することになったケイミー。
深海ですがわざわざ島内に陸地(?)を作って、そこを歩いて移動するのは、収入源である観光客(と思ってるんですが)に配慮してるのかな。
魚人はともかく人魚はシャボンに座って…ですから、すごく歩きにくいんじゃ?
…というのは野暮なのかな;
すみません、とりあえずおとなしく見ています。


サンジの看病にチョッパーを残し、ウソップとルフィはマーメイドカフェへ。
すでに19ですが、この二人じゃまだ疚しい心を持ってない気がします。面白そうとか何が食えるんだとか、鼻血とは縁遠いことでしょう。
ここで2人はブルックと再会します。
あれ?残りの5人はてっきり一緒だと思ったのに。 ブルックは一人でここに飛ばされたのかな。
…で、両手にマーメイドを抱えてキスされまくり。
カフェっていうよりキャバクラ的な空気を感じてしまったのは私だけですか。(キャバクラよく知らないけど)
あぁ、相手がソウルキングだから特別サービス?(ぽむ)


ここでパッパグとも再会です。
彼もちーっとも変わっていません。そしてルフィたちへの友情ももちろんそのままv(ふふ)
屋敷に招待してくれるって…おおお、世界的デザイナーのセレブなお宅拝見ですね!!
まぁこの有名デザイナーは「ワイルドなおれ」とかいいつつ、ケイミーのハマグリにキャッキャとしてますが。
セレブな社長はいつも気が張ってるから、たまにはこうやって甘えてみたいのか。赤ちゃんプレイか…と呟いた私はちょっと危ない(おいおいおい)。


道にはついこないだ会ったバンダー・デッケンの手配書が。
国を挙げて何年も捜してる海底の盗賊なんですって。なるほど、手下ひき連れて魚人島に向かう船を襲ってましたもんね。
しかも現在はリュウグウ王国の末娘、人魚姫に求婚中。それがしつこいわ脅迫してくるわ、性質の悪いストーカーです。
うーん、ますます小者感が漂うんですが、一体彼は敵としたらどこらへんのレベルなのか。
それにしても人魚姫と言えば海賊女帝(=ハンコック)も逃げ出す美しさと噂されてましたよね。
あのハンコックを越えるのか!それはどんだけの美女なんだ!
魚人島限定の魚類的な美しさじゃないかと少々疑っていましたが(失礼な)、人魚ちゃんたちの美貌にその辺は人間界と変わらないんだとわかりました。
登場が非常に楽しみですv


メルヘンなお魚タクシーで移動する一行。こういう世界をあっという間に作り上げてしまうのは尾田っちならではですね。
理屈なんてつけないで、無邪気に夢を描いてくれます。素敵な子供心を持ち続けてるんだと思います。
魚人島の人々も描かれています。
30歳をこえたオバハン人魚(二股)。オバハン…っても30越えた美人魚だっていると思うだけどなー、その辺はいつか出るんだろうか。
それから人魚と魚人の家族。
普通に結婚できるんですね、よかったな、ケイミー。


それから巨大なお菓子工場。
ここでまた新たなキャラが見えてきます。 シャーロット・リンリン、通称ビッグマム。
四皇きたーっ!!
思ったより早い登場でした。ローラのママという説がすごく有力ですが(私もそう思う)、さていかに。
今は白ひげの代わりに魚人島を守ってくれています。
その見返りに毎月大量のお菓子を要求。
それでもそうやって巨大なものに守ってもらわないと、魚人島は成り立たないんです。それほど海賊の往来の激しい危険な場所なんです。深海だけどな(忘れないように書いておく)。
見返り…を求める点で白ひげとは違いますが、海賊ですからね、いい奴も何も今さらとは思います。
「シャンクスと同じ「四皇」、いつかであうのかなぁ…」と笑うルフィ。
シャンクスと同じ、それだけでルフィ的には何か胸に響くものがあるのかもしれません。でも船長、シャンクスと同じだと思ったらダメだよー油断できないよー。
海賊マークの持ってるのは木でしょうか?
能力に関係あるとかね。まぁ楽しみにしてましょう。


さて着いたギョバリーヒルズ。
遠くからも見えるでかい家です、さすが社長。
ヒトデのくせに〜〜〜のセリフに頷いたのは完全なやっかみです;
そんな一方でサンゴが丘ではマダム・シャーリーが叫んでいます。


あのコに何かを感じて覗いてしまった「未来」。
麦わら帽子を被った人間麦わらのルフィ(なの?)によって魚人島は滅ぼされる。
彼を捜して、いますぐ追い出しておくれ。


今までの友好的な雰囲気が一変するような不吉な予言です。
これでルフィたちは新魚人海賊団はもとより人魚達からも追われる立場になってしまったんじゃあ…(はらはら)
海軍に追われるのは別にいいんです、だってそもそもが海賊だし。
でも一般の人に敵意で追われるのは辛いなぁ。
ケイミーやパッパグが態度を変えるとは思えませんが、ああ、こんなときジンベエがいてくれたら心強いのに…。
まぁウォーターセブンでもそうだったし、それなりに馴れましたけどね。



2010/01/23




611話 「ホーディ・ジョーンズ」


扉絵はカルーとペンギンのフィギュアスケート。
これをリクエストした本名の彼も編集さんですか?絵よりそっちが気になる。


本編。
魚人街「ノア」(それこそ海底に沈んでる巨大な箱舟みたいなものが見えるんですが…)から逃げ出す、蟹手のジャイロ船長率いる海賊の一味で始まります。
ルフィたちと同じルートで来たんでしょうか?もっと安全な正規ルートがあるみたいだけど…。(人魚がそんなこと言ってましたよね?)
例の新魚人海賊団に囲まれ、傘下に入るか死ぬかの二択。
「一旦は傘下に入るほか選択肢がねェじゃねェか」
そういうこと言う輩が新世界に行っていいのか。
ルフィ船長の器(無茶っぷりとも言う)を見ろって。
船で海上目指して急ぐんですが、あれ、コーティングは?
空気もあるようだし、シャボンには入ってる…のかな???
まぁ魚人島から先に行くためには必須だから、その辺の技術は確立してるんでしょうけどね。


脱走の知らせを受けた新魚人海賊団。
ホーディ・ジョーンズ船長始め…おいおいおい、物騒なサメの魚人ばかりじゃん;
あ、一人ダイオウイカがいます。これも物騒だけどね。
容赦なさそうな空気がぷんぷんします(海中だけど)。


場面は変わり、パッパグの家兼店舗に着いたルフィたち。
確かにこれはすごい家だ。
クリミナルブランド社社長兼超人気セレブデザイナー。
そして喋るヒトデ。
肩書きてんこ盛り。
だからといって遠慮するルフィたちでもありませんが。
金持ちだろうがセレブだろうが、貧しかろうが種族が何だろうが、友達は友達。
それ以上でもそれ以下でもありません。
大好きな友達だから、もし困っているなら全力で助ける。ただそれだけです。
なんてわかりやすくて気持ちいいんだ♪


そしてクリミナルの店で高いと騒いでいるクレーマー……案の定ナミでした(笑)。
あれ?
さらっと出会ってますが、もしかしてナミも一人で飛ばされたクチ?
さすがに一人でもたくましいですが。
で。
じゃあじゃあじゃあ、z………(私の言いたいことをお察しください)


そんなとき店の外が大騒ぎになり、 上空からふよふよとやってきた船。
あの方が、とか、国の一大事、とか、初めて生で見た、とか、ジャンプ名物思わせぶりな引きでやってきたのは、この国の国王、海神ネプチューンです。
シーラカンスの魚人とはまたレアな。
そういやこのシーラカンスからあのマンボウ(三男)が生まれたんですか?
出てきた人魚も魚人も全部種類違うし、奥が深い種族です。


怖そうな面構えですが、まぁゼフやガープを思いだせば普通のレベルでしょう。(そうなのか)
隣に控えるメガロ…というサメに何か確認してます。
おお、彼は海中で見たTシャツサメではないですか。
結果的にルフィたちが助けたことになりましたから、その恩返しがあるかなーと思ってたらここできた。


「麦わらの人間達っ!!
おぬしらを竜宮城へ招待するんじゃもん」


おおお、いきなり国王招待!
てことはこないだの3兄弟にまた会えるのかな。
彼らの知るジンベエの伝言が気になります。ていうか、ジンベエは王子に伝言頼めるほどの立場だったことにびっくりです。
竜宮城に行くなら人魚姫にも会えそうですね。
あ、サンジ…。
このままルフィたちが招待されるとしたら、もしかしてチョッパーとお留守番ポジション!?(気の毒すぎる…)
てとこで、今週の麦わら一味はここまで。
まだ新しい場面の紹介が多くて、冒険の匂いはしてきません。
ああ、ゾロが一体どこへ行ったんだろう…気になって食事も喉を通ら…なくはないですが。


この後はあの海賊団、要は人間を追いかけるホーディ・ジョーンズが描かれてます。
ただでさえ人間の10倍の腕力のある魚人ですが、1粒でそれを倍、2粒でさらに倍にする、けれど代償として命が削られるという 危険な薬を利用するジョーンズ。
たいした相手でもないのに、大量の薬を使用したった一人で全滅させる彼の姿に、非常に危険なにおいを感じます。
何故部下にやらせないのか。
そして自らに手錠をかける、それはすなわち手も使わず沈めるって意味をこめ、実際そのとおりに全てを砕きます。 (でも終わった後で、ばきって手錠壊すんだよね〜。使い捨ての手錠って初めて見たわ/笑)


命も危険も顧みず、我々は死すら厭わず計画を実行する。
そんな言動全てに彼の思いが凝縮されているんですね。


人間に打ち砕かれたフィッシャー・タイガーの命
アーロンの意志
暗く無残な魚人の歴史はこの世代で終わらせる。


ぎりぎりで生かした彼らをジョーンズは上に送ります。
海底で何が起こったか、恐怖を地上に伝えるために。


「魚人島を腑抜けた海神ネプチューンから奪い取り、人間どもを暗い海の底へひきずりおろす!!
魚人が『至高の種族』だと思い知らせてやる!!」


それが彼の目的であり望み。
なんて深く、暗く、濁った思いなのか。
まさかアーロンのときからの因縁が時を越えてここまで根深く残っているとは思いませんでした。
何百年にも渡る魚人と人間の諍い、そして差別。
もう少し軽く考えていましたが、そこにはこの世界の根幹に関わる大問題が隠れているですね。
でもこの冒険が終わるとき、その関係も変わっているような気もします。
完全ではないでしょうが、もう少し歩み寄れているかもしれません。
そうやって魚人たちと手を取り合うことはきっとルフィたちの旅に必要なことなんです。逆に それができなければ、海賊王を目指すどころではないのかもしれません。


先週マダムが予言した、「魚人島が滅びる」。
これも気になります。
麦わら帽子の人間が本当にルフィなのか、別の人間じゃないのかということも考えましたが、 もしかしたらルフィの行動により魚人島がなくなる、って事かもしれないとも思うんです。
種族だけでひっそり深海で暮らす必要がなくなる、つまりちゃんと地上でも普通に暮らせるようになる、なんてね。
まぁ一海賊団だけでどうこうできるほど、差別ってのは浅い問題じゃありませんから、かなり希望が入った予想ですけども。


それにしてもジョーンズはアーロンよりは人間に近い外見ですが、ずっと強いし怖い。(何より下まつげ怖い)
アーロンは当時まだ3000万ベリーのルフィに倒されてますが(ま、額じゃないけど)、その強さレベルはどのくらいだったのかな。
ジョーンズの幹部でもない部下クラスのヒョウモンダコですら「今のルフィ」に毒打ち込めるくらいですからねー。
狙うは国家転覆。
国王、じゃもんとか可愛いこと言ってる場合じゃないですよ。




拍手ありがとうございます。
1月10日、11日、14日、15日、18日、各日いただきました。
かなり間を開けてしまい、またこのままフェードアウトしたかもしれない当サイトに足を運び、覗いて下さいましたこと、 本当に有難く感謝申し上げます。
しょせん趣味だと度々書いていますが、その趣味は実は私のささやかな人生にかなりのウエートを占める大事なものとなってしまいました。
お付き合いいただけるならこれほど嬉しいことはありません。拍手のお気持ちありがとうございました。


◆15日23時の方
いつもありがとうございます。
エースとルフィの違い、師匠のあるなしの件について非常に興味深く拝見させていただきました。
なるほど。ルフィの師匠が海賊王に匹敵する冥王であり、またゾロが世界最強の剣士につき、サンジがニューカマー拳法総本山で修業したことを思えば、 彼らの飛躍的な伸びも容易に納得できますね。ゾロがミホークに何をどんな風に教わったかと言うのは大変気になってたまらないところなんですが。
エースに関しては今も諦め切れてない私です。あれほどの彼があまりにあっさり舞台から降りてしまったことが未だに信じられないんだと思います。
エースはまだまだ強くなれましたよね、心身ともに。それが残念です。
血をめぐる人間と魚人の諍いには、確かにまだ何か隠されてる気がしています。
たぶん黄金の鐘みたいにこの話の根元から大きく関わって来るんだと思います。
歴史が都合いいほうに歪められていくのは、実社会でもままあることです。まして魚人島という閉鎖された世界でしかも恨みに凝り固まってしまった 者達に、真実がまっすぐ伝わるとは思えませんしね。(ってその真実すら今は何もわかってませんが;)
ジンベエは近くにいますかね。
厄介なことに巻き込まれてないようにと、ひそかにジンベエファンな我が家では親子で心配しています。
そしてそのどれも以上に気になるサンジくんの今後(笑)。
まさかあのままってことはありませんよね。
地獄で鍛えた力を発揮して活躍して欲しい。オチ担当と声優さんたちにまで言われた屈辱(笑)をさっさと晴らして欲しいものです。
ではでは。


◆よちえさま
大変お心のこもったメッセージをありがとうございました。
私のワンピースが大好きという思い、それを私以上に理解してくださったことが何より嬉しくて泣きそうでした。
言われて振り返ってみれば、もう300話近く感想を書いてるんですね。取り留めない、他愛もない、しょーもない言葉の羅列ですが、それでも 確かにそこにはその時の私がいます。
忙しかったり気持ちが荒んでたり、でもやっぱりワンピースが好きなんだよーと胸を張って言ってます。
今でもこうして書かずにいられないのは、中味よりも自分のそんな思いを外に発信したい、その一心なんだと思います。
ゾロも好き、ゾロルも好き、でも何よりワンピースが好き。
だからこれからもこうして拙い文を書き続けていくと思います。
ありがとう、よちえさま。そんな方の書く優しい文だから私はよちえさまの感想が大好きなんです。またお邪魔しますv


2010/01/25




612話 「助けたサメに連れられて」


お茶目なタイトルです。
この続きは「竜宮城にきてみれば、絵にもかけない美しさ」ですかね。まぁそれを尾田っちは絵に描いてるわけですが。
2億冊突破キャンペーンはとどまる所を知りません。
集英社が全総力を挙げて後押ししています。
いろんな事情はわからなくもないですが、もうそんなにしなくていいよーとかなりの及び腰で見ています。
全雑誌ジャックだの2億冊だの記録を次々に更新だのいろんな商品とのコラボだの、 振った幅が大きければ大きいほどその反動も大きいような気がして、 ホントの最初から見守ってきた私としては、怖いような、自分自身もついていけなくなりそうな、 不安な思いなのです。


ワンピースは素晴らしい作品です(今さらだけど)。
そりゃ全国民に愛されるとは思いませんが、私のようにとことん好きな人は多いはず。
だからこそワンピ人気に便乗するのではなく、どうか大事に大事にしてください。
そう心から願うのでした。
シゲキックスを買いつつ。(笑)


◆表紙。
相変わらず一枚で魅せてくれます。
というか、これすっごい危険な状況じゃありません?能力者が半分近くいるこの一味には。
ブルック食われてるし;
ゴムゴムを構える船長に先駆け、ゾロとサンジがすでに向かっている両翼展開が私的には非常に嬉しいv
今回一番美味しいのはフランキーかもしれない…ポジション的には緊急避難用乗り物ですが。


◆OPスペシャルポストカード。
ビブルスコープの使い方がまだよくわからない…説明読むのもめんどくさい…(おい)
2億冊キャンペーンサイトで何するのもこの合言葉が必要なのがまためんどくさい。しかもいろんな雑誌買わなきゃいけない仕掛けになってるのが悔しい。
とりあえずジャンプは買う。マーガレットは娘が買ってる。
SQはクランプの連載が始まるから覗いてみようかな。
このサイトのVOMIC見たんですが、シャンクスの声が池田さんご本人に聞こえず「誰だコレ!?」と焦りました。 声の感じがかわっちゃったのかなぁ…。


◆ワンピ渋谷ジャック
前回みたいなのかと思ったんですが、よく見たら集英社各雑誌のCMポスター、しかも名シーンのパロディなんですね。
何だっけ、前にやってたコーヒーのルーツ? みたいなノリで。
アイスバーグさんみたいに笑えるのはいいんですが(あと3大将×プレイボーイ。これにはさすがに大笑い)、 やってはいけないシーンもあると思うんですよねぇ…ビビとか。
まぁあらかたチェックしといてあれこれ文句言っちゃう私もダメなヤツですが。


◆OP展
なんだろう、原画展みたいなものかな。
ウエスト地方でやってくれたらすごく嬉しいけどどうせまた東京なんでしょ。
かなり昔、神戸でジャンプ原画展があったんですよ。確か三女がベビーカーに乗ってた頃で、ワンピはアニメになってなかったと思う。
小さな娘を連れて3回行きましたねぇ…。
京セラドームは多分行く…と思う。大きくなった娘を連れて。(変わらない生活)


◆グラばこ
おおお、大好きなイラスト、三銃士のゾロとルフィのフィギュア!!
かなりいい作りだと思いますが、あのイラストに勝てるものではないのでフィギュア自体に興味はありません。
でも今回大注目したのはゾロとルフィが2人でいるから!(出たよ)
二人かっ、二人の世界だよなっ、と一体何回見つめなおしたことか。
サンジは近日発売か、よし勝った!頑張ったな、ゾロ!(何の勝負…サンジファンの方ごめんなさい)


◆61巻
表紙・・・1巻とルフィ、ゾロ、ナミの位置は同じままにさらなる上書きですね。
こんなにルフィの世界は広がりました。
21歳ゾロが大口開けて笑ってるのが、面白いほどの違和感(笑)。でも隣にいるのがウソップだからこれもアリな気がします。


◆サニー号ペーパークラフト
組み立てたかったから今週は2冊買う羽目に…。(苦笑)
って、麦わらの一味が来週つく!? ちょっとー来週も2冊買いしなきゃいけないじゃないのー!
商売の上手さにやられました。
でもジャンプでこういう遊びしてくれる分にはいいんです。だって、ワンピはジャンプの漫画だもん。ワンピが読みたいからジャンプ買ってるんだもん。 (正確にはワンピなくても学生の頃から数十年買い続けてますが)
上であまりいろいろしてくれるなと書いたのは、そんなに外の世界に出張って欲しくないなァということで。勝手な意見ですけどね。


◆本編
やっと本編…今週は漫画意外にも情報量が多くて疲れます。
しかも本編でも新キャラ続々登場ですからね。


数時間前、人魚の入り江にて。
カリブー入りの樽を開けちゃったそばかす人魚さん(この子がイシリー?)たち。
隙間からドロッと這い出る彼はヌマヌマの実の能力者でした。
沼か〜。娘の友達は、メルメルの実のキャラメル人間と予想してたそうですが、想像してたよりずっとどろどろだったね。
沼も泥沼、底なし沼。
人魚達は声を出す間もなく沈められ、カリブーの体内(お腹の中?)に捕らえられてしまいました
かなりえげつない能力ですが、それなりに対処の仕様もあるかな。
沼に落とされてもルフィなら手を伸ばして何かに掴まれそうな気もするし。
脳内ではオークション会場で人魚を売る算段中。
でもどうやってオークション会場に行くというんだろう。船も仲間もないのに。しかも 魚人とのアレコレもあるし、人間がここを無事に出て行くのはかなり難しそうですぜ。
彼が入国審査もなく上陸できた…と言ってる事から、そういう人魚狙いの人間は入国審査でチェックされると言うことでしょうか。
でも海賊の通り道でそんなこと言ってられないですよね。彼らが飲み食いしたりで落とすお金もこの国には貴重だろうし。
それにしても、高級人魚狩り放題と笑うカリブーの下品なこと。
実はもう少しちゃんとした目的があるのかと思ってました。
人魚に案内させて魚人島の宝狙いとか、王宮に侵入してみるとか。
でもただの人魚攫いだったとは、買いかぶってたよ、カリブー。自分が見る目ないと反省しちゃったじゃんか。
どうせ、こういう奴はどっかで痛い目にあうんでしょうが、何か腹立つなー、くそぅ。


サンゴが丘にはまだ王子達がいました。
人魚達がいなくなったこと、状況から考えれば麦わらの一味が攫ったと思うのが当然です。
ただ人魚達がまだ完全に犯人扱いしてくれてないことに救われます。
王子達警備隊にしたって、かなり疑いつつも、まだ、頭ごなしに疑っても…なんて言ってます。
人間にひどい目にあわされてるでしょうに、人魚達の持つこの優しさは何なんでしょう。
魚人が好戦的なのに比べると際立ちますね。
2年前シャボンディのオークション会場で、麦わらの一味が(人魚&魚人のために)大暴れしたニュースは知らないんですかね。
知ってるなら絶対彼らが人魚をどうこうするって思わないんでしょうけど、案外きちんと伝わってないのかもしれません。 大事なとこなのに…くっ。


マダム・シャーリーの占いも気になります。
麦わらのルフィが魚人島を滅ぼす…それが見えたのは事実。
でも事実だけであって、そのいきさつとか裏に隠れたものは見えてないですから。


王子達は妹のペット(あのサメですね)を助けてくれた『恩人』として接するつもりだったのに…と語るフカボシ王子。
そうか、彼らはルフィたちにお礼するために捜してたのか。ああ、なんというすれ違い。
でもいろんな要素が加わって、警備隊である王子達は彼らを野放しには出来なくなりました。
『対処』せざるをえない…。
事態が動き出していきます。
気になるのは、まだマダムの店で休んでるサンジとチョッパーなんですが…。(どきどき)


ギョバリーヒルズから王自らのお迎えで竜宮城に向かったルフィたち、とケイミー&パッパグ。
あれ、ここで空見上げてるのはオクトパコ???
王のクジラやサメはふよふよシャボンのおかげで空を飛べてるんですよね。 ここでは空中も移動手段の一つでしたか。
すみません、わたくしまだこの国の仕組みがよくわかっておりません…。


パッパグは人魚姫とマブダチ・・・じゃなさそうですが(笑)、姫もクリミナルブランドのファンみたいだし(サメが着てる)、 なんたって超有名セレブですもん、胸張って行っていいと思うよ〜♪


王子達を待ちきれなくて自分で迎えに来ちゃった王様。
なんて自由なんだ、権力者なはずなのに可愛すぎる(笑)。
え?すでに仲間を一人招いてくれてると…。
さっさと酒盛りを始めてしまってる自分勝手な男……


きたっ!!!!!!!(ばんばん)


もう名前だけでもいいよ、どこ行ってたんだよ、あんた!!
この情報だけでゾロとわかっちゃうのもどうかですが、それは仕方ないのか。
そしてこの段階ですでにテンション急上昇。
不在がちな彼に、求めるもののハードルがかなり低くなっています。
それはさておき、海流に巻き込まれて心配してたんですけどねー。
一人で酒飲んでたのかい、あんたはっ!!!


ロビンは歴史がどうとか、フランキーはトムさんの親族を捜すとかで、ナミたちは別行動していました。
とりあえず一緒に落ちてたようですが、え?
バラバラって軽く言ってくれちゃってるナミにびっくり。
意識失ってたルフィたちの様子からして、こちらも死にかけてたんじゃないかと思ってましたよ。ロビンなんて泳げない能力者だし。
まぁ意識くらいは失ってたのかもですが、なんてたくましいんだ、皆…。
ゾロとブルックはそれぞれに落ちてたんでしょうかね。
ゾロが真っ先に拾われてた、そこに何ともいえない安堵と感謝と、やっぱりか…という複雑な思いが入り混じっております。見知らぬ土地に一人にはできないもんねぇ… 見知ってたとしてもダメでしょうが。


そして王が語る、魚人島。
何故明るいのか。
魚人島のある場所が明るいのではない、唯一光の差す海底(ちなみに1万m…忘れないように)のこの場所に魚人たちが住み始めた、それが魚人島。
なるほど。
では何で海底が明るいのか。
そこに出たのが陽樹イブの名。
当然、宝樹アダムを思い出しますよね。当然対になっているはず。
地上で受けた光をその長い根っこ(1万m!!??)に灯す神秘の樹。また根の呼吸で海底に空気をもたらす。
もう理屈じゃありません。 そういうもんなんです。それでいいんです。
子供の頃って誰でも、わけわからなくて絶対理屈通ってなくて、でもすっごく楽しい世界を考えたりしてませんか?
ここはいまでもそんな遊び心満タンの尾田っちが作る世界、だからいいんです。
だからここには夜と昼もあるんですね。ふむふむ。伏線になりそうなのでメモメモ。
あ、そういえば、サニー号って今どこにあるんだ???誰も気にしてないみたいなんだけど…。


そして竜宮城。
うわっ、細かっ!!  と思わず叫んだ見開きです。
ごちゃごちゃして…なくもないですが(こら)、でも白紙からこれを起こすってどうよ。
深海の竜宮城…そこには確かにその世界が広がっています。沢山の命が息づくのも聞こえてきそうです。
すごいなぁと凡人の身ではただただ感動。


護衛もつけずに一人でじゃもーんと勝手な行動しちゃった王様。 いきなり家来に説教されてしょぼんとしてるのがすっごく可愛いv(笑)
それも日常茶飯事的に怒られてる様子。
コブラといいこの人といい、上に立つ地位にありながら決してそれをカサに着ることなく、 自分が悪ければ家臣にも頭を下げられるのが却って器の大きさをうかがわせます。
王様じゃないけどルフィやシャンクスもある意味そうでしょう。
あとは階級に拘らないじいちゃんとか。


私もこの王様が今のところすごく好きなんですが、この人を見てると先に出したコブラとか、あとガンフォールさんを思い出します。
構図としてはどこか似ていませんか?
荒れている国。それをどうにかしたくてもがく若者達。
その考えは若いゆえに極端、自分の命をなげうってもいいと当然のように思っています。ただやり方は間違っているけど、 彼らもまた国を愛している、それがわかるから王達はつらく、苦しむんです。
でもね、この人たちは本当に強い。
姿勢は肩の力を抜きながら、でも絶対に芯はぶれない。
何をどんなに言われても言い訳なんてしないし、そして分かり合えることを諦めない。
強くて優しくてすごく大きい。だからこその王なんだと思います。(ネプチューン王はまだ未知ですが希望も交えてってことで)
それは年を重ねてるってこともありますよね。
沢山のものを見て、沢山のものを知り、その一方で沢山のものを失ってきたはず。
その年月に裏打ちされた強さだからこそ、今の彼らは、娘にメロメロだったり、普通に畑耕してたり、じゃもーんとか言ってふらふらしたり、って生き方が出来る。
奪うだけでは結局何も残らないって知ってるからこそで、決して軟弱ってわけじゃないんですが、国のためにと必死だったワイパーやコーザ、 今ならばホーディジョーンズ達。彼らにはわからないでしょうね。
若い(のか?)し、何より彼らは下から足掻く者であって、王の立場にはなりえないんだから。
トップの孤独を思い図るにつけ、じゃもーんとお茶目な口調でどっしり構えてる可愛い王様が愛しく思えます。


微妙に話がずれました、すみません。
さて、王様を叱りつつ城内はなにやら不穏な空気が漂い始めています。
まぁルフィたちのせいなんだけどね。(カリブーを運び込んじゃった責任もあるでしょう、一応)
竜宮城にわくわくと楽しそうな皆をよそに、家来から王子たちの連絡を聞いてる王様。
さて、この優しいおじいちゃんは、人魚のことやマダムの予言、そんな連絡を受けて今後どうルフィたちに接してくるでしょうか。
フカボシの言葉を借りれば「対処」…何の感情もこもらない冷たい言葉で悲しいですね。
これくらいじゃどうともしない気もするんですが…。でも娘が絡んだらどうかな…。


って、こっちが不安になってる矢先に船長行方不明(ちーん)。
まぁお約束みたいなもんですが、ルフィ〜〜〜2年経っても落ち着きはないのか(涙←でも落ち着いたらルフィじゃない)。
もうお腹が限界なんですって。それにゾロもいないしね。(勝手な意見の展開)
ゾロの匂い…じゃなく(おい)、食べ物の匂いを追いかけてルフィは城内をうろうろ。
この段階で相当失礼だって;;


「ゾロが先に来てるっていってたなー」
目指すはゾロの待つ宴会場。
いやいや食事が目的だろ、なんて言うのは誰ですか。
わたくしもう目が曇りまくってますからね、あまり正確に読めなくなってますのよ。(何故胸を張る)
なんにしてもルフィがゾロの名前を呼んでます。
もうそれだけで今週は大満足。
ええ、ゾロルに関してはさらにハードル低いですよ。だってさ、だってさ、再会してからまだ全然何もしてないじゃん!(何をするってんだ)
とにかく船長がゾロを脳内に置いてくれている、その居場所を気にかけてくれている、それが嬉しい一コマでした。


食べ物の匂いを追いかけてルフィは大きな扉の前に来ます。まるでインペルダウンみたいな頑丈な扉。
中は暗く、宴会場ではありません。なのでゾロはいません(余計な一言)。
「なんだコレ、やわらけ〜〜」
ふにふにした上を歩くルフィ。
「このサンゴプリンみてェだ」
ふくよかな弾力の上を跳ねるわ、むにって触るわ…
いい加減こちらも何を触っているかわかります。
電気をつけて起き上がったのは、噂の人魚姫。
王の末娘でビッグキスの人魚。
すっごく可愛いです、でもすっごく大きい(笑)。


「人の体の上でなにをなさっているのですか!どちらさまでいらっしゃるんですか、あなた様は!」
この非常時に育ちのよさがわかる物腰です。
そんな深窓の姫様の眠る暗い部屋に無断で侵入、寝ている上に乗るわ胸に触るわ好き勝手し放題。(事実だがこう書くととんでもない)
少年誌でこれはやばいよ…っていうか、あの可愛がりようからして 王と王子に死刑にされるんじゃないのか、大丈夫かルフィ。(はらはら)
だからまっすぐゾロのところに行ってればいいのに…。(結局そこに着地する)


姫、可愛いですよ〜。
ハンコックは美女だけど、こちらはまさに可愛いタイプ。
「あなたもわたくしの命をとりにきたのですね、ですけど怖くなんかありませんよっ!」
といいながら、涙ぼろぼろ。メンタル的にはまさに末っ子で、まだまだ子供なんでしょう。
しかしこの涙がまたでかい。一粒でタライ一杯くらいあるんじゃないのか。
「うえ〜〜ん、お父様ァ、お兄様ァ〜〜」
「おいおい、おれ何もしてねェだろっ」
ルフィ、死刑決定か…それとも責任とって婿になるか。
希望としては、この姫もルフィにメロメロになればいい。
いろんな国に自分に惚れた女を残してきてる海賊王。
いや〜〜〜たまらないねぇ!!(ばしばし)


ゾロの出番は来週までオアズケ。
でも来週はきっと出ますよね、ね、ね!!??
で、ルフィと再会ですねっ。
サンジくんがいないので、戦闘時はルフィとのタッグによるツーショットが見られるんですねっ。
と、妄想が決定事項のような顔で出張ってきたので、今週はこれくらいで。
あー長かった。




拍手ありがとうございました!
1月25、26、27、28、29日の各日いただきました。
しばらくは自分でも比較的落ち着いて書けてたように思うのですが、ゾとロの二文字がでたらもうだめですね。
今回はゾとリだったりしましたが(;)、どっちにしろまた暴走し始めています。
そんな感想でホントにすみません、ぽちっとありがとうございましたv


◆29日16時の方
いつもありがとうございますv
カリブーのヤツめ、ホントにろくでもないことしてくれました。もう少しマシな悪人かと思ってた自分が哀れですったら。
人魚を売ろうと算段してる段階で小者決定。今後誰にやられるのかわかりませんが、フラグは立ちましたね。
でも意外にこの編の狂言回し的として後の方まで残ってたり。
新魚人海賊団のイっちゃってる強さを見せ付けられた後では、国王側の勢力に不安はあります。昔はともかくかなり弱まっているかもしれませんね。
でも上にも書きましたが、私はたぶんいろいろ乗り越えてきたであろうネプチューン王の王たる真の強さに期待したいです。
今回もそれぞれの「正義」というか「守りたいもの」「譲れないもの」があるようです。
だからといって、それは暴力で他人を傷つけて手に入れるものではない。だからルフィたちは戦うんですね。戦う相手は直接その相手じゃ なかったりしますけども。
ともあれこれから裏にあったものが明らかにされていくのが楽しみです。
マダムも気の毒ですね。未来予知の能力は万能なほど辛いというのが皮肉です。
見たものを上手く解析できるといいんですが、予てからの人間対魚人という構図が目を曇らせてるような不安もあります。
くまが非難されていたというのはちらっと聞いたことがあります。
でもワンピースという作品では、いろんなものが巡り巡ってちゃんと上手いとこに落ち着いてくれるから、そんな必要ないのにね。
ちなみに私は赤犬でも非難する気になんてなれません。彼は彼の正義で動いていたのだから。
それぞれの立場や思想を慮れば、どんなキャラでも責めるなんてできないと思うんですけど、まぁ…仕方ないのでしょうか。
と、長々失礼しました。
いつも深い洞察に感嘆しております。ありがとうございました。


2011/02/02




613話 「硬殻塔の人魚姫」


祭囃子が聞こえてきます。
あなたの心に、私の心に、ええ、そりゃもうはっきりと。
と、やっぱりな始まり方をしてしまいました。
そうです、今週は読み終わった瞬間から脳内に祭囃子が鳴り響いています。
だってさぁ、だってさぁ〜〜〜〜〜〜くぅぅ。(何)


ハウステンボスでサニー号クルーズですか!
お台場のメリー号クルーズはとっても楽しかったので、大変そそられます。
まだ小学生の3人娘を連れて帰省した夏休み。
ワンピ人気を甘く見ていた私は(と言うかまだ全うな母をしていたので、 自分の趣味のイベントにあまり連れ歩いたら可哀相と思っていた節がある)、 夏休み中のそのイベントチケットを取りませんでした。
まぁ行きたくなったらそのとき取ればいいかと。


…ってとんでもないっ!
実家でやっぱり行くことに決めて、ローソンで見たら前売りは全てSOLD OUT。
結局当日券のために娘達と始発に近い電車でお台場へ。友達に付き合ってもらいながら、 まだ日も高くないうちから延々並んだと言う(実際かなりの人が並んでた) 思い出がございます。
親子ですごく楽しんで、小1だった末娘は宿題の絵日記に
「おだいばでごーいんぐめりーごうに乗りました、水がたくさんかかりました」と書いてました。
学校のクラスでただ一人東京Dランドに行ったことがない娘達です。旦那の実家は千葉なのに。(関西圏なのにみんなよく行くなぁ)
でもメリー号クルーズをしたことがあるのも、逆にクラスでただ一人だったりします。
これは誇っていいんだぞ、娘達♪(こういう人とのズレ具合が可哀相だと時々思う)


で、なにがいいたいかというと、 娘達に「ハウステンボスでサニー号のクルーズやるんだって」と言ったところ
まず長女
「へえ、あたしも行きたいなぁv」
続いて帰って来た次女。
「なんでお台場じゃないん?でも行きたい!」
そして最後に帰宅した三女。
「えっ、行くっ!部活は休む!」
三人揃って即答。しかも後になるにつれ行きたいオーラが倍々に増量;;


三つ子の魂百までも。ああ怖い。
まだお若い方へ。子育てはどうか慎重に慎重に。


扉絵。
短期集中連載、新シリーズが始まりましたね。
「世界の甲板から」。
世界の車窓からのあの音楽が聞こえてきます。
まず麦わらの一味が復活したことが写真入りで新聞記事となって海を渡ってるんですが、 それを知る懐かしい方々…といったところでしょうか?
でも甲板…てことは限られてきますよね? 海の上にいなきゃいけないもん。
ゼフとか…??希望としてはミホークのその後もよろしくv


本編。
まずはフライング海賊団、バンダー・デッケンたちから。
ワダツミはオオトラフグの魚人でした。てっきり海坊主だと思ってましたよ。
どうやらこの海賊団の主要メンバーなのかな。
で、バンダー・デッケン9世はネコザメの魚人。
こっちもてっきり呪いを受けて海を彷徨ってる人間だと思ってました。
さすが魚人島編。とことん魚人です。
でも足が4本てなんだろう?
たしかあまり泳ぎは得意じゃなくて、海底をのてのて歩くように移動する魚でした。それでかな?
で、これがしらほし姫のストーカーなのですよ。
「おれ達は愛し合っているのに・・・のハズだ!」
だから自分以外に姫が心奪われるのが許せない。
DEAD OR MARRIAGE
愛を誓うか死か、とそうきたか。ストーカー魂も極まれりです。
そして一輪の薔薇を飾った斧を贈るとばかりに、どこぞにむかって投げるのですが…。


一方の竜宮城。
姫は突然のルフィの乱入に取り乱し(そりゃそうです)わんわん泣くばかり。ルフィの言葉にも耳を貸してくれません。
でもお父様とフカボシお兄様はともかく、下の二人にも助けを求めてますが…大丈夫なのか、特にマンボ。
かなり自由な下の兄様二人ですが、そこは兄弟の絆、頼りにしてるんでしょう、きっと。
と、そこへドアの隙間から飛んできた斧。
まっすぐ姫の喉元を狙います。
大きさはともかく刃物ですから、これは大変危険。
姫、せめてもう少しサンゴなりで防御しといたほうがいいんじゃないですかね。
そして思うのは、もしかしてあのドアを閉めとけば無事だったんじゃないかと…。
誰だ開けたのは……(ちーん)
カリブー運び込んだり、悪気はないけどどうみても責任あるんじゃないかってことが多すぎませんか、 麦わらの一味。


ともかく、斧をどんと受け止め、はじいたルフィ。
そこに兵士達が駆けつけたので、姫は咄嗟にルフィを手に包み背後に庇います。
あらん、姫ったら守られてドッキリ?
姫の危機一髪を身を持って助ける。それはまさにナイトですもんね、ナイトv
大臣がルフィたちについて姫に報告。
攫われた人魚達や未来の不確定危険人物としてのこともあり、全員城の牢獄へ幽閉するのが決定したと。
剣士はすでに身柄を確保。(まさか)
先ほど着いた3人もそろそろ拘束。
船長だけがこの感じに気づいたか(まさか)いつの間にか失踪。 どこかにいるから姫に気をつけるようにと伝えます。


まぁそんなわけで、しらほし姫の協力で兵士達を上手くやりすごしたルフィ。
姫は、先ほどは大変な非礼をとメガロの恩人であるルフィに謝ります。
だけど非礼ってどっちがですかね(笑)。
話を聞かない姫もいけなかったかもしれませんが、勝手に部屋に侵入し胸に触れ、 あまつさえぽよんぽよんして楽しんでいたルフィの方が失礼ですってば。


「ルフィ様は海賊でいらっしゃるので悪いお方なのですか」
可愛いなぁ。普通なら口調だけでもメロメロしそう。
無邪気にちょいと頬を赤らめて聞く様子なんて可愛すぎだってv
それに対するルフィの答えが
「うーん、わかんねェ。おまえがきめてくれ」
いいねぇ、ここで変に正義面しないルフィの海賊としての生き様。
確かに良いか悪いかなんて周りが決めることで、ルフィたちはやりたいように 生きているだけです。海賊としてね。


「お仲間はうちの兵士達に捕まってしまったと」
「大丈夫。お前らじゃあいつらを本当に捕まえるのは無理だ」
船長ー!!
ああ、ゾロに聞かせてあげたいよ、この信頼っぷり。
再会したばかりの全員の強さを疑ってもいません。
船長カッコいいぞvvv
しかもですねっ(ばんばん)
「まー、そんな事いいよ」
そんなことなのかいっ!
仲間が捕まったとか、少なくともここではルフィの心配にも及びません。
ここでもルフィの大物ぶりが強調されますv


そしてルフィはデッケンの話を聞きます。
デッケン様というお方が…って、おいおい姫;;
命を狙ってくるストーカーにすら敬称を忘れない、とことん箱入り。
ここまでくると純粋培養の育ちのよさに却って好感が持てます。
姫曰く、デッケンはマトマトという悪魔の呪いを受けている…


おおおおお、これは!!??
「いつどこからでも的と定めたわたくしの命を狙うことがおできになる」
つまりマトマトの実の能力者ってこと!?
まさかと思っていた、魚人にして能力者。
魚人だけど泳げない。それって大丈夫なのか。ああ、だから船に乗っているのか。
でも呼吸はできるのかな?特にシャボンつけたりはしてないようだけど。
まぁ使える能力ならカナヅチと引き換えにしてもいいでしょうが、 つまらない能力だったら百害あって一利なし。
例えばキリンに変身とか…海底ではあまり意味ないよねぇ…。


だから姫の部屋の扉は頑丈だったんですね。
あの武器も飾りじゃなくて刺さってなのか!(びっくり)
どう狙われているかわからない姫にとって外は危険であり、その結果、 塔の中に閉じ込められることになりました。
でもさー、こんな可愛い子を10年も、って王様……。
扉を頑丈にして防げるなら、何も塔にしなくても、もう少し城の内部に 頑丈な部屋作ってあげるとか…。
恐らく周りが巻き込まれることを恐れてでしょうが、でもでもでも…。
そして話し相手がメガロだけって、 だってメガロ言葉しゃべれないじゃん…(話は通じるようですが)
人魚はいっぱいいるんだから、 話し相手、遊び相手、みたいな子を連れてきてあげればよかったのに。
まぁ多分それも的である姫の巻き添えを避けるためなんでしょうけど…。


ばくばくと食事を平らげていくルフィを、楽しげに見つめる姫。
「小柄でいらっしゃるのに人間の方はよくお召し上がりになる」
あー…アマゾンリリーといい、また間違った知識を何も知らないレディに植えつけちゃったよ。
「あなた様が悪いお方に思えません」
なんて、すっかり打ち解ける姫。
姫にしたら珍しいペット感覚なのか。
「まぁ大きな頬袋」
つん…って、うちの猫も食事中につっついたら怒りますよ。


食事の邪魔されたルフィが大きな声で怒鳴ったので姫は泣いてしまいます。
そりゃ姫です、厳重な箱入りです。そんなあつかい受けたことないんです。
ハンコックといい、そういう「初体験v」が女心をときめかすポイントなのか。
それにしても「おいおい今のどこで泣くんだよ」って、素で言えるのがルフィのまた魅力ですかねぇ…うーん///


「でっけーくせに弱虫で泣き虫。おれおまえ嫌いだなーあはは」
うわ、容赦ない。
最初のコビーとのやり取りを思い出しますが、ルフィは案外簡単に嫌いって言いますよね。
もちろん好きもいいますけど、こういうストレートさはちょっと好感持ち始めた乙女心にはたまりません。
耐えられない…と嘆き悲しみ…でもそれが初めての経験で忘れられないのvというハンコックパターンですか。
とんでもないな、ルフィ。
どこまで…どこまで女心を手玉に取るつもりだ。
しかもそれが無意識なんだから、いくら偉かろうが 世間を知らない女達に太刀打ちできるはずありません。
もー、ルフィったら。 天然タラシと呼んでしまって良いですか。


お帰りくださいって涙を浮かべる姫に、今度は笑顔で「おまえどっか行きてェとこないのか」
そりゃ姫にはたくさんあるに決まってます。
でも…と躊躇う姫に、
「じゃここ出よう、散歩しよう
また何か飛んできたらおれが全部吹き飛ばしてやるからよ!!」

惚れてまうやろーーーーーー!!!!!(だんだんだん)

あの顔は犯罪ですよね。
そんな可愛くていいのか、19歳だろ、あんた!(はぁはぁ)


場面変わって竜宮城玄関。
止めるケイミーに、おとなしくする理由がありませんと、ウソップ、ナミ、ブルックのトリオ。


U「さからわねェとつかまるだけだ
未来におれたちが何しようがそれを理由に今捕まって溜まるか!!」


ウソップかっこいいっ!!!!!(ばんばん)


かつてはびくびくして援護射撃に回ってたのが、今は攻撃の要。
パッパグも驚きのたくましさに目頭が熱くなってきます。
ナミもブルックもすごく強くなってて、でもそれが実に自然でこれまたカッコいいv


兵士達をなぎ倒す強い3人に、これが未来の序章だと脅える大臣。
けれど
U「よく言うぜ、おまえらがしかけてこなきゃおれ達が暴れることもなかったろ」
そう、そのとおりなんですよ。
勝手に予知を解釈して、勝手に悪と決め付けて、勝手に投獄しようとしている 人魚側。
そちらに非はないのかといいたくなります。
マダムの占いは的中するとしても、それをどう扱うか。
本当はそれが大切なのに、彼らにはまだその心構えができていません。
悪い未来だから先に原因を排除する。
それはまさにネプチューン王の言う「未来予知で人を捕まえてよいものか」です。
さすが王はわかってるじゃないか…と感心しかけたとこで、「考える時間が欲しい、一旦捕まってくれい、おまえたち!!」
って、言ってることはわかるけど、やっぱり捕まえるのかい。そんな無茶な。


巨体から繰り出す矛の一撃はさすがに強力…ってところで、


がきん!
受け止める刃。


きゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!(ばんばんばんばん)



Z「祭囃子が聞こえてきたんで出てきた!!!」


ぎゃぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!(ごろごろごろごろ)


なにこの登場。
そしてこのセリフ。
何をどうしたら、こんなびしっと決まるわけっ!?
タイミングを計ってたかのような、この最高の登場シーンに目が釘付けです。
そしてあの悪そうな顔。
何度も見てきてますが、これはたまらない。


翌日仕事場で、若いレディから
「銀子さん(仮名)ジャンプ読んでるんですよね。ゾロめちゃめちゃかっこよくなかったですか? わたし感動しましたよ、サンジよりゾロが好きになりそうv」
と仕事中に話しかけられ、 このシーンを思い出して取り返しがつかなくなるところでした。
職場で本性出す前に踏みとどまれてよかった。大人として頑張ったよ、私。


そんな非常に危険なアップ。
あ、今思い出してもときめきが止まらないvvv
ゾロ、あんたほんと〜〜〜〜〜っうに、かっこよかったよっ!!!(魂の叫び)


そんな私の一人祭りを他所に、ノアではデッケンとジョーンズが手を組んでいました。
ん?握手の前にわざわざ手袋をするデッケン。
うーん、マトマトの能力から考えて、触ったものが的になっちゃうとかってのは安易ですかね。
まぁそうするといつ姫を触ったのかってことになりますが。
それにしても10年前って…一体いくつの姫を見初めたというのか。
年齢によってはレッドカードものですよ、デッケンさん。


さて、この二人の共通した目的はネプチューン軍を叩き潰し王の首を獲る。
つまりは竜宮王国の完全崩壊です。
デッケンは姫との結婚。(王が政略結婚させたくて邪魔してると思っている)
ジョーンズは魚人と人魚としてのプライドを捨てた王国が嫌で。
うーん…デッケンはさておき、迫害されてきた魚人たちの歴史もありますし、 ジョーンズの言ってることはわからなくもないです。
でもネプチューン王には王なりの考えがあるんだと思うんですよね。
じゃもんな可愛い王様ですが、プライドを捨てたのとは違うでしょ。
人間との間にある歴史を王たるものが忘れるわけない。
だけど、じゃあ今度は人間を支配してやる…なんてなると、結局争いは終わらないわけだし。
アーロンがそれを示してくれてましたけどね。
この深海にも人間(海賊以外も多いんですよね?観光地みたいだから)がたくさん来るようになった今、 国のトップとして人間との「共存」を考えていかなくてはいけないんでしょう。


ここでふと思い出したのが、アイスバーグさん。
彼が賢かった点は、トムさんの敵でありあんなにも嫌っていた世界政府との繋がりを深め、 その懐に入り込むことで、ウォータセブンに利益をもたらし、また直接手を下されることを防いできました。
共存というか利用ですかね。
今は魚人島もそんな形でいいと思うんですが…若い魚人たちは急進派なんだろうなぁ。


話はちょっとそれますが、ウォータセブンという町では、トムさんはロジャーの船を作ったことで白い目で見られてたけど、 魚人だからって差別はされてなかったような気がするんですよねー。むしろ「伝説の船大工」と言われてるし。
あそこは職人の町だから腕があれば種族は関係ないのかな。
ココロさんもなんたって孫がいましたからね。
輸血で血が混じるとダメとか言ってたけど、それ以上じゃないですか。
町ごとに人の考えもいろいろあるのかもしれませんね。


ココロさんといえば、30越えたら人魚は二股になるわけですが、彼女は自分の意思で人魚になったり二足歩行になったりしてました。てことは、30越えたら その辺は自分で自由にいつでもなれるってわけですか?
魚人島の人魚達…は若そうだったからマダム・シャーリー。彼女も足は人魚だったけど、じゃあ必ずしも30前ってわけじゃないんでしょうかね。
と、これは次女に言われて気づいたんですが。←よく気づく脳内9割ワンピな女子高生。


どんどん話がそれてすみません。
ともあれ敵二人が手を組んで、私としてはそんなにどうなんだと思うんですが、 彼らの部下達はその最強最悪度にわくわくしています。
能力的に厄介ではありそうですがね、まぁ2年後の麦わらの一味をそんなに知らないから好き勝手言ってられるんだってーの。べーだ(子供か)。


ああ、今週も長くなってしまった…ゾロが出てきたからと思えば本望ですが。




拍手ありがとうございました。
2月3、4、5、6、8日の各日たくさんいただきましたv
私の個人的こだわりもまじえた呟きをしてしまい、ご不快に思われた方はいらっしゃらなかったでしょうか。
ワンピがものすごい人気作品となり、ふとその熱についていけなくなったりするんですが、 それはそれとして私は私の中の熱を大事にして行こうと思います。
あれこれ嘆いたり文句言うより、もっと前向きにならなくては。
それがワンピという作品から教わったことですからv
これからもよろしくお願いします。


◆6日18時の方。
いつもありがとうございますv
時間切れのため、今回あまり詳しくお返事できなくて申し訳ありません、でも楽しく拝読させていただきましたv


>悪意を持ってるのは明らかだったし、さっさと処分するのが正解なんですよね。後でその迂闊さを誰かに注意してもらったほうがいいかも。


カリブーに関してのコメント、非常にウケました(笑)。
そうなんだよ、ちょっと迂闊だよ、船長!
おかげで拾わなくてもいい厄介ごとが降りかかってきちゃったし。
マダムには厳しく考えてらっしゃいますね。まぁ仰るように彼女も能力に振り回されてるように思います。
人魚の生きてきた辛い背景を思えば仕方ないかもしれませんが。
また何か次の未来を見るかもしれませんが、ルフィたちが絡む以上絶対いい未来になるはず。
どうかきちんと受け止め、考えてほしいですね。
それではまた。


2010/02/09




614話 「やっちまったモンはしょうがねェ」


先週の出囃子から、今週も引き続き祭りに浮かれてお届けします。(馬鹿)
タイトルからして誰の口調か丸わかり。自然口元も緩むってモンです、ふふふ。(ホントに馬鹿)
それはさておき、扉絵!


ルフィの復活を祝うフーシャ村の皆と、お怒りモードの村長さん。
毎度おなじみの光景ですが、…え!?
中心にいる赤ん坊を抱っこしたマキノさんに驚きの二度見。
この子…誰!!??
マキノさんのお子さんでしょうか。(もちろん子供がいてもおかしくない年齢です)
どちらかというと、誰かから預かってる赤ん坊…というほうがしっくりきます。 ルフィを育てた(?)実績からそう思ってしまうだけなんですが。
さぁ、この真相は明らかになるのか?
次回で場面がシロップ村とかに移ってたら、なんとももどかしいな…くぅっ。


本編。
前回、拍手から「人魚だからメガロともおしゃべりできるんじゃないですか」とか、「デッケンはシャボンつけていますよ」と 教えていただきました。
Σはっ、確かに…!(気づいたらしい)
読み返せばまさにそうなんですが、全く気づいていませんでした。特にデッケン。
ファンとしてどうかと思いますが、すでにあの辺のページはどうでもよくなってた感があります。 ゾロ登場の後だから。(きっぱり)
完全に浮かれてましたからねぇ。
2年後一発目の全員集合のカラー表紙でも、ゾロだけを見てたため、サンジの分け目にもフランキーの超ロボ化にも全く気づかなかった大ボケをかました私です。
そんな自分にもたいして反省することなく(おい)、ゾロカッコいいと呟きながら今週の感想書かせていただきます。


Z「やっちまったモンはしょうがねェじゃねェか!!!ガタガタ言うな!!!」


いきなりきた!!!祭り最高潮!!!(ばんばん)


竜宮城は大騒ぎです。麦わらの一味の喧々諤々で。
責めてるのはウソップですね。
威嚇して逃げるつもりだったと抗議しています。


U「しょうがねェで済むか!魚人島に立ち寄ってうっかり竜宮城を『占拠』ってどんな極悪海賊だよ!!」


全くだ。
言い争うゾロとウソップの周りには倒されぐるぐるに縛られている兵士達と鎖に縛られたじゃもんの王様。
あー、あの後やっちまったんですね、ゾロ…。
先週の引きの表情からしてどんな極悪海賊ですか。


Z「じゃあやられればよかったのか!?」
U「頃合で逃げようって何度も言ったろ、おれは!!」
Z「逃げ方がわからねェ上にルフィがいねェじゃねェか!!」


え、そこ!!??
言い分は完全にウソップが正しいと思うんですが、この一言にわたくし激しく反応。
ルフィ!? ゾロの行動はルフィがいないからなの!!??
よし、よく言った!(大満足)


いえ、満足なのはゾロがルフィルフィ言ってるからだけじゃなくて(8割方そうなんだけど)、極悪なことしてるから(笑)。
思い返してみれば、海賊でありながら彼らが悪いことしてるのって、不法侵入だの除けば空島で黄金盗んだくらいじゃないですか? (これだってホントはもらったようなもんだけど彼ら的には盗んだって事で)
敵でもない相手を散々にのした…のは、あー船大工相手にもやってたか。まぁいいや、私的にはゾロが悪いのはOKです(笑)。


ウソップは2年経ってもやっぱり誰よりも常識人なので、それだけに苦労が耐えません。
「宝物庫どこ?」と純真な瞳(のフリ)で迫るナミやら
「何とかなーる 何とかなーる」と歌いだすソウルキング。(面白すぎだ)
その場にいる仲間全員に全てツッコミ入れざるを得ない状況って気の毒すぎる…。


来て早々だってのに誰のせいだか、とにかくもう魚人島にはいられなくなってしまいました。
でも出て行くには、皆を集めてサニー号のコーティングを何とかして…と問題山積み。
しかもログポースの調子も悪いんですって。
左大臣(だったか)の言うにはそんな単純なログポースで新世界は渡れない…と。


えっ、そうなんですか!?
この先の海は確かに気象も何もかもがメチャクチャみたいですね。
て言うか、誰かもっと早く教えてよぉぉ。(涙)
特にレイリー&シャッキー。
そりゃ出航時はどたばたで時間なかったけど、ナミは結構早めに来てたんだから、その間「暇だからショッピング」…に送り出すんじゃなくて、 もうちょい魚人島までの航路とか新世界でのあれこれとかレクチャーしててくれたらよかったのにぃぃぃ。
この一味はいつもギリギリ綱渡りの旅をしてきてますが、それは船長が無鉄砲ってのに加え、圧倒的に持ってる情報が少ないんですって。
お願いだから新世界ではもうちょっとその辺何とかしてください、ウソップの神経のためにも。(可哀相)


そこへ帰って来た3兄弟。
ピンポーンとチャイムが鳴るアットホームな竜宮城の作りがホントに微笑ましい(笑)。
相変わらずお気楽っぽい次男三男ですが、「父上やしらほしは大丈夫か」と真っ先に心配するアカマンボの三男をちょっと見直しちゃったりv
長男フカボシ兄様が非常に礼儀正しく極悪海賊と会話をします。
ここでチャイムに応えた極悪海賊の代表は、王様の説明を引用しますと
「麦わらの一味の三刀流の剣士、懸賞金1億6千万ベリー(ちょっと上がりましたね)、海賊狩りのゾリじゃ!!」
でた、ゾリ!!(大笑)


さすがに本人も「ゾロだ!!」とツッコミます。
いや〜久しぶりに見た気がしますよ、ツッコミ入れる方のゾロ。
2年後の再会からこっち、 釣りがしたいと駄々こねてみたり(え?)、ルフィと一緒にボケかましたりと、 お茶目な可愛さばかりが強調されていたもんだから、 一味の中で毅然とした立ち位置のゾロはもう見られないのかと心配でだったんですよぉぉ。
これだよこれ!このすかさず切り返すゾロ!(ばんばん)


そして
「人質の命が惜しけりゃあ、そっちでおれ達の出航準備を整えろ」
国の王様を人質にとって、しれっと要求だす姿がなんとまぁ様になってるったら。
どうしよう、完全に悪人ですよ、悪人vv(←嬉しいらしい)
ここでゾロは非常に堂々とした、そして頭のよさげなところを見せてくれています。
何しろ今は船長たるルフィがいません。
何してるか知りませんが、とにかくルフィが戻るまでに、残った皆をまとめ無事にここを出る段取りをつけておくために 、ゾロは頑張ってます。
これぞまさしく副船長のポジションじゃないかっ!と興奮してるのは私だけですか。これもわずかな間に見える幻ですか。そんなことないですよねぇ…?


ゾロの要求は、コーティングしたウチの海賊船(この言い方好きだわv)、そして残りのクルー。
それはゾロに言わせれば
「暗黒女1人、ロボット1台、たぬき1匹、エロガッパ1匹」


・・・うわぁ、人間が一人しかいないよ;
しかもそれが暗黒女って、あんた、もうちょっとお姉さまに対して言い様はないのか。
そしてエロガッパ…いや、エロは否定しませんが(いいのか)カッパって…サンジをそんなふうに捉えてたことに言葉がみつかりません。 てか、あんたもゾロミルク(牛)だったじゃんとささやかにツッコむにとどめておきましょう。
図らずも彼のクルー感をこんなとこで見せられました(苦笑)。
これが残りのメンバーだったらどうなんでしょうね。
ブルックは容赦なく「骨」だろうし、ナミになら「強欲女」とか言いかねない…。
是非ともルフィ感を聞いてみたいものですが、それはまぁ野暮ってもんか。(ふっ)


ここでフカボシ兄様はゾロ君、と、 父と宮殿を占拠してる極悪海賊に君付けで呼びかけてきます。
しらほし姫同様お育ちのよさが見えますねぇ。本当に悪い人でないんだと思えます。それだけにこうしてすれ違うのが残念で…。
フカボシからジンベエの伝言を受け取るゾロ。
「ルフィは今ここにいねェが…おれから伝える…言え」
たったこれだけのセリフで喜び悶えることのできる自分が本当に可愛いですよ、うん。


おれから…。
おれたち、じゃなくて、おれから。
・・・・・・・・・・・・(じっくり噛み締めております。しばしお待ちください)


今週のゾロはルフィルフィと拘り続けてくれるので、非常に嬉しくてたまんないvv
やっぱりゾロはこうでなくっちゃねv
はっ、忘れてました。ジンベエの伝言でしたね。
それは2つ。
「ホーディと戦うな」
「海の森で待つ」
今のゾロにはなにがなにやらですが(そもそもジンベエを知らんだろうに)、 一刻も早くルフィをつかまえて伝言を伝えてあげてください。口移しで。(←変な意味ではございませんよ、念のためv) それにしてもホーディと戦うな…ってのは意味深ですね。
彼の強さがどうこうってより、ホーディの背後にある何か、なんでしょうか。彼の背負ってるものとか過去の何かとか何かとの関係とか。 何かが多くて恐縮ですが、わかんないことだらけなもんで;


そしてここで明らかになる魚人島におけるジンベエ親分の人望の厚さ。
誰も彼もが親分への義理を口にしており、この島のためにジンベエがどれだけのことをしてきたのかが伺えます。
あああ、ジンベエがいてくれさえしたら事態はもっとスムーズだったのに…と思います。
物語の進展とかもうイイから。お願いだからもっと楽に旅させてよー、と思うのは、私が若くないからでしょうねぇ。(つくづく) だってホントに見ててハラハラしっぱなしなんだもん。


場面は下のサンゴが丘。
そうです、ここにはまだ治療中のエロガッパと付き添うたぬきが残っています。(失礼すぎ)
魚人たちは竜宮城占拠の知らせにやっぱりと大騒ぎ。
マダムの占いや人魚の誘拐が絡んでいますからね。そこにさらに極悪の上塗り。
ま、ゾロに取っちゃ望むところでしょうがv(あくまでもゾロ贔屓のゾロ視点)
ただ「本当にいい人たちに見えたのに…」と悲しそうな人魚ちゃんを思うと切なくなります。
貴女の目は間違ってないんだよー、ううう。
いずれはちゃんと誤解も解けてまた仲良く遊べますように。


警備隊がマーメイドカフェの裏に来ました。2人を捕らえる為に。
そこへ
「柔力強化(カンフーポイント)!」
と、病み上がりのサンジを守って戦うチョッパー。
2年の間に覚えた新しい力でしょうが、 おいおい、すでにトナカイを超えて何か違う生き物になってるぞ;;


やってきたサンジはチョッパーに問います。
仲間たちの待つ竜宮城。
で、重要なのはこっから。
S「竜宮城って場所にいるのか、つまり人魚姫さ」
ええ、彼にとっての最重要事項です。
S「じゃ行く、 死んでも」
ええ、最重要事項です。何度でも言います。サンジの最重要事項…


C「懲りろお前!美女だったら即死だぞ!!」
もっと言ってやっていいと思います。
そして場合によっては治療を打ち切っても良いかも知れませんよ、チョッパー先生。


硬殻塔ではルフィが姫を外へ誘っています。
10年もこんなところにいて自分だったらきっとおかしくなっているだろうから。
ルフィは本当に素直な気持ちで、姫が可哀相だと思うんでしょう。
だから、自分がいつも感じているような、楽しいことをさせてあげたいんです。
でも姫は、自分の立場をちゃんとわかっています。
守ろうとしてくれている父を始め皆の気持ちがわかっているから、自分のワガママを口にすることは出来ないんです。
でもここにいるのはワガママの塊のルフィです。
最もワガママには常に責任がついて回るんですけどね。そしてルフィはそれをちゃんと分かっています。
姫のワガママを通させてあげたいというのは、あくまでもルフィのワガママ。
だからルフィは何をおいても姫の身を守るんです。
それくらいの強い覚悟を持って、でも実にさらっと
「メシのお礼だ、おれがついていくから」
そう姫に言ってのけるんです。
ああああ、オトコマエすぎだぞ、船長!!!


そんなルフィに姫は、ずっと行きたかった場所を口にします。
それこそが「海の森」
おーっ!!!
何と言う偶然…じゃないよね。
ジンベエも待っているというそこは、絶対魚人たちにとって何かある場所なんですよ。
そうですねぇ、亡くなった者たちの魂があるといわれてる場所ってのはどうです?
だから姫はお母様に会いたくてとか。(←勝手に殺してる;;)
まぁ、いつもの当たらない予想です。この辺は読み流してください。


「なんで行きてェ場所言うだけで泣くんだ、めんどくせー奴だなー」
でもこれはずっと気持ちを抑えてきた姫にとって必死の思いで口にした言葉なんだよ。
ここにいるのはあの大雑把なゾロじゃないんだから。
もー、船長ったら、その辺まだまだ女心の機微をわかりません。(そこがいいんだけどなv)


めんどくせーなんて言うからまた泣かれて、それでも「あ〜〜わかった悪かったよ」と頑張って取り成そうとしてる様がちょっと可愛かったりして。
今までは、末っ子とか弟って風にやりたい放題のルフィでしたが、しらほし姫といるとどこかお兄ちゃんぶってるように感じるのは私だけですか?
エースがちびルフィに泣き虫とか弱虫とか怒りつつ、でも決して見捨てなかったように、 姫にも言いたい放題なくせに、結局すごく気遣ってるルフィ。
そんなとこにもルフィの2年間の成長を見たりしてしまいます。
エースの死から、いろんなものがルフィの中で、ぐちゃぐちゃに融けて混ざってこなれて、 そして今のルフィになったんでしょうね。


また話がそれました。
竜宮城に、轟音が響き渡ります。
何かがぶつかる音。
それは彼らが聞きなれた、何かを投げてくる音。
「海賊たち、姫の安全を確かめて来いっ!」
初めて聞く王様の激しい口調です。
Z「なんで人質に命令されなきゃならないんだ!」
おい、ゾリ(←)。とことん悪人なのは好きだけど、そこは黙って聞きなさい。
「しらほしはわしの一人娘じゃもん、何かあったら海溝の果てまで追いかけるぞ!」
この今までの穏やかなじゃもん王様から一転した必死なセリフに、王様の姫への愛情となんとしても守ろうとする思いが感じ取れます。
いや、それを他所に今まさに連れ出そうとしてる輩がいますけども。
様子を見にブルックと(パンツ目的;)、塔の護衛を預かっている右大臣が走ります。
「サンジさん、お先に失礼します〜〜ヨホホ〜」って、人魚姫はパンツはいてないけどね〜。


「海の森にずっと行きたかったのです」
手にチョコンとルフィを乗せた姫が語ります。
「ルフィ様、本当にわたくしをつれだしてくださるのですか。
本当にわたくしを守ってくださるのですか」
なんだかメルヘンな童話を読んでいる気がしてきました。
塔に閉じ込められた美しいお姫様。
そこに迷い込んだ旅の若い男。
おお、舞台はばっちり(笑)。


L「ああ任しとけ、大丈夫だ」
しかも最っ高の笑顔!!
こんな力強い顔見せられたら、どこまでだってついていきたくなります!
L「ホント泣き虫だなお前、弱虫だし」
また言ってる。
昔さんざんエースに言われたお返しをここでしているような気もします。(笑)
姫を連れ出すのはいいんですが、何しろ体の大きな姫。すぐさま見つかってしまうでしょう
L「だからおれにい〜〜い考えがあるんだ」
でた。
ルフィがこの顔でい〜い考え、って言うときにはまずロクな案じゃありません。
覚悟はいいか、姫。


塔に着いたブルックと右大臣、二人が見たのは、壁に激突して血まみれの人間たちでした。
飛んできたのは人間の海賊たち。
これはもちろんデッケンが飛ばしてきたわけですが、えーと、つまり今さっき手を組んだばかりのホーディの部下…てか部下になると言わされてた、 人間の海賊たちってことでしょうか。 さすが人間には容赦ないですね。


ともあれ、今まで侵入不可能だった竜宮城の内部に敵兵。
しかも最強と謳われるネプチューン軍&3兄弟は城の外。(誰のせいだか)
これは非常にまずい状況です。
なんて思うんですけどね。
でもこの程度の相手なら、ゾロたちの敵じゃありません。
こんなのゾロ一人だってあっさり倒しちゃうはず…なんだけど、何か嫌な感じだな。
ホーディとデッケンの企み(まさにこの言葉が似合う展開)がじわじわと覆ってきてるようで。 この先どんな形で攻めて来るんでしょうか。
まぁとりあえず、麦わらの一味が占拠したことで、王宮は却って安全なんじゃないですか?


そんな状況なんて知ったこっちゃありません。
船長はいつでも船長です。
L「攻撃の音がやんだ。いくぞ弱虫!」
って、メガロの腹の中に姫〜〜〜〜〜!!!???
ほらやっぱり、ルフィの「い〜い考え」だもん;;;


可哀相なくらい目いっぱい膨らんだメガロ。
彼はメガマウスですかね?
メガマウスってのは、
「ネズミザメ目メガマウス科 古い形態を保ったサメで現代に繁栄しているサメの形態とはかなり異なる点が多い。 深海に住み口は大きくプランクトンを主食とする。捕獲例は41例のみ(Wikpediaから抜粋)」


口が大きいらしいから姫も何とか飲み込めるでしょうが、でもこれってどちらにも最悪な作戦では…;;
当の本人はシャボンを被り、メガロに乗っかり、ご機嫌。
「いけェ、サメ〜〜〜〜〜!!海の森まで〜〜」
うんうん、可愛いからいいよ。(いいのか)
ブルックたちがそんな彼らを見ちったところで今週は終わり。


次は海の森でしょうか。
ルフィはちゃんと姫のナイトでいられるのか。
ジンベエとは再会できるのか。
そして、 ゾロはちゃんとルフィに伝言を伝えられるのか。(あ、先にジンベエに会われたらゾロが伝える意味がないぃぃっ)



◆拍手ありがとうございます。
2月10、11、12、13、14、15、16日の連日、辺境地にある当サイトにしては多くの拍手をいただきました。
リンクを繋いでくださったお友達のよちえさまのブログから お越しくださった方も多いのでしょうか。
とことんゾロ贔屓、でもなるべく偏らずというモットーの下、要はゾロに偏りつつ言いたい放題自分が楽しく書いてる感想です。(わけわかりませんね;)
少しでも楽しんでいただけたら何よりです。
現在は祭り中のため、文もはじけておりますが、いつもこんな感じです。よろしくお願いします。
そしていつもお越しくださっている方も、ええ、ご存知でしょうがこんな感じです(笑)。これからもよろしくお願いします。



◆10日22時の方
こんにちは、楽しみとのお言葉ありがとうございますvv
『たぶんメガロは話せないけど、姫は人魚だからケイミーが魚の群れと話してたみたいにメガロの言葉がわかるんじゃないですかね^^?』
最初にも書きましたが、確かにそうです;すっかりゾロに目がくらんでいたので、そこまで頭が回りませんでした…と当然のように言い訳してみたり;
ケイミーはちっちゃい魚しか呼べていませんでしたが、姫クラスならサメたちとも仲良く出来そうですv
でも10年間お友達がたった一人ってのも可哀相ですよね。同じ年頃の女の子も連れてきてあげれば良いのに…
Σはっ、もしかしてメガロは女の子だったとか!?
すみません、また馬鹿な妄想が止まりません(笑)。
コメントありがとうございましたv


◆11日 にょろさん
こんにちは、こちらからもメッセージありがとうございますv
貴女なら絶対ゾロで叫んでくれると固く信じておりました(笑)。
『ゾロが出てきたー!!ぎゃー!!!』
って、一体何を見たんですか(大笑)。でも私も同じ反応でした〜v
心配事耐えませんね。
もうルフィ、ちょっとはおとなしくしててーって、つい心配してしまうこれって老婆心なんでしょうかね;
ゾロは…きっと大丈夫でしょう、極悪人だから(笑)。
ルフィのナイトっぷりにも期待しつつ、次回を楽しみにしてましょv
またよろしくお願いします。


◆13日23時の方
いつもありがとうございます!
今回の魚人島編はだいぶ長くなるんじゃないかと私は思っています。
魚人&人魚と人間の関係(要は差別)って、遡ってかなり昔からの問題なんですよね。
直に出てくるだろうこの物語の根幹(失われた黒?歴史)にも関わってくる気もしますし、フィッシャー・タイガーのこともありますし、 そう簡単には解決しないだろうなと。
と言うか、全部万々歳じゃなくても、ある程度はすっきりした形で解決しなくてはルフィたちが ここに来た意味もないのかもしれません。なんたって少年誌ですから。
なるほど、だから今回の扉絵連載で他の情報を読者に入れてくれると。(ぽん)
キャラが増えるのは楽しい反面、どうしてるかなーって気になっても描いてもらえないキャラが多くなるってことですもんね。
いろいろ描いてもらえたら嬉しいです。バギーとかバギーとかバギーとか(笑/いや彼はもっと本編の重要なとこで出てくるかな?)。
新聞記事はよく読み取れなかったので、大変参考になりました。
ワポメタル?これってワポルが発明した金属とか?それだったらすごいですねー。政府の重要人物になってたらどうしよう、うわ。
『本当にこの人はファンタジスタのくせに、戦場の一番重要なところでは迷わず来るんですから、一体どういう方向感覚持ってるんでしょうか。 きっと彼の方向感覚はONE PIECEの永遠に解けない謎の一つになるに違いない、と思います』
そうなんですよ!
一番のタイミングで一番カッコいい状況で飛び込んでくる。
これはもう…生まれもった星?(笑)
少しくらい謎があってもいいですよ、だからこそのファンタジスタvだからこそのゾロvv(まずい、興奮してきた)
こうなると方向音痴の設定は美味しいって思いますね、ふふ。
この先の波乱にはドキドキしますが、それだけに楽しみです。
いつもながらの楽しいご意見ありがとうございましたv


◆15日16時の方
いつもお越しくださってるとのお言葉嬉しいですv
『(^^)早くまたゾロがルフィに会えますように・・♪』
ああ、ご同志…(がしっ)
今はすれ違ってばかりですが、この耐える思いがやがての再会の喜びに繋がるかと思うと…あああv(馬鹿)
その時のはっちゃけた感想をどうかお楽しみに(笑)。 コメントありがとうございましたv



2011/02/19




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