倉庫のドアを開けると、そこにはチョッパーがいました。
薬や実験器具などのチェックをしているみたいで
「やあルフィ起きたんだな」
入ってきたルフィにメモを取る手を止めてにっこりと笑いかけてきました。
「ゾロならさっき船を下りて出かけたよ」
やっぱりゾロは先に行ってしまったようです。
せっかく鍛錬が終わるのを待ってたのにと、ルフィはちょっと面白くありません。
「あ、でもゾロはすっごくルフィのこと気にしてたぞ」
むっとしたルフィにマズイことを言ったと悟ったのでしょう、
チョッパーが慌ててフォローに走ります。
ゾロはルフィを起こそうとしてたけど、ナミによく寝てるからと止められたとか
気にしいしい下りていくから散々サンジにからかわれてたとか
身振り手振りを交えて熱弁を振るうチョッパーに、ルフィも可笑しくなってきました。
「大丈夫だ、チョッパー、別にオレ怒ってねえから」
ルフィの言葉にチョッパーがほっとしたように笑いました。
さあ、ルフィ、次はどうする?
もう少しチョッパーと話そう
やっぱキッチンが気になるぞ
うーん、甲板に誰かいるかな?