「あれ、ゾロの奴どこ行ったんだ?」
ルフィはきょろきょろと辺りを見回しましたがゾロの気配はありません。
確かさっきまでは甲板でダンベルを振り回していました。
いつ終わるのかなあ、終わったらゾロと一緒に遊ぼうと待っていたのに
ぽかぽかと気持ちのいい陽射しにいつの間にかルフィは眠ってしまったようです。

うたた寝する前はまだ遠くに見えた島にも今はすでに接岸し、
いつもうるさいくらいの船内は昼間だと言うのに静まりかえっています。
ゾロ、サンジ、ナミ、ウソップ、チョッパー、ロビン
仲間のみんなはどこへ行ったんでしょう?
ルフィを置いて上陸してしまったんでしょうか?


「ちぇっ・・・、みんな起こしてくれりゃいいのに・・・」
ぶつぶつ呟きながらルフィは帽子を被りなおしました。
「うーん、どうしようかな?」


一人残されてしまったルフィ。さあどうする?





キッチンの方から音がするな

もうちっと甲板を探してみるか

誰か倉庫にいるかもしれないぞ